何気なく読み始めたらとまらない!
本の帯に「ダヴィンチ・コードを凌ぐ」とありますが、私たち日本人なら「ダヴィンチ・コード」の何倍も面白い!!
この本を読んで、神社めぐりがしたい、古事記を読みたい、とかなり知的好奇心をそそられました。
都市伝説好きのかたにもお勧めしたい『アマテラスの暗号』のあらすじ、感想、オススメ関連図書、作品中に登場する神社等をご紹介していきます。
岸田首相もお読みになった小説『アマテラスの暗号』とは?あらすじ
岸田文雄首相が2023年の夏休み読書用に購入されたことでも話題になった小説『アマテラスの暗号』。
主人公はNY在住の日本人青年。
長い歴史を持つ神社の宮司である父が、ユダヤ教徒とともにNYで●害されます。
父の残した暗号の謎を解くため、日本へ渡る主人公と友人たち…
手掛かりを求めて神社から神社へと走り回る彼らが知った、たった一つの真実とは?
天皇家に伝わる秘密の儀式、男系継承の理由、日ユ同祖論。
古代キリスト教と日本に伝わる神話の奇妙な一致。
失われたユダヤの十氏族の流れ着いた先は日本?
インディ・ジョーンズでおなじみ『失われたアーク』の行方は?
八咫烏とは?
秦氏って何をした人?
フリーメーソン、ロスチャイルドも登場
神道の原初の最高神とは?
こんな盛りだくさんのナゾがみごとに収束していく面白さったら、他に類を見ません。
- 事実に基づいていること
- 写真や図解が豊富で、基礎知識がなくても楽しめること
という点もこの小説の大きな魅力です。
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加筆修正後の書籍化はこちら
ぜひ手に取ってみてください。
小説『アマテラスの暗号』は実話なの?
小説に登場する神社、史跡はすべて実在します。
また、神々に関する記載も文献に則った正確なものです。
(この小説における神名、神社、祭祀、宝物、文献、伝承、遺物、遺跡に関する記述は、 すべて事実にもとづいています)
Amazon『アマテラスの暗号』商品ページより
そのため、この小説から興味を持ったことがらも深く調べていくことができます。
神事の記載等はさすがにネットの検索では調べられませんが、神社の外観、由来、地理等調べていくのも楽しいです!
小説『アマテラスの暗号』映画化するならロケ地はここ!
日本の神話と古代キリスト教、歴史と現在が交錯するこの小説が映画化されたら、日本について、生活の中に息づく神道について、理解を深めることができそうですね!
籠神社(このじんじゃ)
籠神社(このじんじゃ)には、彦火明命(ヒコホアカリノミコト)、豊受大神(トヨウケオオカミ)、天照大神(アマテラスオオカミ)らが祀られていることが『アマテラスの暗号』に書かれていますが、これは事実です。
ここの奥宮・真名井神社の神紋が六芒星=ユダヤ教の象徴、ダビデの星であることも印象的に描かれていますね。
宮司・海部氏の家系図は、国宝に指定されているほど歴史的価値の高いものです。
住所:京都府宮津市字大垣430
天橋立も近いようだから、ぜひ足を延ばして、神話の世界に思いを馳せてみたいよね!
神宮(伊勢神宮)
神宮と言えば伊勢神宮。
この小説を読むと大活劇の舞台となったこの地にお詣りに行きたくなります!
外宮~内宮の順で参拝しますが、HPに掲載されている「朝参り」に魅かれました!
前泊して、朝のお詣りなんていいですよね~!
住所:三重県伊勢市宇治館町1
出雲大社
毎年十月には日本中の神様が集まるという出雲大社。
『因幡の白兎』にちなんだ66体ものウサギの石像があります。
銅の鳥居が物語のキーになっているんだね
住所:島根県出雲市大社町杵築東195
『古代には巨大神殿だった』という伝承を裏付ける証拠が発掘されたことも、古代へのロマンを掻き立てるね!
神殿の高さは現在の2倍の高さの48m。
無理じゃね?と言われていたんだけど、これを支える直径1メートルの巨大な木材を束ねたのものが見つかったんだよね。
諏訪大社と守屋山
上社の「本宮」と「前宮」、下社の「春宮」と「秋宮」の四社からなる諏訪大社はパワースポットとしても、御柱大祭でも有名です。
諏訪大社の裏手にそびえる守屋山=ユダヤ教では神が宿るとされるモリヤ山という説も、名前が一致しているので説得力があります!
住所:長野県諏訪市中洲宮山1
祇園祭
小説に登場するシーンを見たくて、祇園祭の映像をYoutTubeで探してしまいました(笑)
確かにペルシャ絨毯が。
7月に開催される京都・祇園祭を実際に見に行ってみたくなります。
大神(おおみわ)神社と三輪山
日本神話に登場する最古の神社、大神神社。
ここには『三ツ鳥居』という独特の鳥居があります。
『アマテラスの暗号』にはこの神社の『三柱鳥居』、『注連縄の鳥居』が取り上げられています。
鳥居も深いな~!
住所:奈良県桜井市三輪1422
剣山(つるぎさん)
都市伝説界隈ではアークが眠る山としてすっかり有名になりましたが、剣山は標高1,955m。
立派な登山です(笑)
いつか装備を整えて登ってみたいものです!!
ロマンを感じますね~!
小説『アマテラスの暗号』に合わせてじっくり読みたい本なら
明治天皇の玄孫・武田恒泰氏のYouTubeで興味を持って読み始めた『現代語・古事記』。
現代語なので楽しく読めます!
ここで登場する神様が、『アマテラスの暗号』にはたくさん登場します。
こちらも読んでみたくなりました。『日本書紀入門』。
『アマテラスの暗号』は実話なの?ロケ地巡りをしたくなる面白さ!まとめ
小説『アマテラスの暗号』は、事実に基づいた大胆な考察の上に成り立つストーリーです。
謎解きあり、スパイ小説のようなサスペンスあり、しかしその根底には日本の歴史、神話の解釈に関する大きな問題提起があります。
あまりの面白さに寝不足になりながら2日で読んでしまったこの作品。
すべての日本人、そして日本に興味を持つ外国人の方々にもお勧めしたいです。
コメント
≪…『アマテラスの暗号』…≫から、数学の基となる自然数(数の言葉ヒフミヨ(1234))を大和言葉の【 ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と 】の平面・2次元からの送りモノとして眺めると、[天岩戸の扉]を『自然比矩形』に想定したい・・・
大和言葉のヒフミヨが普遍言語となるのを「言語の本質」の[オノマトペ]から眺めたい・・・
岡潔数学体験館で、自然数のキュレーション的な催しがあるといいなぁ~