『キングダム』河了貂の最後はどうなる?危険な瞬間と最大のピンチ!

キングダム

紀元前の中華統一前の戦国時代を舞台にした『キングダム』は、2023年7月には映画『キングダム3』公開、2024年1月にはアニメ第5シリーズ放映が控えている大人気漫画です。

子の『キングダム』に登場する河了貂(かりょうてん)について紹介します。

河了貂とは、一体どんな人物なのか、これまでにどんな危険な経験をしてきたのか、どんな最後を迎えるのか、様々な疑問を追究していきたいと思います。

この記事を読んで河了貂について詳しくなりましょう。

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『キングダム』河了貂とは?

河了貂とは、「梟鳴(きゅうめい)」という山民族の末裔の女の子です。

鳥の頭のような見た目の被り物と、植物を編んで作った蓑を身につけています。

最初は、お金の為に政と信を道案内するなど協力をしていましたが、ともに危機を乗り越えて仲間になっていきます。

容姿が幼く見えたのと、一人称が「オレ」であったため、信には女性だと気づかれていませんでした。

ですが、王都奪還編のときに女性であることが明らかになります。

そんな河了貂ですが、実際に居た人物を元に描かれているのでしょうか?

調べたところ、河了貂という人物は存在せず『キングダム』でのオリジナルキャラクターであることが分かりました。

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『キングダム』河了貂は死んだ?危険な瞬間・王都奪還編

河了貂は、盗賊やならず者たちの集まる黒卑村で一人たくましく生きる孤児でした。

紀元前245年、王弟・成蟜(せいきょう)の反乱がおこり、やむなく黒卑村へ身を隠した大王・嬴政(えいせい)。
主人公・は、政を助け、河了貂は二人が黒卑村を脱出する道案内をします。

信と貂は、政が玉座を奪還するのを助けるために、山の民とともに咸陽の宮殿に侵入します!
しかしこの時河了貂は竭氏の手下に刺され、倒れてしまいます

河了貂『キングダム』4巻p.26

河了貂『キングダム』4巻p.26

河了貂は蓑の下に鎖帷子を着込んでおり、命拾いしました。
この時壁(へき)には女の子だとバレてしまいます。

貂・12歳くらいの時の出来事でした。

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『キングダム』河了貂は死んだ?危険な瞬間・蕞(さい)攻防戦

大将軍になる夢に向かう信を見て、河了貂は軍師を志し、昌平君の軍師学校へ入学します。

そして紀元前242年、河了貂はついに軍師として飛信隊の一員になるのです。

翌・紀元前241年、合従軍が秦に攻め込んできます。
合従軍とは、趙・魏・楚・韓・斉・燕の六国が秦国へと侵攻するために手を組んだ軍団のこと。

合従軍編の最終段階では、王都の咸陽に李牧率いる別働隊が迫っていました。

それを嬴政は自ら、咸陽の手前にある蕞(さい)で迎え撃とうとします。

政・蕞へ『キングダム』31巻p.22

政・蕞へ『キングダム』31巻p.22

この蕞攻防戦の中で、河了貂は、カイネと戦うことになります。

河了貂・カイネ『キングダム』31巻p.193

河了貂・カイネ『キングダム』31巻p.193

以前、敵同士であったにも関わらず友情のようなものが芽生えていた関係だった二人です。
河了貂にとっては、戦いにくい相手です。

結果、河了貂が敗れて気絶してしまい、絶体絶命のピンチです。
周囲の敵兵は、早く首を切れとカイネに言います。

ですが、カイネは躊躇し河了貂を捕虜にすると宣言します。
やはり、友人を●すことはできないカイネなのです。

このシーンは、河了が死にそうになる危険な瞬間でした

このあと、城壁から落とされそうになるカイネを助けたのが河了貂でした。
結局助け合うことになった二人です。

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『キングダム』河了貂最大のピンチ!魏に拉致される

紀元前239年の「著雍の戦い」の際に、河了貂が魏に捕まってしまうシーンがあります。

著雍の戦いとは、秦国が中華統一のために魏の要所である著雍を奪うための戦いのことです。

王賁による”三軍による同時同刻撃破”という策で攻めていきます。

河了貂のいる飛信隊は、敵の凱孟軍と対峙します。

凱孟は、王騎と互角に戦う程の強者です。

凱孟は、自ら前に出て隊長の信を呼び、一騎討ちを申し出ます。

了承した信は、凱孟に食らいついて行きました。

しかし、その間に敵の軍師である荀早によって河了貂が捕まってしまいます

捕虜になった河了貂は、檻に入れられ、敵兵に槍の柄で突つかれながら罵声をあびせられます。

河了貂『キングダム』36巻p.66

河了貂『キングダム』36巻p.66

河了貂の年齢は公開されていませんが、この時信20歳ですので貂はまだ17歳くらいでしょう。
そんな年の子がたった一人で敵国に捕まり、罵声をあびせられること、敵将の前に連れていかれ凌辱と死を覚悟することは、どれほど怖かったことでしょう!

河了貂『キングダム』36巻p.91

凱孟に「貴様の欲望は」と問われ、河了貂は「信の夢がかなってほしいと思っている」、さらに「オレもあいつと一緒に幸せになりたい」と答えます。

凱孟はこれを聞き「お前が”女”ならさっさと戦場を去れ」と言いますが、河了貂は「嫌だ!オレは戦場で戦ってそして幸せになるんだ!」と言い張ります

凱孟は「強欲だ」と笑いますが、女の身でありながら飛信隊の軍師として戦い、信とともに幸せになりたいという河了貂の答えを気に入ったのでしょう。

その後、荀早との人質交換により河了貂は助けられます。

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『キングダム』河了貂の危険な瞬間・朱海平原

紀元前236年。秦は趙の要地・鄴(ぎょう)を狙い、朱海平原で両軍は激突します。

河了貂は飛信隊の中で「娘軍師」として信頼され、功績を残しています。

しかし、ここ朱海平原の戦いでは判断が遅れてしまい、敵の戦略を見破ることができず苦戦します。

河了貂『キングダム』50巻p.164

河了貂『キングダム』50巻p.164

趙・尭雲は、知略を兼ね備えた本能型な戦略で挑んできます。
これに対し河了貂は知略型なため、本能型の尭雲の考えが読めませんでした。

羌瘣・信『キングダム』50巻p.174

羌瘣・信『キングダム』50巻p.174

しかし、本能型には本能型。
ここでの戦いは軍師の河了貂に変わって、信が全ての指揮を執り、尭雲を倒すことができたのです。

河了貂はここで、軍師としての道の果てしなさを知りました。

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『キングダム』河了貂が死ぬとしたら戦場…?

現時点で河了貂が死亡したという事実は、まだありません。
では、もしも河了貂が死ぬとしたら、どういった場所なのでしょうか?
私の独断と偏見で推測してみたいと思います。

まず、河了貂は飛信隊を支えている軍師です。
軍師とは、その軍の作戦を考えたり、相手の策を打開する方法を考えるため、戦には必要不可欠な存在です。
さらに河了貂は、戦場の中まで入り込み細かく指示を出すタイプです。
戦場で敵に狙われ、命を落とすということは十分考えられます。

また、河了貂の性格は親しい人間には優しく、情に動かされてしまうところがあります。

例えば蕞の攻防戦の際、敵であるカイネが城壁から落ちかけますが、河了貂はとっさに手を掴み助けます。
カイネとは友情のようなものが芽ばえた関係だったため、助けたのでしょう。

このように、自分の身を投じて他人の命を救うこともあるので、もしかすると誰かを庇って死んでしまうかもしれません。

やはり一番いいのは、生き残って信の夢をかなえ、一緒に幸せになることですね

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『キングダム』河了貂は結婚し長寿の末死ぬ…?

戦に出ている河了貂は戦場で死ぬ確率が高いですが、もし生き残ったとしたら、どんな人生を送るのでしょうか。

1つの仮説として、誰かと結婚し長寿の末死ぬことです。

その相手は、一番長くいる信ではないかと考えられます。

河了貂は、信のことを信頼して、大切に思っています。

ですが信はとても鈍感なため、恋愛に発展するのは長い道のりです。

しかも信にとって河了貂は、妹のような存在だと作中で言っており、河了貂の気持ちに気づいてもいません。
けれども大切に思っていることには、ちがいありません。

信には河了貂の他に羌瘣という存在もあるので、どうなるかはわかりませんが、みんなが幸せになってほしいものです。

『キングダム』信の結婚相手は?羌瘣・河了貂・その他嫁候補は3人?

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