葬送のフリーレン17話あらすじと感想『もうつきあっちゃえよ!』

ヒンメル『葬送のフリーレン』4巻35話 葬送のフリーレン

アニメ『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』は、原作『葬送のフリーレン』4巻35話『旅立ちのきっかけ』から36話『心の支え』まで。

あらすじと見どころ・感想をご紹介します。

ここから2クール目に入るアニメ『葬送のフリーレン』。放送は2024年1月5日(金)23:40です。

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『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』あらすじ|寒波のため集落に滞在する一行

ザインの行き先はテューア、フリーレン達が「1級魔法使い試験」のために向かうのはオイサースト。

別れ道の集落に1泊する4人です。

買出しに行って寒い外から帰ってきたフェルンの手がとても冷たくなっているのを、フリーレンが、次にシュタルクが触って確かめます。

フェルンがその冷たい手をシュタルクの頬に押し当て、シュタルクは「やめてっ」と大騒ぎになります。

夜更けには雪になり、どうやら寒波が去るまで1か月ほどここに滞在することになりそうです。

こういう「急ぐ旅でもなし」っていう過ごし方にも憧れちゃうね!

なんだか楽しそう・・・

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『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』あらすじ|フェルンとシュタルクの仲直り

フリーレンは集落の雑貨屋で『伝説級の魔法』を買い漁り、ザインは酒場で楽しく過ごす日々。

ある日、フリーレンがザインを呼びに来ます。

僧侶としてシュタルクとフェルンの仲裁をして欲しいと…

ザインはまずシュタルクに話を聞きます。

シュタルクは、以前フェルンから冷たい手を頬に当てられたことがあったので、自分も同じようにしてみたらフェルンがキレちゃったと。

ザインはフェルンからも話を聞きます。

フェルンも意地になってしまったことを反省していますが、シュタルクが肩を押さえた腕の力が強くて、怖いと思ってしまったと話します。

ザインは大人らしく、二人に気持ちを話して謝るように言い聞かせ、一件落着です。

さすがザイン!大人キャラだ!

フリーレンにはこういうのできないだろうなあ(笑)

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『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』あらすじ|フリーレンとザインの会話

酒場にて。

ザインはフリーレンを相手に飲みながら、「もう付き合っちゃえよ!!!」と呆れたように言います。

ザインは、二人がお互いに好意を持っているのを知っているわけだからね・・・

フリーレンはそんなザインにこう言います。

よくわからないけどザインはとても頑張っていると思うよ。
ありがとうね。助かったよ。

フリーレン『葬送のフリーレン』4巻35話

へえ…フリーレンってこんなセリフを言えるようになったんだ。
ヒンメルやハイターが聞いたら驚くかもしれないな!

人間というものを知りたいと考えてから30年だからな(笑)

ザインもやれやれという笑顔を見せて「悪い気はしない」と言います。

なかなか言えないよね、こんな素直な言葉。
自分は明日、誰かにこんな言葉を言えるかな?そう考えてしまうね。

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『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』あらすじ|旅立ちのきっかけ

ザインはフリーレンに、なぜ自分にこんなに構ってくれるのか、と聞きます。

フリーレンは同族嫌悪、と返します。

冒険に出ようとしないザインは、魔王討伐に行こうとしないフリーレン自身とよく似ていて、気になったのでしょう。

だからフリーレンは、ザインに旅立つきっかけを与えたかったのです。

勇者ヒンメルならそうしただろうから。

ヒンメル『葬送のフリーレン』4巻35話

ヒンメル『葬送のフリーレン』4巻35話

フリーレンはヒンメルが自分にかけてくれた言葉を思い出していました。

手を取れフリーレン。
君が旅立つきっかけは、この僕だ。

ヒンメル『葬送のフリーレン』4巻35話

かっこいい~ヒンメル!

俺も誘われたい!!

フリーレンはザインに、ヒンメルから旅立つ勇気仲間と過ごす楽しさを教えてもらったと話します。

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『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』あらすじ|じゃあ元気で

ザインはフリーレン、シュタルク、フェルンと過ごした日々を思い出し、とても楽しかったと言いました。

寒波が去り、ようやく外を歩けるようになったとき。

ザインは「ゴリラを追いかける」と別れを告げます。

皆に背中を向けてから「じゃあ元気で。」と言うザイン。

またね。」と返すフリーレン。

それぞれの思いを胸に別の道を歩み始めます。

あっさりしすぎてるようだけど、「また会うんだろうな」「それまでのしばしの別れ」とお互いに思っているからなのかな。

今生の別れ、みたいな大げさな感じはしないね

この後ザインが「一人だとこんなに静かなんだな。」って言うんだ。
大人なザインだけど、ちょっと寂しさを感じているのかな?

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『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』あらすじ|心の支え

勇者ヒンメルの死から29年後。北側諸国オッフェン群峰。

野宿の翌朝、シュタルクはフェルンがまだ眠っているのを見つけます。
フェルンが起こさないのでもちろんフリーレンも寝ています。

シュタルクが朝食の支度を終え、改めて起こしてみると、フェルンは熱があるようです。

フリーレンはザインが残していってくれた薬草の手記を調べます。
病気の判別をする魔法は『女神さまの魔法』ですが、フリーレンだって聖典は持っているのです…鍋敷きにされていますが(笑)

まずは山中の小屋に住んでいる人を訪ね、フェルンをベッドに寝かせてもらいます。
フリーレンはベッドの横でずっとフェルンの手を握っています。

フェルンは風邪をひいたとき手を握ってあげると安心するんだよ。
小さいころからそうなんだ。

フリーレン『葬送のフリーレン』4巻36話

フェルンはシュタルクの前だからか、恥ずかしいので子ども扱いしないでください、と言います。

フリーレンとシュタルクは風邪に効く薬の材料『氷柱桜(つららざくら)』を探しに行きます。

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『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』あらすじ|氷柱桜を探して

氷柱桜の根元のキノコを求めて、フリーレンとシュタルクは山中をうろつきます。

美しい氷柱桜の大木を見て「綺麗だね。フェルンにも見せてあげたかった」と言うフリーレン。

フリーレンはすでに、『人の心』を人一倍繊細に持っていると思うのは俺だけ?

シュタルクは「なんでフェルンの手を握ったんだ?」とフリーレンに聞きます。

フリーレンは「あれしか苦痛を和らげてあげる方法を知らないから」と答え、

「私はどうすればよかったんだろうね」と呟きます。

こんな風にシュタルクに心を開いて見せるフリーレン。
いいお姉さんだと思うぞ!ザインの好みとは違うかもしれないけど

多分人には心の支えが必要なんだ。
支えてもらって悪い気分になるやつはいねぇよ。

シュタルク『葬送のフリーレン』4巻36話

フリーレンはその言葉で、またしてもヒンメルのことを思い出します。

フリーレンが熱にうなされていた時、ヒンメルはベッドの横でフリーレンの手を握っていてくれたのです。

ヒンメル『葬送のフリーレン』4巻36話

ヒンメル『葬送のフリーレン』4巻36話

ヒンメルはフリーレンに、風邪の時は心細いものだが、幼いころは母親に手を握ってもらって落ち着いたことを話しました。

子どもの頃の話でしょ、とフリーレンが言うと、ヒンメルはこう言います。

心の支えが必要なのは子供だけじゃない。
悪い気分ではないだろう?

ヒンメル『葬送のフリーレン』4巻36話

シュタルクはあの時のヒンメルと同じことを言ったんだな。

 

氷柱桜の根元の巨大キノコを使って大釜で薬を作るフリーレン。

フェルンはみんなのおかげで回復し、翌朝には旅立てるようになりました。

目的地は魔法都市オイサースト。一級魔法使い試験が行われる都市です。

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『葬送のフリーレン』17話『じゃあ元気で』あらすじ|まとめ

シュタルクとフェルンの仲を取り持ってくれたザインは、ここで10年前に別れた親友の戦士ゴリラを追ってテューアへと別れていきます。

「じゃあ元気で。」はあっさりした別れの言葉です。

ザインはまた、フリーレンのパーティーの僧侶として帰ってきてくれるのでしょうか。

その後はフェルンが熱を出し、看病するフリーレンはシュタルクの言葉を聞いてまたヒンメルを思い出すことになります。

ヒンメル…どこまで素敵な人なのでしょうか!

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