『水星の魔女』エンディングテーマ『君よ気高くあれ』は誰を歌っている?

水星の魔女

『機動戦士ガンダム水星の魔女』エンディングテーマシユイさんの歌う『君よ 気高くあれ』

この曲の歌詞から、キーになるフレーズを抜き出し、いったい何を歌ったものなのか、誰を歌ったものなのかを考察していきます。

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『機動戦士ガンダム水星の魔女』エンディングテーマ『君よ 気高くあれ』

『水星の魔女』の世界観が広がる音楽といい、美しい画像といい、気合が入っています!

この曲、スレッタのことを歌っているようでもあり、ミオリネのことを歌っているようでもあり、エアリアルのことを歌っているようでもあり。

著作権の関係から歌詞をそのまま書くことは出来ませんが、ご一緒にこの歌詞について考えていきましょう。

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『君よ 気高くあれ』|地球の重力が君を縛り付ける?

現代社会もそうですが、『水星の魔女』の世界も、自分の力ではどうにもならないような閉塞感や無力感にさいなまれているようですね。

それを「重力に引かれてる」というからには、これはスペーシアンの感覚ではなく、地球上の感覚のような気がしますね。

これは、まだ理由は明かされないながら地球に行きたがっているミオリネに関係しているのかもしれません。

「お母さんのお葬式」のことで父デリングを恨んでいるようですから、地球はミオリネのお母さんのゆかりの地、ミオリネは地球に行ったことがあるのかもしれませんね。

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『君よ 気高くあれ』|一人きりで震えてる

暗闇の中で「一人きりで震えてる」。

これは誰のことでしょう?

水星でたった一人の子どもだったスレッタ
でも彼女にはエアリアルという家族がいました。

やはり、実の父親は支配することしか知らず、愛情を与えてくれることがなかったミオリネが一人きりで震えているようではないですか?

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『君よ 気高くあれ』|進めば二つ

『逃げれば一つ、進めば二つ』はスレッタの母がスレッタに教えたおまじないの言葉です。

スレッタはこの言葉を、ミオリネとともにエアリアルのコックピットにいる時に口にしました。

そしてミオリネはこの言葉『進めば二つ』を、第二話で父デリングの前に出た時につぶやいていました。

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『君よ 気高くあれ』|過去は君を囚え

ここで気になるのが「過去は君を囚え」。

ミオリネのお母さんに関わる記憶なのか?

エリーエリクトがルブリスに乗って水星へと逃げていったあの悲劇のことなのか?

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『君よ 気高くあれ』|宿命を超えて

宿命を超えて」再び進めという部分も、ミオリネが父の道具として利用されていた宿命をこえるのか?

スレッタが辺境の地水星から、アスティカシア学園にやって来て運命を切り拓くことを指しているのか?

この部分は曲のサビに当たる部分なので、スレッタ・ミオリネ二人に共通するものなのかもしれませんね。

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『君よ 気高くあれ』|お前はどうだ 誰かだろ

このくだりで突然『戦い』を意識したものになっていきます。

●ぬべきなのは何にもなれない人間!
信じないなら●すしかないなぁ

ヴァナディース機関を襲った評議会のドミニコス隊、といった対立が思い起こされますね。

そして闇の中に何を見る?という質問は、やはり主人公のスレッタとミオリネに向けたもののように受け取れます。

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『君よ 気高くあれ』|二度と誰かに自分を消えさせはしない

「自分が消えた」というフレーズは、プロローグで出て来た『エリクト・サマヤ』という名前がなくなっていることを思い出させます。

スレッタ・マーキュリーと同一人物と思われるけれども、マーキュリー=水星ですので偽名のように思われます。

ヴァナディース機関のエレノラ・サマヤとその娘が生きていること自体が秘密なのでしょうか?

評議会の権力に存在すら消されてしまったことを、二度と繰り返さないという誓いのようです。

『君よ 気高くあれ』|動くのは誰のため

このくだりはもちろん、エアリアルを動かすスレッタのことですね!

彼女は誰のために動くのでしょう?

母のため?水星の労働者のため?
ミオリネを救うため?
自分自身のため?

気高く戦い続けるスレッタを、そしてミオリネを応援したくなるテーマ曲ですね。

『機動戦士ガンダム水星の魔女』エンディングテーマは誰を歌っている?まとめ

歌詞を分割して解釈してきましたが、このエンディングテーマはスレッタとミオリネという主人公二人のための曲と解釈できそうです。

育った環境は違う二人ですが、過去に悲劇を隠していそうな二人の心は似通っているのかもしれません。

権力を握るものと力のないものの格差、スペーシアンとアーシアンの格差、不当なまでのその落差に立ち向かう二人の少女とガンダム。

彼らが明るい未来を切り開いていくことを願ってやみません!

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コメント

  1. KE より:

    進めば2つ、逃げれば1つ っていうの、作中の描写、3話あたりを見るだけならば、すごく良い言葉なんだけど、でも、エンディングテーマで示唆されとるように、これは、呪いワードなんだろうなと予感します。

    ずばり、(憶測を)言うと、逃げれば、エリクトの命は助かってた。
    だが、進んだから、エリクトは星になったけど、
    スレッタと、ガンダム・エアリアルを、得たという・・ たぶん、もう半分は狂っていて、だが、その半分は理知的で何か恐ろしいことを粛々とやっている、プロスペラさんのテーマ。

    逃げたら1つ(エリクト)
    進めば2つ(スレッタとエアリアル) という、暗黒ワード。

    • myfavoritesongs より:

      コメントありがとうございます。
      うわー!闇が深いですね!
      やっぱり怖い。呪縛を感じます。

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