アニメ『葬送のフリーレン』18話『一級魔法使い選抜試験』は、原作『葬送のフリーレン』4巻37話『一級試験』から5巻38話『隕鉄鳥』まで。
あらすじと感想をネタバレありでご紹介します。
『葬送のフリーレン』18話あらすじ|フェルンに1級試験を受けさせるフリーレン
勇者ヒンメルの死から29年後。北側諸国キュール地方。
おっ、ついに隣町まで来たね!
北部高原を通行するために一級魔法使いの資格が必要…当然フリーレンが取ると思いきや、フリーレンは「フェルンが取ればいいじゃん。」と言います。
聖杖の証っていう凄い物を持っていても、長い間生きていると価値を知る人がいなくなってしまうという無常感。フリーレンは改めて資格を取ろうという気は起こらないよね。
あとは、フェルンは合格するだろうと予想しているんだろうな。
フェルンは、自分では無理だろうけれど、フリーレンなら『(魔力を)制限していても熟練の老魔法使いくらいの魔力が出ていますよ』と言い、フリーレンは拗ねてしまいます。
老魔法使いって言うな。
フリーレン『葬送のフリーレン』4巻37話
さらに、こんなことまで。
シュタルクがクソババアって言ったことも忘れてないからな。
フリーレン『葬送のフリーレン』4巻37話
これは古い話を(笑)
シュタルクが初めて竜を倒した時のことだね。
そして荷車に揺られながら、フェルンの膝枕で眠ろうとしたフリーレンでしたが、気づくとフェルンの胸の影が顔の半分を隠していることに気づきます。
フェルンも大人になったんだな、という感慨を覚えたろうけど、そこは口に出せないね(笑)
この場面は漫画よりもアニメのほうが雄弁だったね!
視聴者を納得させるすごい描写力だった…
起き上がったフリーレンは、フェルンに魔法使いの強さは魔力だけではないことを話します。
技術や経験、扱う魔法やコントロール、努力と根性、そして才能。
フリーレンは過去、自分より魔力の低い魔法使いに11回負けていると言うのです。
4人は魔族、1人はエルフ、6人は人間だそうです。
「フリーレン様に比べれば私なんて」と考えてしまうフェルンに、自信を持たせようとしているのかな?
『葬送のフリーレン』18話あらすじ|1級試験受験者ユーベルとクラフトの出会い
北側諸国グラナト伯爵領辺境。
ユーベルはオイサーストへ向かう途中ですが、女子一人旅、3人組の盗賊に目をつけられてしまいます。
フリーレンの新OPに登場したユーベル。漂わせる妖しげな雰囲気が素敵だわ#フリーレン pic.twitter.com/8eOZ8s9PKO
— Joe ogi (@k1rurlanvshari) January 5, 2024
そこへ通りかかったエルフの武道僧・クラフトが、盗賊を殴り飛ばし、助けてくれます。
お、クラフト!元気にしてるんだな!
自分の石像が『戦士ゴリラ』のネタになっていることを知っているかな?
子安さんの声で「あっこの人!」って思い出すよね!
ところが、どうやらクラフトが助けたのは盗賊のほうだったようです。
近くの森で見つけた盗賊の死体…それは手練れの魔法使いによって切り刻まれていたらしいのです。
…それがユーベルちゃんの仕業だって??
かわいい見た目に似合わない残虐性だな!
クラフトはユーベルがオイサーストで一級魔法使いの試験を受けると聞き、フリーレンと再会する時を心待ちにします。
『葬送のフリーレン』18話あらすじ|1級試験について
オイサースト 大陸魔法協会北部支部。
フェルンの受験を申し込みに行くフリーレンたち。
試験は2か月後、一級試験は3年に一度と聞きます。
そこでフリーレンの聖杖の証をみたレルネンが、フリーレンも受験できるよう取り計らってくれました。
聖杖の証にまつわるヒンメルの記憶が蘇ります。
フリーレン。
確かに僕達はその首飾りのことは知らない。
でも、僕達は君が凄い魔法使いであることを知っている。
それでいいじゃないか。ヒンメル『葬送のフリーレン』4巻37話
そしてフェルンもまた、「フリーレン様が凄い魔法使いであることを知っていますから。」と言い、フェルンの特訓が始まります。
同じセリフっていうところがじんわり来るよね。
『葬送のフリーレン』18話あらすじ|一級試験のはじまり
一級魔法使い試験の受験者は57人。
腕輪によって3人一組のパーティーに組み分けされます。
一癖も二癖もありそうな面々。
フリーレンのパーティーのラヴィーネとカンネは早々に大ゲンカ、フェルンのパーティーはユーベルとメガネの青年、ラントです。
『葬送のフリーレン』18話あらすじ|第一次試験:隕鉄鳥(シュティレ)を捕まえる
一級魔法使い第一次試験の課題は
- 隕鉄鳥(シュティレ)という小鳥を捕らえること。
- その時点でパーティー全員が揃っていること。
ラヴィーネとカンネは喧嘩ばかりしていますが、説明は聞いていて、試験区域に張り巡らされた結界についても理解しているようです。
取っ組み合いの喧嘩ばかりしているけど、実は優秀なんだな
『葬送のフリーレン』18話あらすじ|隕鉄鳥の特徴は?
隕鉄鳥の特徴は
- 非常に頑丈(だから『隕鉄鳥』なのか?)
- 最大飛行速度は音速を超える
そのため、カンネが湖の水を操って逃げる隕鉄鳥を追い、ラヴィーネがその水を凍らせて一度は隕鉄鳥を捕らえたかと思われましたが、あっさり逃げられてしまいました。
また、フリーレンは「空に気を付けて」と二人に注意していましたが、上空には巨大な鳥型の魔物『屍誘鳥(ガイゼル)』がいて、受験者を襲います。
夜中に目覚めたカンネは魔物に襲われてしまいますが、フリーレンが魔物に『鳥を捕まえる魔法』を使い、無事助け出されます。
カンネはフリーレンに聞かれるままにラヴィーネとの関係を語ります。
『葬送のフリーレン』18話あらすじ|ラヴィーネとカンネの信頼関係
魔法学校の同級生だったラヴィーネとカンネ。
初めての飛行実習のとき、臆病なカンネは崖から飛び降りることができませんでした。
ラヴィーネはカンネを待っていてくれたのですが、かける言葉は「蹴り飛ばしてやろうか」と乱暴です。
しかしカンネに「私のいいところ言って」と言われると、
- 本当は臆病な癖に頑張っているところ
- 隠れてたくさん努力しているところ
- 周りのことをよく見ていて気づかいができるところ
と言ってくれます。
意外と良く観察していたんだ!
これ言われたら「私のことをわかってくれている」と信頼しちゃうよね!
しかしラヴィーネが「笑っている顔が可愛いところ」と言ってくれたのに、カンネは「え、キモい」と返してしまい、崖から蹴り落されます(笑)
これでカンネは、自分がちゃんと飛べることをが知り、ラヴィーネは乱暴だけれども自分を引っ張って行ってくれることを知ったのでした。
『葬送のフリーレン』18話あらすじ|隕鉄鳥のもう一つの特徴
カンネは隕鉄鳥のもう一つの特徴に気づき、フリーレンたちのパーティーは隕鉄鳥を捕らえる作戦を思いつきます。
隕鉄鳥の特徴とフリーレンの魔法でうまくいくかも!
でも次回は第一次試験の別の側面が明かされていく!
葬送のフリーレン18話『一級魔法使い選抜試験』あらすじと感想まとめ
いよいよ始まった一級魔法使い試験。
今回はフリーレンのパーティーのラヴィーネとカンネ、フェルンのパーティーのユーベルとラント、目立つ容姿のヴィアベルと宮廷魔法使いデンケンが紹介されました。
次回は第一次試験の続きから!
試験の間はシュタルクに会えないのが寂しいね!
次の展開が楽しみです。
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