アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』6話では、ついにエリクトとスレッタは別人であるという大きなヒントが提示されました。
では、スレッタは何者なのでしょう？
ここでは『機動戦士ガンダム ガンダムＳＥＥＤ』に登場するコーディネイターに当たるのではないかと考察していきます。
エリクトとスレッタが別人と思われる理由
ベルメリアがプロスペラに「いまさら21年前の復讐なんて」と話しかけたことから、プロローグで描かれたヴァナディース機関襲撃は13年前ではなく21年前であったことが明らかになりました。
エリクトはその時4歳だったので、今は25歳のはずです。
しかしスレッタは17歳。
ヴァナディース機関襲撃の4年後に誕生したことになります。
エリーとスレッタが21年の時を跨いだ別人だとすると
だいぶ意味の変わってくる
祝福のミュージックビデオ映像 pic.twitter.com/VJgIueLcUA— 永遠の蒼 (@sioagisoluto) November 9, 2022
“21年前”の復讐！！？？？プロローグだと主人公?の子供は4歳。年齢合わないけど、スレッタ本当は25歳なの！？エアリアル=エリクト説なの！？#水星の魔女 pic.twitter.com/3hPrcYXdOY
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) November 6, 2022
スレッタが単純にエリクトの妹ではないと思われる理由
ではスレッタはエリクトの妹なのでしょうか？
エリクトが4歳の時、父ナディムは「ハッピーバースデー」を歌いながら散っていきました。
では、母エルノラが水星に着いてから、他の男性との間に生まれた子どもなのでしょうか？
そう考えられない2つの理由があります。
スレッタの眉毛はエリクト、ナディムにそっくりでエルノラの眉には似ていない
「水星たぬき」という愛称で親しまれるようになったスレッタ。
これは特徴のある眉毛のせいでしょう。
いわゆる『麻呂眉』ですが、母エルノラにはこの特徴はなく、エリクト、そしての父ナディムから受け継がれたものです。
 スレッタ・マーキュリー |
 エリクト・サマヤ |
 ナディム・サマヤ |
エルノラ＝プロスペラの周囲に男性の存在を感じない
スレッタは地球寮でアリヤにリソマンシー占いをしてもらった時、「お父さんは私が小さいときに死んじゃったと聞きました」と言っています。
ではエルノラは、ナディムに死に別れて水星に来て、「スレッタのお父さん」と知り合い、スレッタを産んでまもなく、「スレッタのお父さん」とも死に別れたのでしょうか？
あまりにも悲しすぎるし、不自然ではないでしょうか？
スレッタはエリクトのクローンなのか？
にわかに真実味を帯びてくるのが、スレッタ＝エリクトのクローン説。
ガンド技術を応用して、エリクトのクローンを作り上げたと考えれば、特徴のある眉毛を含む顔も、赤い髪も、そっくりなのがうなずけます。
エリクトはどうなったの？
第6話でエランとの決闘でスレッタが危険にさらされた時のこと。
エアリアルの目が紅く輝き、ファラクトのガンビットの動きを止めます！
そしてエランの耳に聞こえた『少女の声』。
エリクト＝エアリアル説が濃厚になっています。
エアリアルの中にいるのは、もしかするとエリクトだけではない可能性まで出て来ました！
エアリアル＝エリクト説が補強されてしまいました。まず２１年前にプロローグはおかしい。スレッタちゃんの歳的に１３年前のはず。次にママのエアリアル＝娘発言。そしてエアリアルくんのGUNDジャマー？から聞こえた少女の声。何もかもが最悪の事実を照らしています。こわい #水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/0xtxqyN02g
— ガタリ (@gatariblue) November 6, 2022
並外れた操縦能力は『コーディネイター』特有のもの？
スレッタ・マーキュリーのモビルスーツ操縦能力は非常に高度なものです。
スレッタはエアリアルとの関係を「小さい時からずっと一緒にいる友だち、家族のようなもの」と表現しています。
それにしても、ガンビットを駆使して勝利した初戦はともかく、グエルのダリルバルデ戦での動きはほぼあり得ないものでしょう。
エアリアルとダリルバルデのラストシーン、スレッタは上段からの切り込みと見せかけての突きで上段ガードしてるグエルの片腕封じて、エアリアルはすぐビームサーベル手放してその手で相手の空いてるサーベル掴んで封じてアンテナ体当たりでへし折るとかやっぱりスレッタおかしいよ
#水星の魔女 pic.twitter.com/1oAnEeGY7e— 瑠璃江(るりえ) (@rrie71) October 16, 2022
エランのファラクトとの決闘も、スタンビームのよけ方は人間離れしていて、まるでコーディネイターのようでした。
「ガンダムSEED」の印象的なシーンの一つで、第一話でキラさんが、「MSに乗りながらOSを書き換える」という離れ業をして、「コーディネーターのとんでもなさ」を見せつけたわけだが、さすがに「乗りながら」は無理にしろ、実は歴代主人公もけっこうできるんだよな。 pic.twitter.com/SCMmxtZ75S
— SOW＠新刊12月発売 (@sow_LIBRA11) March 11, 2021
『ガンダムSEED』では「遺伝子調整によってあらかじめ強靱な肉体と優秀な頭脳を持った新人類」を作り出し、彼らをコーディネイターと呼んでいました。
スレッタがエリクトのクローンのような『創られた存在』である場合、遺伝子操作を施して高い能力を持たせることも行われるでしょう！
エラン・ケレスが『強化人士』であることもわかってきましたので、この世界ではコーディネイターを創る技術は十分にあるでしょう。
『水星の魔女』スレッタはクローン？コーディネイター？今後の展開は？
『水星の魔女』では今後アーシアン対スペーシアンの間の差別、搾取の問題がクローズアップされるでしょう。
その時にアーシアンの側につくのが、ミオリネ・レンブラン、スレッタ・マーキュリー、地球寮のみんな、さらに、グエル、エランも入ってくると面白いと思います。
オレは、エランは死んでないと思う！
ベルメリアが守ったと思うんだぜ！
ちょ待てよ。あのグエルが地球寮？？
ジェターク寮を追い出されたのはその布石だと思うね！
水星の魔女の人種差別問題も、ガンダムSEEDのコーディネイターとナチュラルばりにギスギスしてますね。
#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/IWJoepNdOZ
— BARUGA🐉雷蔵 (@BARUGA15000) October 9, 2022
『水星の魔女』スレッタはクローン？コーディネイター？まとめ
『水星の魔女』スレッタはクローンであり、コーディネイターであると予想します。
そう考える理由は、スレッタの年齢と、エアリアルの中にいるらしいエリクト、そしてガンダム・エアリアルを操る常人離れした能力からです。
今後はアーシアン対スペーシアンの対立の中、学生たちの連帯する姿が描かれていくのではないでしょうか。
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