『キングダム』70巻ネタバレあらすじ|韓非子編+尾平の結婚式

キングダム3 キングダム

『キングダム』70巻が11月17日(金)に刊行されました。

このときついに、集英社青年誌史上初の累計一億部突破を成し遂げたのです!
応援してきてよかった…

さて物語は、中華統一への秦の歩みをたどります。
そのあらすじと感想をご紹介していきます。

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『キングダム』70巻第758話『化かし合い』ネタバレあらすじと感想

「人の “本質” は何だと思う?」韓非子は突然信にそう聞き、信が戸惑っていると「あ、や やっぱりいい」と遮り、「本殿に着いたよ」と去って行ってしまいました。

その後、秦の車に乗っていた外交官が降りてきました。
「ようやく私の出番だな」と降りて来たのは、なんと介億だったのです。

そして韓王と宰相との対面の場は、あまりの豪奢さに信もビックリ!
介億はさすがに呑まれることなく堂々と対応します。

韓王は韓と秦の同盟を提案してきます。
介億はあくまで韓非子を招く以外の権限を持たない、とかわし、また桓騎の死を国を挙げて祝った韓との同盟は内紛の種になりかねぬとチクりと嫌味を言います。

すると韓は、合従軍で成恢を桓騎が討った話を持ち出し、介億は成恢の毒で張唐を失ったことを話さずにはいられません。

宰相は、同盟がなければ韓非子もなし、とにおわせ、介億は韓非子を迎えるための馬車二十台分の贈り物と六大将軍・騰が足を運んでいるのを追い返すつもりか?と、あわや武力での解決になりかねない事態に。

韓非子本人が呼ばれると、韓非子は信に対して、先ほどの問答の続きを問います。

「人は生まれながらにして善か?悪か?」

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『キングダム』70巻第759話『歪な国王』ネタバレあらすじと感想

韓非子は「クソみたいな秦の国に私が行くよう説得できるか」とどもりながら李信に問います。

これに対して介億が割って入り、

  • 特使である介億を差し置いて、護衛に過ぎない人間(信)と交渉するのか
  • 秦国王の代理で臨席している介億の前で秦国を『クソのような』と言ったのか

という2つの問題を指摘します。

韓非子は、「韓は秦を挑発し戦争に入るということでよろしいか」と怒る介億に対し

  • 強国(秦)の代表が安易に威すな
  • クソと言われることに怒るならそこを深堀して論じ合おう

と返します。

韓非子は「秦王の欲望のままに他国に暴力で攻め入り奪い続ける秦は犬のクソ以下だ」と平然と言い切ります。

ここで信がようやく「政はそんな奴じゃねえ。秦王は自分のためでなく、国を一つにして五百年の戦を終わらせるためにやっているんだ」と言い、猛反発を食らいます。

まあ、六国すべてを滅ぼすつもりだ、と言っているわけだからね。

信は正直で駆け引きを知らないから。

ここで介億は秦国王はだと言います。

  • 冷酷なようで情に厚い(蕞攻防戦、桓騎の十万斬首を叱責)
  • 秦王は性善説か?
    性悪説に基づいている法治国家を目指すのか?(李斯を重用、韓非子を招こうとしている)

そして、秦王の性善説か、性悪説かを問い続けます。
それは、秦王の古い友人、信を知ることであると。

 

すると信は「悪ってなんだ」と返すのです。
桓騎は悪か?

信は戦場で人の究極の瞬間に多く立ち会っているから
理屈だけの人間より言うことが深いな!

桓騎一家にとって、桓騎こそ光だった。
ならば、桓騎以外は善なのか?
人を●した人間が悪なら、録鳴未も悪なのか?

善悪など考え方で変わるものであり、戦場では善も悪も関係ないと、信は言います。

すると韓非子は「人の本質はなんだ」と信に問います。
信の答えは「火だ」。

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『キングダム』70巻第760話『変わらないもの』ネタバレあらすじと感想

韓非子は「なぜ “火″ なのか、理由を教えて欲しい」と聞きます。

信は戦場で感じたことを話します。

  • 成蟜(せいきょう)が身勝手な反乱を起こしたとき、信は悪人を成敗しました。
    その数年後、成蟜は味方に付き、妻を守るために自ら戦場へ赴き命を落としますが、その時成蟜は”悪”ではなかった。
  • 桓騎のことは極悪人だと思ってきたが、桓騎の根っこには虐げられた弱者を見て見ぬふりをする者たちへの怒りがあった。

人は善か悪かなんて決めつけるのは無茶だろう

信『キングダム』760話

いいこというね、信!

さらに信は、「そんなコロコロ変わるあやふやなもん(善悪)より、人が全員変わらず持ってるもんの方が重要だろう」と言うのです。

さすがの韓非子も「それはなんだ?」と聞きます。

 

信は、こう答えます。

”命”の火と
”思い”の火だ。

それをみんなそれぞれ持って歯ァ食いしばって生きてんだろうが

戦場じゃその火を最大限に燃やしてぶつかり合う
死ねば”命”の火は消えちまうが、”思い”の火は次の者が受け取れる。

そしてそれは味方だけでなく、敵の”思い”の火も受け取っていくんだ

信『キングダム』760話

李牧のどでかい火も、俺が受け取っていくと語る信。

これを聞いた韓非子は、君の話は美しすぎる、君はやはり性善説者だ、人は結局私利私欲に走ると反論します。

信は放っておけばそうだろう、だから法が必要だといい、愚かと悪とは違う、と主張します。

口じゃ(人は)悪だと言いながら、その”人”のことを思って
人生をかけて”人”について考えて
あんたこそ誰よりも”善意”にあふれた”性善説”じゃねェのかよ

信『キングダム』760話

こういわれた韓非子は驚いた顔をして、ついに秦への同行を受け入れるのでした。

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『キングダム』70巻第761話『情報戦』ネタバレあらすじと感想

問答の翌朝、さっそく秦へ韓非子を連れ戻る一行。
一行の前に寧姫が現れ、介億と騰に、韓非子をよろしくと挨拶します。

騰は寧姫に、韓非子は朝廷で孤立していたのではないかと聞きます。
儒教の色濃い韓では、対極にある法家思想は異端であると答える寧姫をも気遣う騰。

さらに騰は、韓非子には別の顔がなかったか、と聞きます。
姫の顔を見てすぐに打ち消す騰です。

洛亜完将軍が見送りに現れ、騰は「姫を頼む」と言い残して去ります。

【趙】

趙では李牧が『武安君』に任命され、秦との最重要拠点である武安に入城します。
カイネと傅抵ら、側近にも大きな屋敷が与えられるようです。

桓騎も、王騎も、決め手は情報戦であったと語り合う幹部たちですが、いったいその諜報員はだれなのでしょう?

秦のスパイ、姚賈は李牧らの入城を見守りながら、咸陽へ報告がてら次に秦が狙うのは韓か、趙北部か、自ら聞いて来よう、と言っています。

秦のスパイのはずが、趙のダブルスパイなのかっ?

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『キングダム』70巻第762話『普通の法家』ネタバレあらすじと感想

秦では、大王嬴政(えいせい)、昌平君、李斯ら重臣がそろって韓非子を迎えます。

ここから法整備が進むかと思いきや、韓非子は政との問答で「人の本質は光」という政の説を聞くと、話が先に進まないのです。

政は、問答を一休みし、李斯と韓非子とで新法の研究にとりかかるよう指示します。

一方秦の王宮を案内されている韓非子の側近は、案内役の女性・宝朱に魅かれているようです。

李斯の中では韓非子の評価が変わってきています。
韓非子は『普通』で『芯がない』と。
李斯は、秦では昌文君、昌平君、李斯ら重臣が全員大王を信じて『一枚岩』になっている、と言い、韓非子は何をしているのか、と怪しみます。

一方、宝朱は韓非子の付き人、紀月と深い仲になっていきます。

李斯を訪ねて咸陽に来た姚賈(ようか)は、屋敷で”間者“を二人も見つけました。
そこですれ違った男が、一瞬で『姚賈が何者かに気づいた上で知らないふり』をしたことに驚き、さらにその男が韓非子であると知り、驚愕します!

『情報戦』が秦の王宮内で繰り広げられているってこと?

ヤバすぎ!

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『キングダム』70巻第763話『他の目的』ネタバレあらすじと感想

李斯は姚賈と面会し、趙の情報をもたらす姚賈を労います。
姚賈は韓非子が姚賈のことをどこまで知っているのか、そのことが気になって仕方ありません。

李斯は、姚賈が李牧の作戦に気づけなかったのかと問いますが、姚賈は郭開の陣営に組み込まれ李牧の動きが読みづらいと弁解します。

姚賈は李斯に、間者を二人も見たことと、「この数日の間に間者の数が増え、韓非子の屋敷の周辺で見失った」という情報を報告します。

韓非子の周辺が調査され、諜報活動を行っていたらしい部下が発見されます。
紀月もその一人。

韓非子自身の関与を問い詰めに、李斯が自ら赴くと、韓非子は姚賈が今は李牧の手下の『二重間者』である、と教えるのです。

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『キングダム』70巻第764話『怪物』ネタバレあらすじと感想

李斯の過去の回想。

李斯は『性悪説』を唱える楚の荀子のもとで法学を学んでいました。
勉強に打ち込む李斯をからかう者もいましたが、李斯は超然としています。

いじめっ子に「バカって言ったな!ぶっ飛ばすぞ!」にて、李斯は「やめろ。俺はケンカが弱いからあとで陰湿な仕返しをするぞ」って返すんだよね。

これが面白くて…オレもマネしよう

つねに成績は一番の李斯ですが、新入生が満点を取ったという知らせに驚きます。
これまで李斯の『一問間違い』が最高点だったのに、それを上回る新入生は、韓の王族だというのです。

どんな人物かと思っていたら、新入生の韓非子は、吃音があり、気が弱そうな少年でした。

さて紀元前233年。
韓非子は李斯に「姚賈は李牧の罠を知りながら桓騎を見●しにした趙の二重間者だ」と話します。

韓非子は紀元前239年屯留での反乱の際、昌文君の間者だった姚賈を、李斯が金で寝返らせたことを指摘します。
その後、姚賈は趙、魏、楚、斉の間者となり、今は李牧の元にいると・・・

「中華で最も危険な人物を、君は懐に入れてしまっている」と言われ、李斯は感謝すると同時に、あんなにも優秀だった韓非子がなぜ情報機関などに絡んでいるのか?と疑問を抱きます。

韓非子は、吃音のせいで出世はしなかったが、そのおかげで自分のすべてを書に残すことができたことを語ります。

さらに韓非子は、李斯に抜かれないよう血尿が出るほど勉強したこと、そのおかげで賢くなり続けられたことを感謝します。

李斯。もし秦が中華を統一したら そ その世界の在りようは
き 君の双肩にかかっている。
そ しっかりやって その名を歴史に刻め
我が友 李斯
そ その時が来たら ほ 法家の力を見せつけてやれ

韓非子『キングダム』764話

韓非子は自分と姚賈の件を秦王に報告するがよい、と言い去ります。

このままでは大罪人になってしまう韓非子。
李斯は大王に韓非子を秦側に引き入れるよう依頼しようと考えます。

そこに入ってきた知らせは、「韓非子が死んだ」というもの!
はたして、姚賈に暗●された?自●?

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『キングダム』70巻第765話『暗い戦い』ネタバレあらすじと感想

李斯はたった今まで話していた韓非子が死んだとは信じられず、使者の襟首をつかんで激昂します。

冷静だった李斯が別人のようだね!

韓非子は李斯の屋敷の獄で服毒したと聞き、李斯は急いで帰宅します。
途中、姚賈が関与している可能性を思いつく李斯。

屋敷で既に落命している韓非子を目の当たりにして、李斯は共に学んだ学生時代を思い出します。
「その名を歴史に刻め 我が友 李斯」そう言ってくれた韓非子。

李斯の胸には姚賈に対する怒りが沸き上がり、姚賈を呼び出し、二人差し向かいでの尋問を行います。

姚賈は韓非子に毒薬を渡し自死を勧めたことを認めます

しかしそれは、秦国のための諜報活動の支障になるため、姚賈に関する噂を立てられたくなかったからだと開き直ります。

そして姚賈は今自分を失えは中華統一は十年遅れをとる、あるいは実現しなくなる、と脅します。
趙だけでなく4か国のスパイとなり、諜報機関を一手に束ねているのが自分であると。

李斯が、姚賈が情報を流さなかったために桓騎を失ったと非難すると、姚賈はなんと「武将の生き死になど知ったことか。諜報機関は『国』を相手に戦っている」と言うのです。

さらに姚賈は「私をこのまま李牧の元へ帰してくれ」と、趙を内部崩壊させることを言い募るのですが…

ダメ!ゼッタイ!だよね?

姚賈は危険すぎるだろ?

『キングダム』70巻第766話『同門の友』ネタバレあらすじと感想

秦・咸陽の王宮はざわついています。
韓非子の件が広まり、いずれ韓の耳に入るでしょう。
政は隠しても仕方ないので、情報を整理したらすぐに韓に伝えると言っています。

昌文君は、韓非子の情報活動への関与と、李斯が韓非子を獄に入れたこと、韓非子が李斯より成績が良かったことが原因と見ています。

昌文君が姚賈の存在に気づいてないなら、ありったけの情報を組み合わせてそう考えるよね

政は昌文君に「李斯が韓非子のことを心配していた姿は嘘ではなかった」とはっきりと告げます。

そして「昌平君を呼べ。韓をこれからどうするかを考える」と。

そうだった!忘れかけてたけど、韓に韓非子を迎えに行ったのは、都の様子などの情報を手に入れるためだったっけ。

また戦を始めるのかな?

さて姚賈は李斯にお礼を言っています。

えっ姚賈を李牧の元へ帰すの?

李斯は、今ここで姚賈を●して、後釜を育てるだけの時間はないことと、列国から疑われないため姚賈を出国させるようです。

姚賈が秦を裏切っていないか、つねに疑念を持った目で見ていくぞ、と一言釘を刺すのを忘れません。

屋敷に帰った李斯は珍しく妻と酒を飲みます。

「俺は驚いたことに友達がいたみたいだ。そしてその友を昨日失った。」

これが、今回李斯が珍しく感情的になった理由なんだな。

李斯の妻は、旦那様と『非様(ひいさま)』はお友達と皆思っていた、と伝えます。

おや、奥様もご学友かな?

李斯は、韓非子が「人の本質は思いの火だといったらどう思う?」と聞いてきたと言います。その時は韓非子の態度がやる気のないように思えいらついた李斯でしたが、今は、友・韓非子の思いの火を継いでいきたいと強く感じているのです。

李斯の妻は、李斯ならできると、そっと手のひらを重ねるのでした。

韓非子死亡のうわさは徐々に広まり、韓の王都へは改めて秦の使者が送られました。王族の身を預かりながら自死を止められなかった責任をわびると同時に、韓非子の諜報活動への関与にも触れていました。

このため韓は怒りをおさえ、詫びの言葉と金銀財宝を受け取りました。これによって韓非子事件は終息します。

この時、秦では何かが起ころうとしています。

羌瘣の豪邸の前に馬で乗り付ける信。

信「準備できてるか?」
羌瘣「今日だっけ?」
羌礼「心配するな隊長私が準備しといたぞ。ほめろ隊長」
信「馬回してこい礼。いいからすぐに出発するぞ、城戸村へ!

いったい、城戸村に何をしに行くのでしょう?

『キングダム』70巻第767話『城戸村』ネタバレあらすじと感想

信、羌瘣、羌礼の3人は馬を駆り城戸村へ。

のどかな風景を礼は「好きじゃぞ」と言い、信は後で羌瘣を連れていきたいところがあると言います。

里典の家の納屋じゃないか?

漂と打ち合った原っぱじゃない?

あそこで1253戦もしてるんだぜ?

 

木剣でカチ割った石だろ!って…あれは映画オリジナルかあ。

じゃあ…やっぱり漂の墓参りかな?

村人も飛信隊のメンバーもすでに大勢集まっているようです。
衣装を着替えると鐘の音と行列の足音が響きわたります。

今日は尾平と東美ちゃんの結婚式です!

飛信隊のメンバーも、友里も二人を祝福します。
最後に堂々と待ち受けていたのは信。

村はお祭り騒ぎで、河了貂と竜有がやっぱり料理係なのが笑えます。

正装を纏った羌瘣が美しく、信は言葉を失って真っ赤になっています。
やっと出てきた言葉は「よー羌瘣、元気か?」

原先生!ここも結婚させてあげて!

糸凌と倉央みたいに二人で戦場で活躍すりゃいいじゃん!

 

尾平の父母が信の前に出てきて「平が飛信隊の一員なんてウソだと思ってた」というのもツボです。

尾平の父は昔の癖で「オイ信!酒持って来い、走れ!」と言いつけてしまいます。
信は気を悪くする様子もなく応じかけますが、尾平が親父を怒鳴りつけ、干斗がフォロー。
さすが飛信隊です!

信の周りには村のジジババが集まり、すっかり立派になった信に「嬉しい」「長生きしてよかった」と喜びの声をかけてくれます。

村の子どもたちにとって『李信将軍』は村の大英雄。
信を取り巻き「剣を教えて」「ひしんたいに入りたい」と大騒ぎです。

そこに現れたのが里典一家。
子どもだった有はすっかり大きくなり、婚礼の祝いに鹿を狩って来てくれました。
村人の「あの足で」という声に信は振り向きます。

有は漂が●された夜、朱凶に左足を刺されて以来、左足が不自由になってしまっていたのです。

村人は、信が生きていることを知って一番喜んだのが有だったこと、信の活躍に有は誰より一喜一憂していることを、信に伝えます。

ほんとうは有も戦場で信と一緒に戦いたいのに、足が不自由なせいで、戦に行けないことも。

信は硬い表情の有に大きな声で語ります。

漂が死んだ夜、信より三つも年下のヒョロヒョロだった有が、復讐に我を忘れかけていた信をぶん殴り、漂が託した黒卑村へ向かわせてくれたこと。

漂の死を無駄にするな!
漂の死を無駄にしないために!信はここへ行かなきゃいけないんだ!!」

有『キングダム』1巻p.65

そのおかげであの場で朱凶にやられず現在までの道が開けたこと。

だからずっと言いたかった言葉…「ありがとな、有」。
有も涙を流しますが、読者もジーンとしてしまいます。

下僕の暮らしの中でも村人たちに愛され、良くしてもらったことを信は忘れていないんだ。
12年ぶりの帰省で有にもきちんと感謝を伝えたことで、有も、信も、気持ちが吹っ切れただろうな!

今日の主役は尾平のはずですが、宴は三日三晩続きます。

『キングダム』768話城戸村で信が羌瘣を連れていくのはどこ?
『キングダム』767話で尾平の結婚式に出席する信、羌瘣、羌礼。 信は羌瘣に「あとで連れていきたいところがある」と言っています。 そこはいったいどこでしょう? そしてその時河了貂は・・・?

『キングダム』70巻第768話『二人の約束』ネタバレあらすじと感想

尾平の結婚式の翌朝、信は寝ている羌瘣を起こし、馬に乗せて自分と漂が暮らしていた里典の家の納屋に連れて行きます。

漂との背比べの跡を見ながら微笑む信に、羌瘣もまた羌象を思い出します。

信はここで、「この中華統一の戦争が終わったら、俺と結婚してくれないか」と羌瘣にプロポーズします!

ところが羌瘣は困った顔を見せて、「死ぬのを恐れるようになる気がする」と言います。

信は堂々と「この約束は二人を強くする」と言いますが…その時里典の家の扉が外側に倒れ、盗み聞きしていた里典の家族三人が出てきます。

信と羌瘣は里典の家で朝食に招かれ、村のみんなはまたまた広場で宴会です。

尾平の母が「おめでとう」と言いに来ます。
そして再び戦に行く息子に「絶対に死ぬんじゃないよ」と言い聞かせるのです。

尾到だって生きて帰って来たかっただろうけど…

尾平には無事に戻って欲しいね!

 

 

 

数日後には飛信隊の練兵が始まり、今度こそ李牧に負けないための厳しい訓練が続きます。

年が明けた始皇15年、秦は再び趙、番吾(はんご)を狙う戦いを仕掛けるのです。

迎え撃つのは李牧、司馬尚、青歌司馬尚本軍。

秦軍最大の犠牲を出した番吾の戦い。

尾平の結婚と母親の一言はイヤーな予感しかないぜ!

『キングダム』71巻ネタバレあらすじ|最新779話『障壁となる男』まで
『キングダム』71巻が2024年2月19日に刊行されました。 あらすじと感想をご紹介していきます。 『キングダム』71巻第769話『新生飛信隊』ネタバレあらすじと感想 飛信隊に補充された新兵の中でも、特に有能な三名が剣士の士桃(し...

『キングダム』70巻ネタバレあらすじ|1億部突破記念!韓非子編まとめ

『キングダム』70巻は韓の法学者・韓非子の秦への招聘、その過去の李斯(りし)との関係と終焉までが描かれます。

さらに城戸村で盛大に祝われた尾平の結婚と信のプロポーズ。

ぜひ手に取って、感動を共有してください!!

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