アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第21話『今、できることを』のあらすじを、感想を交えながら解説していきます。
あわただしく動き始める宇宙議会連合、ついに牙を剥くクワイエット・ゼロ、新機体キャリバーン!!今回も目が離せません!
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|モビルスーツがベネリット本社フロントへ?
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|アスティカシア学園の惨状
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ペトラは生きていた!
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ベネリットグループと宇宙議会連合
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ミオリネの尋問
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|スレッタトマトを配る
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|宇宙議会連合、地球寮との接触
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ペイル社の離反
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ベネリットグループの危機にサリウスは
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|宇宙議会連合、地球寮との接触
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|クワイエット・ゼロ発動
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|スレッタ一人を行かせない!男前チュチュ
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ラウダ闇堕ち?
- 『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|まとめ
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|モビルスーツがベネリット本社フロントへ?
宇宙議会連合のグストン・パーチェはベルメリアを乗せて航行中。
「ベネリットの本社フロントに運んでおいてくれ。パイロットに心当たりがある」
エランが乗り捨てたウルのことかと思ってたんだけど、どうやら21年前の機体の話みたいだね
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|アスティカシア学園の惨状
アスティカシア学園は仮設の建物が立ち並び、シャワーも浴びられず、食事ももう何日も非常食のようです。
生徒たちは、出口の見えない避難生活に不満と不安をおぼえているようですが、スレッタはブランケットを配っています。
セセリアに「何であんたがこんなことやってんの?」と聞かれると、スレッタは「私は動けますから」と答えます。
セセリア「水星ちゃん、あんた変わった?」
スレッタ「たぶん」『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第21話より
体を丸め泣いていたスレッタ。
ヤギのミルクのスープを飲んで瞳を輝かせたスレッタ。
『一番じゃないやり方』でしか伝えられないことがあることを知り、今は前を向くことができます。
母にすがる生き方を卒業し、自分の頭で『今、できること』を考え続けています。
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ペトラは生きていた!
治療を受けているペトラ。
グエルは心配してフェルシーに電話してきました。
ラウダとずっと連絡取れない、というのは、グエルにとっては良くない知らせです。
いやーホッとしたよ!
まあ、「ラウダ先輩とデートするまで死んでも死にきれない」って言ってたから、生きてるだろうと期待してたけどね!
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ベネリットグループと宇宙議会連合
ラジャン・ザヒはケナンジ・アベリーからガンダム・ルブリス・ソーンの分析結果の報告を受けています。
シャディクとの関連に気づけなかったことを悔やむラジャン。
「宇宙議会連合、動くでしょうね」
ベネリットグループへの介入の機会を狙っている宇宙議会連合だからね。
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ミオリネの尋問
ミオリネは宇宙に帰ってきましたが、ベネリットグループのフロントには顔を出していません。
デリングもまだ眠り続けています。
グエルが会いに行くとミオリネは自責の念でメンタル崩壊寸前です。
しかし、ベネリットグループの次期総裁に内定したミオリネは、シャディクの尋問をしなくてはなりません。
白シャツ一枚の姿のシャディクは「総裁になるんだってね、ご愁傷様」と声をかけます。
シャディクは、すべて自分の案だからサビーナたちの罰は軽くしてほしいと言います。
ミオリネは宇宙議会連合とのつながりを聞きます。
シャディクは、接触はずっと前からあったことを語り、手段を選ばない自分を卑怯だと思うか、とミオリネに聞きます。
「いいえ、あたしも同罪だもの」そういうミオリネの顔は暗く沈んでいます。
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|スレッタトマトを配る
非常食に飽き飽きしている生徒たちに、スレッタはミオリネの温室で採れたトマトを配ります。
「何これ」と言っていた生徒たちも、そのおいしさに元気を取り戻していくようです。
チュチュもトマト配りを手伝います。
ミオリネに確認は?と心配するマルタンですが、
「ミオリネさんなら”いいからさっさとやりなさいよ”って言うと思います」とスレッタは言い切ります。
やっぱりスレッタ変わったな。以前なら自分でこんな判断できなかったろうな。
マルタンはニカに「ちゃんと話したい」と言います。
ニカは「復旧作業が落ち着いたら退学して、自首して、償って。
そしたら自分の力で学校に通う。地球と宇宙の架け橋になる夢はあきらめたくないから」と。
マルタンはニカを罰したかったわけじゃない、どうしたら良かったんだ、とニカに気持ちをぶつけます。
ニカは明るい顔で、マルタンやみんなに会えたから、諦めずにまた頑張れるのだと説明します。
マルタン「困ったらいつでも言ってくれ。僕は、寮長だから」
ニカ「ありがとう」
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第21話より
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|宇宙議会連合、地球寮との接触
スレッタたちがトマトを配り終えたころ、学園に来たのはベルメリアと宇宙議会連合査察官のグストン・パーチェです。
グストンはスレッタに頼みたいことがあると言います。
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ペイル社の離反
ペイル社のCEOたちは宇宙議会連合フロントで、
- 学園フロントでの戦闘行為
- グラスレー社のCEO誘拐
- 地球での反スペーシアン運動の武力鎮圧
- クワイエット・ゼロという大量破壊兵器の秘匿開発
これらの項目をあげつらい『ベネリット・グループはフロント平和の破壊者』とまで言います。
これによって宇宙議会連合はベネリットグループに対する強制介入を決定します。
結局、シャディクが願ったとおりになったのか!
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ベネリットグループの危機にサリウスは
グエル、ケナンジ・アベリー、ラジャン・ザヒはミオリネと共に、宇宙議会連合への対応を話し合っています。
そこへ、サリウス・ゼネリからの連絡。
「私とグラスレーを切り捨てろ」とグループの被害を最小限にする方法を教えます。
「できません。誰かを犠牲にするのはもう嫌です」とミオリネは自分の気持ちを伝えます。
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|宇宙議会連合、地球寮との接触
ベルメリアはスレッタに「クワイエット・ゼロ」の説明をします。
「エアリアルとモビルスーツ型ガンビットが展開したデータストームネットワークを構築・拡張する装置」で「パーメットを使った装置はすべて影響下に置かれてしまう」と。
チュチュは「じゃあその何とかってのに全部乗っ取られるってことじゃん!」と理解の速さを見せます。
プロスペラはクワイエット・ゼロで地球圏に巨大なネットワークを作ろうとしている、とグストン・パーチェは言い、「ベネリットと議会連合がぶつかる前に何としても止めたい」と主張します。
「君に協力してほしい」と言われて、スレッタは地球寮の仲間もいる前で語ります。
- プロスペラの娘はエリクト一人
- 自分はエリクトの遺伝子から作られたリプリチャイルド
- 21年前のヴァナディース事変で母とエリクトは水星へ
- 母はガンド技術でエアリアルにエリクトの生体コードを移した
- エリクトの体は今エアリアル
- エリクトはデータストームの中でしか生きられないから、母はエリクトの居場所を作ろうとしている
- スレッタはそれまでのつなぎ、「鍵」の存在
- スレッタは今も母を好きだが、母が大切なのはエリクトだけ
聞いているみんなにとっても衝撃的だよね
グストンはスレッタに「ヴァナディース事変の際に議会連合が押収した『化け物』という名の機体に乗って欲しい」と言います。
ベルメリアは即座に「キャリバーンはデータストームのフィルターが一切ないので危険」と反対しますが、グストンに「これが唯一の方法だ」と言われ下を向きます。
そこへニカが「あなたはペイル社で何人ものパイロットをエランのように犠牲にして来た。今度はスレッタを使い捨てるのか」と割って入ります。
ベルメリアは床に手をつき「ごめんなさい」と涙を流します。
不快そうに見ているエラン5号。
あれっ帰って来てたんだ!
スレッタは今までエリクトがデータストームを引き受けてくれていたことに気づき、
「エリクトと、お母さんとも、もう一度話したい」と決意します。
「トマトを配っていて気づいたんです。
何も手に入らなくてもできることをすればいいんだって。
連れて行ってください。ガンダムの所へ」
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|クワイエット・ゼロ発動
球体の空間の中、エアリアルが作動し、クワイエット・ゼロとつながります。
プロスペラとゴドイはモニターを見ています。
宇宙議会連合の艦隊がラグランジュ2の近くに展開してきます。
そして発見したのが…クワイエット・ゼロです。
クワイエットゼロ、パーメット使用機器を問答無用で制圧するので兵器が動かなくなって平和になる、という想定の装置だが、「クワイエットゼロ所持側の兵器は沈黙しない」という形でプロスペラが理念を踏みにじっていき、色々知ってる視聴者さえ大量破壊兵器だと誤認する始末。 pic.twitter.com/ZxhmK0TtcR
— 中埜長治🐰🔪😫 (@borisbadenov85) June 11, 2023
プロスペラが「エリィ、お願い」と呟くだけで、無人機ガンドノード10機以上が展開、宇宙議会連合のモビルスーツを次々と落としていきます。
「データストームの空間化開始」というアナウンスと共に、網目に囲まれた球体の空間が出現。
中にいる宇宙議会連合の艦隊は制御不能。クワイエット・ゼロにオーバーライドされています。
ガンドノードによる容赦ない殲滅。
「お疲れさま、ありがとうエリィ。ようやく始まるわ。あなたのための世界が」
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|スレッタ一人を行かせない!男前チュチュ
宇宙議会連合の艦隊殲滅のニュースを見て、出動を決意するグストンに、チュチュは「待てよオッサン」と呼びかけます。「あーしらも連れてけよ」
「スレッタだけを行かせるわけにはいかねえ」とチュチュが言えば、
「僕はもう二度と仲間を一人にはしたくない」とマルタン。
「いーねえ。僕も連れてってよ。」いつの間にかエランが来ています。
「行きたいところができた。僕を見逃すなら手を貸してやる」
何エラン!めっちゃ上から!
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|ラウダ闇堕ち?
シュバルゼッテの前でラウダはつぶやきます。
「あいつのせいだ。ペトラも、学園も。兄さんが変わったのも。」
またスレッタのせいかよ…
「ミオリネ…!」
え?
次回第22話は『紡がれる道』。
『水星の魔女』21話あらすじ感想解説ネタバレ|まとめ
いつの間にか完成していたクワイエット・ゼロにも驚きでしたが、何の脈絡もなく出て来た最終兵器『キャリバーン』にはビックリでした!!
21年前に押収した機体が使い物になるのか?
イヤイヤ、『鉄血のオルフェンズ』では300年前の機体が活躍しますからね!
ガンダムの世界では全く問題ありません!
しかし、スレッタはキャリバーンで命を落とすことはないでしょう!なぜなら…別記事で考察していますので是非お読みくださいね!
『水星の魔女』第21話ルブリスキャリバーンにスレッタは乗っても大丈夫なワケ
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