『キングダム』羌瘣(きょうかい)は寿命が縮む?後悔しないワケは

キングダム

『キングダム』のヒロイン羌瘣(きょうかい)。
強く、賢く、美しい羌瘣の寿命が縮んでしまったって本当?

信は自分のために羌瘣が命までかけていたと知り、気が気ではありません。
寿命が縮んだって、いったいどのくらい?まさかすぐ死んだりしないよな?
羌瘣は何をしたんだ?
なんでそんな事したんだよ?

この信の疑問を、ゆっくりと解いていきましょう!

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『キングダム』羌瘣(きょうかい)は寿命を信のために使った

羌瘣(きょうかい)が信に寿命を分けてやったというのは、どんな状況だったのでしょうか?

いつのこと?

紀元前236年、朱海平原の戦いで、ついに信が李牧の本陣に迫ったその時。
龐煖(ほうけん)が現れます。

は王騎の矛に今は亡き仲間たちの力を集め、ついに龐煖(ほうけん)を倒します!
しかし皆が喜びに沸き返る中、身動きしない信…

羌瘣は気づいていました。

激しい戦いが終わる前から、信の命の火はもう消えていたことに。(『キングダム』58巻)

どんな状況で?

信が死んだとわかったとき、飛信隊は戦のことなど考えられなくなりました。

信あっての飛信隊だからです。

信の身体に取りすがり、河了貂が泣き崩れるところへ、羌瘣がやって来ます。

「どけ、河了貂。私が助ける」

panda
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羌瘣はこの直前まで龐煖と戦っていて、自分自身も瀕死の重傷を負っているんだ!
大丈夫なのか、羌瘣?

 

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『キングダム』羌瘣(きょうかい)は何をしたの?

羌瘣は信を生き返らせるために蚩尤(しゆう)に伝わる『命の力を分け与える』禁術を使おうとしています。

蚩尤に伝わる禁術とは?

修業時代に覚えた呪語。
うろ覚えの呪語を思い出しながら唱えていると、象姉の言葉を思い出します。

「死んだやつを生き返らせる術なんて、この世に存在しないってさ」
「死んだものは生き返らない」
羌瘣は、象姉は羌瘣に『良くないこと』が起こるから使わせたくなかったのだと悟ります。

呪語を唱え続ける羌瘣です。
禁術は互いの気の道を開いて行って繋ぐもの。
「人の命は唯 唯 光」と唱えた時、羌瘣には光が見えました。

「繋がった」と感じた羌瘣は、「変化があったらみんなで信を呼んで」と呟き、「天地の間」に入り込みます。

「天地の間」で幽連、羌象に会う

何もない、白い、広い空間が広がる中に幽連の姿が見えます。
生前とは気配が全く異なる幽連がこう言います。

ここより先に行くにはお前の命―「寿命」をいくつか貰う。そしてそれはお前が決めろ

幽連『キングダム』58巻p.121

次に象姉が現れ、「お前の寿命を減らすことでしかあの男は救えない」やめておけ、と止めます。

羌瘣の答えは。

『キングダム』第58巻第630話より全部やる

羌瘣『キングダム』第58巻p.124より

どうしても死なせたくない。信を。

私の命 全部やるから
あいつを助けに行かせてくれ

羌瘣『キングダム』第58巻p.125

朱い階段の部屋で漂が信を迎えに来る

羌瘣の姿は幽連と象姉の前から消え、暗いぬかるみに足を取られて動けなくなっています。
目の前を信が歩いていき、朱い階段が見えます。
その階段を登ったら信は戻れないと思った羌瘣は、信の名前を呼びますが、聞こえないようです。

漂が案内に現れ、信に階段を上るように言います。
ふたりは昔話をしていますが、信の記憶はどんどん消えて行ってしまうようです!

羌瘣は、階段を上ろうとした信の腰に抱きつき、「お前の隊の名前は飛信隊だっ」と叫びます。

信はやっと「天下の大将軍になる」という夢を思い出し、階段を上るのをやめます。
そして羌瘣の姿も見えるようになります。

「命を吸い取るぬかるみ」から信に助け起こされた羌瘣は、思わず信に抱きつきます。

その後羌瘣は「がんばれ」と声を掛け、「光の穴」へと信を押し出します

ぬかるみにくずおれる羌瘣。

松左と去亥が羌瘣を助ける

松左と去亥がぬかるみから羌瘣を救い出します。

ふたりは「まだ役目があるような気がして、とどまっててよかった」と言い合い、

「じゃーな羌瘣。うちらの大将頼んだぞ」と、羌瘣を「光の穴」へ押し出してくれます

「天地の間」で羌象と話す

「天地の間」に戻ると羌象が現れました。

自分の命を削って人を助ける術は蚩尤 の奥義(まわりとの関わりを断って内に入っていく)とは真逆のもの。

象「(信を)いつからそんなに好きだったの?」
瘣「え、私はただ、戦う仲間だから」
象「仲間ねー…じゃあ出っ歯の人が死んでも使ったの?
瘣「いや…それはないかな

羌瘣はこんなやり取りの中で、信のことを好きになったのは「会ってすぐくらいからだったかも」と気づいていきます。

象姉は最後に「悪いこと一つといいこと二つ」を教えてくれます。

悪いことは、やっぱり羌瘣の寿命が縮んでしまったこと。

二つのいいことのうち、一つは忘れてしまっていますが、もう一つは、もともと羌瘣の寿命は極端に長かったため、禁術を使って寿命が縮んでもそれでちょうど他の人間の寿命と同じくらいの長さになったことです。(『キングダム』62巻)

さて、もう一つはいったい何でしょうね?

信と幸せな家庭を築いて、子育てと中華統一を両立したりするのでしょうか??

李信には子孫がいることがわかっているので、それなら面白いです。

あるいは、羌瘣も信とともに六大将軍~大将軍という未来なのでしょうか??

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『キングダム』羌瘣(きょうかい)の寿命はどれだけ縮んだの?

禁術を使った代償として寿命が縮んでしまった羌瘣。

短くなった結果として「普通の人の寿命になった」と言っていますが、それは何歳でしょう?

80歳?70歳?
大幅に減ったとして、100歳くらいまでい生きるかも?

情報が語られ次第、追記していきます。

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『キングダム』羌瘣(きょうかい)はなぜそんな事をしたの?

羌瘣はなぜ自分の命を信に与えるようなことをしたのでしょう?

これは飛信隊に入隊してきた羌瘣の妹分、羌礼が答えてくれています。

「隊長のことが 好きだからに決まっておろーが」 

礼『キングダム』62巻p.37 (1)

礼『キングダム』62巻p.37

理由はとてもシンプルでした。

祭をくぐったことで闇落ちしかけていた礼は、今羌瘣の治療を手伝い、また、飛信隊の強力なメンバーの一人として活躍しています。

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『キングダム』羌瘣は寿命が縮む?後悔しないワケはまとめ

『キングダム』羌瘣は、龐煖(ほうけん)を倒したときに死んでしまった信を生き返らせるために、蚩尤 に伝わる禁術を使ってしまいます。

信の命を助けに行く代償として、寿命が縮んでしまいましたが、これで普通の人と同じ、と聞くと安心しますね。

後悔しないそのワケは、信のことが好きだから、です。

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