『コーダあいのうた』あらすじネタバレ感想とキャスト一覧

映画

『コーダあいのうた』は家族の中で唯一耳が聞こえる少女の音楽への夢と家族の絆を描いたシアン・ヘダー監督の話題作です。

2022年のアカデミー賞①作品賞②助演男優賞(トロイ・コッツァー)③脚色賞(シアン・へダー)の3冠獲得という快挙を成し遂げました。

この記事ではあらすじ、キャスト、鑑賞後の感想を書いていきます。

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『コーダ あいのうた』あらすじ【ネタバレあり】

主人公の女子高生ルビーの家族は耳が聞こえません
ルビーは父・母・兄の耳となり、口となり、漁師の家族を支えています。

ルビーは歌が大好き。
毎朝3時に起きて漁に出る、その漁船の上ではいつもラジオをつけて歌を歌っています。

panda
panda

朝早くから働いてたいへんなんだろうけど、楽しそうなところがいいんだよね!

ルビーは新学期、憧れの同級生・マイルズと同じ合唱クラブに入ります。
そこで、ルビーの素晴らしい声に気づいた顧問の先生が、ボストンのバークリー音楽大学への進学を勧め、熱心に個別指導をしてくれます

うさ
うさ

この熱血指導の先生が、ルビーの才能を見出してくれるんだ!

しかし耳の聞こえない家族は、娘の才能を理解できず、家業にルビーが必要だ、と反対します。

漁船で漁に出るためには、船に ”健聴者” がいなくてはならないのです。
また、魚を買いたたく業者や、安全の名のもとに漁師に重い負担を課す行政から生活を守るため、兄と父は漁業協同組合を立ち上げようとしているのです。

家族のために一度は夢をあきらめるルビーですが、高校のコンサートで、ルビーの歌声に声を傾ける聴衆の表情を見ていた父親が味方になります

panda
panda

マイルズとルビーのデュエットは素晴らしかった!

お父さんも聞いてみたいと思っただろうなあ

父は「今夜の歌を俺のために歌ってくれないか」とルビーに頼み、ルビーの首や顔にそっと触れて、ルビーの声を何とか感じ取ろうとするのです。

その翌日、家族全員が乗った車で、ルビーをボストンへ送り届けます!!

うさ
うさ

家族の行動力と結束がすごいんだ!

手話、というより全身でコミュニケートしてお互いをわかり合おうとするんだよね

panda
panda

話すことはできなくても、理解し合おうとしてお互いを深く思い合う家族って素晴らしいね

みごとバークリー音楽大学への入学を認められ、新しい道がルビーの前に開けていきます

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『コーダ あいのうた』キャスト

ルビー・ロッシ役:エミリア・ジョーンズ

『NEXTエマ・ワトソン』の呼び声の高いエミリア・ジョーンズは2002年2月23日 生まれ。
イギリスの女優さんです。8歳から子役として活動し、この作品『CODA あいのうた』ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートがうわさされていました。

主人公の献身、くやしさ、歌への情熱、ほのかな恋心、家族への愛情など様々な感情を見事に演じきります。

家族に気持ちを伝える手話や、素晴らしい歌声もエミリアの魅力を増幅しています。

フランク・ロッシ役:トロイ・コッツァー

トロイ・コッツァーは1968年7月24日生まれ。アメリカ人、ろうの俳優さんです。

情熱的明るくて家族愛にあふれたお父さん。
ジョークを飛ばして観客の笑いをさらいます!!

娘を大切に思うからこそ、そばにいて欲しいのに、外の世界へと羽ばたかせる
その背中が大きく感じられます!

ジャッキー・ロッシ役:マーリー・マトリン

マーリー・マトリンは1965年8月24日生まれ。
1986年に『愛は静けさの中に』でアカデミー主演女優賞を獲得しています。

朗らかで、美人で、スタイルが良くて、姿勢もしぐさも美しい!
ちゃんと自分の気持ちを伝えて、相手も尊重する、実に素敵な女性です!

お父さんも、お母さんも、キラッキラしているんですよね。

レオ・ロッシ役:ダニエル・デュラント

ダニエル・デュラントは1989年12月24日生まれ、アメリカのろう俳優さんです。

ダニエル・デュラント演じるお兄ちゃんは、いつも良いところを持っていく妹の存在をウザがっているようで、妹の事を一番考えていてくれたのかもしれません。
妹に「家族の犠牲になるな」とはっきり伝えたのは、このお兄ちゃんなのですから。

余談ですが、お兄ちゃんにちょっかいを出してくるルビーの同級生が可愛いんです!
この子が漁船に乗ってくれたらいいのに、なんて思っちゃいました!

マイルズ役:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ 

フェルディア・ウォルシュ=ピーロは1999年10月12日生まれ、アイルランド出身の歌手・俳優です。

合唱に例えるなら、ソロパートを主人公ルビーにまかせ、自分はコーラスに回って主役を輝かせることに尽力したのかな?という印象です。
抑えた演技ながら、きらりと光る魅力を感じました。

監督:シアン・ヘダー

シアン・ヘダーは1977年6月23日生まれ、作家、映画製作者。

『コーダ あいのうた』の舞台はグロスター(アメリカ・マサチューセッツ州)ということですが、どこにでもありそうで、でもまるで架空の町のような、一種独特の雰囲気を醸し出しています。

それはオンボロ漁船とスマホ、のように小さな違和感が緻密に組み立てられた世界観のせいかもしれません。

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『コーダ あいのうた』感想

間違いなく「お気に入り映画」の1本になる『コーダあいのうた』の魅力をまとめてみました。

コミュニケーションは言葉だけではない

音楽物の映画なのでタイトルの『CODA』は終曲を表すCODA(コーダ)の事と思っていましたが、『聴覚障害の親をもつ健聴の子ども(Children Of Deaf Adults)』を指す言葉でもあるようです。

音楽への夢を描くと同時に、家族の中で自分らしさをあきらめずに生きていくためにはコミュニケーションが大切なこと、その方法は言葉で話すだけではないことが描かれていました。

海辺の田舎町の美しい自然と、明るく、個性的で、仲の良い家族たち。
主人公の心はこれらのものを守っていくことと、自分の夢を追い求めることとの間で揺れ動きます。

主人公と家族の間のコミュニケーションはもちろん手話なのですが、これに加えて、気持ちを、情熱を、体全体で表しているのが印象的でした。

それは、音楽教師が全身を使って声に気持ちを乗せることを教え、「歌で伝えたいものが君にはあるか?」と問いかけることにも重なっていきます

ルビーがマイルズに対して抱く淡い恋心。
家族に対する愛情。
そして音楽に対する愛。

先生に「歌うとき君はどんな気持ちになる?」と問われた時に、ルビーの答えは手話になっていました。
言葉にならない。
その手の動きはたぶん「天国へと登っていくような気持ち」だったのではないでしょうか。

映画の最後、ルビーが手話で伝える言葉は『愛してる』

ルビーの家族を、音楽を、周りの人々を、そして人生そのものを愛しているという情熱をエミリア・ジョーンズは全身全霊で伝えています

映画全編を彩る音楽

ルビーたちの歌う歌は、人の声による表現のすばらしさを余すところなく伝えてくれます。
歌声を聴くだけで心が揺れる、映画を観る人はみんなその経験を共有するでしょう。

またルビーの暮らす町に流れる音楽が、街の空気を伝えてくれます。
ちょっと昔懐かしい雰囲気の音楽が、心の中のノスタルジーを掻き立て、優しい気持ちにさせてくれるのです。

『コーダ あいのうた』にでてくる曲はこれ!まとめてご紹介

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『コーダ あいのうた』あらすじネタバレ感想とキャスト一覧まとめ

映画『コーダ あいのうた』のあらすじ、感想、キャストをご紹介しました。

なおこの作品は2022年のアカデミー賞

  • 作品賞
  • 助演男優賞(トロイ・コッツァー)
  • 脚色賞(シアン・へダー)

を獲得しています。

この素晴らしい映画をぜひ、劇場で楽しんでみてください。

『コーダあいのうた』主題歌『青春の光と影』を主人公目線で訳してみた

 

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