『キングダム』山の民のメンバーは?名前、族名、特徴、意外なネタ満載でご紹介!

バジオウ『キングダム』2巻P.170 キングダム

楊端和率いる戦闘民族・山の民。

漫画『キングダム』の世界で活躍する山の民について、楊端和の酒癖、バジオウの意外な弱点、タジフの可愛さ、シュンメンのブラックジョーク、モブキャラと思っていたら意外と重要人物だった、など小ネタ満載でご紹介します。

きっと山の民のファンになってしまいますよ!

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『キングダム』山界の死王‼楊端和(ようたんわ)

氏名:楊端和
部族:?
武器:双剣
特徴:お酒に強いが酒癖が悪い(『キングダム』33巻巻末より)
爵位:紀元前241年 合従軍の戦いの後『大上造』の爵位を受ける
紀元前234年 鄴攻略戦での働きにより、六大将軍の第四将に選ばれる
クイーン楊端和

クイーン楊端和『キングダム』33巻巻末

秦の西側に広がる広大な山岳地帯。山の民の頂点はもちろん楊端和

楊端和『キングダム』32巻p.149

楊端和『キングダム』32巻p.149

あのバジオウが初めて恐怖を感じた相手。
少女のころから飛びぬけた武力と統率力を見せつけていました!

実写映画では長澤まさみさんが
『強くて美くて、ついていきたくなる楊端和』
を見事に演じているよね!

歴史上に実在する人物なのですが、山の民の頂点に君臨する美女という設定は『キングダム』オリジナルです。

楊端和『キングダム』52巻p.157

楊端和『キングダム』52巻p.157

趙軍・舜水樹に誘導され、橑陽(りょうよう)で犬戎王と戦う場面でも、敵将ゴバを見事討ち取ります。

楊端和は実在した?
楊端和の結婚相手は?

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『キングダム』山の民:バジオウ

氏名:バジオウ
部族:バジ族最後の生きのこり
武器:腰の後ろに挿した双剣
階級:山界の死王・楊端和の右腕。
特徴:方向音痴

楊端和同様、山の民の言葉と秦の言葉の両方を理解し、話すことができます。

バジオウ『キングダム』2巻P.170

バジオウ『キングダム』2巻P.170

紀元前245年、成蟜(せいきょう)反乱の際は、巨人のような怪物・ランカイを相手に勇猛に戦い、信とともに無力化させました。

(のちにランカイは山の民の一員として迎えられ、楊端和のために戦う戦士になって行きます。)

バジオウ『キングダム』4巻P.154 (

バジオウ『キングダム』4巻P.154 (

山の中でたった一人生き延びて来た野獣のような育ちから、楊端和の家族へ迎え入れられ、忠誠を誓ったバジオウ。

紀元前236年の鄴攻めでは、楊端和を救うため断崖絶壁を飛び越えるという離れ業を見せます!

バジオウ『キングダム』52巻p.196

バジオウ『キングダム』52巻p.196

このシーン、『ETかっ!』ってツッコミたくなるけど、マジ感動した!
バジオウの楊端和に寄せる熱い思いが伝わってくるぜ!

『キングダム』バジオウの素顔

バジオウは方向オンチ『キングダム』4巻p.205

バジオウは方向オンチ『キングダム』4巻p.205

バジオウの欠点は方向オンチ。4巻の巻末まんが『たんわ様山界統一伝』でバラされています(笑)

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『キングダム』山の民:タジフ

氏名:タジフ
部族:?
武器:丸い巨岩のこん棒。
役職:楊端和軍幹部
特徴:とぼけた面の牙は信に折られた。
政が「山の王に会いに行く」と山界に足を踏み入れた時迎えに来た一行の中にいました。
タジフは信にぶっ飛ばされ、その時牙を2本折られています。
しかしそのことで「面ヲ折ッタ平地ノ少年戦士ニ敬意ヲ払ウ」と信を認めるようになります。
その後はランカイに叩き潰されそうになったり、蕞(さい)防衛戦の援軍となったり、犬戎王との死闘に巻き込まれたりしながら、楊端和軍怪力担当として活躍を続けます!
タジフ『キングダム』32巻p.162

タジフ『キングダム』32巻p.162

紀元前236年の鄴攻めで信に再会したタジフは「シン、コンニチマ」「コンバンマ」と平地の言葉を勉強していました!

面の雰囲気と、言い間違いの感じが可愛くて、お気に入りの一人になってしまうね!

『キングダム』山の民:シュンメン

初登場は成蟜(せいきょう)から玉座を取り戻すために王宮へ忍び込む場面。

バジオウの指示で、タジフと共にランカイに立ち向かう勇者です!

氏名:シュンメン
部族:鳥牙(ちょうが)族
武器:刀
役職:楊端和軍幹部
特徴:ブラックユーモアが過ぎるところ

紀元前236年、橑陽(りょうよう)では犬戎軍に突進し、やられたか?と思われましたが生きていました。

シュンメン『キングダム』53巻P.104 (

シュンメン『キングダム』53巻P.104

シュンメンの最高のエピソード『キングダム』10巻おまけ『鳥牙族最強の男』だよ!

楊端和に勝てないシュンメンは、ランカイと二人がかりでなら、と企みます。
しかしランカイは、他の山の民同様、楊端和の大ファンになっていました!と言う話。シュンメンの歴史を知ることができるぞ!

『キングダム』山の民:トッヂ、フゥジ、ラマウジ

成蟜の反乱時、王宮前広場で楊端和と共に政を守りつつ戦った勇者。

紀元前236年の鄴攻め・列尾城攻略の際と橑陽(りょうよう)で、ラマウジは伝令の役を務めていました。
橑陽(りょうよう)ではトッヂが壁に「無駄足だったな」と話しかけ、楊端和に「からかうな」と諫められています。(『キングダム』49巻)トッヂはガン族から楊端和をかばって戦死。

トッヂ、フゥヂ、ラマウジ『キングダム』4巻p.189

トッヂ、フゥヂ、ラマウジ『キングダム』4巻p.189

『キングダム』山の民:黒長老・白長老

楊端和の教育係と思われる長老たちは、いつも「コリーン」「コリーン」という効果音と共に現れます(笑)

首から掛けているネックレスがカウベルのように「コリーン」と鳴るのでしょうか?

祖先の恨みを伝える彼らは歯が汚く、かなりの老人として描かれているようですが…

なんだかカワイイんですよね。

長老

長老『キングダム』3巻p.46

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『キングダム』山の民:メラ族

氏名:カタリ
階級:メラ族長。キタリの兄。
武器:半月型に曲がった剣
壁に「ルーディン(出陣)」を教える。
族長はメラ族のために今何をなすべきか考え実践する者だ。
いついかなる時どのような状況であっても、まずはメラ族のために何をすべきかを。
(キタリに)分かるようになるまでは私のマネゴトをすればいい
カタリ『キングダム』52巻p.164
カタリとメラ族『キングダム』51巻p.106

カタリとメラ族『キングダム』51巻p.106

犬戎のブネンを獲りに来た壁将軍を助けて、その後ブネンに討たれてしまいます。(『キングダム』52巻)

キタリ『キングダム』49巻p.66

キタリ『キングダム』49巻p.66

氏名:キタリ
階級:カタリの後を継ぎメラ族長に。
武器:半月型に曲がった剣

メラ族のキタリは紀元前236年橑陽(りょうよう)戦で初登場。
ブネンを討ち、兄の無念を晴らします。

犬戎王ロゾを壁に任せ、自身は楊端和の警護に当たるという、戦局を広く見渡せる視野を持っています。

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『キングダム』山の民:フィゴ族

氏名:ダント
階級:フィゴ王

紀元前236年橑陽(りょうよう)。
楊端和の指揮で犬戎軍を押し返したのを見て、楊端和に惚れました

犬戎将トアクを討つ。

さらに犬戎王に挑みますが、最後は壁が犬戎王を倒すと信じて、命がけの共闘をします。

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『キングダム』山の民:猿手(えんしゅ)族

氏名:エンポじィ
武器:背中の刀と崖登りの技術
特徴:楊端和を『マンタンワ』と呼ぶ(『キングダム』51巻)
エンポ爺『キングダム』52巻p.216

エンポ爺『キングダム』52巻p.216

楊端和に頼まれ見事に橑陽(りょうよう)城を陥落させてみせます!

戦が終わると「頭を撫でてもらう約束じゃ」と騒ぎ立てる可愛さがあります。

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『キングダム』山の民:飛馬(ひば)族

紀元前236年の鄴攻め。
列尾城攻略では魁として驚くべき速さを見せました。(『キングダム』47巻)

飛馬族『キングダム』47巻p.46

飛馬族『キングダム』47巻p.46

とんでもない速さで矢をかいくぐる飛馬族。列尾の一番乗りです。

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『キングダム』山の民:鳥加(ちょうか)族

弓矢の攻撃特化!盾で敵の攻撃を防ぎながら、バジオウ隊が城壁を登る援護をします。

飛信隊の弓矢兄弟‣仁と淡が初めての実戦を経験したのはこの時です。

鳥加族『キングダム』47巻p.65

鳥加族『キングダム』47巻p.65

『キングダム』山の民:地多(ちた)族

列尾では優れた嗅覚で城門の開閉部屋を探り当てました。

地多族『キングダム』47巻p.85

地多族『キングダム』47巻p.85

『キングダム』山の民:イン族・ウン族

楊端和いわく「ダナイ」=「ただの”助攻”」ですが、矛を振るっての攻撃力は恐ろしいものがあります。

イン族・ウン族のダナイののちにバジオウ、タジフら楊端和直下の軍による「マナイ」=「”主攻”」が送られ、趙軍をおびやかしました!(『キングダム』48巻)

『キングダム』山の民:タラ族・コン族

橑陽(りょうよう)では舜水樹によって犬戎王の縄張りまで誘導され、犬戎王と戦う羽目に陥れられた楊端和軍。

山頂の犬戎軍を突破するために楊端和が選んだのが、メラ族、タラ族・コン族でした。

タラ族・コン族の『一斉五射』、一度に五本の矢を射る強烈な射撃と、山上から下へ向かって怒涛のように攻め込む戦法で犬戎族を押し返しました。(『キングダム』49巻)

『キングダム』山の民:ラギ族

橑陽で兵糧を焼かれた壁を「●せ!」と主張し、死王の禁に逆らったことで見せしめのために楊端和にボコられました。

ラギ族長『キングダム』51巻p.84

ラギ族長『キングダム』51巻p.84

『キングダム』山の民:パン族、ロカ族

橑陽で犬戎のゴバ・ブネン・トアク三兄弟に皆●しに合いました。

『キングダム』山の民:ロコ族

橑陽城を奪取した後、バジオウの治療にあたりました。(『キングダム』5巻)

『キングダム』山の民:ナジャラ族

紀元前233年、宜安攻め。
キタリの命令を受け、壁将軍に率いられ従軍。

ナジャラ族『キングダム』65巻p.212 (1)

ナジャラ族『キングダム』65巻p.212

「魔よけの儀式」を行いつつ進軍します。

『キングダム』山の民:梟鳴(きゅうめい)族を滅ぼしたのは楊端和だった

祖父と二人、黒卑村へ逃げ伸びた河了貂は梟鳴(きゅうめい)族。
王弟の反乱鎮圧後、バジオウの口から楊端和軍が勝ったと語られています。

バジオウ・梟鳴族『キングダム』5巻p.106

バジオウ・梟鳴族『キングダム』5巻p.106

その後、楊端和も「梟鳴族も強かった」と話していますので、河了一族の仇は楊端和なんですね。

楊端和・梟鳴族『キングダム』52巻p.204

楊端和・梟鳴族『キングダム』52巻p.204

しかし河了貂は新時代の女。
祖父の教えに従い、自分の力を生かして人生を切り開くことを選びます。

今さら「楊端和を恨む」とは言わないところが清々しいですね。

『キングダム』山の民のメンバーは?名前、族名、特徴、エピソードをご紹介!まとめ

『キングダム』に登場し活躍する多くの山の民をご紹介しました。

数百の部族の山の民を束ね上げている楊端和ですから、ここに取り上げているのはほんの一部です。山の民に注目して鑑賞し「あっ、あの時の…」とわかると、『キングダム』の楽しさが広がります。

まだまだ小ネタが転がっていると思いますので、お気づきの点はコメントで教えていただけたら嬉しいです!

よろしくお願いします。

 

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