『キングダム』70巻を読んで初めて気づきました!
李斯の奥さん、あの子だったのか!!
『法の番人』として登場していた李斯の、少年時代のエピソードから考察します。
『キングダム』李斯の妻が登場
法の番人と呼ばれ尊敬を集めている李斯ですが、韓から招いた韓非子が自分の家で自死するという事件が起こり、韓非子をよく知る李斯はショックを受けます。
李斯が普段飲まない酒にむせていると、妻がやって来ます。
優しい奥さんだな!
妻もお酒に付き合ってくれたので、李斯は「俺は驚いたことに友達がいたみたいだ」と話し始めます。
「そして、その友を昨日失った」
震える唇は、普段の冷徹な李斯らしくもありません。
妻も眉根に皺を寄せて、その苦しみを分かち合ってくれているようです。
何を今さら
旦那様と”非様(ひいさま)”はお友だちと皆思っていましたよ李斯の妻『キングダム』70巻766話p.172
奥さんは二人ともよく知っているんだな?子ども時代から
李斯は「いつもボーっとしていたお前もそう思っていたのか」と呟きます。
『キングダム』李斯の妻「私はボーっとしていません」
妻は「私はボーッとしていません」と微笑みながらも言い返します。
いいね!こういう夫婦関係。
李斯は少年時代、楚の荀子の学校で学んでいました。
この学校にやってきた転校生・韓非子とはずっとトップ争いを続けていた李斯。
しかし韓非子には、卒業するまで一度も勝てませんでした。
そんなハイレベルな学校の同級生なんて、奥さんもメッチャ賢い人なのか?あるいは良家の子女なのか?
韓非子も韓の王族だしね!
週刊ヤングジャンプで読んでいるうちは気づきませんでしたが、コミックス70巻で通して読んで気づきました!
この女の子、以前に出て来ていますね!
『キングダム』李斯の同級生「私ボーっとしてないもん」
学校では成績が発表されたのでしょうか。
「また李斯が最高点かー」「お前どんだけ勉強やってんだよー」と騒ぐ同級生に、李斯は「お前らがボーっとしてる間に(勉強を)やってるだけだ」と言っています。
しかしここでも、一人の女の子は「私ボーっとしてないもん」と主張しています。
李斯は彼女一人をバカにしたわけではなく、同級生全体に言ったんですけどね。
この子がきっと、李斯の妻になったのでしょう。
李斯と妻の夫婦仲は?
李斯と妻の夫婦仲はどんなものなのでしょうか。
李斯の妻はどのタイプ?
穏やかな顔立ちのせいで「ボーっとしている」と見られてしまうのか?
李斯流の冗談で、愛情をこめてからかっているつもりなのか?
はたまた、自分では「ボーっとしていません」と言っても、他人から見たらボーっとしている人なのか(笑)
あの李斯に対して言い返せるという事は、しっかり者であることは確かでしょう。
李斯の性格
70巻のおまけマンガに李斯と韓非子の日常の一コマが描かれているのですが、李斯は貧しい家庭で育ったので、昼食のお弁当も用意できず勉強していたことがあったようです。
「誰よりも自尊心が強く攻撃的」
「同情してもヒネくれているので全てキレる」と同級生からは言われています(笑)
また、良家の子弟なら生活の苦労はないのでしょうが、李斯は勉強して自分の優秀さを証明して出世するという野望がありました。
そのため周囲に気を使うような気持ちの余裕はなく、からかわれても噛みつき返すのが李斯のスタイルだったのでしょう。
そんな李斯を子どものころからよく知っている女性を人生の伴侶にできて、李斯も幸せ者ですね。
でも李斯の人生山あり谷あり!
呂氏四柱として登場した後は、失脚して地下牢で法と取り組んでいた時期もあったよね。
支えてくれる奥さんがいたとはなあ!
李斯(りし)の妻は幼馴染?荀子の学校で同級生だった?まとめ
李斯の学生時代の同級生、韓非子が登場し、二人の運命が交錯すると同時に、過去が語られる場面があります。
ここで李斯の妻が登場します。
李斯の妻はどうやら楚の学校での同級生のようですね?
山あり谷ありの李斯の人生、支えてくれた女性がいたんですね!!
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