映画『るろうに剣心』あらすじ｜『京都大火篇』を10倍楽しむために！

実写映画『るろうに剣心（2012年）』あらすじ

今から約150年前、幕末の動乱期に『人斬り抜刀斎』と呼ばれる剣客がいました。

時は1868年1月、戊辰戦争。
討幕派の暗殺者『人斬り抜刀斎』と呼ばれた緋村剣心（佐藤健）を、佐幕派新選組の斎藤一（江口洋介）は探していました。
抜刀斎の頬には十字傷。
激しい斬り合いを抜けようやく対峙する二人ですが、『錦の御旗』が高々と掲げられ、戦の終結を告げます。
剣心はその場に剣を残し、斎藤一の前から歩み去ります。

1878年（明治11年）。
緋村剣心は『不殺（ころさず）の誓い』を掲げて日本各地を旅しながら、弱い人たちを剣の力で守り助ける流浪人（るろうに）として、穏やかな日々を送っていました。

東京では悪徳商人・武田観柳（香川照之）のもとで『新型阿片』の開発に携わった高荷恵（蒼井優）が命を狙われる事件が起こっています。

一方にぎやかな三社祭の裏で、『神谷活心流』を騙る『ニセ抜刀斎』が出現。

ニセ抜刀斎・鵜堂刃衛（吉川晃司）は恵を狙い、薫を狙い…
神谷道場の道場破りを追い払った剣心は神谷薫（武井咲）の道場の居候になります。

panda

山形有朋は剣心に「陸軍の要職に就いて阿片の撲滅に力を貸して欲しい」と頼むんだけど、剣心はあっさり断っちゃうんだよね。

うさ

ここでの藤田五郎こと斎藤一との斬りあいがド迫力！

武田観柳の元から逃げて来た高荷恵も、神谷道場に居つき、いっしょに牛鍋屋『赤べこ』に食事に行きます。
そこへ現れた武田観柳。
観柳は札束を見せびらかして剣心を護衛に雇おうとしますが、剣心はこれもあっさり断ります。

その札束を見て、牢屋で剣心を見かけた相良左之助（青木 崇高）が乱入してきます。
店の外で斬馬刀を振るって剣心を倒そうとしますが、身軽な剣心には全く届かず。
左之助は剣心に「あんな男にその腕をくれてやるのか」と言われ、剣心に魅かれていきます。

ニセ抜刀斎は警官も、道場破りも見境なく襲います。
夫の死体に取りすがって泣く妻を見て、剣心は14年前に斬った男の事、斬った男の婚約者の事を思い出していました。

京都所司代を斬ったその事件は『新時代のために剣を振るう』と信じていた剣心に、人を斬ることはその人の未来を奪うこと、という事実を突きつけ、人斬り家業から足を洗わせる原因になっていきました。

武田観柳の屋敷にはガトリング砲が届きました。
観柳は新型阿片を世界中に売りさばくため、神谷道場の周りの土地を買収して港を作ろうとしています。
阿片で儲けたお金で武器を買い、新政府にとって代わる存在になろうとしています。

神谷道場の近所で井戸に毒が入れられ、苦しむ住民を助けたのは高荷恵でした。
代々続く医師の家系でしたが、会津の戦で孤児になり、生きるために武田観柳の元で利用されていたのです。
そのことを剣心に語ると恵は、神谷道場を守るため観柳の元へ一人戻ろうとします。

剣心と左之助は、薫と道場を弥彦に任せ、観柳の屋敷に殴り込みに行きます。
ふたりは大勢の護衛をなぎ倒すと、屋敷にはいり、まず出て来た戌亥番神（須藤元気）の相手を左之助が引き受けます。

panda

左之助は『喧嘩屋』と自称するだけあって、楽しそうでいいんだよな！

うさ

喧嘩の最中台所で食事を始めるのが面白いね！

剣心のあいては外印（げいん・綾野剛）。元士族だが新時代では食べていけないと語ります。
仮面の下は火傷あとの目立つ顔で、両手拳銃、そしてナイフで襲ってきます。
剣心が逆刃刀で外印を倒すと、ついにガトリング砲を構えた観柳との対決です！

左之助、剣心、弥彦から通報を受けた斎藤一も登場し、観柳を逮捕します。

panda

斎藤一の『牙突』がめっちゃカッコいいんだ！

ところが、薫が鵜堂刃衛にさらわれてしまいました。
刃衛は自分を殺さなければ薫の命はないと言います。
剣心はついに怒りに我を忘れてしまうのか？

まさに今、という時！刃衛の術を自力で解いた薫が剣心を止めます。

刃衛は自ら命を絶ち、剣心は薫を抱き上げ立ち去ります。

観柳の屋敷には警察が大人数で立ち入り、これで阿片や武装蜂起をめぐる悪だくみもすべて終わるでしょう。

実写映画シリーズ1作目『るろうに剣心（2012年）』主題歌はThe Beginning（ザ・ビギニング）』

『るろうに剣心』の主題歌はONE OK ROCK（ワンオクロック）の『The Beginning（ザ・ビギニング）』です。

『るろ剣』といえば『ワンオク』、というほど切り離せない関係で、シリーズすべての主題歌をワンオクが演奏しています！！

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