『キングダム』に登場する桓騎の側近の千人将、那貴(なき)。
黒羊の戦いで、飛信隊は桓騎将軍の元で戦うことになりました。
そこで行われたのが隊員の交換です。
交換要員としてやってきた那貴(なき)とはどんな男で、どんな名言を吐いたのでしょうか?
『キングダム』那貴初登場
桓騎軍では、「互いの軍のことを理解し合わないとうまく戦えない」ために、隊員の交換をすると言い、千人将那貴(なき)がやって来ます。
ネイティブアメリカンか昭和の女子高生のようなおさげ髪ですが、鋭い眼光とその強さで、カッコよく見えますね!
その前の場面、桓騎の天幕前では、摩論、黒桜、雷土、厘玉らとともにテーブルを囲んでいました。
桓騎軍では幹部の地位にいたことがわかります。
那貴は飛信隊の野営地に現れ、「桓騎将軍が飛信隊の隊員と話したいって言ってるからすぐに行って」と、あたかも一夜の接待かのように、尾平を桓騎軍に送り込みます。
そうしてから信の前に行った那貴は、『隊の入れ替え』のために来たこと、すでに尾平を桓騎軍に送ったことを告げます。
尾平は女性の接待が受けられると聞いて、そそくさと慶を連れて出かけるんだよね。
昴が「信に言わなくちゃ」と言ったのに(言ったら絶対止められる)って黙って行ってしまうんだ。
那貴も人を見抜く目が鋭いね
このあと飛信隊は、序盤から出てきた紀彗(きすい)の側近、馬呈と劉冬に苦戦を強いられます。
一方、桓騎軍に入った尾平は桓騎軍の巨漢・ゼノウを目の当たりにし、元山賊の桓騎軍の強さを知るのでした。
『キングダム』那貴、信の強さを知る
桓騎軍の馬印が「今日の失敗の罰として右腕を貰う」と信のところに来ますが、信は脅しやハッタリにビビることもなく、馬印を追い返します。
その信を見ている那貴の顔を見てみましょう。
桓騎軍では『下僕上がりの小僧』と思われていた信の、器の大きさをみた瞬間でしょう。
『キングダム』那貴、飛信隊に桓騎のやり方を
黒羊2日目は渕副長の河渡り。
黒羊3日目は桓騎の半日動かず作戦。
黒羊4日目は敵将・慶舎が自らの仕掛けの網の外に出てきます。
慶舎はじゃまな飛信隊を全滅させに来ますが、信が持ちこたえている間に逃走されてしまいます。
慶舎が立て直す前になんとしてでも討ちたい信!
そのとき慶舎の足止めに那貴が躍り出ます。
そして慶舎に一言。
外で見てるのと中で感じるのはだいぶ違うな。
趙将慶舎、別にあんたの落ち度ってわけでもない。
皆が騙されてる。
周囲の想像以上に飛信隊とその隊長信は強い。那貴『キングダム』44巻p.18 原泰久
趙の将軍・慶舎はさすがに強いため信対慶舎の一騎討は長引き、敵の援軍が迫ってきます。
そんな時、那貴は冷静に退路を作るよう指示します。
目の前の戦いだけでなく、那貴には戦場全体が見えるんだね。さすが千人将
その直後信は慶舎を討ち、劉冬を倒した羌瘣を馬に抱き上げて退却しました。
黒羊5日目。黒羊の集落で略奪、虐●、村焼きという一般人を痛めつけて敵将紀彗を陥とすつもりの桓騎に、信と羌瘣は猛然と抗議します。
あわや桓騎軍と飛信隊の戦いか、という場面で尾平がその場を収めに現れました。
しかし桓騎軍の隊員から貰ってしまった紫水晶の腕輪がもとで、信に顔面パンチを食らい尾平は飛信隊を追い出されてしまうのです。
最初は信に対して怒っていた尾平ですが、桓騎の手下が信の悪口を言うのを聞いて怒りの鉄拳を見舞います。仕返しに尾平をボコボコにしている手下を止めてくれたのが那貴です。
「その辺にしとけよ」と穏やかに、しかし岩迅の腕をがっちりと掴んで静止します。
「てめェには関係ねェだろが」と言われると
「関係あるよ。俺が声掛けしてそいつを桓騎軍に送ったんだから」と言ってくれます。
那貴いい奴!こういう所が好きなんだよなー
それでも意気がる岩迅を那貴は飛び膝蹴りで落とし、こう言うのです。
「わかってるだろうが俺がキレたら雷土よりおっかねェぞ」
那貴さん!さーせん!勘弁してください!と土下座したくなるくらい怖いしカッコいいですね!
ボロボロになって飛信隊に帰って来た尾平と信の感動の対話は別の機会にするとして、桓騎軍の幹部の間で事件が起こりました。
那貴が飛信隊に移ると言い出したのです。
桓騎が「理由だけ教えろ、那貴」と言うと、那貴は「ただの気まぐれですよ、いつもの」と言い、「まー強いてあげるなら」「あっちで食う飯ってうまいんスよね、意外と」と答えました。
雷土にボコられボロボロになった那貴が一家を引き連れ飛信隊に合流しました。
頼もしい仲間が入って来て嬉しいですね!
『キングダム』飛信隊那貴(なき)の名言!桓騎軍より飛信隊を選んだ男まとめ
桓騎軍の幹部の一人、那貴が飛信隊にやってきた時は一種油断できないような感じがしていました。
しかし、信の近くでその戦いぶりを見たり、飛信隊の隊員への接し方を見たり、また、飛信隊の隊員たちと一緒に生活したりする中で、飛信隊の色に染まっていく様子がよくわかりました。
飛信隊に移ってくるときに桓騎に告げた『あっちの飯はうまい』という言葉の意味は、仲間と助け合い、笑い合い、信じられる男とともに生きたいということでしょうか。
河了貂の作る食事が美味しい、という根本的な理由もあるかもしれませんね!
これからもますます那貴の活躍に注目していきたいと思います!
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