『文豪ストレイドッグス』に登場する天人五衰最後の一人はブラム・ストーカー。
首から下がなく、棺桶で眠る吸血種の異能者、ブラム・ストーカー。
実在した同名の文豪はどんな人だったのでしょう？
ブラム・ストーカーの代表作
文豪ブラム・ストーカーとは
【INFO】「文豪ストレイドッグス」第5シーズンのキャラクター情報を公開！ 「天人五衰」の一人で、 「不死伯爵」と呼ばれる北欧の異能者。ブラム役を津田健次郎さんが担当します！https://t.co/BOgCtTntSZ#bungosd pic.twitter.com/001TXJCWU9
— アニメ「文豪ストレイドッグス」公式 (@bungosd_anime) July 31, 2023
ブラム・ストーカーはこんな人
ブラム・ストーカー（本名：エイブラハム・ストーカー1847年11月8日～1912年4月20日）は、アイルランドのダブリンで生まれ育ちました。
七人兄弟の三番目、唯一の男の子でした。
エイブラハムの父はアイルランドの公務員で、母は女性の権利と教育を強く支持するフェミニストでした。母・シャーロットは、自身の子供たちに教育の重要性を教え込んだと言われています。
ブラムは幼少期の大部分を病気で過ごし、7歳まで床についていたため、母親が多くのゴシックホラーの伝説や自身のコレラの経験など、多くの話を聞かせて過ごしました。
これが彼の創造力と、後の「ドラキュラ」などのゴシック文学への興味を刺激したと考えられています。
エイブラハムが14歳のとき、健康を取り戻してトリニティ・カレッジに進学し、そこで数学を学びました。
その後、エイブラハムは文学に情熱を傾け、劇場のマネージャーや新聞の劇場評論家として働きました。
彼の創作活動はこれらの経験から多大な影響を受けています。
ブラム・ストーカーの最も有名な作品「ドラキュラ」は、ヴィクトリア時代の規範、性、科学、宗教に対する深い洞察を示しており、彼の育った社会環境と教育、そして彼自身の個々の経験がこの作品に大きな影響を与えていると言えるでしょう。
ブラム・ストーカーの代表作
ブラム・ストーカーの代表作は「ドラキュラ」。
1897年に発表されたこの小説は、吸血鬼という存在を一般に広め、それがポップカルチャーの一部となるきっかけを作りました。
物語は英国の青年法律家、ジョナサン・ハーカーがトランシルバニアのドラキュラ伯爵の城を訪れるところから始まり、伯爵がヴァンパイアであることを発見するところへと進展します。
そしてその後、ドラキュラ伯爵が英国へと逃げ、ハーカーとその仲間たちが彼を追い詰めるというストーリーが展開します。
『ドラキュラ』は舞台や映画でも何度も取り上げられています。
ストーカーは、「ドラキュラ」以外にも「The Lair of the White Worm」（白いワームの巣）や「The Jewel of Seven Stars」（七つの星の宝石）など、多くのホラー・ゴシック小説を執筆しました。
それらの作品は、人間の恐怖と闘争を描いたもので、彼の作風を象徴しています。
吸血鬼物のさきがけはこちら！
ブラム・ストーカーは、30歳になる前にカレッジの先輩シェリダン・レ・ファニュの女吸血鬼小説『カーミラ』を読んでいます。
子どものころ読んで、挿絵がめっちゃ怖かったのを今でも覚えてるよ！
いや～怖かったな～
ブラム・ストーカーが『ドラキュラ』を書いたのは1897年。
ある図書館で『ワラキア公国とモルダヴィア公国の物語』に「串刺し公」ヴラド・ツェペシュの記述を発見したのがきっかけと言われています。
『文豪ストレイドッグス』ブラムが言う「磨羯（まかつ）と宝瓶（ほうへい）」って何？
『文豪ストレイドックス』で福地桜痴に起こされたブラム・ストーカーは、前に起きた時から何年経ったのかと聞きます。
二週間と聞くと、
何？たった二週間？
天道が磨羯の半ばから宝瓶へと移ろう程度の間ではないか。
棺を閉じよ。余は寝る。
ブラム・ストーカー『文豪ストレイドッグス』第八十八話より
このように答えます。
まかつ？ほうへい？とは何でしょう？
磨羯（まかつ）と宝瓶（ほうへい）とは【黄道十二宮】の名前の二つですね。
【黄道十二宮】とは春分点を起点とし、黄道を十二等分して、その各起点の星座につけた名称。
黄道十二宮のシステムは古代バビロニアで発祥したとされています。
このシステムは紀元前2000年頃に始まり、紀元前500年頃までには現代とほぼ同じ形になりました。
現在でも「占星術」のもとになっています。
①白羊宮
②金牛宮
③双児宮
④巨蟹（きよかい）宮
⑤獅子（しし）宮
⑥処女宮
⑦天秤（てんびん）宮
⑧天蝎（てんかつ）宮
⑨人馬宮
⑩磨羯（まかつ）宮
⑪宝瓶（ほうへい）宮
⑫双魚宮
じゃあ、さそり座の半ばからみずがめ座に移るころってこと？
たしかに二週間。古風だねえ
『文豪ストレイドッグス』ブラム・ストーカーって何書いた人？まとめ
『文豪ストレイドッグス』に登場する吸血種の異能者ブラム・ストーカー。
実在の文豪ブラム・ストーカーは『ドラキュラ』の著者です。
これからのブラム君、ブラちゃんの活躍が楽しみです！
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