『007/ノー・タイム・トゥー・ダイ』でジェームズ・ボンドが墓を訪ねる女性、ヴェスパー・リンド。
いったいどんな思い出が、彼女とボンドの間にあったのでしょう?
映画『007/カジノ・ロワイヤル』からご紹介します。
007/ヴェスパー・リンドのヴィジュアルは超美人!
ジェームズ・ボンドは頭が切れて、強くて、美しい女性ヴェスパーを生涯忘れることができませんでした。
ボンドの永遠の女性ヴェスパーリンド
いちばんすき pic.twitter.com/l1LUzjwzxs— SHUN (@trikahoro) October 6, 2021
007/ヴェスパー・リンドの女優さんは誰?この時何歳?
ヴェスパー・リンドを演じたのはエヴァ・グリーン(エヴァ・グレーンが正しい読み方だそう)。
1980年7月5日生まれのエヴァ・グリーンは『007/カジノロワイヤル』を撮影した2006年には26歳でした。
007/ヴェスパー・リンドは頭が切れる!
カジノで仕事をするジェームズ・ボンドのために財務局から派遣されてきたヴェスパーは有能な女性なのです。
ふたりの初対面は、驚くことにこんな会話が交わされました。
ボンド「君はその美貌が君のマイナスだと思ってる。
そういう女は男っぽい服を選び女性にしては攻撃的、
物腰もトゲトゲしい。
皮肉なことに、男性上司は彼女の心の不安を傲慢と勘違い
彼女を正しく評価しない。
そういう女性は一人っ子に多いが両親の話に反応しなかった、となると孤児?」ヴェスパー「そのスーツを一目見ればオックスフォードか名門校出身。
でもいやいや着てる。
貧乏だったから友達からはいつも仲間外れ。
学費は誰かのお情け。
それが心のしこりになっている。
私を”孤児”と決めつけたけどあなたこそ孤児では?
笑顔を高級時計を身に付けた元特殊部隊員?」『007/カジノ・ロワイヤル』より
何とずけずけとモノを言い合うのでしょう!
しかしこれは、お互いが信頼するに足る能力の持ち主かをはかり合っているのですね。
ボンドがヴェスパーのためにこのドレスを用意したように、ヴェスパーもボンドのために極上等のディナージャケットを用意していたのです。
ベッドの上にジャケットが用意されているのを見て驚愕するボンド。
ボンド「テイラーメイドだ…どうやって?」
ヴェスパー「目でサイズを測ったの」
申し分なく体にフィットしたジャケットに身を包み、ボンドはカジノへ乗り込みます。
007/ヴェスパー・リンドはボンドの命の恩人
ジェームズ・ボンドはカジノでカクテルに毒を盛られ、ボンドカーにたどり着いたはいいが、除細動器のケーブルが外れ、一度は心停止してしまいます。
そこへやってきたヴェスパーが除細動器を作動させ、ボンドは死の淵から生還したのです!
007/ヴェスパー・リンドの裏切り
ヴェスパーの機転と協力によりミッションをコンプリートした二人は、深く愛し合うようになります。
ボンドはMI6に辞表を出して、ベネチアでの日々を楽しんでいたのですが、M からの連絡でヴェスパーがカジノの賞金1億ドル以上を現金で横領しているところだとわかります!
ヴェスパーを追い、ヴェネチアの街を駆け回るボンドの周りに怪しい男たちが。
金を男に渡したヴェスパーは水没していく館のエレベーターに閉じ込められ、ボンドの助けを拒否して死んでいきます。
実は、ヴェスパーには長く付き合ってきた男性がいました。その人をル・シッフルの背後にいるミスター・ホワイトに人質に取られ、やむなく裏切り行為を働いたのでした。
ヴェスパーを喪ったボンドは、ヴェスパーの携帯からミスター・ホワイトの電話番号を知り、闇の組織のさらに奥へと、踏み込んでいくことを誓うのでした。
007/ヴェスパー・リンドのネックレス
ところでこのネックレス、スーツの時も、トレンチコートのえり元にも、ゴージャスなドレスの時もつけているんです。
気になりますね。
このネックレスはロンドンのソフィー・ハーレー(SOPHIE HARLEY)のラブ・ノット(LOVE KNOT)という商品ですが、現在通販等で手軽に買う方法はありません。
この写真ではネックレスの後ろの金具が見えますね。
ピアスもソフィー・ハーレーのもの。素敵です!
Y字型のネックレスがこんなに万能とは。似たタイプのものを探してみました。
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まさにヴェスパー・リンドのネックレスです!
007/ヴェスパーという名前のカクテルがある
イアン・フレミングが原作小説「カジノ・ロワイヤル」で考案したレシピ。
マティーニをアレンジしたレシピで、映画の中でも飲まれています。
マティーニはジン、ベルモットにオリーブの実を添えます。
「ヴェスパー」はイギリス産ゴードンズのジンと、ロシア産ウォッカの両方を入れ、ベルモットの代わりにフランス南西部ボルドー産アペリティフワインのキナ・リレを、またオリーブの実の代わりにレモンの皮を入れるものです。
このカクテルにボンドが「ヴェスパー」と名付けたのは、「一度味を知ると他のものは飲めない」からなのです。
ちなみに、「ヴェスパー」とは宵の明星(金星)のこと。初対面の時に名前のことでヴェスパーをからかっていたシーンも忘れ難いです。
ヴェスパー・リンドはなぜ死んだ?『007/カジノロワイヤル』
有能で美しい女性ヴェスパー・リンドは、ミッションを遂行する中でボンドに心を開き、お互いに愛し合うようになりました。
でも彼女は秘密を抱えたままだったのです。
大切な人を守るために、国とボンドを裏切り、その結果ヴェスパーは命を落とすことになります。
このことで、ボンドは深く傷つきもし、そしてまだまだ続く物語へと巻き込まれていくのです。
忘れ難いボンド・ガール、ヴェスパーに乾杯!
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