『投資の教科書』後藤達也先生の投資入門:今の時代に適した入門書

投資の教科書 読書

経済ジャーナリスト後藤達也氏の著書『転換の時代を生き抜く投資の教科書』を読みました。

XやYouTube等で様々な情報が錯綜する今、基本をしっかり見つめなおすのに最適な一冊では。
落ち着いて考え、自己責任で投資に向き合いたい方へ概要をご紹介します。

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第1章 投資が欠かせない時代に入った

1991年のバブル崩壊以後、右肩下がりだった日本株ですが2013年ごろから急速な右肩上がりに。

ここに新NISAが加わって、今国民の株に対する意識が大きく変化しています。

また、円安による物価上昇も『投資しないと今まで貯めた預金の価値が下がってしまう』という危機感をあおり、資産の一部を株や外国資産に、という動きになっています。

人生100年時代、身の丈に合った投資を通して経済から政治、社会、テクノロジー等へ関心の幅を広げていくのは良いことなのではないかとこの本は述べています。

著者の後藤達也氏はマネックス証券の創始者・松本大さんに憧れて少しずつ株を買い始め、思わぬ株価上昇に喜んだり、2001年9月11日のテロによる株価の急落を経験する中で、投資は『リスキリング(学びなおし)』でもあると確信していきます。

個人にとって銀行預金は『間接金融』であり、株式投資は『直接投資』。

第2章は『株式投資』について述べられていきます。

新NISAのほかiDeco導入の企業も増えて、インデックス投資へのハードルが下がっているよね。

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第2章 株・会社・決算

会社の価値が上がれば株価は上がる。

ゆえに会社の経営において、正確に利益を現すのがバランスシート(B/S)。

この章ではバランスシートの見方の基礎、自己資本比率、自己資本利益率(ROE)について触れた上で、まさに『今』ならではのSNSフォロワーも資本の一つと述べています。

Xやインスタもブランディング戦略の一つだよね。

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第3章 株価は何で動くのか

株価の動きを見る3つの視点

  1. 虫の目 近い距離から様々な角度で見る …『企業』の利益や展望
  2. 鳥の目 空から全体を見る  ………………『日本や世界の景気』
  3. 魚の目 水の流れ・潮の流れを読む ………『投資家の動き』

『虫の目』

ジブリの企業価値は?

配当利回りの高い企業(デンソー、JT、ソフトバンク)・低い企業(ルネサスEL,オリエンタルランド、ネクソン、リクルートHD)

・成熟企業か成長期待企業か 他様々な理由がある

PER(株価収益率)トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャルGP,NTTデータ

・企業の利益体質や今後の見通しを考える

PBR(株価純資産倍率)株主資本と時価総額の対比

・低PBR企業は無駄遣いが多い/東証の改善要請

時価総額ランキング 日本の存在感低下

『鳥の目』

GDP(国内総生産)

米雇用統計

  • 毎月第1金曜・速報性が高い
  • 米景気の鏡
  • FRBの金融政策に直結
  • インフレに直結

CPI(消費者物価指数)都市部の家計調査

  • 総合
  • コア(食品・エネルギーを除く)

PCE(個人消費支出)前米小売データ

・CPIの半月後れ。

ISM

オルタナティブデータ

・Open Table等

『魚の目』

「マネーの総量」と「センチメント」によって株価は大きく動く

マネーストック コロナ対策としての現金給付・FRBゼロ金利による株式市場へのマネーの流入

「強気相場は悲観の中で生まれる」(ジョン・テンプルトン)長期のスタンスで向き合うこと

VIX (恐怖指数)

外国人投資家の動き

新NISA 円安圧力への可能性

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第4章 中央銀行は金融市場の心臓

日本…日本銀行

アメリカ…FRB(The Federal Reserve Board・連邦準備制度理事会)

ロスチャイルド家のモノという都市伝説は有名だよね

お札の発行、経済の安定を担っている中央銀行。

金利の上下や資金流入の量で景気と物価をコントロールしています。

『日銀砲』なんて呼ばれているよね

2016年に日銀が投入したイールドカーブ・コントロールは10年物国債の金利を0%になるよう日銀が国債を売買して誘導するもの。

これに対し2022年、FRBが金利を5%に引き上げたことは、円安に影響しています。

急激な物価高に、賃上げを実施する企業も。従業員が会社を選ぶ時代へ。

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第5章 投資を始めよう

投資を始める際は詐欺に注意。『188』に電話して相談できます。

証券会社に口座を作る。ネット証券がおススメ

著者・後藤氏の投資

「長期投資」一度買った株や投資信託は数か月~数年は保有する

「分散投資」日本株・海外株・債券/投資信託を利用して外貨を組みこむ

「タイミングの分散」毎月購入していくことで分散できる

「ドルコスト平均法」ってわけだね

「NISA,iDeCoをフル活用」

人気の投資信託

 

販売手数料と信託報酬に注意

為替にも関心を持とう

自分で判断すること

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『投資の教科書』後藤達也先生の投資入門:今の時代に適した入門書・まとめ

初心者にもわかりやすく株価のメカニズムや経済指標を解説してくださっています。

また、今の時代に合ったSNSとの向き合い方が書かれているのも、ご自身がインフルエンサーであるからこそ可能なこと。

新NISA、いつくるかわからない暴落への不安等、現代の投資初心者の不安を解消してくれる一冊になると感じました。

投資の教科書

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『転換の時代を生き抜く 投資の教科書』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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