『葬送のフリーレン』に登場し、フリーレンたちと一緒に一級魔法使い試験に挑む宮廷魔法使い、デンケン。
七十代にして亡き妻への想い、故郷への想いを胸に情熱を燃やし続ける宮廷魔法使いです!
デンケンのこれまでを一覧でわかりやすくまとめています。
『葬送のフリーレン』デンケンのプロフィール
名前:デンケン(ドイツ語で『考える』という意味)
生年月日:『勇者ヒンメルの死』から30年後に78歳。
職業:宮廷魔法使い
魔法の師:魔族・黄金郷のマハト
家族構成:妻は20代半ばで死亡、子どもはいない
妻の実家:城塞都市ヴァイゼの領主グリュック伯爵。
『葬送のフリーレン』デンケンの一級魔法使い試験は「殴り合いじゃぁぁ!」のインパクト大!!
勇者ヒンメルの死から29年後。
宮廷魔法使いとして活躍しているデンケンは、今さらながら、一級魔法使い試験を受験します。
デンケンは一級魔法使いに与えられる特典で『黄金郷のマハト』に立ち向かうための魔法を手に入れたかったのです。
一次試験突破のため執念を見せて『殴り合い』でシュティレ(隕鉄鳥)を手に入れるのが見ものです!
この時77歳だもんな!すごいな!!
『葬送のフリーレン』デンケンの故郷
デンケンの故郷は北部高原ヴァイゼ地方。
城塞都市ヴァイゼから北方に位置する村です。
妻を亡くしたデンケンは長いこと故郷を離れていましたが、ヴァイゼを呑み込んだ黄金郷がついに故郷の村をも黄金に変えてしまったのです。
デンケンはその知らせを聞いて妻の墓を詣で、思い出の場所が変わっていなかったのを見ると、
死ぬのなら故郷の色鮮やかな景色を見た後に
デンケン『葬送のフリーレン』9巻p.76
そう思い定めるようになります。
デンケンが妻との思い出を大切にしていることを知ったフリーレンは、かつてヒンメルが「幸せだった時間を思い出してもいいんだ」と言ってくれたことを思い出し、デンケンに協力しようと考えます。
デンケンが妻と過ごした幸せな時間を思い出せるように。
黄金の都市を、色鮮やかな故郷の風景に戻すのを手伝おうと考えたんだ!
『葬送のフリーレン』デンケンと『黄金郷のマハト』の関係
時は遡り、勇者ヒンメルが魔王を討伐した後。
城塞都市ヴァイゼの領主グリュック伯爵は魔族『黄金郷のマハト』をお抱え魔法使いに任命します。
その数年後、グリュック家に親戚の子どもデンケンが引き取られてきます。
デンケンの両親は魔族に●され、孤児になってしまったからです。
マハトはデンケンの魔法指南役として、デンケンに魔法を教えたのです。
『葬送のフリーレン』デンケンと妻レクテューレとの出会いと別れ
ヴァイゼ領主グリュック伯爵邸で暮らすデンケンに、伯爵の娘レクテューレは想いを寄せていきます。
レクテューレはめっちゃカワイイんだ!
もともと親戚な上に、孤児になってしまったデンケンに親切にしようという優しさから始まったのかもね。
勉強しているデンケンを見守るレクテューレ。
騎士団に入って活躍するデンケン。
二人はやがて結婚し、デンケンはグリュック伯爵の婿養子になりました。
しかしほどなく、もともと体が弱かったレクテューレは、二十代半ばで病のため命を落としてしまいます。
デンケンはヴァイゼを出て帝国軍に入り、のちに宮廷魔法使いになりますが、故郷には50年以上足を踏み入れませんでした。
グリュック伯爵の娘婿という身分とマハト直伝の魔法、それに本人の並々ならぬ努力で順調に出世したんだろうね!
大陸魔法協会のレルネン一級魔法使いは自分で『貴族のボンボン』と言っているから、育ちの良い者同士気が合ったのかもね。
『葬送のフリーレン』デンケンの年齢早わかり一覧表!
勇者ヒンメルの死から29年後、一級魔法使い第一次試験の後、パーティーの仲間リヒターとラオフェンと一緒に食事に行きます。
デンケンは「妻とここを訪れたのは50年前」と話しています。
レクテューレが亡くなったのは、デンケン二十代半ばのことです。
ここで、デンケンの年齢をスッキリ表にまとめてみましょう。
勇者ヒンメルの死からの年数 | デンケンの年齢 | 説明 |
勇者ヒンメルの死から30年後 | 78歳 | 『葬送のフリーレン』9巻p.174 ヴァイゼの結界管理者になる。 |
勇者ヒンメルの死から29年後 | 77歳 | 一級魔法使い試験 |
デンケンの故郷が黄金郷に呑まれる | ||
勇者ヒンメルの死 | 48歳 | (逆算) |
28歳 | 大陸魔法協会がヴァイゼを結界で封印 | |
20代半ば | レクテューレの死 | |
20代 | レクテューレと結婚 レルネンにのろけ話をする |
|
18歳 | マハトに『支配の石環』が着けられる | |
10歳くらい? | グリュック伯爵に引き取られる | |
魔王討伐 (ヒンメルの死から50年前) |
-2歳 | |
-2歳 | (マハト、グリュック伯爵と取引) |
この画像から察すると、グリュック伯爵に引き取られたのはデンケン10代のころなのでしょう。
『葬送のフリーレン』デンケンはマハトと話し合う
デンケンは黄金郷を元に戻すため、マハトと話し合いを続けています。
儂の目的は黄金郷を元に戻すことだ。
マハトを倒すことはもちろんだが、それで黄金郷が元に戻らなければ意味がない。デンケン『葬送のフリーレン』9巻p.154
フリーレンは、エーデルが手に入れて来たマハトの記憶を解析してディーアゴルゼ(万物を黄金に変える魔法)を解く方法を探ります。
マハトはフリーレンを亡きものにしようと追跡し、そのフリーレンを守るため、デンケンはマハトにミスティルジーラ(呪い返しの魔法)の魔法を駆使して立ち向かいます。
しかし、マハトの知り合いの魔族、ソリテールの妨害を受け、やむなく自らも黄金に変えられてしまいました。
『葬送のフリーレン』デンケンの年齢一覧で早わかり!妻がカワイイ!まとめ
デンケンは高齢の魔法使いですが、魔族に黄金に変えられてしまった故郷と亡き妻の思い出を取り戻すため、再び情熱をもって戦い続けています。
宮廷魔法使いという地位にありながら、あえて一級魔法使い試験を受けるのは、ゼーリエから特典としてミスティルジーラ(呪い返しの魔法)の魔法を授かるためでした。
デンケンの想いは実を結ぶのか?
続きが気になります!
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