『キングダム』年表！あれは何巻？最新72巻まで信の年齢、西暦、出来事の全て

『キングダム』を読んでいると「この時信は何歳なんだろう？」「この出来事は何年なんだろう？」

どうしてもこんな疑問が浮かびますよね。

1巻ごとの出来事、西暦、信の年齢をすべて一覧にしてみました。

「あれは何巻だっけ？」と調べるのにも便利です。

いっしょに『キングダム』の沼にハマりましょう！

『キングダム』王弟反乱【1巻 – 5巻】

王弟・成蟜（せいきょう）による反乱がおこり、下僕の少年信も事件に巻き込まれていく。

1巻 紀元前248年ごろ 信10歳位

信、城戸村の里典の納屋に連れてこられる。漂と出会う。
漂と信は天下の大将軍を夢見て木の剣で稽古をする。

1巻 紀元前245年 信14歳、政15歳、河了貂12歳位？

王弟・成蟜（せいきょう）による反乱が起こり、漂は秦王・嬴政（えいせい）の替え玉として昌文君に連れ去られる。
しかし、漂は信に政と剣を託して絶命する。
信、黒卑村で政と出会う。
朱凶を倒し、河了貂（かりょうてん）を案内に昌文君との合流地点『穆公（ぼくこう）の山荘』へ。

嬴政（えいせい）の生年月日は紀元前259年2月18日です。

2巻 紀元前245年 信14歳

信とムタとの戦い。
穆公（ぼくこう）の山荘で、壁（へき）から漂の最期を聞く。
政、昌文君、壁、信、河了貂ら、山の王に会いに行く。

『キングダム』2巻おまけマンガ　『信・漂・ムタの茶店』

3巻 紀元前245年 信14歳

秦王・嬴政、山界の王・楊 端和（ようたんわ）と同盟を結ぶ。
信、馬に乗ることを覚える。咸陽の王宮へ。

『キングダム』3巻おまけマンガ　河了貂の『キングダム』講釈！ざっくり時代編！

4巻 紀元前245年 信14歳

信とバジオウで左慈､ランカイを倒す。

4巻おまけマンガ　『たんわ様　山界統一伝　vs三つ目族編』

5巻 紀元前245年 信14歳

バジオウとシュンメン、竭氏（けつし）を討つ。
信たちは王宮前で戦っていた政、楊端和と合流。
政、王騎に中華統一を宣言。
反乱鎮圧後、信は身分と家を手に入れ、啓村で河了貂と暮らし始める。
王弟の反乱はなかったものと隠された。

『キングダム』蛇甘平原の戦い〔魏〕【5巻 – 7巻】

身分を手に入れた信の初陣。
初陣とは思えない戦いぶりに惚れ込んだ仲間たちは、のちの飛信隊の中核メンバーになっていく。

5巻 紀元前245 信14歳

信の初陣・蛇甘平原の戦いで、初めての伍のメンバーは尾兄弟、澤伍長、羌瘣（きょうかい）。
千人将・壁との再会。

5巻番外編：黒卑村回想（河了貂と祖父）
この記載で河了貂の年齢は信より若干下、と分かります。

5巻番外編2！今回はテン押し！分身の術
お蔵アルバム

6巻 紀元前245年 信14歳

信たちの伍は千人将・縛虎申（ばくこしん）の隊に入る。
信、敵の千人将を討つ。
信と羌瘣、魏の装甲戦車隊と戦う。
縛虎申対宮元（きゅうげん）の戦い。
6巻巻末おまけ：河了貂

7巻 紀元前245年 信14歳

縛虎申対宮元。
羌瘣が伍の仲間を守り、その強さを見せる。
王騎将軍現れる。
信、王騎に借りた馬で朱鬼・麻鬼に向かい、麻鬼を討つ。
麃公対呉慶（ごけい）一騎討ち。
信はこの戦の活躍で百人将に取り立てられる。

7巻 紀元前245年 信14歳

宮女・向、心の伽を誓う

7巻あとがき
『キングダム』登場人物　能力紹介

『キングダム』秦王暗殺計画【8巻 – 10巻】

呂不韋が裏で糸を引き、秦王・嬴政（えいせい）の暗●を企てる。

8巻 紀元前251年 政9歳（趙）

昌文君、人質として趙で暮らしていた政を、秦に脱出させる。
女商人紫夏（しか）、亜門、江彰が命がけで政を守り、政は人の心の温かさを知る。

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8巻 紀元前245年 信14歳

信、甲冑を買いに市に行くが、売ってもらえない。
田有（でんゆう）と偶然会い、甲冑が手に入る。

昌文君の家来が１５人も暗殺される。狙いは大王・政。
暗殺部隊は号馬（ごうま）、堅仙（けんせん）、赫力（かくりき）、朱凶（しゅきょう）、蚩尤 （しゆう）。
しかし、肆氏（しし）は王宮に信を送り込んでいた。

8巻おまけマンガ　『向と陽』『信とテン…と甲冑』

9巻 紀元前245年 信14歳

羌瘣（きょうかい）は大王の刺客で、信に刃を向けるが、寝返って刺客たちを一掃してくれる。
蚩尤（ しゆう）とは？
羌象との別れとなってしまった祭（さい）とは？

この年、羌象15歳、羌瘣13歳と書かれています。

9巻おまけ　　『女歩兵羌瘣の夜』　
9巻おまけ２　『向ちゃん　陽ちゃん』

10巻 紀元前245年 信14歳

呂不韋が『呂氏四柱』を引き連れ王宮に現れる。
暗殺事件の黒幕は自分だというが、政は冗談として流す。
河了貂、 軍師を目指す。

羌瘣、 信の家に泊まり、魏に仇討ちに行くことを告げる。
信、渕（えん）の案内で王騎のもとに修行に行く。

10巻おまけ　シュンメン～鳥牙族最強の男～

『キングダム』馬陽防衛戦〔趙〕【11巻 – 16巻】

11巻 紀元前244年 信15歳

秦、韓へ出兵。ところが趙が秦に攻めてくる。
趙軍副将・万極将軍の恨みは深い。
秦国は王騎を将軍に立てて10万人の強制徴兵で迎え撃つ。
戦場の馬陽は、王騎の婚約者であった六将・摎 （きょう）が倒れた場所。
王騎は9年前の龐煖（ほうけん）との戦いを回想する。

11巻おまけ１　百人隊行軍中
11巻おまけ２　百将　信の悩み

12巻 紀元前244年 信15歳

河了貂と蒙毅、山城跡で戦場を観察、蒙武の戦いぶりを見る。
王騎、信に馮忌（ふうき）将軍を討つよう指示。
信、馮忌を討つ。

12巻 おまけ：向ちゃん　陽ちゃん

13巻 紀元前244年 信15歳

「飛信隊の信」の名が戦場に広まる。
王騎将軍が飛信隊の野営地にねぎらいに来る。
馬陽攻防戦２日目：蒙武対李白
３日目：蒙武対李白、公孫龍
４日目：全軍、趙本陣へ
李牧登場、趙本陣後退
龐煖（ほうけん）が秦の野営地に現れる。

13巻 おまけ：奮戦！宮女　陽

14巻 紀元前244年 信15歳

龐煖（ほうけん）対羌瘣
龐煖対信
飛信隊退却。
尾平、尾到命がけで信を救出するが、尾到死亡。
王騎、渉孟（しょうもう）を討つ。

15巻 紀元前244年 信15歳

5日目：蒙武軍分断作戦
王騎対龐煖（ほうけん）
騰ファルファル攻撃

15巻 おまけ：羌瘣VS…羌識、羌礼登場

16巻 紀元前244年 信15歳

摎 （きょう）の物語
李牧の伏兵現る
王騎対龐煖（ほうけん）、魏加の矢により王騎敗れる
信、魏加を討つ
王騎たち脱出に成功

信、王騎の矛を受け継ぐ。
王騎死亡。

16巻 おまけマンガ：15巻おまけの続き

『キングダム』山陽平定戦〔魏〕【17巻 – 23巻】

17巻 紀元前242年 信17歳

信、三百将になる。
李牧、秦趙同盟のため咸陽を訪問。宴の席で信に会う。
王賁･玉鳳隊との出会い。
太后の後宮勢力をめぐる、政と呂不韋との争い。

この記事の年齢の記載は、王騎の死後1年半、紀元前242年・信17歳が根拠となっています。

17巻 おまけマンガ：－第一回飛信隊　力比べ大会ー

18巻 紀元前242年 信17歳

太后の過去
向　呂不韋と太后の密会を知り、刺される

蒙驁(もうごう)将軍の元、魏・山陽攻略戦始まる。
蒙恬（もうてん）・楽華隊との出会い
信・略奪・蹂躙をしている千人将乱銅を斬る
魏・廉頗（れんぱ）将軍登場

18巻 おまけマンガ：－飛信隊　力比べ大会のつづきー

19巻　紀元前242年 信17歳

信と同じ下僕出身の郭備(かくび)千人将が斬られた。
廉頗（れんぱ）四天王･輪虎（りんこ）の仕業だった。
蒙驁(もうごう)将軍、飛信隊の野営地を徘徊、信に出会う。
臨時の千人将へ昇格。郭備隊を吸収。
王翦（おうせん）、桓騎（かんき）二人の副将登場

20巻　紀元前242年 信17歳

魏・玄峰将軍を信、王賁討てず
山陽攻略戦2日目　王翦対魏・姜燕（きょうえん）

4日目　桓騎　玄峰を討つ
5日目　楽華隊・玉鳳隊・飛信隊三隊で輪虎を討つ

巻末『登場人物能力紹介』に、20巻時点で、信17歳、羌瘣16歳と書かれています。

21巻 　紀元前242年 信17歳

信、王賁二人がかりで輪虎を攻める
王翦、壁をおとりに使う
夜、羌瘣は羌族に伝わる秘薬で信の傷の手当てをしてくれる
6日目　廉頗　蒙驁将軍を狙い、砦に攻め込む。

22巻　紀元前242年 信17歳

廉頗　蒙驁将軍の砦を攻略
信、輪虎を討つ
羌瘣、限界まで戦い、女であることがバレる
蒙驁対廉頗　　蒙驁　右腕を失う

信、廉頗の一撃を止める
桓騎　白亀西を討つ

22巻 おまけマンガ：－『向のキズ』ー

23巻　紀元前242年 信17歳

廉頗、負けを認め、戦は終了。
信、廉頗に「中華統一」で自分の勝ちと約束し、輪虎の剣を貰う
蒙驁勝利を宣言
羌瘣の旅立ち
廉頗、魏から追放される
信、論功行賞で千人将に
河了貂軍師として飛信隊に入隊　推定年齢15、6歳
山陽広域戦に勝利
昌平君、山陽の地を「東郡」と名付ける。

23巻 おまけマンガ：－山陽戦の後日談ー

『キングダム』合従軍襲来〔六国〕【24巻 -34巻】

24巻　紀元前242年 信17歳

趙・李牧、龐煖（ほうけん）を将にして燕を攻める
燕・劇辛将軍、龐煖に討たれる
信、楚の千人将、項翼、白麗と出会う
呂不韋、太后に嫪 毐をあてがい、勢力を太らせる
政、弟・成蟜（せいきょう）に協力を頼む
昌文君、左丞相となる
飛信隊、東金城へ行く道中徐を韓軍から救う
李牧と春申君の密談に出くわす
向、懐妊
南虎塁（なんこるい）に楚襲来。

24巻 おまけ1コマ：『大スクープ！』

24巻 おまけマンガ：陽ちゃん向ちゃん～アダルト編～

25巻 紀元前241年 信18歳

合従軍秦を攻める
呆然とする側近を大王・嬴政（えいせい）自らが鼓舞する
蔡沢（さいたく）斉の王建王に合従軍離脱を依頼
国門・函谷関で合従軍を迎え撃つ。
楚・汗明の開戦宣言

25巻 おまけマンガ：『羌瘣一人旅』

26巻 紀元前241年 信18歳

【函谷関1日目】
麃公対趙・慶舎
信対趙・万極
魏・呉鳳明、函谷関に井闌車をかける。
桓騎、井闌車に油をかけ火矢で焼き払う
蒙武・騰連合軍対楚軍
26巻 おまけマンガ：『軍師学校のホープ』
王賁・蒙恬対楚・項翼・白麗
項翼、莫邪刀（ばくやとう）を出す
騰、楚・臨武君を討つ

27巻 紀元前241年 信18歳

【函谷関1日目】
信・趙の『長平の呪い』万極を討つ。
河了貂、信キスシーン
麃公将軍、信の野営地に激励に来る
【函谷関2日目】
楚軍・媧燐将軍登場
王翦対燕・オルド
【函谷関3日目以降消耗戦】
【函谷関７日目】
韓・成恢、張唐に毒矢を射る
【函谷関15日目】
全力開戦

27巻 おまけマンガ：『テンのカブト』

28巻 紀元前241年 信18歳

【函谷関15日目】
蒙武斜陣がけ・楚汗明軍
楚・媧燐の戦象
騰、王賁、蒙恬を抜擢、5000人を率いさせる
桓騎、函谷関の井闌車を伝って敵地へ。
張唐、韓・成恢を討つ。
王翦対オルド

28巻 おまけマンガ：『狼牙がゆく』

29巻 紀元前241年 信18歳

【函谷関15日目の午後】
蒙武対汗明

29巻 おまけマンガ：『狼牙がゆく2』

30巻 紀元前241年 信18歳

【函谷関15日目の午後】
媧燐、函谷関の裏を取る
王翦が駆けつけ函谷関の危機を救う
30巻おまけマンガ：『カクビ』兵
【函谷関18日目】
李牧咸陽に迫る
【函谷関20日目】
麃公軍、飛信隊李牧軍を追う
龐煖（ほうけん）現れる
麃公、信に盾を与え、咸陽へ向かうよう指示
麃公、龐煖に討たれるが、龐煖の左腕を折る。
壁、信を抑えて咸陽へ。
政、蕞(さい)での戦いを決意、後宮の向に出陣を告げる。

31巻 紀元前241年 信18歳

政、玉座を成蟜（せいきょう）に託し蕞(さい）へ
政、蕞で演説
李牧、蕞を攻める

31巻 おまけマンガ：『悪夢』

32巻 紀元前241年 信18歳

【蕞2日目から】
李牧に大王・嬴政がいることを知られる
【蕞6日目】
政の存在と軍師・介億の力で持ちこたえる
【蕞7日目】
一度は李牧軍に城門を破られるが、山の民の援軍で李牧は退却を迫られる

龐煖と楊端和が戦わないよう、自ら龐煖に向かう信

32巻 おまけマンガ：『しんせいじょうの歯』

33巻 紀元前241年 信18歳

信対龐煖
李牧　全軍退却
合従軍函谷関より全軍撤退、斉を目指すが、蒙武の追撃により解散
楊端和「黙って貴様らは敗者として名を刻め」
論功行賞・信『特別凖功』を受け、ついに三千人将になる
趙・羌瘣の仇討、幽連と戦う
33巻 おまけマンガ：『クイーン　端和様』

34巻 紀元前241年 信18歳

羌瘣、趙での仇討を成し遂げ、飛信隊に帰還。
大将軍になること、信の子を産むことという、二つの目標を発表。

『キングダム』王弟謀反編【34巻 – 35巻】

政の加冠の儀を前に、呂不韋は罠を仕掛ける。

34巻 紀元前240年 信19歳

蒙驁(もうごう)、蒙恬と信に『蒙恬と信と王賁、三人で一緒に高みへ登れ』と言葉を与えて死去。
蒙武、父との思い出に献杯。
向、大王嬴政（えいせい）の子を産む。
王翦、桓騎、魏を攻める。このあと七国ともに国内政治に注力。
呂不韋、私邸で大宴会を開き精力の取り込みに動く。
大王側は成蟜（せいきょう）が精力的に活動。

34巻 紀元前239年 信20歳

呂不韋が趙国大臣・郭開に賄賂を贈り、秦に出兵させる。
王弟成蟜、妻の故郷・屯留へ出陣。
屯留では呂不韋の手下・蒲鶮（ほかく）が成蟜の反乱を偽装

35巻 紀元前239年 信20歳

咸陽では政が成蟜の反乱に不審を抱き、壁（へき）将軍と信を鎮圧に向かわせる。
成蟜、牢から脱出し、蒲鶮を討つが、負傷のため死亡。
王への協力を妻・瑠衣に託す。
反乱軍鎮圧。
政、瑠衣、信の結束。

『キングダム』著雍（ちょよう）攻略戦〔魏〕【35-37巻】

35巻 紀元前239年 信20歳

信、王騎の矛を使い始める。

秦・騰将軍対魏・呉鳳明将軍が著雍で対戦。
信は屯留反乱軍鎮圧により四千人将になっていたため、千人将・羌瘣の隊と合計五千人で参戦。
五千人将王賁、王翦の援軍を考えている騰を止め、録鳴未隊、玉鳳隊、飛信隊三隊での同時刻攻撃を企てる。
魏軍の将は魏火龍・霊鳳（れいおう）、凱孟（がいもう）、紫伯（しはく）と判明。

36巻 紀元前239年 信20歳

魏火龍・凱孟（がいもう）、信に勝負を挑む。
羌瘣が背後を取ったことと、軍師河了貂を誘拐したことで、勝負半ばで中断。
【著雍2日目】
河了貂と魏・荀早（じゅんそう）人質交換。
玉鳳隊　対　魏・紫伯（しはく）
紫伯の過去、妹季歌（きか）

37巻 紀元前239年 信20歳

【著雍3日目】
玉鳳隊王賁、紫伯を討ち取り、呉鳳明本陣へ（兵3,000）
飛信隊信、凱孟（がいもう）を受け流す間に羌瘣呉鳳明本陣へ（兵2,000）
録鳴未隊呉鳳明本陣へ（兵8,000）
三点同時刻攻撃成功。
信、霊鳳（れいおう）を討つ。
呉鳳明撤退。
著雍の戦いは終結、要塞化に着手。

『キングダム』嬴政加冠編【37巻 – 40巻】

37巻 紀元前239年 信20歳

飛信隊、著雍の要塞化に尽力。
一方趙では李牧、慶舎、カイネ、傅抵(ふてい)の四人が、秦王・嬴政の動向を窺っている。
咸陽では呂不韋、政の前に二年ぶりに姿を現した太后が、山陽・著雍を貰い受けに来る。
山陽長官に嫪毐（ろう あい）を推す。
李斯（りし）は嫪毐と太后が暮らす雍（よう）に朱凶を送り込み探らせる。
朱凶はふたりの間に子が二人もいることに驚くが、この情報を持ち帰る前に、ムタに似た人物に毒矢で倒される。
呂不韋、『呂氏春秋』を編纂。
太后・嫪毐『太原（たいげん）』に人を集め、『毐国（あいこく）』建国宣言。

38巻 紀元前239年 信20歳

『毐国（あいこく）』建国の地盤を固め、楚に秦を攻めさせる。
呂不韋、毐国を訪れ、太后に別れを告げる。
山陽での論功行賞で騰将軍、秦国二人めの『大将軍』となる。
王賁、信、五千人将となる。羌瘣三千人将となる。

38巻 紀元前238年 信21歳

『毐国（あいこく）』は列国の中でますます存在感を増して行く。
太后と嫪毐のエピソード
楚の手先であった大臣・虎歴にそそのかされ、『加冠の儀』を狙って咸陽への挙兵が決められてしまう。
秦の古都・雍の蘄年宮（きねんきゅう）で加冠の儀が行われる。
反乱軍函谷関を通過との知らせに動じることもなく、加冠の儀は執り行われた。

38巻 おまけマンガ：『天幕（テント）』

39巻 紀元前238年 信21歳

河了貂が昌平君からの暗号文を読み解き、飛信隊のうち1,000人は咸陽へ。
蕞(さい)の民兵10,000人も参戦。
昌平君の近衛兵も参戦。
雍・天備宮で政と呂不韋の問答が始まる。
呂不韋は金が天下を作ったと言い、金を使って国を治めると言う。
瑠衣、政の周りに紫の光を見る。
政「人の持つ本質は光だ」。

39巻 おまけマンガ：『天幕（テント）つづき』

40巻 紀元前238年 信21歳

樊於期（はんおき）の息子・樊琉期（はんるき）が後宮に侵入。
陽が向と麗をかばう所へ信が来て危機一髪助け出す。
昌平君の『包雷』を河了貂が完成させ、昌平君戎翟公（じゅうてきこう）ワテギを討つ。
大王・政の完全勝利。
反乱軍は桓騎軍に敗れ、嫪毐（ろうあい）は咸陽で車裂きの刑に。
樊琉期（はんるき）も処刑。

41巻 紀元前238年 信21歳

政・信に15年で中華統一と六大将軍復活を語る。
楊端和衍氏城を陥とす。
楚国・春申君暗●。媧燐、李園とともに宰相になる。

『キングダム』黒羊編〔趙〕【41巻 – 45巻】

41巻 紀元前237年 信22歳

次の戦場は趙・黒羊丘。趙軍大将は慶舎と紀彗、秦軍大将は桓騎。オギコが伝令に現れる。

尾平と那貴、隊員交換を行う。
【黒羊1日目】
樹海の中5つの丘の取り合いが始まる。
飛信隊に紀彗軍の馬呈・劉冬。
桓騎軍は慶舎本軍と当たり、両者苦戦。

42巻 紀元前237年 信22歳

ゼノウ、雷土『火兎（かと）』を鳴らして退却。
逃げながら趙軍の砦に火を放つ。
羌瘣、劉冬を襲うが自身も傷つき集落で手当てを受ける。
【黒羊2日目】
飛信隊渡河作戦、渕副長の活躍。
桓騎軍副長黒桜、紀彗軍の士気を見て退却。

42巻おまけマンガ『進軍　飛信隊！』

43巻 紀元前237年 信22歳

羌瘣、集落の長に手当てを受ける。
【黒羊3日目】
桓騎動かず
黒桜、紀彗に尋常でないものを感じる。
羌瘣、『離眼の悲劇』について聞く。
【黒羊4日目】
飛信隊をおとりに慶舎をおびき出す桓騎。
逃げた慶舎を追う飛信隊。
羌瘣の助けもあり、信、慶舎を追う。

43巻おまけマンガ『進軍　飛信隊！』～つづき～

44巻 紀元前237年 信22歳

信、慶舎を討つ。
羌瘣、劉冬を討つ。
金毛、紀彗は慶舎が討たれたことを秘密にして、戦を続ける。
桓騎、丘より撤退。
【黒羊5日目】
桓騎一般人を虐●。
羌瘣、混バァの遺体を発見、紫水晶の腕輪を持っていた尾平を許せない。
信、羌瘣と桓騎の本陣に殴り込み。
尾平がなだめに入るが、飛信隊を追い出される。
尾平、桓騎兵と喧嘩、飛信隊に戻り信と対話する。
桓騎、離眼城を襲うと紀彗を脅す。

44巻おまけマンガ『出会い』（李牧と慶舎）

45巻 紀元前237年 信22歳

紀彗離眼城へと去り、黒羊の戦いは秦の完全勝利。
那貴、桓騎軍を去り飛信隊へ。

李牧、副官舜水樹と、紀彗の発見と「桓騎の弱点」の発見が収穫と語る。
蒙恬黒羊を訪れ飛信隊の現場を引き継ぐ。
蔡沢（さいたく）、王建王、李牧の密談、三人で咸陽へ。
嬴政、法治国家の理想を王建王に語り、斉、降る。
蔡沢永眠。
飛信隊、新隊員徴募。

45巻おまけマンガ『お守り』

46巻 紀元前237年 信22歳

「中華十弓」蒼源の子、兄弟で飛信隊に入隊。
新人千人入隊。
昌文君、李斯（りし）に法考案を任せる。
昌平君、大王に鄴（ぎょう）攻略を進言。

『キングダム』鄴編〔趙〕【46巻 – 60巻】

46巻 紀元前236年 信23歳

咸陽にて王賁、蒙恬、信は鄴（ぎょう）攻略作戦について説明を受け、独立遊軍として任命される。
総大将・王翦（おうせん）、大将・桓騎、大将・楊端和の連合軍が発表される。
信、政から王騎の矛を受け取る。
趙・李牧は舜水樹、カイネ、傅抵らと迎撃の準備。
秦軍、金安に兵糧を集め、黒羊に見せかけた進路変更の準備。
趙に対して燕軍侵攻。
李牧、秦の鄴攻めを見抜き、悼襄王に進言するも、大臣郭開（かくかい）に反対される。
桓騎軍、趙軍と出会う

47巻 紀元前236年 信23歳

趙軍と戦う桓騎軍を横目に本軍は進軍、列尾へ向かう。
楊端和と飛信隊で列尾を落としに向かう。
王賁、関常、城攻めを見に行く。
信、王騎の矛で戦う。
列尾陥落。
列尾城で松左、崇原、歩兵をねぎらう。
王翦、列尾城が意図的に弱く作られていることに気づき、全軍停止。
王翦、鄴が落とせないことを悟り、城を落としていく作戦に出る。
一方、燕軍は司馬尚に二城を奪われ撤退。

47巻おまけマンガ『傅抵の秘密とカイネの本気』

48巻 紀元前236年 信23歳

咸陽では昌平君が『王翦が自策で動いている』ことを知る。
王翦の策は、大量の難民を鄴に送り込み『兵糧攻め』にするイナゴ作戦だった。
鄴は桓騎軍。
橑陽（りょうよう）に楊端和。閼与（あつよ）に王翦軍＋玉鳳隊、楽華隊、飛信隊で対応することとする。
橑陽大将に舜水樹。
閼与を攻める王翦軍と李牧軍は朱海平原で激突。
蒙恬対紀彗
王賁対馬南慈

49巻 紀元前236年 信23歳

信対紀彗
楊端和対舜水樹＋犬什族
麻鉱対李牧→麻鉱、李牧に討たれるが、蒙恬が麻鉱の旗と「立って戦え」という麻鉱の言葉で軍を復活させる。
蒙恬臨時の将軍に昇格。

50巻 紀元前236年 信23歳

朱海平原二日目。
王賁対趙峩龍・尭雲、ここに飛信隊八千が入り新人たちが活躍。
信対尭雲。

51巻 紀元前236年 信23歳

信対尭雲。
歩兵大隊を羌瘣の策で止める。
信、羌瘣の天幕で休む。
李牧・兵糧戦に勝ちを確信。
楊端和、3日で勝つ作戦を立てる。
ゴバ・ブネン・トアクをバジオウ・フィゴ族・壁隊で討ち取る計画。
舜水樹、大軍で応戦。
右翼大将亜光、玉鳳隊・飛信隊に岳嬰を攻めさせる
李牧、亜光の弱点「関節」を見破る。
信対岳嬰。
亜光対尭雲。

52巻 紀元前236年 信23歳

亜光対尭雲・馬南慈。
王賁、亜光を助けに行く。
亜花錦、亜光を助けに来る。
信対岳嬰。矛に王騎が宿り一刀のもとに両断する。
龐煖（ほうけん）、山中にてそれを察知する。
バジオウ軍対ゴバ。
フィゴ軍対トアク。
壁軍対ブネン、メラ族カタリ・キタリが助けに行く。
乱戦の中矢を射るブネン。
キタリを助けに行く壁。
ゴバを討ちに行く楊端和を舜水樹が待ち構える。犬戎王ロゾ登場。
楊端和ゴバを討つ。

夜間、犬戎王ロゾ軍は楊端和軍を追い詰める。
バジオウ、楊端和を救いに駆けつける。
楊端和を抱えて対岸へ飛び移るバジオウ。
乱戦の中、山の民・猿手族が犬戎王ロゾの城を占拠。

53巻 紀元前236年 信23歳

楊端和とバジオウを救いにフィゴ族が駆けつける。
フィゴ族ダント、犬戎王ロゾに向かう。
キタリ、ブネンを討つ。
壁、犬戎王ロゾを討つ！
犬戎王ロゾの城を占拠した山の民は犬戎族と和睦し、舜水樹ら趙軍を追い出す。
朱海平原9日目。
信、関常と番陽が「王賁が王翦の子ではない」という噂について話しているのを聞いてしまう。
朱海平原11日目。
玉鳳隊、飛信隊、趙軍を削る。
朱海平原12日目
玉鳳隊、飛信隊、隊長の檄により覚醒

54巻 紀元前236年 信23歳

覚醒した飛信隊、玉鳳隊に岳嬰後退。
王翦軍3万、全軍出陣。
朱海平原13日目。
王賁対尭雲、王賁重傷。
信、玉鳳も共に戦う。右翼の大将に。

鄴。桓騎軍による食糧庫の火事。
朱海平原14日目。
河了貂の采配で攻め特化の戦い
玉鳳隊対尭雲
亜光軍対馬南慈
信対趙峩龍（ちょうがりゅう）

54巻おまけマンガ「秘剣のナゾ」騰6歳
原泰久20,000文字インタビュー

55巻 紀元前236年 信23歳

飛信隊歩兵乱戦の中、松左致命傷を負う。
信対徐肖・徐林、羌瘣と那貴が助けに入る。
松左、槍を干斗に遺し、信の腕の中で永眠。
王騎軍対藺相如の回想シーン
藺相如から趙峩龍・尭雲への二つの伝言」①
「いつの日か中華統一の剣を手にする敵に出会った時は、全てをかけてそいつを●せ」
信対趙峩龍・亜花錦が馬南慈を足止め。
信ついに趙峩龍を倒す。
朱海平原14日目の夜、龐煖（ほうけん）現る。
蒙恬のじい、胡漸副長、龐煖を蒙恬から遠ざけようと剣の一刺しを加えるが殉死。
朱海平原15日目。
王翦軍李牧軍へ、李牧攻撃を飛信隊に託す。

55巻おまけマンガ『ファルファル伝説』

56巻 紀元前236年 信23歳

李牧のもとに鄴（ぎょう）の食糧が焼かれたという知らせ。
趙は超攻撃型布陣『大鶴（だいかく）』で早急に決める構え。
李牧の『返し』戦術を読み切った王翦、李牧との会話に持ち込む。
「私と一緒に来い李牧」
王賁対尭雲。藺相如から趙峩龍・尭雲への二つの伝言」②
「お前達が本当に中華を一つにする刃足らんと願うのならば
胸に深く刻んでおけ。振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせ」
『藺相如が十傑』最後の一人　尭雲戦死。
糸凌、李牧を狙う所へ龐煖（ほうけん）現る。
信対金毛、亜花錦が援軍に来る。
秦軍左翼、ついに趙右翼を抜き、趙本陣を挟撃に！

56巻おまけマンガ『識と礼』

57巻 紀元前236年 信23歳

李牧もまた秦本陣を傅抵と馬南慈軍で挟撃。
王賁、王翦を救いに駆けつける。楽華隊も到着。
蒙恬、馬南慈を討つ。
糸凌、共伯を討つ。
河了貂、金毛に狙われるが、弓矢兄弟が河了貂の危機を救う。
糸凌対馬呈。
李牧を目の前にした飛信隊の前に龐煖（ほうけん）現る。
去亥（きょがい）斬られる。
羌瘣、緑穂の宝玉の力を使いながら龐煖と戦う。
羌瘣が力を使い果たしたのち信登場。
龐煖、王騎の矛に反応、咆哮。
李牧、カイネに李牧と龐煖の出会いを話す。
『求道者とは、人を超えし “模（も）” を天に示せば人全体を苦しみから救えると考えている者のことことである』と。
その言葉を聞いたカイネ、趙将たちの左目だけから涙が流れる。
信、龐煖の刃を受け止めるが、矛に王騎の姿を見る龐煖はひたすらに打ちまくる。
57巻おまけマンガ『名家・蒙氏の長男・蒙恬』（法律を猛勉強して裁判官の資格を手に入れる話）

58巻 紀元前236年 信23歳

糸凌対馬呈。
信、王騎・蒙驁・麃公・万極・輪虎・尾到・漂・成蟜の8人を背負って戦う。
信ついに龐煖を討つ。
龐煖過去の回想。龐煖は癒しの力を持つ両親から武神に連れ去られた赤子であった。
李牧、決着を見届け鄴へ。
信、死亡。羌瘣が信の命を救う。
信生き返り、蒙恬、王賁とともに朱海平原の戦いの勝利を喜ぶ。
王翦、精鋭2割のみ率い、李牧を追撃。
しかし、食料の無い鄴は、内から開門、桓騎軍が入り込んでいた。
鄴陥落。

58巻おまけマンガ『輪虎物語』

59巻 紀元前236年 信23歳

秦軍、鄴へ入城。食糧はない。
2カ所の補給路を断たれたが、斉からの輸入により食料が手に入る。
李牧、邯鄲へ移送される。
騰軍、列尾攻め。
趙軍舜水樹・扈輒、李牧逮捕の報を聞き邯鄲へ退却。
秦軍、咸陽へ凱旋。
飛信隊、信の新居で宴会。
王宮に呼ばれた信、大王から姓を賜り、「李信」となる。
列尾ー橑陽ー鄴の地帯に秦から植民。李斯が現地入り。
咸陽で蒙毅と再会した河了貂。
最新の戦況を聞く。李牧の入獄も聞く。
論功行賞。
王翦第一功の特別大功。
桓騎、楊端和も特別大功。
王賁、蒙恬、李信、将軍に。

1月後、飛信隊再び鄴へ出兵。
楽華隊には愛閃（あいせん）副長が蒙武軍より異動。
邯鄲。舜水樹とカイネらによる李牧救出作戦。
郭開は李牧の言葉も誰にも伝えない。
趙・悼襄王死亡。
太子・嘉、李牧を含む囚人たちを解放。
しかし悼襄王は末子・遷（せん）に王座を譲ると遺言を遺していた。
紹へ落ち延びる一行。
李牧、カイネに少しだけそばにいてくれと頼む。

59巻おまけマンガ『輪虎物語』続き

60巻 紀元前236年 信23歳

李牧、馬南慈、舜水樹、傅抵、カイネ、司馬尚のいる青歌へ。
（趙・新三大天＝李牧、龐煖、司馬尚）
趙、軍の前線を固める。

60巻 紀元前235年 信24歳

肆氏、河南で呂不韋が勢力を拡大していると王に報告。
呂不韋、自●と見せかけ、どこへともなく逃走。

『キングダム』什虎編〔楚・魏との同盟〕【60巻 – 61巻】

秦軍、趙の前線を抜けない。
昌平君、魏との同盟を、楚の什虎を共闘し魏に譲ると提案。
什虎城主、満羽、千斗雲、玄右、寿胡王。
蒙武軍・満羽将軍と開戦。
騰軍の援軍。楚も項翼と白麗の援軍。
魏・呉鳳明到着。秦・魏同盟軍対楚軍開戦。
什虎軍、恐るべき強さ。
蒙武、満羽の攻撃に落馬。

60巻おまけマンガ『王賁』（の許嫁・彩華）

61巻 紀元前235年 信24歳

魏軍、什虎城に井闌車をかける。
騰対白麗。騰を追う項翼を、（魏）乱美迫が止める。
騰、退却しようとしていた寿胡王を討つ。
楚軍什虎城に退却。
呉鳳明指揮下の将軍龍范、乱美伯、録鳴未らのじゃれ合い。
騰、呉鳳明に礼を言う。
秦の趙攻め、楽華軍と玉鳳軍の活躍は目覚ましいが、飛信隊は不振。
松左と羌瘣の穴は大きい。
羌礼が羌瘣を狙って飛信隊に来る。
礼、識を祭で倒してしまったことがわかる。

61巻おまけマンガ『噂になってるふたり』弓矢兄弟

62巻 紀元前235年 信24歳

羌瘣、礼に識のことを思い出させる。
礼。蚩尤の暗黒から戻って来られる。
飛信隊の仲間に謝り、羌瘣の治療をする。
礼、飛信隊に加わる。

『キングダム』武城・平陽攻略編〔趙〕【62巻 -65巻】

62巻 紀元前234年 信25歳

六大将軍復活。
第一将・蒙武
第二将・騰
第三将・王翦
第四将・楊端和
第五将・桓騎
第六将・空席。
諸国の反応。
羌瘣、胸騒ぎに襲われて前髪を切る。
信、前線で蒙恬に会い、王賁に子どもが生まれたと聞く。
玉鳳軍、桓騎に『影丘』に送られる。
趙・大将軍扈輒（こちょう）、龍白公、岳白公、虎白公。
桓騎軍８万対扈輒軍24万開戦。
飛信隊一万五千出陣。王賁を救出。
王賁、信に戦術を授ける。

62巻おまけマンガ『おふざけ』『幕にょん』

63巻 紀元前234年 信25歳

桓騎軍、虎白公に向かうが劣勢。
雷土にオギコの伝令。
雷土軍、龍白公の息子を捕虜に。
飛信隊歩兵と羌礼、王賁に聞いた急斜面の崖を登り崖上を制圧していく。
雷土軍に龍白公と長兄竜布が攻め入り、雷土捕虜になる。
信崖上にて岳白軍と対戦。
王賁が挟撃隊として仕込んだ亜花錦が活躍。
信対岳白。
雷土拷問に耐え死亡。
信、岳白を討つ。
飛信隊影丘攻略。

63巻おまけマンガ『お礼参り』

64巻 紀元前234年 信25歳

桓騎軍虎白公にやられ散り散りに。
龍白公も中央へ行き桓騎軍を殲滅。
ところが扈輒（こちょう）本陣に桓騎軍の大軍が襲い掛かる。
桓騎軍は散り散りに逃げたふりをして隠れ、敵陣の後ろ側へと抜け本陣に迫っていた。
そして桓騎が扈輒と一騎討の形になると、扈輒自害。
敵の残兵は摩論の情報戦で投降させていく。
しかし、投降兵が多すぎて困る摩論。
趙軍本陣跡には捕虜の首と箱。
箱の中にはバラバラの雷土。
砂鬼一族が雷土が情報を漏らさずに拷問の末他界と伝える。
桓騎、趙軍10万人の虐●を決心する。
咸陽に戦勝が伝わる。
邯鄲にも敗戦が伝わる。
その後、桓騎、10万人の首を斬る。
秦王・嬴政（えいせい）、前線まで数万の大群を率い桓騎と話す。
那貴、桓騎の様子見に桓騎軍へ
桓騎、砂鬼と天幕に。砂鬼は美女だった。
趙。楚に亡命中の廉頗（れんぱ）より、帰国して出陣しても良い申し出があったが、郭開が報告を捏造、これにより廉頗は生涯帰国が叶わなかった。
趙・郭開は青歌に蟄居中の李牧を邯鄲に呼び戻す。

おまけマンガ　秘技
なんとカバー下まで描かれた羌礼と仁・淡の弓矢兄弟のエピソード

『キングダム』宜安攻め〔趙〕【65巻～69巻】

65巻 紀元前233年 信26歳

飛信隊、桓騎軍とともに平陽城攻め。王翦軍、武城攻め。
李牧、平陽・武城の後ろ側に長城を建築。
王翦、宜安攻めを進言。
李牧、狼孟（ろうもう）へ青歌からカン・サロとジ・アガを送り込む。
5か月後、楊端和が平陽・武城2城を引き継ぎ、王翦軍・桓騎軍閼与（あつよ）へ。
王翦軍、閼与城攻め。
虎白公、龍白公桓騎を狙って城から出るが、信が龍白公を討ち桓騎を助ける。
閼与陥落。
太原からの秦軍、狼孟からの攻撃により大打撃。20万が5万に。
壁軍、赤麗攻め。
赤麗はすでに空城だった。

おまけ4コマ『呉慶と息子』すりつぶせの原点！

66巻 紀元前233年 信26歳

宜安城では総大将・李牧、副将・馬南慈、副将・舜水樹、
将軍・傅抵、五千将・カイネ、五千将・馬風慈、
青歌将軍・楽彰、青歌将軍・上和龍、青歌五千将・フーオン、
将軍・虎白公、宜安将軍・袁環、雁門将軍・骨珉伯らが顔を合わせ、秦軍を迎え討ちます。

李牧は宜安城の城壁の上から、兵と民に対して檄を飛ばします。
宜安城に攻め寄せた秦軍14万は、宜安城から出陣してきた31万の兵力に肝をつぶします！

李牧はこの半年で北部の兵を総動員して、ここ宜安で秦軍を殲滅する計画を練っていたのです。
狼孟で太原からの秦軍20万を5万に減らしたこともすべて計算ずくでした！

自分たちの家族を侵略者から守ろうとする趙軍の士気は高く、秦軍はなすすべもなく囲い込まれて行きます。

八方ふさがりのこの場面で、本能型の将・信が決断します。
桓騎軍を守る右翼の壁の役を捨て、蒙恬率いる楽華隊と合流し、李牧の囲みを破るのです。
飛信隊と楽華隊が共闘することで、左翼の状況をひっくり返していきますが、次には青歌の大軍が繰り出してきます！

蒙恬の策・錐型に対し青歌軍も錐型をぶつけてきます。
そして青歌の猛将・上和龍（じょうかりゅう）によって飛麃隊・岳雷は討ち取られてしまいます。
少年の日の我呂を親身になって世話してくれた岳雷…我呂と信とで上和龍に向かうと、上和龍の部下・雲玄、雲慶が二人を止めに入ってきます。

一方、蒙恬に向かってくるのは青歌将軍・楽彰。
深手を負った蒙恬を救いに来たのは愛閃副長です。

羌瘣はついに青歌軍の囲みを破ることに成功。
囲みの外から信の元へ向かい、ついに飛信隊・楽華隊の退路を確保することに成功しました！！

囲みの中に取り残された桓騎軍はどうするか？
李牧は「正攻法を知らない」ことが桓騎の弱点だと言いますが、その桓騎軍は誰も見たことがない十字型の奇妙な陣形を作り上げていました。

おまけマンガ『信と羌瘣　鍛冶屋へ行く』

67巻 紀元前233年 信26歳

宜安。桓騎軍も奇妙な陣形を組んだり、将を前に出したりひっこめたりという動きで趙軍を混乱させ、夕やみを待って李牧の囲みを突破します。

先に脱出できた飛信隊は、何重にもわたる李牧の囲みに驚いています。
そこへ来たのが、桓騎軍の『紅春』、そして砂鬼一家です。

那貴が砂鬼の長に桓騎とのいきさつを尋ねると、頭巾をとった長・衣央（いお）は絶世の美女！
桓騎が13歳くらいの時、行き倒れていたのを衣央の姉・偲央（しお）が助けたのだと言います。

続きの話は宜安城で。ということで、飛信隊と桓騎軍の一部は翌朝宜安城を攻め、ついに宜安を落とすことに成功します。

傷ついた田有・竜川・中鉄を、砂鬼一家がひそかに研究していた医術の力で治療してくれました。

そして、13歳の桓騎が、子どもばかりで他の野盗に食い物にされていた砂鬼一家を守るために変えていったやり方が明らかになりました。
そして桓騎の根っこにある怒りとは、高いところで好き放題やるバカ共でも、底辺の者でもなく、無関係を決めこんでいる”中間の奴ら”であることが明らかになりました。
そして、噂の桓騎自身が、宜安に入城してきます。

おまけマンガ『ビフォア桓騎一家』

68巻 紀元前233年 信26歳

飛信隊、楽華隊が攻略した宜安に桓騎が入城しました。
しかし、籠城の条件である赤麗を守ろうとした壁隊は、住民が井戸に撒いた毒によってほぼ全滅してしまいます。

ここで桓騎が仕掛けます。
宜安の住民の避難先、肥下で虐殺を行うというメッセージを残して、肥下へと移動するのです。

全速力で肥下へ向かう趙軍、そして李牧。
肥下の方角の火の手を発見し、さらにスピードを上げる李牧に、待ち伏せしていた桓騎軍が奇襲を仕掛けます！
飛信隊と楽華隊は援軍を食い止め、桓騎にすべてを託しますが、桓騎が李牧に放った一閃は致命傷とはなりませんでした。

おまけマンガ『ビフォア桓騎一家　つづき』黒桜編

69巻 紀元前233年 信26歳

趙は上和龍、虎白公らが李牧の守りに駆け付け、桓騎一家はすっかり囲まれてしまいます。

「お頭のそばに」と動く黒桜の腹を槍が貫き、ゼノウは上和龍に肩口から腹まで斬りつけられます！
桓騎の元に行こうとする摩論の元にオギコが現れ、飛信隊に桓騎からの伝言を届けることに。

桓騎は六将の証の首飾りとともに「摩論とオギコ、砂鬼一家を連れて脱出しろ」と伝えてきました。生き残って、いつか李牧を討てるように。

飛信隊は苦戦しながら脱出しますが、那貴と一家の者は最後に桓騎の元へ戻ります。

衣央は脱出しながら、姉・偲央が紀巴城主に惨●されたこと、桓騎は仇討する力を持たなかったことを話します。
そして南方で自分の一家を作り上げ、軍隊ほどに膨れ上がったときに紀巴へ攻め入り、城主はじめ城内全員の首を自分で斬ったこと、それが『首切り桓騎』の名の由来であると話します。

いよいよ桓騎と李牧の勝負の時。
桓騎が「ゼノウ！」と叫ぶとゼノウは上和龍の頭を掴んで潰します。

厘玉も、那貴も、乱戦に散り、桓騎の折れた刃はあと数センチ、李牧に届かぬまま、ついに桓騎は趙兵の無数の槍に貫かれて命を落とします。

李牧は桓騎の遺体の凌辱を禁止し、戦線を後にします。
飛信隊は王翦軍・倉央の助けで、秦への帰還を果たします。

蒙驁（もうごう）と桓騎の出会いが語られ、砂鬼一家は『聖地』へ去り、摩論は桓騎一家残党を束ねて傭兵隊を興すようです。

趙、韓、魏では桓騎の死が祝われ、楚は秦の侵攻を始めます。

『キングダム』韓視察〔韓〕【69巻～70巻】

69巻 紀元前233年 信26歳

作戦の失敗を深く悔やんだ昌平君の次の一手は韓の王都攻略。
韓の法家『韓非子』招聘にかこつけ、騰と信は警備兵として同行します。

韓の王都・新鄭に着いた信が豪壮な建築に目を奪われていると、当の韓非子が現れ、「人は善か悪か」と問うのです。

おまけマンガ『衣央と桓騎』

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70巻 紀元前233年 信26歳

秦国の大使は介億。
韓側は韓非子の秦行きとの交換条件として『秦韓同盟』を匂わせてきます。
見事な切り返しで同盟に同意すまいとする介億です。

当の韓非子は信と「人の本質は火」という説を気に入り、秦行きを決めます。

秦に入国した韓非子は諜報員・姚賈（ようか）をダブルスパイと見抜きますが、それを知っていたという事は、自身もスパイであることを認めること。
韓非子は服毒・自死を選びます。

韓非子とは荀子の教え子同志だった李斯（りし）は、韓非子の死を嘆きます。
韓との国交も一旦は止まることになります。

このころ、城戸村で尾平の結婚式が行われます。
信は羌瘣に戦が終わったら結婚してくれないかと聞きますが、羌瘣の心は決まりません。

三日三晩の宴が明けて、また戦に向かう兵士たち。
尾平の母は「絶対に死ぬんじゃないよ」と尾平を見送ります。

『キングダム』番吾攻め〔趙〕【70巻～】

70巻 紀元前233年 信26歳

年が明け紀元前232年、秦は趙・番吾（はんご）へ出兵します。

71巻 紀元前232年 信27歳

飛信隊は新入隊のメンバーで増強。
飛麃隊には岳雷の遺言で満童が、那貴の代わりに青石族が、さらに砂鬼一家から医療班が加わり、新生・飛信隊が整いました。飛信隊五千、羌瘣軍三千。

太原で飛信隊はさらに兵の補充を受け、三万の軍になって、まず狼孟を陥とします。

王翦率いる本軍、楊端和率いる山の民、王賁率いる玉鳳。秦軍の狙いは番吾です。

前年(68巻)赤麗から拉致された壁軍は、強制労働をさせられています。
壁を救う使命に燃えるキタリ！

一方趙では、李牧が秦に対する隠し玉としてカン・サロ、ジ・アガ、司馬尚の名を挙げ自信満々です。

李牧は馬南慈に縁談を持ち掛けられますが、カイネへの思いを語り、それを立ち聞きしたカイネは泣いて喜びます。

戦が始まると、李牧は自ら囮となって、飛信隊を番吾の外、頭佐平原へと誘い出します。

『キングダム』71巻おまけマンガ『弱くなる』

72巻 紀元前232年 信27歳

亜光軍もまた、李牧に誘い出され損害を受けていました。王翦はここに援軍を送ります。

倉央と糸凌はジ・アガと当たり、田里弥もここに参戦します。

一方、頭佐平原の砦を責める飛信隊。
キタリは番吾の城攻めに向かいます。

田里弥の前に現れた司馬尚。
司馬尚は乱戦に加わらず、王翦本軍に向かってまっしぐら。

王賁軍が横から攻めるも、勢いは止まりません！

頭佐平原の砦へ誘い出された飛信隊。
河了貂は砦が空なのを見て、李牧の狙いが飛信隊の排除と王翦に会ったことに気づきます。

司馬尚とその軍は強く、じりじりと王翦に迫ります。

糸凌は倉央を王翦の元へ送り、カン・サロとジ・アガを一人で相手にします。
倉央と糸凌のなれそめと恋が語られ、カン・サロとジ・アガの友情が語られ。
死亡フラグの立った糸凌は、ジ・アガを討ちますが、自らも戦場に散っていきます。

亜光は先頭に立って司馬尚軍に立ち向かい、田里弥が倉央のために抑えに回ります。

キタリは番吾の城近くまで迫り、李牧の側近は動揺しますが、李牧は王翦を第一の目標から外しません。

司馬尚の前で王翦の命運やいかに？

『キングダム』72巻おまけマンガ『亜花錦家』『医療班』

『キングダム4』あらすじネタバレ・原作何巻？原作と映画の違いと名台詞

2024年7月12日公開の実写映画『キングダム4　大将軍の帰還』のタイトルの意味は？ この記事では『キングダム４』で描かれるエピソードと、原作漫画『キングダム』の何巻から何巻までにあたるのか、原作と映画の違う点や映画の中の名言などを感...

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『キングダム』年表！信の年齢、西暦、巻ごとの出来事の全てが一覧に！まとめ

『キングダム』1巻から72巻までの出来事、西暦、信の年齢を一覧にしてみました。

原泰久先生は40巻までで「前半」とおっしゃっています。

ということは80巻、いやいや、やはり100巻くらいまでは行くのではないでしょうか？

政、信、昌平君の「中華統一」の実現まで、キングダムを楽しみたいですね！