実写映画『キングダム３』に吉川晃司さんが演じる龐煖（ほうけん）が登場しました。
しかし、これだけ話題になっていながら、出番は思いのほか少なかったですね。
なぜあんなに話題になっていたのか？
これから龐煖（ほうけん）は何をするのか？
そして吉川晃司さんがキャスティングされた理由は何なのか？
これらについて考察していきます。
『キングダム3』龐煖（ほうけん）登場の場面
『キングダム3』では、馬陽の戦い初日の夜に、龐煖（ほうけん）は秦軍の野営地を襲います。
龐煖（ほうけん）『キングダム』13巻p.160
『キングダム3』ではなかなか顔が見えず、吉川晃司さんが演じていることもわかりづらかったでしょう。
しかし、龐煖（ほうけん）のまとう不気味な雰囲気や、王宮で昌文君が語る王騎との因縁の話で、『特別な存在』であることは十分わかりましたね！
『キングダム3』龐煖（ほうけん）登場の異常さ！
龐煖（ほうけん）は趙軍総大将。
その立場にある人間がたった一人、敵軍の野営地を襲うという行動は異常の一言です。
一言も発さずに野営地に踏み込み、巨大な矛の一振りで、何人もの兵を葬ってしまいます。
ホラー映画みたいな怖さだよ…
こんな単独行動、総大将でなくても考えられないよね？
『キングダム4』龐煖（ほうけん）吉川晃司さんがキャスティングされた理由は何なのか？
2012年実写映画『るろうに剣心』で、吉川晃司さんは鵜堂刃衛（うどう・じんえ）役を演じました。
この鵜堂刃衛の圧倒的強さ！圧倒的恐怖！圧倒的カッコよさは忘れられません。
一番好きな吉川晃司さんは、るろ剣実写版の鵜堂刃衛。 もうべらぼうにかっこいいのよ。 強さに説得力があるし。 pic.twitter.com/OyeCzXQoMm
— 美少女🤘11/13ベビスワ誕イベ・11/27バニーボーイBar (@Bishoujo) June 16, 2020
ですので、『キングダム』の龐煖（ほうけん）の異質なまでの強さと孤独とを演じるための実績は証明されていたわけなのです。
『キングダム4』龐煖（ほうけん）は『武神』
『キングダム3』で羌瘣が『神をその身に宿す者は武神と呼ばれる』と語ります。
龐煖は「我武神龐煖也（われぶしんほうけんなり）」と名乗り、前に立ちふさがる人間を何の躊躇もなくなぎ倒していくのです。
我武神龐煖也『キングダム』13巻p.189
龐煖は、『神を堕とす者』である羌瘣の気配に引き付けられるようにして、この場に現れました。
蚩尤（しゆう）の技を身に付けた羌瘣と龐煖との対決は、間違いなく見どころの一つです。
羌瘣ですら龐煖を倒すことは敵わず、信も弾き飛ばされ、飛信隊の隊員は全力で信を守ろうと立ち上がります。
羌瘣と龐煖との対決。この巨大な存在感、まさに武神です。
『キングダム』14巻p.10
『キングダム4』龐煖（ほうけん）は『孤独』
龐煖（ほうけん）は趙軍総大将でありながら、戦場で兵を率いるわけではなく、ただその『個』としての圧倒的な強さで相手を倒していく『武の結晶』なのです。
龐煖の孤独が語られるのは『キングダム』58巻での話になります。
『キングダム4』龐煖（ほうけん）の目的は『王騎を討つこと』だけ
9年前ここ馬陽は趙の領土でした。
馬陽の城を取りに来た秦軍の大将は、六大将軍・摎 （きょう）、副将は同じく六大将軍・王騎です。
その前夜、秦軍の野営地にたった一人で現れた龐煖は、摎を倒します。
摎は王騎の妻となるはずの女性であったため、王騎は龐煖に痛烈な一撃を放ち、それを見ていた昌文君は龐煖は死んだものと考えていました。
ところが龐煖は生き延び、3年かけて傷を癒し、王騎との因縁の地・馬陽に来たのです。
王騎を倒す、ただそれだけを求めて。
『キングダム4』龐煖（ほうけん）の活躍
『キングダム3』の続きから。
龐煖は羌瘣と、そして信と戦い、格の違いを見せつけます。
戦場では趙軍に『大天旗（だいてんき）』が掲げられ、龐煖がついに趙の『三大天』の一人であることが示されるのです。
『三大天』とは？
趙ではかつて廉頗（れんぱ）・藺相如（りんしょうじょ）・趙奢（ちょうしゃ）が三大天と呼ばれて活躍していました。
三人とも実在する人物ですが、『三大天』という扱いは『キングダム』オリジナルです。
『三大天』が不在になったため、秦は趙に対して油断していたわけですが、実はこの時『新三大天』が頭角を現していたのです。
その一人が龐煖、もう一人が李牧。三人目はこの時点で不明です。
そしてついに、龐煖と王騎の一騎打ちが始まります…
『キングダム5』龐煖（ほうけん）のその後の活躍
『キングダム』4のあとも、武神・龐煖は何度も現れます。
『キングダム4』龐煖（ほうけん）吉川晃司さんの活躍する場面はココ！まとめ
『キングダム3』で登場した吉川晃司さんの今後の活躍シーンと、吉川晃司さんが龐煖役としてキャスティングされた理由をご紹介しました。
この後もまだまだ活躍の場がある龐煖役。
吉川晃司さんの龐煖をもっと見たいですね！！
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