『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想!ついにヒンメルとの再会が?

ヒンメル一行『葬送のフリーレン』11巻 葬送のフリーレン

『葬送のフリーレン』10巻では、デンケンも、馬車の中のフリーレンも、マハトによって黄金に変えられてしまっていました。

この続きはどうなるの?

『葬送のフリーレン』最新刊11巻のあらすじをご紹介します。ネタバレありの内容ですのでご注意ください。

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|デンケンとフリーレンは魔法を解除していた

フリーレンはマハトの魔法『ディーアゴルゼ(万物を黄金に変える魔法)』の解析を終え、自分自身とデンケンを防護魔法によって守ることに成功していました。

デンケンは亡き妻の夢を見ており、「最後まで醜く足搔くのがデンケンだ」という妻の言葉に、一度だけマハトに抵抗した時のことを思い出していました。

フリーレンとデンケンの前に立ちはだかるマハトとソリテール。

デンケンがマハトと戦う役を申し出、フリーレンはソリテールと戦うことに。

デンケンの歴史!妻がかわいい!

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|大魔族ソリテール強し!

大魔族ソリテールの攻撃は、フリーレンを黄金郷から、そしてデンケンから引き離していきます。

フリーレンは防御とわずかな反撃だけで精一杯です…

ソリテールはデンケンを助けないのかとフリーレンに問いますが、フリーレンがデンケンを信頼していると答えると、全力の魔法をぶつけてきます!

その威力に傷つくフリーレン。
ソリテールの魔力操作は堅牢で精密、攻撃の密度の高さと鉄壁の防御は見たことのないほどのものです。

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|ソリテールに対抗するフリーレン

よくしゃべるソリテールは、フリーレンの魔力制限を知っていることと、フェルンも魔力制限が上手だったと話します。

フェルンとシュタルクを「●しちゃったわ」というソリテール。

フリーレンが反撃を始めます。

ソリテールと同じ、強大な魔法をぶつけあう戦いになります。

ソリテールは「命乞いをするからあなたの心境をぜひ教えて」と話しかけてきますが、フリーレンはソリテールの本性が残虐な魔族であることを見抜いています。

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|マハトへの切り札は

デンケンは妻の夢で思い出したたった一度のマハトへの攻撃が『ゾルトラーク(一般攻撃魔法)』であったことを、フリーレンとの会話で確認していました。

師であったマハトの強大な魔力と手数の豊富な攻撃をかわしながら、反撃を重ねてゆくデンケン。

マハトは黄金郷に封印されてきた期間の、人類のゾルトラークの進歩を知らないのです。

ついに本気を見せるマハト。

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|七崩賢のマハトの恐るべき力

『七崩賢のマハト』は無数の金のかけらをデンケンに吹雪のように叩き付け、防御も完璧です。

デンケンは傷を負いながらも、デンケンに背中を預けたフリーレンを思い出し、あきらめることなくマハトに向かっていきます。

デンケンは、絶対に届かないと思っていたマハトの攻撃を見切り、対応できていることに自分でも驚きますが、ついにデンケンの杖と体をマハトの攻撃が貫きます。

「せめて相打ちくらいには持ち込みたかったのだがな」というデンケンに最期の攻撃を加えようと近寄るマハトです。

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|フリーレンの魔法が黄金郷を変えていく

ソリテールとの激戦を続けながらフリーレンは黄金郷の魔法を解除していきました。

風に乗って飛んでくる黄金のかけらに気を取られたマハトの一瞬の気のゆるみをデンケンは見逃しませんでした!

高圧縮のゾルトラーク。

本当の切り札は勝てると確信した時に使うもの
かつてお前が教えてくれたことだ。

…師よ。これで相打ちだ。

デンケン『葬送のフリーレン』11巻p.93

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|ヴァイゼを元に戻したフリーレンの切り札は

ソリテールは自分と戦いながら黄金郷の解析を進め、ヴァイゼを元に戻したフリーレンを讃えます。

しかし自分たちの戦いには関係ない…そう思っていたソリテールを襲ったのが、フェルンの高圧縮のゾルトラークでした!

おお!フェルン!やっぱり来たか!!

一撃しただけで魔力切れを起こし、空中から墜落するフェルン。
そのフェルンを受け止めたのはもちろんシュタルクです。

フリーレンが自分の安全だけを最優先していたらこの展開はないんだ。

自分自身の戦いで苦戦しながらも、ヴァイゼの黄金郷にかかった魔法を解除するという大仕事をやり遂げることで、回りまわって自分も助かる…

他者を助けることが自分に返ってくる、という因果が深いよなあー!

 

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|七崩賢・不死なるベーゼの最期

七崩賢・不死なるベーゼの最期の場面が回想されます。

フリーレンを警戒し、フリーレンに集中していた不死なるベーゼは、背後から近づくヒンメルに気づきませんでした。

そのため、勇者ヒンメルの剣によって、ベーゼは倒されたのです。

『仲間を信じ、仲間と助け合う』ことができるのは人間だけ。

魔族にはそれが盲点になるんだ!

フリーレンは邪悪なソリテールにとどめを刺します。

『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|マハトの最期

マハトは致命傷を負いながらもヴァイゼの街をふらふらと逃げ回ります。

かつてソリテールと交わした会話「人類との共存は魔族の絶滅につながる」を思い出し、ほかの魔族同様死を恐れる自分に気づきます。

マハトの前に現れたのが、領主グリュックです。

黄金の眠りから醒めたわけだ!

グリュックはマハトに煙草を与え『君が探し求める感情を見つけるまで地獄の底まで付き合う』といった言葉は本心だったと語ります。

そこへ現れたデンケン。

生きてたんかーい!

マハトはデンケンに「近づくとグリュックの命はない」と言って脅します。
…魔族の本心を知ったグリュックは、デンケンに「もう楽にしてやってくれ」と告げ、デンケンはマハトに最期の一撃を加えます。

『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|ヴァイゼでのエピローグ

デンケンはヴァイゼの教会で目覚めます。
三日間眠っていたようです。

デンケン、助かってよかった!

フリーレンは領主グリュックにすべてを話しており、半世紀ぶりの義父と婿との対面になります。

ヴァイゼの街で傷をいやすフェルンと、休養を楽しむフリーレンとシュタルク。

ヴァイゼには半世紀前の魔導書や魔道具が売られているのです。

デンケンはレクテューレの墓へ詣り、「俺は最後まで醜く足搔いたぞ」と報告します。

マハトは絶対倒せないと思っていたけど、やったな、デンケン!

宮廷魔法使いとしての株も一気に上がるってもんだな!

 

『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|新たな旅立ち~エルンスト地方の魔物

勇者ヒンメルの死から31年後。

フリーレン、フェルン、シュタルクの一行は北部高原エルンスト地方を旅しています。

ついに危険な北部高原を抜け『帝国領』に入れそうです。

しかし、ここで泊まろうと入った宿屋での食事は例のボリボリの堅いパン。

どうやら魔物に悩まされているようです。

フリーレンは『紙飛行機を遠くに飛ばす魔法』の魔導書を報酬に、魔物退治を引き受けます。

その魔物は、かつて大魔法使いフランメが作った『軍用ゴーレム』でした。

フリーレンは調理用のゴーレムが働いていたのを『機能停止』し、帝国に引き渡すことにします。

フランメここのゴーレムを作ったとき、フリーレンに「いつか世界が平和になったとき」に必要になる、と話していました。

きっと そのいつかにお前は居合わせることになる。

フランメ『葬送のフリーレン』11巻p.154

予言か?

なんか魔法使いらしくてワクワクするな?

 

『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|天脈竜

勇者ヒンメルの死から31年後。

三人は北部高原ヴィッセン山脈に到達します。

すると、この地方の薬草家が、フリーレンに不思議な木の実を見せ、「空から落ちてきた不思議な木の実や葉」の謎を解いてほしいと持ち掛けます。

こういうゆるい展開大好きだぜ!

マハトの後だからな…前話に引き続きまったり楽しめそう!

フリーレンが待っていたある晴れた日。

村の上空を巨大な竜が飛んでいるのを目撃します。

それは『天脈竜』。

なんと空を飛び続ける天脈竜の背中には、何万年もの間外界と隔絶された独自の植生があるというのです。

フリーレンとフェルンは空高く飛び、竜の背中から珍しい木の実や葉を地上に落とします。

森の中でそれらを拾いながら、フリーレンは、かつてヒンメルが言った言葉を思い出していました。

もしかしたら君ならいつか天脈竜の背にたどり着くことができるかもしれないな。

ヒンメル『葬送のフリーレン』11巻p.172

ヒンメルが出てくるとキュンとしちゃうんだよな…

ここで出るとは、不意打ちだったぜ!

『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想|女神の石碑

勇者ヒンメルの死から31年後。

北部高原キーノ峠。

北部高原の入国審査で三週間も待たされることになったフリーレン一行。

ところがフリーレンは「行ってみたいところがある」といいます。

フリーレンが行きたいのはこの近くの『女神の石碑』です。

近くといっても二泊はしてるぞ(笑)

フリーレンは、石碑に以前はなかった文字が彫られているのを見つけます。
フェルンは、それは聖典の「時巡りの鳥」の章に出てくる名前ではないかといいますが…

石碑の解析を進めるフリーレンの前に現れたのは、ヒンメル、ハイター、アイゼンの三人です。

ここ、いきなりカラーページなんだよ!

23歳のヒンメルが、実体になって現れる・・・

あのフリーレンがビックリした顔を見せるのも可愛い!

あたり一面の花畑の中での再会!

カラーページに胸躍るよ…

Kindleで今すぐ読んじゃう?(カラーページです)

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『葬送のフリーレン』最新刊11巻あらすじ感想!ついにヒンメルとの再会が?まとめ

『葬送のフリーレン』10巻ではマハトとソリテールによって窮地に立たされたフリーレンたち。

かつてマハトの弟子であったデンケンは亡き妻への思いを胸にマハトに立ち向かいます。

大魔族ソリテールのすさまじい魔力に突破口を開けなかったフリーレンですが、苦戦しながらも黄金郷ヴァイゼにかけられたマハトの魔法を解除することによって、フェルンが復活し、ソリテールを撃破してくれます。

「仲間を信じる」ことの大切さを教えてくれる素晴らしいエピソードでした!

その後はサザエさん的箸休めが続くかと思いきや、まさかのヒンメルとの再会!?

読み終わってもときめきが止まりません!

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