『真夜中乙女戦争』永瀬廉主演映画のあらすじをネタバレありで

映画

2022年1月21日公開『真夜中乙女戦争』

映画の原作小説からあらすじをお届けします。

ネタバレありの内容ですので、ご注意ください。

映画『真夜中乙女戦争』 公式

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『真夜中乙女戦争』原作小説について

『真夜中乙女戦争』著者:F 角川文庫

2022年 映画化決定!!
東京は、あと一分で終わる。愛していると言えないうちに―。
愛って、なんだ。永遠って、なんだ。眠れない夜は、どうすればいい。
この退屈は、虚しさは、どうすればいい。
どうせ他人になるのに、どうして私たちはどうでもいい話をしたがるのだろう。

どうせ死んでしまうのに、どうして今こうして生きているんだろう。
死ぬまでに本当にやりたかったことって、一体なんだったのだろう。

いま、青春小説史上、恋愛小説史上、犯罪小説史上、
最高に過激で孤独、そして正しく、美しい夜更かしが始まる。

Amazon書籍紹介より

主演は永瀬廉(King & Prince)さん、池田エライザさん、柄本佑さん。

期待の映画のあらすじをお届けします!

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『真夜中乙女戦争』登場人物

画像 キャスト 名前
永瀬廉 ”私”

W大学に入学したが、大学生活に無気力になっている。

池田エライザ ”先輩”

サークル「かくれんぼ同好会」の先輩。

柄本佑 ”黒服”

図書館の喫煙所で出会う謎の男子学生。

登場人物はほぼこれだけ。

”私”の語りでストーリーは進んでいきます。

「真夜中を愛する者は乙女である。真夜中を憎むものもまた乙女である。
乙女は女だけではない。男だって乙女である。」
『真夜中乙女戦争』まえがきより

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『真夜中乙女戦争』あらすじ

もし大学1年生の4月の頃の自分に戻れるならば、どんな後悔を大人は語るだろう?

”私”はW大学に入学してすぐ、つまらない講義にも、周りの環境にも興味を覚えず無気力に陥ってしまいます。

毎日が退屈で、夜は眠れません。

”私”はサークルに入ろうと思い立ち、「かくれんぼ同好会」に入ります。

そこで出会った”先輩”は、周りの女子とは違っていました。
”私”は4回生の先輩にたちまち魅かれていきますが、先輩の優しさは自分一人に向けられた特別なものではなく、誰にでも優しいのだと知ると、より深い孤独のなかに沈んでいきます。

”私”は東京タワーを見に行くのが習慣になり、足しげく芝公園に訪れては東京タワーを眺めるようになります。

そして東京タワーにラブレターを出すと、入場招待券が2枚送られてきました。

6月のある夜、大学の喫煙所のベンチで全身黒づくめの学生が話しかけてきました。
突飛な言動を繰り返す”黒服”は大学生の身でありながら、自分でお金を稼ぎ、大金を手にしています。

”私”は初めて「僕と友だちになってくれ」と他人に頼むのでした。

”黒服”はある日「映画館を作ろう」と歌舞伎町のはずれの廃墟のビルを無断で改装すると、機材をあちこちで拝借してきて、映画を上映できるようにします。

そこにはやがて”黒服”を慕う若者が集まってくるようになりました。

そのころ”先輩”からLINEがあり、”私”は東京タワーのチケットがあるから一緒に行こうと誘います。
東京タワーに登り、食事をして、楽しいひと時を過ごしますが、手をつなぐことも出来ません。

ガンダムくん
ガンダムくん

「世界でたった一つだけ何かを滅ぼせるとしたら、何を滅ぼしますか」と先輩に聞くと「何も」って答えが返ってくるんだよな(笑)
オレならこの時点で引き下がるな。

シャア専用ズゴック
シャア専用ズゴック

「東京タワーが消えてなくなったらどうしますか」って、すごい質問だよな?

永瀬廉くんならこんなセリフをどんな顔して言うんだろうか?

ガンダムくん
ガンダムくん

そのあと「東京タワーが燃えてたら可愛い」って言うやつね。池田エライザちゃんにも注目だね。

その夜、先輩からラインが来ます。
「今夜は有難う。いつか東京タワーを滅ぼす前夜には私に連絡してね。インスタにアップしたいから。ご褒美にアイス奢ってあげるから」

 

”私”の返事は「今日はありがとうございました。アイスはすぐに奢ってください。ピノがいいです。空から降る三千のピノがあなたに墜落しますように。良い夜を」

佐藤は要領が良くて軽薄な友人。冒頭から”私”に劣等感を覚えさせたりイラつかせたりしてきましたが、8月のある日、ついに”私”はキレて佐藤に嵐のような反論をぶちまけます。

”黒服”は、W大学でのいたずら・いやがらせから小規模なテロ行為を始めます。

しかし黒服はさらに大きな目標、『真夜中乙女戦争』を計画していました。

「東京をぶっ壊す」と考えていたのです。

発電所の爆破、放火、その騒ぎを東京タワーで眺めようというこの計画を、”私”は裏切ります。

なぜなら、攻撃のターゲットのリストに”先輩”が含まれていたからです。

発電所が爆破され、東京が停電に陥ると、”私”の指示で東京タワーへ放火されました。

”私”は黒服の正体は東京タワーではないかと思っていたからです。

あちこちのビルで爆発が起こり、「東京をぶっ壊した」”私”たちです。

”先輩”に電話すると「本当に最低だよね」と言われます。
「生きているなら、今はそれで良しとしてあげる」

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『真夜中乙女戦争』永瀬廉主演映画のあらすじをネタバレありで まとめ

一人の大学生が何者でもない自分に苦しみ、恋をして、つまらない現実にテロを仕掛けるというストーリーです。

映画では、”私”の心境を丁寧に描き、思っていたより大掛かりなテロに加担していってしまう、そして、大切な人を傷つけてしまうという葛藤が描かれていくでしょう。

すでに予告でも、書籍でも、高い前評判を取っている『真夜中乙女戦争』、映画館で実際に見るのが楽しみです。

 

 

 

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