『キングダム』巫舞(みぶ)とは?清野菜名さん・山本千尋さんに期待大!

キングダム

漫画『キングダム』に登場する “巫舞(みぶ)” とはどんなものでしょう?

“巫舞(みぶ)” についての原作の記載を集め、考察した後、『巫舞』の名シーンをご紹介します。

映画『キングダム2』では、清野菜名さん・山本千尋さんによる巫舞が見られそう!
こちらもとても楽しみです。

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『キングダム』巫舞(みぶ)とは?

巫舞(みぶ)とは蚩尤(しゆう)族に伝わる暗殺剣技のこと。

「トーン タンタン」というリズム呼吸とで精神を集中し、舞うような動きで敵を倒すのです!

本文から説明を引用してみましょう。

その一族が伝うるには 剣とは元来 戦いで人を斬るものに非ず
太古の世 剣は天を祭る “神器” の一つとして生まれた。
天を畏れる人々 供物と炎の中
神がかりの力を宿す巫女が 天を祭るため舞い続けた。
人々はそれを巫舞と呼んだ。

『キングダム』9巻P.151

巫舞『キングダム』9巻P.151

太古の世 巫女体質の者が 剣を触媒に荒ぶる神をおとし
舞い祭り それを鎮めた。

だがいつか蚩尤(しゆう)はそれを殺人の術に変化させた。

神をおとし 術者の意識は 陶酔の中 舞って目につく人間を斬殺する。
それが蚩尤の奥義『巫舞(みぶ)』だ。

『キングダム』11巻p.145

巫舞『キングダム』9巻P.93

巫舞『キングダム』9巻P.93

巫舞=蚩尤の技は生まれつきのもの?

「巫女体質のもの」「特異体質」と書かれているので、蚩尤族だけの特殊な体質なのでしょう。

河了貂が羌瘣に「オレに蚩尤の技を教えてくれ!」と頼んだ時も(『キングダム』9巻p.144)即却下でしたよね!

巫舞の歌のリズム

羌瘣、羌象たち羌族は「トーン タンタン」。

幽族は「トン タタン」。(33巻p.172)

氏族によってリズムが違います

panda
panda

士族は19あるんだよね(『キングダム』9巻p.157)

うさ
うさ

バリエーションがたくさんあるんだろうね

巫舞で精神を落とし込む深さには限界があり、その域を我々は “魄領(はくりょう)” と呼ぶ。
巫舞の歌は落とす催眠であると同時に、そこから引き揚げる “道標(みちしるべ)”でもある。
だが”魄領(はくりょう)”より下へ沈むと、引き上げる歌が聞こえず帰り道がわからなくなる。

『キングダム』34巻p.32

巫舞の呼吸について

きょうかい

『キングダム』7巻p.11

呼吸を使って精神を集中するので、息を使い切ってしまうと動けなくなってしまいます。

そのため「呼吸が尽きた」(7巻)と戦線離脱したり、「30秒で呼吸を戻すから時間を稼げ」(9巻)信に無茶ぶりしたりしています。

巫舞ってどんな感じなの?

二人の声を聞いてみましょう。

【羌瘣(きょうかい)】
周りは見えてるけど、そのうちだんだん周りの物の動きが遅くなってって
最期は飛んでる虫が止まってしまう
そしてその次は真っ青な水の中にいる。
すごーく透き通ってて奥まで青くて
下の方は深くて全然底は見えない.
そこからゆっくりと下へ下へと沈んでいくの。
歌を口ずさみながら
ただ深く
『キングダム』33巻p.180
【羌象(きょうしょう)】
怖く感じるときがあったり、楽しく感じるときがあったり
暑かったり、寒かったり
ちょっとムラムラしたり
『キングダム』33巻p.179
象姉は「瘣は誰よりも深く呼吸する」と言っていましたね。
深い瞑想に入る感じなのでしょうか。
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『キングダム』羌瘣(きょうかい)が初陣で最初に見せた強さとは

信は初陣で初めて羌瘣と会い、初めて見るその強さに驚きます!

尾平の驚いた顔といったら…(笑)

『キングダム』6巻p.148

『キングダム』6巻p.148

羌瘣が初めて腕を振るったのを見た男たちの驚き方が見ものです!

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『キングダム』羌瘣(きょうかい)が王暗殺事件で見せた「舞い」

大王を狙う刺客が宮殿に現れました!

なんと羌瘣もその中の一人で、大王を守ろうとする信と激しいバトルを繰り広げます。

しかし信を斬りたくないのか、逆に10人以上の暗殺者集団を瞬殺する技を見せます!強い!

巫舞『キングダム』9巻P.93

巫舞『キングダム』9巻P.93

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『キングダム』蚩尤(しゆう)の祭(さい)とは

蚩尤族の頂点を極める力を持った存在が蚩尤です。

現蚩尤が亡くなったり消息を絶ったりした場合 “祭(さい)” を行って次期蚩尤を決めます

その方法は、19の氏族から2人ずつ候補者を選出し、1か所に集められた38名は他の全員が死亡し最後の1人になるまで戦わなければならないという壮絶なものです。(『キングダム』9巻p.156)

羌族から選ばれたのは、羌象(きょうしょう)と羌瘣でした。
羌瘣は、姉弟子の羌象が蚩尤になる、自分は敗れると覚悟していました。
しかし、羌瘣と戦いたくない羌象は、香を焚いて羌瘣を眠らせます。

夕刻、祭が終わってから目覚めた羌瘣は、羌象が卑怯な一斉攻撃を受け敗れたことを知ります。

そして、新たに蚩尤となった幽族の連を仇と思い定め、村を出たのでした。(『キングダム』9巻p.156)

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『キングダム』羌瘣(きょうかい)『最後の巫舞』

羌瘣は幽連を追って魏国へ行くために、秦軍に従軍し信と飛信隊の面々と知り合いました。

しかし、蛇甘高原の戦いが終結したのち羌瘣はまた一人で仇討ちの旅に出ます。

幽連との戦い

ついに趙国で幽連の消息をつかみ、羌象の仇を取ろうと戦いを挑む羌瘣。

しかし幽連は、幽族の戦士を22人も集めて待ち構えていたのです。

現・蚩尤の幽連の強さも羌瘣の予想をはるかに上回るものでした。

巫舞とは精神を内の深い所へ向け、人の秘められた力を引き出す術だ。
その集中力を生むために、特殊な呼吸法と神堕としの舞で 意識を陶酔の中に落とし込む。

『キングダム』33巻p.205

現世のしがらみを断ち切るために、”祭”で実の妹を手にかけた幽連は、化け物のように強かったのです。

さすがの羌瘣も倒れ、もはやここまでと思った時に、小さな光を見たのです。

その光は信と飛信隊。

羌瘣は「巫舞の秘密がわかった」と、重傷の身体で立ち上がりました。

羌瘣(きょうかい)『最後の巫舞』

祭の前、象姉が羌瘣を倒すために”魄領(はくりょう)の禁”を犯したことを思い出しました。

精神を深く落とし込み、より大きな力を解放しようとしたのです。

このまま戻れない者も多い中、象姉が帰ってこられたのは「光が見えた。それは瘣だった」と言ったのです。

羌瘣は、信との絆によって光が見えているから、魄領(はくりょう)まで落としても帰って来られると確信したのです!

幽連を倒し、深い深い海の底から光の糸をたどるようにして現実世界に戻ってこられた羌瘣!

羌瘣は、「もう二度と祭が行われないように」と幽連の死体を隠してほしいと羌明に依頼し、
羌象の分まで精一杯生きると心に誓うのでした。

羌瘣の剣の名前は “緑穂(りょくすい)” 。なにやら意思疎通をしているようです。

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映画『キングダム2』羌象役・山本千尋さんの『巫舞』

羌瘣役の清野菜名さんのアクション動画はまだ公開されていませんが、羌象役・山本千尋さんの巫舞がこちらで見られます!

7月15日の『キングダム2』も楽しみですね!

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『キングダム』蚩尤(しゆう)は実在した!

蚩尤(しゆう、拼音: Chīyóu)は中国神話に登場する神である。
『路史』では姓は姜で炎帝神農氏の子孫であるとされる。
獣身で銅の頭に鉄の額を持つという。
また四目六臂で人の身体に牛の頭と鳥の蹄を持つとか、頭に角があるなどといわれる。

wikipediaより

蚩尤は神様なんですね!

「姓は姜」と書いてありますので、ここから「キョウカイ」「キョウショウ」の名前を考えたのかもですね!

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『キングダム2』巫舞(みぶ)とは?蚩尤(しゆう)族が伝える超人的剣技・まとめ

『キングダム』に出てくる『巫舞』とはどんなものか、また『巫舞』の出てくるシーンを取り上げ解説しました。

映画『キングマム2』ではこの『巫舞』のシーンが予想されますので、映画の公開も楽しみですね。

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