葬送のフリーレン21話『魔法の世界』あらすじと感想|最後の大魔法使い

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アニメ『葬送のフリーレン』21話『魔法の世界』は、原作『葬送のフリーレン』5巻43話『特権』から45話『水を操る魔法』まで。

あらすじと感想をネタバレありでご紹介します。

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『葬送のフリーレン』21話あらすじ|「魔法は探し求めている時が一番楽しいんだよ」

やる気満々のリヒターを見ながら、デンケンは「特権などくだらん」と呟きます。

「魔法というものは探し求めている時が一番楽しい」と。

その言葉を聞いて、フリーレンは1000年前の出来事を思い出します。

大魔法使いゼーリエの前に、フランメはフリーレンを連れて行きました。

フランメはゼーリエの弟子。フリーレンはゼーリエの孫弟子にあたります。

ゼーリエはフリーレンを一目見て気に入り「望む魔法を一つだけ授けよう」と言ってくれたのです。

しかしフリーレンはそれを断ります。

「いらない。」

「魔法は探し求めている時が一番楽しいんだよ」

フリーレン『葬送のフリーレン』5巻43話

なるほど~その時から1000年たってもフリーレンが魔法を求めて放浪しているのは、それ自体が楽しいからなんだね?

大魔法使いゼーリエは「フリーレンには野心が足りない」と言いますが、フランメは「この子はいつか魔王を倒す」と予言します。

おおっ本当にそうなったよ!!

フランメは、ゼーリエにこう言います。

戦いを追い求めるあなたには魔王を●せない。
私たちじゃ無理なんだよ。
だってさ師匠、平和な時代に生きる自分の姿が想像できねぇだろ?

フリーレンは 平和な時代の魔法使いだ。

フランメ『葬送のフリーレン』5巻43話

 

人は想像できるものなら作り出せるというけど、想像も出来ないものは魔法使いといえども作り出せないってことかな?

 

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『葬送のフリーレン』21話あらすじ|リヒターは本気で戦っているのか?

ラヴィーネとカンネを自ら引き受けたリヒター。

ラヴィーネの氷の魔法と、カンネの防御魔法ではリヒターに歯が立ちそうにありません。

年上のリヒターは「魔法使の講義をしてやろう」と説明を始めます。

  • ゾルトラーク(人を●す魔法)を防ぐための防御魔法は、魔法に対する強い耐性を持つが物質的なものの防御は昔と変わっていない
  • 理由は魔物や戦士の物理攻撃を防ぐには十分だったから
  • 現代の攻撃魔法は物質を操るものが主流になった

リヒターが使うのは『バルグラント(大地を操る魔法)』。

圧倒的な物量攻撃に、ラヴィーネもカンネもも吹き飛ばされてしまいます!

ラヴィーネは、これほどの魔法を操るリヒターなのだから、自分たちに対して●意を持って攻めていないことに気づきます。

リヒターは子どもたちを●すより、足止めだけしておこうと考えたんだね

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『葬送のフリーレン』21話あらすじ|ゼンゼとゲナウの優雅なティータイム

第一次試験の試験官ゲナウと、第二次試験の試験官ゼンゼは結界の中で優雅なティータイム。

デンケンのド派手な魔法に、結界が壊れないか心配するゼンゼです。

ゲナウはこの結界は大魔法使いゼーリエが施したもので、力業で破壊することはできないと説明します。

ゼンゼは、昨夜から誰かが結界の解析をしていることに気づいていますが、ゲナウはそれを無駄な行為、と笑います。

フリーレンの仕業だな!

この世にゼーリエを超える魔法使いがいると思うか?

ゲナウ『葬送のフリーレン』5巻44話

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『葬送のフリーレン』21話あらすじ|デンケンとフリーレン、異次元の戦い

デンケンの魔法は『ヴァルドゴーゼ(竜巻を起こす魔法)』『ダオスドルグ(風を業火に変える魔法)』『カタストラーヴィア(裁きの光を放つ魔法)』など、天災並みのド派手さです!!

その隙から繰り出されるフリーレンの反撃!
そしてデンケンが気付いた時には、フリーレンはデンケンの目の前に迫っていました。

フリーレンの一般攻撃魔法に対し、デンケンは魔力切れ。ついに勝負がつきました。

これではまるで見習魔法使いに対する指導試合ではないか…

デンケン『葬送のフリーレン』5巻44話

フリーレンはラオフェンから隕鉄鳥を取り返します。

デンケンはラオフェンと共に木に縛り付けられたまま、一級魔法使いになりたい理由を話します。

デンケンの故郷は北部高原、一級魔法使いしか入れない場所。
「久々に墓参りに行きたかった。」そう言います。

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『葬送のフリーレン』21話あらすじ|「結界の解析が終わった」

デンケンはリヒターにやられる前に子どもたちを助けた方がいい、とフリーレンに言います。

フリーレンは、結界の解析がちょうど終わったので、カンネたちが勝つ、と確信しています。

え?どういうこと?

フリーレンは大魔法使いゼーリエの結界を解析し、これを破ったんだ!

結界の外では雨が降っていただろ?

フリーレンはデンケンと戦いながら解析を進めていたのか!

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『葬送のフリーレン』21話あらすじ|「ガキのお守りはもう終わりだ」

デンケンがフリーレンに敗れたことに気づいたリヒターは、一転して激しい物量攻撃を仕掛けてきます!

フリーレンが結界を破る瞬間にも、ゲナウは天地がひっくり返ってもあり得ないと言っていましたが、実際に結界が破られると「ゼンゼ、あのエルフの魔法使いは何者だ?」と聞きます。

受験者名簿によると名はフリーレン。そして聖杖の証を持っていたとゼンゼが答えると、「最後の大魔法使いか。」と納得するのでした。

大魔法使いゼーリエは、自分の結界がフリーレンに破られたことを知り、つぶやきます。

これだから魔法使いはやめられん。

魔法の世界では天地がひっくり返ることもある。

大魔法使いゼーリエ『葬送のフリーレン』5巻45話

カンネは降り注ぐ雨の中しばし立ち尽くします。

ラヴィーネはすかさずリヒターが大地に触れている手と濡れた足元を凍らせて身動きを封じます。

カンネの『リームシュトローア(水を操る魔法)』は、リヒターの防御魔法も圧倒的な質量で打ち砕き溺れさせます…

すごいぜカンネ!

ラヴィーネもナイスフォローだ!

 

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『葬送のフリーレン』21話あらすじ|試験終了の日没まで二時間

フリーレンは魔力切れのラヴィーネとカンネを引きずってこの場から離れ、日没までの二時間を潜伏させます。

デンケンとラオフェンがフリーレンに拘束されている木の所まで、リヒターが流されてきました。
デンケンはラオフェンに拘束を解けないなら木の方を叩き折れ、と命令します。

魔力も残っていない、時間も残り二時間。

リヒター。ラオフェン。こういうとき宮廷魔法使いならどうすると思う?
最後まで醜く足搔くんだ。

デンケン『葬送のフリーレン』5巻45話

他のパーティーの戦闘の痕跡を探し当てたデンケンは、仲間を失いながらも隕鉄鳥を大切に抱えている2人組を発見します。
リヒターに「腹を括れ。男だろうが。」と言うと、なんと「殴り合いじゃぁぁぁぁツ!」と自ら拳を振るって隕鉄鳥を手に入れます。

うっそだろ?デンケン最年長のお爺ちゃん…いや、オッサンのはず!

最後まであきらめない執念がすごいぜ!

結局第一次試験合格者は6パーティー、18名。

シュタルクはオイサーストの酒場で一人、二人を待っています。

ふたりが試験に行ってからもう2日か。
夜遅くまで起きていてもフェルンに怒られない。
幸せすぎて怖いぜ…

シュタルク『葬送のフリーレン』5巻45話

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