アニメ『葬送のフリーレン』26話『魔法の高み』は、原作『葬送のフリーレン』6巻54話『大体なんでも切る魔法』~55話『第二次試験終了』。
あらすじと感想をネタバレありでご紹介します。
『葬送のフリーレン』26話あらすじ|フリーレンの複製体の強大な魔法
フリーレンの複製体の強大な魔法攻撃に、本物のフリーレンもゴーレムのような巨大な物体を作り出して対抗します。(アニメオリジナル)
複製体を襲うフェルンのゾルトラークは、複製体を取り囲む360度、球体の完璧な防御魔法によって弾かれてしまいます。
「ここから先は消耗戦だ」フリーレンはそう呟き、覚悟を決めます。
こんな消耗戦怖すぎる…一瞬も気を抜けないよ!
『葬送のフリーレン』26話あらすじ|ほかの複製体を警戒する
複製体の足止めをするリヒターとラヴィーネ。
メトーデが位置を観測してくれたので、楽に戦えます。
ラヴィーネはカンネの複製体を。
リヒターはラヴィーネの複製体を。
カンネはリヒターの複製体を。
ラオフェンはメトーデの複製体を。
それぞれ「苦手な相手」を選んで戦います。
上手くいったと安心したリヒターとラヴィーネを、ゼンゼの複製体が襲います。
ゼンゼの複製体の髪の毛は、まったく気配を感じさせずに近づき、結局二人は重傷を負わされ『瓶を割る』ことになってしまいました。
その様子を見たデンケン。
ゼンゼの複製体を相手にをしなくては、と考えていると、ユーベルとラントが近づいてきました。
『葬送のフリーレン』26話あらすじ|『大体なんでも切る魔法』
ユーベルの『大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)』。
ゼンゼは2年前の二級魔法使い選抜試験を思い出していました。
鉄壁の防御『不動の外套』を誇る1級魔法使いブルグを、受験者の少女・ユーベルが「切りすぎちゃった」と●害してしまったのでした。
ユーベルは「布は切れるもの」というイメージを持って、魔法で『大体なんでも切れる』能力を持っているのです。
ゼンゼの「髪は切るもの」と考えられるユーベルは、ゼンゼの複製体をあっさり切り裂いて倒します。
冷酷でちょっとイカレたキャラだけど、ユーベル強いな!!
『葬送のフリーレン』26話あらすじ|ヴィアベルも参加
メトーデはヴィアベルにデンケンの複製体を任せ、自分はフェルンの複製体を狙いに行きます。
しかしユーベルとラントの目の前には、一度は倒したはずのお互いの複製体が!
ええっ複製体って復活するの?
体力を失っているラントは「もう引き際でしょ」と言いますが、複製体がフリーレンとフェルンの場所まで行きつく前に、引き留めなくてはなりません。
『葬送のフリーレン』26話あらすじ|もっと大きな隙を作らせる
フリーレンはフェルンを勝たせるために、複製体に『隙を作らせる』作戦に出ます。
なぜそんな賭けができるのか…
「だって “私” はフェルンのことをなめているから」
フリーレン『葬送のフリーレン』6巻55話
フリーレンはそう自己分析します。
そして複製体にぎりぎりまで挑み、複製体が「勝った」と思い込む隙を作らせます。
ここぞとばかり撃ち込むフェルン。
フリーレンの複製体はまだ立っています。
フェルンが「とどめを」と考えた瞬間、複製体は何の前触れもなくフェルンに一撃を!
魔力を全く感じないまま、フェルンは遠くの壁までたたきつけられていました。
フェルンの杖は粉々に砕け散っています。
「すごいです…フリーレン様…
…これが魔法の高みなんですね…でも、らしくないです。
…隙だらけです。」フェルン『葬送のフリーレン』6巻55話
この瞬間、複製体に後ろから近付いたフリーレンが、ようやく複製体を倒すことができました。
そして隣の部屋のシュピーゲルをあっさり倒すと、たくさんの複製体も消え失せていきました。
『葬送のフリーレン』26話あらすじ|二次試験合格者
ゼンゼは「最深部にたどり着いた全員を第二次試験合格とする」と宣言し、12名が合格となりました。
- フリーレン
- フェルン
- デンケン
- メトーデ
- ユーベル
- ラント
- ラオフェン
- ヴィアベル
- エーレ
- シャルフ
- カンネ
- ドゥンスト
ドゥンスト、二次試験では怪我をして現れて以来、存在感なかったよな…
しかし一番の功労者、フリーレンはまたミミックに喰われています。
『葬送のフリーレン』26話あらすじまとめ
手ごわいダンジョン『零落の王墓』を攻略し、主のシュピーゲルを倒した一行。
これは歴史的偉業です。
あの複製体、怖すぎだったよね!
ついに次は第三次試験。
杖を壊されてしまったフェルンはどうなる?
次週『葬送のフリーレン』27話は『人間の時代』。
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