『機動戦士ガンダム水星の魔女』のオープニングテーマはYOASOBIの『祝福』。
もう動画はご覧になりましたか?
このオープニング曲を読み解くと現れる仮説がヤバすぎるとファンの間で話題騒然です!
『機動戦士ガンダム水星の魔女』オープニングテーマ『祝福』YOASOBI
オープニングテーマはYOASOBIの『祝福』。イクラちゃんの透明感のある声がイイですね!
プロローグから始まり本編第1話、小説『ゆりかごの星』そして本編第2話、第3話まで進んだ今、このオープニングテーマに隠された設定が話題になっています。
まずエアリアルの視点で書かれた歌詞を『ゆりかごの星』と重ねてみましょう。
苛酷な環境の水星には他に子どもはいなくて、エアリアルのAIだけが友だちだったスレッタ。
まるで人間のようにスレッタを思いやるエアリアル。
二人はまるで家族のように結びついています。
エアリアルの力を借りて未来へと飛び立つスレッタへの素晴らしい応援歌…そんな風に受け取れます。
『ガンダム水星の魔女』原作小説『ゆりかごの星』あらすじネタバレ
『水星の魔女』OP『祝福』の歌詞がヤバイとネットは騒然
しかし第3話放映後にネットは騒然としました!
たとえばこのTweet。
水星の魔女、エリクト死亡説出てて不穏な展開が過ぎる。
•確かにルブリスのOSが「SYS OS 2.0」、エアリアルのOSが「SYS OS E.S(エリクト=サマヤ?)」
•データストーム出ないのはエリクトAIor脳が肩代わり
→その点でゆりかごの星と祝福の歌詞聞いたら「確かに」となる…#G_Witch #水星の魔女— 薮のモンエナ漬け (@childrenroomer) October 18, 2022
エリクト死亡説ってなに?
プロローグに登場した4歳の少女エリクト・サマヤ(=エリー)は苛酷な水星の環境で生き延びることができず、死亡してしまったのではないかという説です。
本編のプロスペラ・マーキュリーはエリクトの母エルノラ・サマヤであることがほぼ確定しています。
スレッタ・マーキュリーはエリクト・サマヤと共通点が多いのですが、同一人物ではないのではないかという説が浮上してきました。
スレッタとエリクトの共通点はマロ眉、赤毛、ヘルメットに描かれているピンクのクマさんのイラスト。
ですが、プロスペラと親子でチャットをしている時に偽名で呼ぶだろうか?という疑問が湧いてきます。(第3話)
モビルスーツのOSの表示が不穏
第3話でエアリアルのOSが『Ver.E.S』と表示されているシーンがあります。
よく発見したな!コマ送りで見てるの?
このE.S.が『エリクト・サマヤ』だとしたら?
エリクトの脳がGUND技術を用いてエアリアルのなかで生きているとしたら?
エリクト・サマヤ死亡説の傍証ってこれか。
エアリアルのOSバージョンが「E.S(エリクト・サマヤ?)」になってるってやつ。
で、スレッタはエリクトの妹として水星で生まれ(プロローグではエルノラのお腹の中)、姉の存在もろもろ知らされずに育ったっていう。#水星の魔女 pic.twitter.com/C9WId3IIkj— Gonza (@Gonza_Orc) October 18, 2022
プロスペラが水星で失った「私の半身」とはエリーのことでは?
審問会でプロスペラは義手を放り投げ、「半身を失った」と言っていますが、仮面の下の顔に損傷は見当たらず、右腕は元から義手です。
ではその半身とは…愛する娘エリクトのことなのではないでしょうか?
データストームが出ないのはなぜ?
第2話で、データストームが出ないことを、「だからエアリアルはガンダムではない」とプロスペラは主張しました。
パーメットリンクによって人体と機械をつなぎ、機能拡張するGUND技術。
巨大なモビルスーツを動かすことで、基準値を超える大量のパーメット流入が起こり、人体に悪影響を及ぼしてしまいます。
これがデータストームです。
プロローグでエリクトはデータストームの悪影響を受けなかっただけでなく、同乗したエルノラをデータストームから完全に守っています。
そのため、エリクトのAIまたは脳が、スレッタをデータストームから守っているのではないか?という説が出ています。
いつも一緒だからね!
以上を踏まえて『祝福』MVを見直すと…
歌詞を書き写すことはできませんので、MVを見ながら順に考察していきます。
「共に生きる」エアリアル
スタートは星空の下を歩きはじめるスレッタ・マーキュリーの姿。
「共に生きるから」の歌詞とともにエアリアルの目が青緑に光ります。
青く光るってことは、スレッタの意思の通りに動くってことだな。
心強い相棒だな~エアリアルは!
モビルスーツが「共に生きる」って言っちゃったよ?
「ずっと昔の記憶」は誰の記憶?
ずっと昔の記憶…の部分での画像は、コックピットの中の幼いスレッタ。
でも、第3話でスレッタ・マーキュリーは水星生まれ、となっていたので、「連れられて来たこの星で」はスレッタのことではないですね。
「ずっと昔この星に連れられてきた記憶」を持つのはエリクト・サマヤのはずです。
「僕たちが作っていくストーリー」
幼い子供の映像と少女に成長したスレッタの映像が交互に現れます。
それを見守ってきたエアリアルの「一人にはさせない」という心情を現すものでしょう。
エアリアルの「意志」が現れているね…
しかし、「いつか…刃が鎖を断ち切るまで」のくだりに差し掛かると、その映像は苔むしたエアリアルに変わります。
「復讐を果たし、もう必要なくなる日まで共に闘うよ」というメッセージを感じるよ。
『祝福』というより『怨念』を感じるなあ!
「共に闘うよ」つないだ二人の手は誰のもの?
色の白い大人の手と、ちょっと浅黒い子どもの手。
色白のエルノラと…エリクトの手に見えてしまいます。
水星で生きられなかったエリクトを母エルノラは何らかの形でエアリアルの知能として生かし続けることを望んだ…そんな想像をしてしまいます。
「僕たちは操り人形じゃない」胸部装甲が赤く輝く!
「エアリアル」はただのAIなのでしょうか?
歌詞の中に強烈な「自我」を感じます。
もしもこの「僕」がエリクトで、水星で生まれた妹のスレッタと「共に生きる」と「考えて」いたとしたら、歌詞全体がスッキリと理解できます。
「どんな物語にでもできる」
ここで手を握るのが4本の腕。
腕が4本描かれているね。
2人じゃなくて4人の腕に見えるよ
まずはエルノラとカルド・ナボ。
子どもの手はスレッタと…やはりエリクトの4人だろ!
「もっと強くなれる」握りあう二人の手は誰のもの?
この場面でも背景に現れる二人の手。
これは誰なのでしょう?
これはもうスレッタとエリクトだろう。
17歳に成長したスレッタと、子どものままのお姉さんのエリクト。
おれはそう思う!
ミオミオとスレッタとか、そういうのないの?
歌詞の内容はミオミオにもかぶってるからな。
多分見るたびに違うキャラを思い浮かべるかもな!
来週からオープニング見るのも楽しみになって来たよ!
『祝福』に関するTweet
様々な視点があって何度でも楽しめそうです!
エリー=エアリアルのAIでスレッタを見守ってる姉目線で祝福MV見ると、エリーが走ってるところでは何も無くて、エアリアルが出てくると同時にスレッタと入れ替わったり、スレッタが飛んでるところでエリーがエアリアル動かしてたり、最後にエアリアルが苔まみれになると同時にエリー消えるのヤバイって
— オジン 京アニ頑張れ (@jgZIBSQq7lJ4s22) October 18, 2022
エリクト・サマヤ死亡説、割りと筋通りそう感ある。
確かに、スレッタの素性を調べた際に「母親が水星で出産」と言っていたし(プロローグ時点でエリクトは4歳)、エリクトをスレッタと呼ぶには何か違和感あるし、ルブリスのosがver2.0でエアリアルのosがverE.S(エリクト・サマヤ?)だし。— うに (@yujikaiip4) October 18, 2022
『機動戦士ガンダム水星の魔女』op『祝福』に隠された真実がヤバイまとめ
『機動戦士ガンダム水星の魔女』プロローグ、公式サイト小説『ゆりかごの星』、本編第1話~第3話の内容をもとに、エリクト=スレッタは同一人物と思われていたけれども、実はスレッタはエリクトの妹であり、エリクトはもう死亡しているのではないかという説を考察しました。
さらにオープニングテーマ『祝福』の歌詞と映像の中にもそれを裏付ける表現があるように思います。
第3話でプロスペラは「スレッタとエアリアルは私の可愛い娘」と話していましたが、もしかしたらそれは、「スレッタもエリクトも私の可愛い娘」という意味かもしれませんね。
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