『機動戦士ガンダム』第3話『グエルのプライド』は予想通り、ダリルバルデに乗ったグエル・ジェタークとスレッタの決闘になりましたね!
今回もネタ満載の第三話。
振り返りながら感想を記していきます。
『水星の魔女』第3話|スレッタのやりたいことリスト!
ミオリネがスレッタに「絶対勝って!あんたの退学と私の結婚がかかってるんだから!」と言うと、スレッタは困った顔をして、「嫌です」と答えます。え?
スレッタには『学校に来たらやりたいことリスト』があるのです。
- 友だちを作る
- あだ名で呼ぶ
- 図書館で勉強
- 屋上でご飯
- デートする
ミオリネに「色ボケ!」とデコピンされるスレッタ。
スレッタは結婚したら「不倫になるから」デートができなくなる!と訴えるのです。
水星ってお固いのね…
ミオリネは、17歳になるまでは結婚できないし、その前に自分は地球に逃げ出すから、婚約者でいてくれるだけでいい、とスレッタを安心させます。
スレッタのやりたいことリスト、可愛いなぁ~!
『水星の魔女』第3話|ダリルバルデに何を仕込んだ?
グエルは整備中のダリルバルデを見て、「第5世代の意思拡張AI」が仕込まれていることを整備士から聞き出します。
「オレの腕じゃ勝てないってのか!」とわめくグエルに、またもや父ちゃんのビンタ‼
昭和の漫画か?
アムロ・レイはな、父さんにもぶたれたことないのにブライトさんにぶたれたんだ…2回も
ヴィム・ジェタークは何が何でも息子を勝たせるためにAIで操縦させるつもりのようです。
『水星の魔女』第3話|レディ・プロスペラはやはりお母さんだった
スレッタはお母さんとヴィデオチャット中。
「ベネリット社の人がエアリアルはガンダムだって。私のことも魔女だって」
「スレッタとエアリアルは違うわ。私の可愛い娘だもの」
このセリフが気になるなら下の記事も読んでみて!
『機動戦士ガンダム水星の魔女』op『祝福』に隠されたエリー死亡説
さて、この場面で、お母さんがヘッドギアを外したプロスペラであることが明らかになりました。
また、名前が『プロスペラ・マーキュリー』と表示されていたことから、シン・セー開発公社のCEOがスレッタのお母さんであることが決定しました。
『機動戦士ガンダム水星の魔女』仮面キャラは誰なの?
こちらの記事で「どうなんだろう…」とモヤモヤしていたので、すっきりしました。
こうなってみると、お母さん=エレノラの復讐とはGUND技術の安全性と可能性を広めることなのかな?と思えてきますね。
ジェタークや評議会に対する個人的な仇討ちということではなく、「ドローン技術ですよ」「技術を提供しますよ」とガンダムをベネリットグループ内に拡散し、さらに全宇宙での有効活用を狙うことを「復讐」と呼ぶのではないでしょうか。
『水星の魔女』第3話|リケジョ!!ニカ・ナナウラ
メカニック科2年のアーシアン、ニカ・ナナウラはリケジョであることがここで明らかに!
スレッタを呼び止めて、エアリアルのガンビットについて熱く質問しています。
第1話で生徒手帳を貸してくれたことといい、1話ごとに存在感を増していくニカ姉。好感度大です!
『水星の魔女』第3話|レディ・プロスペラがヴィム・ジェタークに貸しを作れた理由は?
プロスペラはヴィム・ジェタークに審問会での「力添え」のお礼を言っていました。
ヴィム・ジェタークに脅しをかけたようですが、プロスペラはデリング・レンブラン暗殺計画をどうやって知ったのでしょうか?
デリングの近くにラジャン・ザヒがいるように、ジェタークの身辺にも情報提供者を置いているのかもしれません。
『水星の魔女』第3話|サリウス・ゼネリも養子のシャディクにスレッタを探らせる
サリウスからシャディクに連絡が入り、プロスペラ・マーキュリーを調べること、シャディクにはスレッタを探らせることが明らかになります。
この情報によれは、スレッタは水星生まれなんだ
これでエラン・ケレスもシャディク・ゼネリもスレッタを追い回すこと決定。
第3話の最後ではなななんとグエルまで「オレた結婚してくれ!」って・・・
どーする、スレッタ?
『水星の魔女』第3話|スレッタには学校でやりたいことのリストがある
エラン・ケリスが決闘委員会の連絡先としてアドレス交換を求めてきます。
生徒手帳のデバイスで連絡先をピッと交換したスレッタは、やりたいことリストの項目が一つ叶ったと無邪気に喜びます。
こーいうところが可愛いんだよね、水星たぬきちゃん!
しかも1人目はイケメンかあ!
他には何があるの?とエランに聞かれ、友だちを作ること、あだ名で呼ぶこと、デートすることなど挙げていました。
エアリアルに見せてもらったライブラリーの映像で、楽しい学園生活を夢見ていたことがわかります。
『水星の魔女』第3話|無効になった決闘のやり直し
グエル・ジェターク対スレッタ・マーキュリーの決闘は無効となり、改めて正式に対戦の予定が組まれます。
おかしくないか?不正と言われたのにスレッタは前回と同じ機体だよね?
グエルの方はダリルバルデにえらく自信があるようだね。
スレッタは「ミオリネへの謝罪」を、グエルは「スレッタの退学」を賭けて戦います。
シャディクと同じ、ブリオン寮のセセリア・ドートはグエル先輩に向かって「親が偉いと決闘の勝敗も無効にして貰えてイイっすね~。今度負けたら言い訳できませんよ?」と嫌味を言います。
それを聞いていたスレッタが、「ダメです!逃げない人を笑うのはダメなんです」と割って入ります。
スレッタいい子だなあ~♡
エレベーターで二人きりになったグエルとスレッタ。
スレッタは「逃げたら一つ、進めば二つ」の話をします。
グエルが「いい親なんだな」と言い捨てて去っていくのが印象的です。
この時グエルは、父にぶたれた左頬をそっと押さえています…
まあ、グエルの毒親ヒドイからなあ!
『水星の魔女』第3話|決闘開始!
立会人エラン・ケレスがスレッタに決闘の口上を述べるように言い、モタモタしているスレッタにミオリネがキレ気味に「さっき教えたでしょう?」と。
第1話ではミオリネがスラスラ述べてましたからね!
勝敗はモビルスーツの性能、操縦者の技だけでは決まらず
ただ結果のみが真実!
フィックス・リリース!
開始早々ダリルバルデは勝手に自動操縦を始め、グエルの操縦を受け付けません。
その上『排熱処理』のためにスプリンクラーから放水が始まり、エアリアルのビーム兵器は力を発揮しなくなってしまいます。
グエル優位か?!ダリルバルデはエアリアルの攻撃をシールドビットで防ぎ、俊敏な動きでエアリアルの片腕を斬り落とします!
ミオリネはスレッタに「とにかく持ちこたえて‼」と伝え、自らモビルクラフトを操縦してスプリンクラーを止めに行きます。
しかしグエルは放水が意図的なものと気づき、また操縦に自動攻撃のプログラムが組み込まれているらしいことを知り、逆上します。
ミオリネがスプリンクラーを操作しているフェルシーとペトラを探し出し、放水を止めることができました。
グエルは自動操縦のAIを叩き壊して自分自身の力を発揮し、エアリアルを力業で押しまくります。
スレッタもエスカッシャンを駆使して戦い、最後はエアリアルを操ってダリルバルデのアンテナブレードを見事にへし折ります!!
このTweetがいい解説してくれているんだ!
エアリアルとダリルバルデのラストシーン、スレッタは上段からの切り込みと見せかけての突きで上段ガードしてるグエルの片腕封じて、エアリアルはすぐビームサーベル手放してその手で相手の空いてるサーベル掴んで封じてアンテナ体当たりでへし折るとかやっぱりスレッタおかしいよ
#水星の魔女 pic.twitter.com/1oAnEeGY7e— 瑠璃江(るりえ) (@rrie71) October 16, 2022
これで決闘の勝者はスレッタになり、スレッタは今まで通り学園にいられることになりました。
「これで、エアリアルも、ミオリネさんもセーフ!
良かったね!ミオミオ」
と、いきなりミオリネに話しかけ「はぁ?何なのソレ」と怒られるスレッタ(笑)
あだ名で呼びたかったんです。
勝利が決まって、ミオミオは「ざまあみろ、クソ親父!」と言うんだけど、グエルのことは悪く言わないんだ。
そこがさわやかでイイね。
コックピットから降りたスレッタとグエルは向かい合います。
スレッタは「ごめんなさい!あなたを見くびっていました。あなたは本当に強かった」
とグエルを称え、握手を求めます。
グエルの表情が変わったかと思うと、グエルは差し出された手を両手で握り、跪きます。
「スレッタ・マーキュリー。俺と結婚してくれ!」
まさかの展開を見せるのです!!
『水星の魔女』第3話|第4話以降の予想
学園ドラマとしての展開
第2話のエラン・ケリスに続き、シャディク・ゼネリも養父の指示とは言えスレッタに近づいて来る予感がします。
さらになんとグエルまで「結婚してくれ!」というわけですから、まさかのスレッタ『モテ期』到来です!
こんなにみんながスレッタ狙いになるとは…
しかもスレッタにはミオリネという婚約者がいるわけですが、ミオリネは「別にいいんじゃない?」という態度。
17歳になるまで結婚は出来ないし、その前に自分は絶対に地球に脱出するから、というのがその理由で、やはりまさかの女子同志で結婚は実現させる気はないようです。
モビルスーツの戦いとしての展開
さすがに学園内の決闘がモビルスーツ開発の目的ではないでしょう。
一番考えられるのは、アーシアンとスペーシアンとの戦争です。
これまでのガンダムでは、地球の支配からの独立を求めて宇宙コロニーで暮らす人間たちが戦争を仕掛けましたが、『水星の魔女』ではこれが逆転し、地球出身者は明らかに虐げられています。
地球にこだわるミオリネのお母さんは地球出身者なのでしょう。
父から逃げたいミオリネは母の故郷地球を目指すのでしょうが、父デリング・レンブランの『ダブスタクソ親父』の裏にも何かがありそうです。
ミオリネのお母さんはオックス・アース社のモビルスーツ、ガンダムを操り、データストームに蝕まれて幼いミオリネを残して亡くなってしまったかもしれませんね。
妻を深く愛していたデリングは、ガンダムを憎み、地球を憎み、今のような人間になっていったのかも。
そしてデリングは大切な一人娘をただ守りたいだけの、頑固で孤独な父親なのかもしれません。
元ネタウィリアム・シェイクスピアの『テンペスト』はハッピーエンド
『水星の魔女』の元ネタといわれるウィリアム・シェイクスピアの戯曲『テンペスト』は、12年前に弟と隣国の王に裏切られた主人公が、許しによって争いを終わらせる物語です。
『ガンダム水星の魔女』元ネタ『テンペスト』ネタバレあらすじと今後の展開予想
スレッタの母プロスペラ・マーキュリーは、デリング・レンブランはじめ評議会の面々に『ガンダム=悪と一方的に裁いて攻撃したことは間違いだった。』と反省させ、これからはGUND技術を有効に使い全宇宙の平和に役立てましょう、と主張したい。
デリングは自分の妻を奪ったガンダムを許せなかったため、その主張を封じるために攻撃を仕掛ける。。。という展開はどうでしょう?
第4話以降の展開も、目を離せませんね!
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