『葬送のフリーレン』一級魔法使い試験の受験者・合格者・特典【ネタバレあり】

『葬送のフリーレン』4巻～7巻まで『一級魔法使い試験』の様子が描かれていきます。

魔法使いの試験って？という内容に対する興味に加えて、ここで参加する魔法使いたちがこの後のストーリーに顔を出すようになるのが面白いところです！

「この人誰だっけ？」とチェックするのにもお役立てください。

『一級魔法使い試験』フェルンとフリーレンの受験の目的は？
『一級魔法使い試験』場所と日時は？
『一級魔法使い試験』一次試験試験官と受験者
『一級魔法使い試験』二次試験試験官と受験者
『一級魔法使い試験』三次試験試験官と受験者
『一級魔法使い試験』フェルンが貰った『特典』は？
『一級魔法使い試験』デンケンが貰った『特典』は？
『葬送のフリーレン』一級魔法使い試験の受験者・合格者・特典まとめ

『一級魔法使い試験』フェルンとフリーレンの受験の目的は？

勇者ヒンメルの死から29年後。

フリーレンたちは北部高原に差し掛かりますが、あいにくここを通るためには、一級魔法使いの同行が必要なようです。

そのためフリーレンはフェルンに資格を取らせようと考えます。
一級魔法使いの試験を受けるためには、五級以上の資格が必要だからです。

大陸魔法協会北部支部へフェルンの受験を申込みに行くと、大陸魔法協会の一級魔法使い・レルネンがフリーレンの『聖杖の証』に目を止め、フリーレンも受験できることになります。

『一級魔法使い試験』場所と日時は？

場所は北側諸国最大の魔法都市、オイサーストと、聖都シュトラールの2か所。
一級試験は3年に1回ですが、フリーレンたちがオイサーストに到着してから2か月後に試験が行われることがわかります。

『一級魔法使い試験』一次試験試験官と受験者

一次試験の試験官は一級魔法使いゲナウ。

受験者総勢57名を、腕輪によって3名ずつのパーティーに分けます。
試験の合格条件は、

結界の中にいる『隕鉄鳥（シュティレ）』という小鳥を捕まえ、籠に入れていること
その時点でパーティーメンバー全員がそろっていること

の両方です。

第2パーティー『葬送のフリーレン』5巻p.6

フリーレンの組は三級魔法使いのラヴィーネと、同じく三級魔法使いのカンネ。
二人は取っ組み合いの派手なケンカばかりしていますが、いざ隕鉄鳥を見つけると、見事な連係プレーを見せます。

第4パーティー『葬送のフリーレン』5巻p.28

フェルン、ユーベル、ラントの組は早々と隕鉄鳥を捕まえることに成功しますが、第8パーティーのヴィアベルたちが鳥を奪いに現れます！

フェルン対エーレ。魔法学校の首席エーレもフェルンの一般魔法攻撃の手数に耐えきれません。
ユーベル対ヴィアベル。エーレが死んだとフェルンに騙され、ヴィアベルは攻撃を止めてしまいます。
ラント対シャルフ。ラントの分身魔法に気づかず、シャルフは気絶させられてしまいます。

しかし、最後に目の前に現れた隕鉄鳥をあっさりヴィアベルの拘束魔法でゲット。

第2パーティーの作戦は、大きな湖をラヴィーネの魔法で凍らせ、小さな池はカンネの魔力を込め、隕鉄鳥を魔力を込めていない水場へ誘導すること。

湖が凍るのを見て、「早く溶かせ！」と命令しているのは、エーデルです。

エーデル『葬送のフリーレン』5巻p.36

第13パーティー『葬送のフリーレン』5巻p.40

しかし、第13パーティーのデンケン、ラオフェン、リヒターは、氷を溶かしてももう遅いことに気づき、第2パーティーから鳥を奪う作戦に切り替えます。

水場を制限したフリーレンたちは計画通り隕鉄鳥を捕まえますが、フリーレンが『鳥を捕まえる魔法』を使った瞬間、それを感知したデンケンたちが、目の前に立ちふさがります。

ラオフェンの高速移動魔法でみごと隕鉄鳥を奪い取ります。

しかしフリーレンは結界の解析をしながらデンケンを軽々と戦闘不能にし、ラオフェンから鳥を取り返します。
リヒターに●されそうになっていたラヴィーネとカンネは、結界が破られ雨が降ってきたため、カンネの魔法でリヒターを倒します。

デンケンはそれでもあきらめず、敗走したパーティーから殴り合いで鳥を手に入れます。

いい年したオッサンのデンケンが熱血の殴り合い…

この執念の理由はこの後明かされていくよ！

『一級魔法使い試験』二次試験試験官と受験者

二次試験の試験官は一級魔法使いゼンゼ。

一次通過『葬送のフリーレン』5巻p.152

一次試験を通過したのは18名です。

第1パーティー：メトーデ、トーン、レンゲ。
第2パーティー：フリーレン、ラヴィーネ、カンネ。
第4パーティー：フェルン、ラント、ユーベル。
第8パーティー：ヴィアベル、シャルフ、エーレ。
第13パーティー：デンケン、リヒター、ラオフェン。
第17パーティー：エーデル、ブライ、ドゥンスト。

二次試験の内容は『迷宮（ダンジョン）攻略』。
『零落の王墓』の最深部までたどり着けば合格です。

ダンジョンは魔物と罠の仕掛けだらけ。
一級魔法使いレネルンが開発した『脱出用ゴーレム』で命からがら逃げだすのはレンゲ。

宝箱がミミックだったり、メダルが入っていたり、まるでドラクエだね！

ダンジョンの最深に近づくと、『自分自身の複製』が待ち構えています！

ゼンゼの複製と出会ったエーデルはどうやら『戦闘能力が皆無』のようです。
エーデルの一族は『精神操作魔法』の生業ということがわかりましたが、複製体には『心』がないため、操ることができません。
複製体から攻撃を受けたエーデルは試験を諦め、リタイヤします。

さらに最深部では『フリーレンの複製』が。
ラヴィーネが、複製体を操っているのは『シュピーゲル（水鏡の悪魔）』である、という情報を共有し、ついにフリーレン、フェルン、ラヴィーネ、カンネ、デンケン、リヒター、ラオフェン、メトーデの8人で作戦会議を開きます。

ラヴィーネとリヒターは複製体の攻撃を受け『脱出用ゴーレム』でリタイヤ。

ユーベル、ヴィアベル、ラント、シャルフ、エーレ、ドゥンストも合流し、合計12名での合格となりました。

『一級魔法使い試験』三次試験試験官と受験者

三次試験の試験官は、本来レルネンのはずでしたが、急遽ゼーリエが自ら担当することになります。

カンネ：ゼーリエの魔力に恐怖を感じたため不合格。
ドゥンスト：不合格（顔を見ただけ）。
ラオフェン：不合格（顔を見ただけ）。
シャルフ：不合格（顔を見ただけ）。
エーレ：不合格（顔を見ただけ）。
フリーレン：くだらない魔法が好きなので不合格。
フェルン：ゼーリエの魔力のゆらぎが見えたため合格。弟子に勧誘される。
デンケン：ゼーリエに対して戦意を抱いたため合格。
ユーベル：合格（顔を見ただけ）。
ラント：一度も試験会場に現れず、自宅にいた度胸を買われて合格。
ヴィアベル：魔法は●しの道具、と答えて合格。
メトーデ：ゼーリエを小っちゃくて可愛いと思ったため合格。