松井守男 日曜美術館「コルシカのサムライ」筆が刀より強いワケ

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着物姿で絵を描き、”サムライ画家”と呼ばれる松井守男画伯。

その松井画伯が「フランスの至宝」と讃えられるようになったいきさつと、今、日本でどんな活動をされているのか?をまとめてみました。

本物の作品をぜひ一度見に行きたいと思ってしまいましたので、日本で見られる展示も調べました!

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 松井守男画伯 プロフィール

生年月日 1942年7月25日
出身地 愛知県豊橋市
学歴 1967年 武蔵野美術大学造形学部油絵科卒。
アカデミー・ジュリアン
パリ国立美術学校
授章 芸術文化勲章、レジオンドヌール勲章
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松井守男画伯「フランスの至宝」

松井守男さんは、もともと音大志望だったそうですが、イタリアオペラの生の声を聴いて音楽から美術の道へ転向。武蔵野美術大学で一番の成績を修め、フランス政府からの要望による給費留学生としてパリに渡ったそうです。

アカデミー・ジュリアンでも首席になり、1969年にはパリ国立美術学校“12人の画家”に選出され、ギャラリー・ド・フランスに作品が展示されました。

このころ、松井さんはパブロ・ピカソのアトリエに自由に出入りし、仕事に関わっていました。
そんなことができた日本人は、他にはレオナール・フジタ氏くらいだったそうです。

ピカソは松井さんに「君は僕のようになれる。でもマツイはマツイを目指せ」と言いました。

それからの松井さんは、自分の絵を求めて描き、苦しみ、そして出会ったのが一枚の絵でした。
それは、夫の帰りを待つ漁師の妻が描いた絵だったのです。

そこで「絵は技術ではない!愛だ!」と気づいた松井さんが1985年に書き始めたのが「遺言」というタイトルの絵です。

巨大なカンバスに描き始めて2年半、愛に必要なものは「」であると、人という字を細い面相筆で無数に描き始めると、「いつの間にか天国を描いていた」。とうとう絵が完成しました。

「光の画家」と呼ばれるきっかけとなった作品です。

1997年、コルシカ島での個展を機に、コルシカ島に拠点を移し、「フランスを代表する画家」と呼ばれるようになります。

2000年、フランス政府から芸術文化勲章を受章。

2003年にはレジオンドヌール勲章を受章します。

2008年に長崎県五島列島の久賀島にも廃校を借りてアトリエを構え、フランスと日本の2か所での活動をされています。

2011年 東日本大震災後は 特に日本復興への祈りを込めて「HOPE JAPAN」、世界に誇るべき日本のエスプリを伝えようと「大和魂!」のシリーズを制作し、絵画世界の新たな次元に挑戦しています。

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面相筆との運命の出会い

パリで自分の絵を求めて悩んでいた松井さんが思いついたのは「面相筆」で描くこと。

日本人は箸を使うので面相筆を器用に操れますが、フランス人にはできません。

ところがパリで面相筆を買おうとすると、当時大卒の給料が月2万円だったのに対して、1本1万円。

筆の産地を見ると「豊橋」。豊橋はなんと松井画伯の故郷だったので、手紙を書いて筆をたくさん送ってもらい、制作に使うことができたということです。

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こちらが豊橋の面相筆の例です。

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松井守男画伯 国内での展示

〇ホテルアークリッシュ豊橋 (愛知県豊橋市駅前大通1-55)

〇上賀茂神社(京都府京都市北区上賀茂本山339)2021年2月3~6日のみ

ぜひ本物の作品を見てみたいですね!

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まとめ

フランスを代表する作家、松井守男さんについてご紹介しました。

フランス人の真似でなく、自分にしか書けない絵を描くために思いついたのが、細い面相筆で時間をかけて生み出す芸術だったのですね。

コルシカのサムライは筆で愛を紡ぎます。

 

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