『キングダム』768話城戸村で信が羌瘣を連れていくのはどこ?

キングダム

『キングダム』767話で尾平の結婚式に出席する信、羌瘣、羌礼。

信は羌瘣に「あとで連れていきたいところがある」と言っています。

そこはいったいどこでしょう?

前後の流れから考察していきます。

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『キングダム』768話城戸村で信が羌瘣を連れていくのは里典の納屋?

戦争孤児だった信は、城戸村の里典の家の下僕となりました。

そこで出会ったのが、同じく下僕として働いている漂。

聡明な漂は『剣で身を立て、将来は天下の大将軍になる』という夢を、信と共有してくれたのです。

里典の家で十年暮らした信と漂ですから、信は羌瘣にこの家を見ておいて欲しいと思ったかもしれません。

『キングダム』1巻p.15

『キングダム』1巻p.15

14歳で政と出会うんだから、里典の家に来たのはわずか4歳か。

信は苦労人なのに、それを微塵も感じさせないね!

キングダム年表

 

信は、里典の家では聡明な漂に導かれながら好き勝手やってたように思えていましたが、けっこう叱られたり、棒で殴られたりしてましたね…

その理不尽もすべて野望への原動力に変えて来た信。

信の原点はここにあります。

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『キングダム』768話城戸村で信が羌瘣を連れていくのは漂と打ち合った原っぱ?

信と漂との勝敗は、1253戦中 信332勝 漂334勝 587引き分け。

これに漂が旅立つ前夜の結果を加えたものが最後になります。

これを聞いた昌文君が「正気の沙汰じゃない」と驚いていたね!

大怪我をしてもおかしくない激しい打ち合いだったからな!

自分たちで木を削って作った粗末な木剣を手に、二人は極限までお互いを鍛え上げていきました。

 

二人にとっての思い出の地、この野原を信は羌瘣に見せたいと思ったかもしれません。

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『キングダム』768話城戸村で信が羌瘣を連れていくのは漂の墓!

信は初陣で尾平、尾到に再会します。
漂が亡くなった夜から行方不明になった信は、てっきりどこかで死んだと思われてたこと、漂の葬儀には村中の人が集まったことを聞きます。

尾平は漂の墓参りに行くよう信に言いますが、その時信はこう言っています。

「(漂の墓参りに)行くのは二人の夢が叶ってからだ」

信『キングダム』5巻p.137

二人の夢がかなってからだ『キングダム』5巻p.137

『キングダム』5巻p.137

12年ぶりの帰省だぜ?

ここまで来たら漂の墓行くだろ?

もう将軍になってるんだし!

深読みすると、そろそろ一度帰ってこいという意味で、尾平は信を呼んだのかもしれないぜ?

わざと大々的に飛信隊のメンバーも呼んだりして…

 

渕さん、澤さん、楚水、崇原、田有、沛浪、田永、慶、昴、河了貂、竜有、竜川など、多くの顔が見えます。

いない人のことも考えちゃうな。

尾到、松左、去亥…ここにいてほしかったよね涙

これだけの信の部下を集めておいて、漂のお墓を素通りできないでしょう!

 

漂が言い残したように、いつも漂は信といっしょにいるからこそ、夢の途中の今、信は漂の墓に足を運ぶと思います。

お前が羽ばたけば俺もそこにいる

俺を天下に連れて行ってくれ

漂『キングダム』1巻P.55

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『キングダム』768話城戸村で信は羌瘣に求婚する?

となると気になるのは羌瘣に「あとで連れて行きたいとこはある」と言ったこと。

「ここが漂の墓だ。漂…羌瘣を連れて来たぜ」

その後は?

信が心を決めた瞬間

河了貂には気の毒なようですが信はすでにこの時、心を決めていると思われます。

信・羌瘣『キングダム』69巻p.150

信・羌瘣『キングダム』69巻p.150

趙との激しい戦でお互いの生死すらわからなくなった瞬間、信には一番大切な人が誰なのか、はっきりわかったのでしょう。

羌瘣はとっくに決めている

龐煖(ほうけん)との戦いで信が命を落としたとき、羌瘣は蚩尤 (しゆう)の禁術を使い、信を蘇らせます。

羌瘣『キングダム』59巻p.124

羌瘣『キングダム』59巻p.124

信の命の代償にお前の命を貰うと問われ、羌瘣は迷いもせずに「全部やる」と言い切りました。

自分の命よりも大切な人間として、羌瘣はとっくに信を選んでいるのです。

これは紀元前236年のこと。あれから3年経っています。

羌瘣は信との結婚を一度は拒んでいる

紀元前234年。
礼の入隊に伴い、羌瘣は信に禁術のことを話します。

戦友として信のことが好きだと思っていたけど象姉からそうじゃないと言われた。

自分で今わかっていることはそれ以上のことを望みたくないと思っていることだ。

私も信も常に死と隣り合わせの中で生きている。
ここまで無事に来れたのは、二人とも戦いのことだけに集中してきたからだ。
それ以外のことに気を使い出したら弱くなる気がする。

それはこの戦いの中では致命的なことになりかねない。

今の私の気持ちの話は聞かなかったことにして欲しい。

羌瘣『キングダム』62巻p.42

たしかにこの時はもう「なんも言えねぇ」状態だったでしょう。

しかしあれから、桓騎の死という大きな出来事がありました。

桓騎も結局、偲央を喪ってからは妻と呼ぶ女性を持たなかったんだよね

韓への訪問によって、中華全土が大きな戦に巻き込まれていくことを感じ取り、政治の中で喪われる命があることも知りました。

信は、自分の思いにまっすぐ生きる時は今しかないと思い定めたかもしれません。

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『キングダム』768話城戸村で信が羌瘣を連れていくのはどこ?まとめ

城戸村で信が羌瘣を連れていくのは、幼少期を過ごした里典の納屋、漂と剣術の修業をした原っぱ、そして漂の墓でしょう。

漂の墓で、信は羌瘣にプロポーズするのではないでしょうか?

礼はしっかりそれを聞いて、大喜びしたりからかったりするでしょう!

信と羌瘣の今後の進展が楽しみです!

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P.S.その時河了貂は?

信が羌瘣にプロポーズした後、城戸村に来ている河了貂はすぐにそのことを知るでしょう。

しかし、前述の趙との敗戦時、羌瘣を抱きしめる信を見ていた河了貂はこんな表情をしていました。

河了貂『キングダム』69巻p.153

河了貂『キングダム』69巻p.153

諦め。

信を思い続けて来た気持ちを、「信は羌瘣を選んだ」という事実を受け入れることで納得させていかなければならない切なさ。

聡明な河了貂だからこそ、その場は軍師として部隊の指揮に当たりましたが、女性としての貂は長い時間をかけて自分の感情に折り合いをつけていることと思います。

河了貂には蒙毅というおぼっちゃまくんがいますからね!
蒙毅の良い所をたくさん知っている貂だから、蒙毅を受け入れることにするのか。

それとも「信でなければ」という結論に達して、軍師としてのキャリアに全力を注いでいくか。

今後の河了貂も気になるところです‽

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