9月1日に公開されるブラッド・ピット主演映画『ブレット・トレイン』。
この映画のタイトル『ブレット・トレイン』とはどんな意味を持つのでしょうか?
映画『ブレット・トレイン』タイトルの意味は?
ブレット・トレイン=bullet train:日本の新幹線のこと。
最高時速300㎞を誇る日本の新幹線は、海外でbullet train(弾丸列車)と呼ばれています!
ブレット=bullet:弾丸
トレイン=train:列車
の舞台は超高速列車“ゆかり号”の車内ですので、これが映画のタイトルになりました。
映画『ブレット・トレイン』原作のタイトルは『マリアビートル』
映画『ブレット・トレイン』の原作は、伊坂幸太郎さんの小説『マリアビートル』。
小説の主人公の名前は七尾。
運に見離された●し屋です。
同業者からは七尾→ナナホシ→「てんとう虫」と呼ばれていますが、それは小さくてか弱い昆虫と呼ばれているようで、七尾自身は不快に感じています。
テントウムシは英語で「ladybird」、「ladybug」、「lady beetle」と呼ばれています。
・ladybird(レディ・バード):イギリス英語
・ladybug(レディ・バグ):アメリカ英語(北アメリカ)
・lady beetle(レディ・ビートル):科学者たちがこう呼ぶ
キリスト教では聖母マリアは赤いマントを着て描かれることが多く、ナナホシテントウは『聖母マリアの7つの喜びと7つの悲しみ』を象徴するもの、とされているようです。
ということは…マリアの鳥、マリアの虫、マリアの甲虫、そういうイメージなのでしょう。
②七尾に電話で指示する女の名前は真莉亜。
七尾を真莉亜に使われてぶんぶん飛び回る昆虫にたとえている。
映画ではブラッド・ピット演じる●し屋のコードネームはレディ・バグなんだよね!
映画『ブレット・トレイン』原作『マリアビートル』を読むなら『グラスホッパー』から読んで欲しい!!
なぜなら、『ブレット・トレイン』の原作『マリアビートル』は3作連作の中の2作目だからです。
1作目の『グラスホッパー』から読むことで、世界観のつながりと伏線をすべて楽しむことができるようになっていますよ!
『グラスホッパー』も日本で映画化されている人気作。意味は『バッタ』。
ハリウッド映画『ブレット・トレイン』原作『マリアビートル』。意味は『テントウムシ』
三作目の『アックス(斧)』はカマキリの比喩。なつかしい仲間たちも顔を見せます。
映画『ブレット・トレイン』タイトルの意味は?まとめ
ブレット・トレインとは日本の新幹線のこと!
映画の舞台は新幹線の車中ですので、疾走感あふれるこのタイトルがピッタリですね。
原作は伊坂幸太郎さんの『マリアビートル(テントウムシ)』。
こちらは『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX』三部作の中の一作。
原作を読まれるなら、ぜひ一作目の『グラスホッパー』から手に取ることをお勧めします!!
映画の後は『AX』で締めましょう(笑)
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