アニメ『葬送のフリーレン』のオープニングで登場するまるで悪役のようなエルフ・ゼーリエ。
ゼーリエの登場場面とエピソードについてご紹介していきます。
アニメ『葬送のフリーレン』ゼーリエって何者?
アニメ『葬送のフリーレン』のオープニングで出てくる『悪そう~!』な感じのキャラクター。
実はエルフの大魔法使い・ゼーリエ。
敵キャラかと思っちゃう怪しい描写ですよね(笑)
みんなおやすみ💤
『葬送のフリーレン』のゼーリエの声優誰になんのかめっちゃくちゃ気になる…
個人的には井澤詩織さんのちょい低めボイスがドンピシャです。#アニメ好きな人と繋がりたい #フォロバ100変な垢以外 pic.twitter.com/HCwXub9Q1P— おつやん@アニメ・ゲーム (@4iyIx) November 23, 2023
てっきりラスボスかと思ったよ!
『葬送のフリーレン』ゼーリエの初登場は?
『葬送のフリーレン』での大魔法使いゼーリエの初登場は5巻43話『特権』です。
我慢出来ずに、ロリババアエルフが出て来る巻を含めて全部買いました
ここまでの話全部すっ飛ばして良いので、2クール目はゼーリエだけを毎話出して欲しい pic.twitter.com/F3REA8u6Hr— 中尉 (@ippisou) November 19, 2023
『一級魔法使い試験』の中だね!
ゼーリエについてはこんな風に語られます。
半世紀以上前に突如として歴史の表舞台に現れ、
人類の魔法使いの頂点に君臨した大陸魔法協会の創始者、大魔法使いゼーリエは、
魔王軍との長い戦火の時代の
洗練された魔法使いを未だに追い求めている。リヒター『葬送のフリーレン』5巻43話
半世紀前の魔法協会の創始者ってことは、一番偉い魔法使い的な存在?
『葬送のフリーレン』ゼーリエの与える『特権』
一級魔法使い試験に合格すると、その特権として、ゼーリエから1つだけ望んだ魔法がもらえます。
ゼーリエは人類の歴史上のほぼすべての魔法を網羅する生ける魔導書。
この地上で全知全能の女神さまに最も近い魔法使いだ。リヒター『葬送のフリーレン』5巻43話
例えば100年かけてマスターするような魔法でも、ゼーリエから特権として貰えば使うことができる。
ゼーリエはまた100年かけて学びなおすことになるんだ。
長い寿命のエルフにしか、こんなことはできないね。
『葬送のフリーレン』フリーレンの記憶の中のゼーリエ①
大魔法使いフランメがフリーレンを弟子にしていた時代のこと。
フランメはフリーレンを連れてゼーリエを訪問しました。
ゼーリエは、フランメの師匠だったのか!!
一目見てフリーレンの強さを感じ取ったゼーリエはフリーレンを気に入り、望む魔法を一つ授けると言ってくれました。
しかしフリーレンは「いらない。」と断ります。
魔法は探し求めている時が一番楽しいんだよ。
フリーレン『葬送のフリーレン』5巻43話
せっかくくれると言ってくれてるのに…
ゼーリエはフランメに、フリーレンには野心が足りない、この子はダメだと言います。
しかしフランメは「この子はいつか魔王を倒すよ。フリーレンは平和な時代の魔法使いだから」とゼーリエに言うのでした。
フランメの言うとおりになったな!
エルフの師匠が人間を弟子にして魔法を教え、その人間がエルフを弟子にする。
そんなことが可能だなんて、やはりフランメは傑出した魔法使いだったんだな。
『葬送のフリーレン』フリーレンの記憶の中のゼーリエ②
大魔法使いフランメが死にました。
フリーレンはゼーリエにフランメの遺言状を届けに来ました。
フランメは皇帝に働きかけて魔法の研究を認可させ、自ら宮廷魔法使いの教育に携わっていました。
人格的にも立派だな、師匠!
しかしゼーリエは、魔法は特別に才あるものが扱うべきもので、人類の誰もが使うことには賛成していませんでした。
ゼーリエはフランメの夢を知っていました。
フランメは本当に魔法が好きで、一番好きな魔法は『花畑を出す魔法』。
世界中の人がそんな魔法を使えるようになって欲しい、と考えたのはフランメの夢でした。
軍事転用とか魔王征伐という考えからではなかったのです。
人間の寿命は短く限りあるもの。
だからこそ、判断を先送りにせず前進したのです。
ゼーリエはフリーレンにこう言います。
エルフは人間に追い抜かれる。
鍛錬を怠るなよ、フリーレン。
お前を●すものがいるとすれば、それは魔王か、人間の魔法使いだ。ゼーリエ『葬送のフリーレン』6巻653話『人間の時代』
フェルンを暗示してるのか?
『葬送のフリーレン』ゼーリエの三次試験
勇者ヒンメルの死から29年後、オイサーストの一級魔法使い試験。
最終の三次試験は、ゼーリエが直々に面接試験を行うことになります。
最初の一級魔法使いとなったレルネンはかつてゼーリエの人間の弟子でした。
例年三次試験の試験官はレルネンだったのでしたが、フリーレンの魔力の揺らぎを見ることができたレルネンにすらゼーリエの魔力の揺らぎは見えませんでした。
フェルンは初めてゼーリエの前に立った時、ゼーリエの魔力の揺らぎを感じ取ります。
毎日魔力を制御して、魔力の揺れを無くそうとしているフリーレンと一緒にいるんだから、感覚が鋭敏なのかもね!
ゼーリエはそれを聞いた瞬間フェルンに、自分の弟子になれと申し出ます。
しかしフェルンは、自分はフリーレンの弟子だとはっきりと言い切り断ります。
結局フェルンは一級魔法使いに合格。
『特権』は『服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法』を貰いました。
デンケンも合格。『ミスティジーラ(呪い返しの魔法)』を貰いました。(『葬送のフリーレン』10巻96話)
『葬送のフリーレン』ゼーリエは黄金郷のマハトと戦っていた
勇者ヒンメルの死から30年後、城塞都市ヴァイゼ。
大魔法使いゼーリエは黄金郷のマハトがヴァイゼの街を黄金に変えてしまったのを知り、元に戻せと命令しました。
ゼーリエはその時『ミスティジーラ(呪い返しの魔法)』でマハトの『ディーアゴルゼ(万物を黄金に変える魔法)』を跳ね返し、マハトを倒すつもりでしたが、邪魔が入ります。
弟子のレルネンたちがマハトを封印し、黄金郷をもとに戻す方法を探すつもりなのです。(『葬送のフリーレン』』10巻93話)
『葬送のフリーレン』ゼーリエの揺らぎを見た!大魔法使いフランメの師匠まとめ
アニメ『葬送のフリーレン』のオープニングに登場するエルフ・ゼーリエを紹介しました。
ゼーリエはわかっている限りでは人間のフランメと人間のレルネンを弟子にしています。
半世紀ほど前ゼーリエは大陸魔法協会を発足し、魔法使いの管理に努めつつ、一級魔法使い試験に合格した者へは、『特権』としてその者の望む魔法を一つ、分け与えています。
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