『るろうに剣心Final』【ネタバレ】あらすじ・名セリフと感想

るろうに剣心

原作『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚 -』は和月伸宏氏による漫画(1994年~1999年 少年ジャンプ)。

2012年『るろうに剣心』2014年『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』と、これまで3作が大友啓史監督により実写映画化されてきました。

2021年に『るろうに剣心最終章 The Final』『るろうに剣心最終章 The Beginning』が、2作連続で公開されます。

今回はさっそく『るろうに剣心最終章 The Final』のあらすじ感想ネタバレありでお届けします。

映画の中の名言・名セリフもご紹介します!

そして、The Finalなのに、来月は続編があるという不思議さの理由もあわせて考察します。

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『るろうに剣心最終章The Final』あらすじ【ネタバレ】

このあとはネタバレを含みますのでお気を付けください。

「やつの頬にまだ十字傷はあるか」

1879年(明治12年)のこと。

始まりは横浜駅。蒸気機関車が到着するシーンです。

ハリー・ポッターですか?

縁が乗ってるんだよ

斎藤一が列車の中で誰かを探しています。
今回も制服姿がカッコいいです。

そんな斎藤に縁は呟きます。「人に聞く前にまず自分から名乗ったらどうだ」
「内務省警視局の藤田五郎。いや、元新選組の斎藤一。
おまえも欲しいのか?欲しいならいくらでも売ってやる。
鋼鉄艦、ガトリング砲、スナイドル銃。
西南戦争が終わって武器がだぶついてしょうがない」

上海帰りの雪代縁。武器商人で上海マフィアの大物です。

逮捕を命じる斎藤に抵抗する縁。

縁が斎藤一に聞くのが「やつの頬にまだ十字傷はあるか?」

警官隊と雪代縁とのアクションシーンは超ド級です!

斎藤一の前に出ると、自ら戦いを放棄して捕まってみせる縁でした。

「鯨波サン 復讐開始の狼煙を」

薫はこの頃、警官隊の撃剣世話係をしている前川道場へ出稽古に行っています。

浅草では洋装の花嫁姿も見られるようになりました。
平和な風景の中のんびりと歩く剣心、薫、左之助、恵、弥彦。

皆で賑やかに「赤べこ」で食事を楽しみます。

ところが店を出たとたん「赤べこ」が爆撃されてしまいます!

縁の命令により、上野山から、鯨波兵庫が狙撃したのです!!

せっかく斎藤一が逮捕した縁は、清の領事館に引き渡されて自由の身になっているのです。

剣心と左之助は警官隊と上野山に向かいますが、既に山はもぬけのから。

「人誅」と書かれた紙が一枚残されているだけでした。

天が裁きを下す「天誅」の代わりに、人が裁くという意味でしょうか。

その後、前川道場に賊が押し入り、皆殺しの様相を呈していると同時に警察署長浦村の自宅も襲われます。

剣心は浦村宅へ、左之助は前川道場に駆けつけますが、そこで警官隊相手に大暴れしていたのは縁の仲間、「六人の同志」でした!

『るろうに剣心』最強の敵雪代縁とは?六人の同志キャストも【ネタバレ】
『るろうに剣心最終章 The Final』では、新田 真剣佑さん演じる雪代縁(ゆきしろ・えにし)が登場します。雪代縁とはどんな人物?『六人の同志』とはなに?の2点をご紹介していきます。

「まもなく人誅の時間だ」

朝になり、現場から神谷道場へもどる剣心の前に、雪代縁が現れます。

「姉さんの幻でも見えたのか」とあざわらう縁の顔を見て、剣心は今回の騒動の黒幕を悟ります。

「まもなく人誅の時間だ。
俺にはおまえに恨みを持つ仲間がいる。
俺がお前に与えたいのは痛みではない。苦しみだ!」

ついに仲間に語った剣心の過去

「薫どの、皆をあつめてくださらぬか」と頼み、ついに仲間に語った剣心の過去は次のようなものでした。

幕末、京都で維新志士達の依頼で人斬りをしていたとき、巴という女と出会ったこと。

巴は「おそばにいさせていただきます」と言い、剣心は巴を妻として暮らし始めます。

幸せというものが どういうものなのか、ここでの君との生活がそれを教えてくれた気がするよ」という回想シーンから、二人が幸せに暮らしていたことがわかります。

しかし、巴の婚約者が京の動乱に巻き込まれて死んだこと、巴は当時復讐のために闇乃武という組織と関わり、剣心を殺そうとするために近づいてきたこと、そして最期は剣心を守るために自らの命を投げ出し、死んでしまったこと。

そして雪代縁は巴の弟であることが語られます。

『るろうに剣心最終章』雪代巴と剣心の関係は?【映画ネタバレ】
『るろうに剣心最終章 The Beginning』では、有村架純さん演じる薄幸の女性雪代巴(ゆきしろともえ)が登場します。 雪代巴とはどんな人物? 剣心との関係は? 有村架純さん演じる巴は? 映画と漫画、OVA(アニ...

「さあ、人誅の時間だ」

突然薫のもとに京都から巻町操がやってきます。四乃森蒼紫と一緒です。

京都の寺で先代の住職が保管していた「緋村の奥方の日記」を届けに来たというのです。

先代の住職に剣心は
「さんざん人を殺めてきた自分は一体どう生きていけばいいのか、いやいきてていいのか」と相談していたといいます。

また、蒼紫はお庭番衆の情報網に、「師走、東京に血の雨が降る」こと、しかもそれは抜刀斎絡みの案件であると聞き、駆けつけたというのです。

まさにその時、町中で連続して爆発が起こります!

空には気球が浮かび、「人誅」と書かれた札がばらまかれます。

オールスターでの大バトル

蒼紫は序盤で重傷を負ってしまい、その後は蒼紫の名代として操が大暴れします。

神谷道場では、左之助の力及ばず、薫が縁に拉致されてしまいます。

しかし、縁は薫を殺そうとしても、姉の顔が浮かんで殺すことができません。

六人の同志対剣心の仲間たち、蒼紫や操のほかに敵側から寝返ってきて瀬田宗次郎まで加わります!

剣心に負けたあと、宗次郎も流浪人になっていました。

「刀を抜くのは久しぶりだけど多分あなたたちより強いですよ」という宗次郎。

剣心対雪代縁の戦い「縁。お前を止めねばならぬ。」

『るろうに剣心最終章』公式HPより

剣心「お前が姉の敵を討とうとする気持ち、それは至極当然だ。
だがもうこれ以上、ほかの人を巻き込むのはよせ。
お主の敵は拙者一人。
罰を受けるのも拙者一人のはず」

縁「黙れ!俺の敵はお前一人ではなくお前の全て!
お前と親しくしている者、お前と言葉を交わした者そして!
おまえが作り上げたこのクソみたいな国の全て!!」

二人の息詰まるような戦いが始まります。

怒りに強さの増した縁は剣心を追い詰めます。

縁「人を殺めた罪は、死という罰によってのみ償われる。
罪人はもがき苦しみ、絶望と後悔の中で死んでいく。
それが貴様にできる唯一の贖罪!」

剣心「死は何度も考えた。
しかしそれで罪が償えるとはどうしても思えなかった。
この罪をどうしたら償えるのか、いまだわからぬ。

だが今は、仲間のためにも、巴が望んだ平和な世のためにも、縁。
お前を止めねばならぬ。

縁。お前に見える巴は、今も笑っているか?」

真剣勝負の果てに、縁は短刀を手に剣心に体ごとぶつかっていきます。

それを避けようともせず、剣心は受け止めます。

そして一言。「縁。済まなかった」

縁、呉黒星逮捕される

剣心の元に薫が駆け寄ります。

すぐそのあとから呉黒星が姿を見せます。
上海マフィアのNo.2だった呉は、雪代縁に「組織はおまえにくれてやる」といわれているのに、剣心が死んだら縁も殺そうと計画していたのです。

呉黒星「どいつもこいつも人をこけにしやがって、皆殺しだ」

呉が薫を撃とうとするのを、縁は自分の体でかばいます。

そして呉をボコボコにする縁。

「やめて!それ以上したら、本当に死んじゃうわ!」と止める薫。

剣心「薫どのを守ってくれてありがとう」

縁「違う、違う、俺が守りたかったのは…
俺が本当に守りたかったのは…」

雪代巴の日記

留置場の縁に届け物です。

それは薫が差し入れた雪代巴の日記です。

美しい筆文字が並んでいます。

「あの人は私の幸せを奪った人。
そして、もうひとつの幸せをくれた人。
あの人はこれから先も人を斬り、けれどそのさらに先、
斬った数より大勢の人を必ず守る。
ここで決して死なせてはならない。
私がかならず、命に代えても守る」

縁の慟哭が響きます…

ようやく手を取って歩き出す剣心と薫。ありがとう。すまない。そしてさようなら。

二人は巴の墓参りに来ています。

巴の墓に名前はなく、ただ墓石に梅の花が彫ってあるのです。

剣心「巴にはなんと?」

薫「ありがとう かな。
縁は結局私を助ける形になったけど、それって今思うと巴さんが守ってくれたのかな、なんて。
雪代縁 あれからどうしてるかな」

剣心「縁はこれから償わなくてはならない。
私罰ではなく人生をかけて。
そうしない限り縁の中の巴は決して笑わない」

薫「ねえ剣心、剣心は巴さんに何を?」

剣心「薫どのと同じでござるよ。
ありがとう。
それと、すまない。と、さようなら」

剣心が差し出した手を薫が握り、ようやく一緒に歩いていく二人でした。

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『るろうに剣心最終章The Final』感想

2時間以上の大作を見終わっての感想を書いていきます。

The Beginningでの予想ストーリーがたっぷり流出

事前の予想では、雪代縁が剣心に復讐を挑むのが『The Final』、雪代巴との出会いと十字傷の物語が『The Beginning』かと思っていました。

しかし、『The Final』には巴との過去も、十字傷の理由も語られています

この映画だけ見る人向けには、理由の説明が必要との考えでしょうか。

しかしこうなると『The Beginning』はかなり重複アリになるのかな?と思ってしまいます。

「そこ、見ました」みたいな感想は持ちたくないですね!

予想と違う展開に驚き

最も驚いたのは、ハイライトである縁との戦いの決着がオリジナルになっていること。

終了後の劇場はかなりざわついていました

私としては納得感のある収束ですが、特に漫画ファンは楽しみにしているバトルシーンでしょうから、残念に感じるかもしれません!

自分だったらどう感じるか、ぜひ映画館で味わってみてください。

圧巻のバトルシーン

冒頭の列車内のバトル、前川道場のバトル、敵のアジトでのバトル、どれをとっても前作に勝る迫力とスピード感です!

これはIMAX版を見たのでより一層感じるのかもしれませんが、バトルの渦の中に巻き込まれるような迫力がありました!

しかし、オールスターでのバトルの前に蒼紫は重傷を負ってしまうので、いいところに参加できず。
伊勢谷友介さんに対するペナルティかと勘ぐってしまいました。

その分、土屋太鳳さんが頑張っていました(笑)

瀬田宗次郎を演じる神木隆之介さんの「ニヤリ」も良いですが、戦いおわって「楽しかったです。背中を気にしないで戦えるのって、初めてでしたから」といいながら見せる爽やかな顔が印象的でした!

そして縁との一騎打ちは音楽なしです!
二人の撃ち合う音だけ。これがすごく良かったです!

新田真剣祐さん、体を造って来ているので、るろ剣10年選手の佐藤健さんに見事に対峙していました!

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ちょっと気になったこと

バトルシーンは素晴らしいのですが、ストーリーを追って観ていると、「またか」と感じてしまうことも。

また、回想シーンが多く、時系列も行ったり来たりに感じてしまい、次作のThe Bgininningでじっくりみせてくれればよかったのにな・・・と感じてしまいました。

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『るろうに剣心最終章The Final』Beginningよりも前に上映のワケ?

The Final』を先に公開するのは、先に巴の物語を見てしまうと、復讐に燃える縁のストーリーに感情移入できなくなるからでしょう。

今回、10年の時を経てようやく手を取り合って未来へ歩き出す剣心と薫です。

ハッピーエンドを知りながら、巴の悲しい物語を見るのもメロドラマ的で良きです。

ネーミングと上映順に違和感を覚えていましたが、見るとスッキリでした!

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『るろうに剣心最終章The Final』のあらすじ、名言・名セリフ、感想まとめ

『るろうに剣心最終章The Final』のあらすじ、名言・名セリフ、感想、上映順の考察をお届けしました。

2時間以上の上映時間があっという間に過ぎてしまいます!

私はIMAXで見ましたが、豪華キャストによる派手なアクション、ぜひ大スクリーンで楽しむことをおすすめします!

『るろうに剣心』IMAXと通常上映の違いは?
『るろうに剣心最終章The Final』をIMAXで観て来ました。初めてのIMAX体験でしたが、スクリーンが巨大なのでアクションシーンがド迫力!音が良くて、迫力があるのにうるさくない!スクリーンの端から端までよーく見える!シートが快適、等、追加料金700円以上の価値ある体験でした。

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