映画『燃えよ剣』で森本慎太郎さん(SixTONES)が演じる新選組・市村鉄之助とはどんな役どころなのでしょう?
原作司馬遼太郎の『燃えよ剣』の登場シーンから予想していきます。
『燃えよ剣』で市村鉄之助を演じるのは森本慎太郎さん(SixTONES)
生年月日:1997年7月15日
出生:石川県金沢市
出身:神奈川県横浜市
身長:175 cm
ジャニー喜多川さん直々の推薦により、オーディションなしでジャニーズ事務所へ入所。
サッカー、空手、スイミング、サーフィンの他、体操・アクロバットも得意
/#市村鉄之助 役#森本慎太郎 さん(#SixTONES)
お誕生日おめでとうございます🎂✨
\函館で #土方歳三 が遺品を託した相手として知られる、新選組の若き隊士・市村鉄之助。#岡田准一 さんとのシーン、必見です🔥#映画燃えよ剣#森本慎太郎誕生祭 pic.twitter.com/bIHns4Rg5F
— 映画『燃えよ剣』 (@moeyoken_movie) July 14, 2021
市村鉄之助のプロフィールは?
氏名:市村鉄之助
生年:1854年~1873年(または~1877年)
出生:美濃大垣藩士・市村半右衛門の三男として生まれる
・1859年、父が藩より追放され、親類のいる近江国国友村(現滋賀県長浜市)で育つ。
・神道無念流目録
・1867年、新選組の隊士募集で兄の辰之助と共に14歳で入隊。
土方歳三附きとなる。
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14歳で新選組に応募してくるなんて!
しかも、お兄さんと一緒に。
親戚に預けられて肩身の狭い思いをしたのかな?
お兄さんの辰之助は「両長抱」という役に就いたんだ。
『燃えよ剣』市村鉄之助の年表
新選組に入ってからの市村鉄之助の生涯を年表形式でまとめてみました。
『燃えよ剣』市村鉄之助の年表・1867年(慶応三年)
1867年6月10日 新選組隊士全員江戸幕府直参に取り立てられ、幕臣となる。
1867年10月10日 大政奉還
「沖田に似ている」と土方歳三に言われたことが誇りとなりました。
『燃えよ剣』市村鉄之助の年表・1868年(慶応四年)
1868年1月4日 鳥羽伏見の戦いに敗れ、大坂へ退却。
大坂では沖田総司の介抱に精を出します。
1868年1月12日 さらに江戸へ。
1868年3月1日 「甲陽鎮撫隊」として甲府城へ向けて進軍。
1868年3月7日 江戸へ敗退。
鉄之助は「沖田が兄か、おれが兄か」と詰め寄られても沖田を選び、脱走しませんでした。
1868年3月14日 永倉新八・原田左之助と別れて流山へ。
1868年4月4日 近藤勇、官軍へ投降
1868年4月19日 宇都宮城を占拠
1868年4月下旬 土方歳三率いる「新選隊」会津~福島~函館へ向かう。
1868年8月 榎本武揚率いる榎本艦隊の旗艦、開陽丸に乗り込む。
1868年10月12日 仙台折浜より蝦夷地へ渡航して松前藩などを制圧。
「市村鉄之助」と、歳三は、自分の小姓をフルネームで呼んだ。
「寒い」と、歳三はいった。
榎本艦隊は、北海道で建設する「第二徳川王朝」の希望で満ち溢れていました。
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土方歳三にとって市村鉄之助は、新選組を思い出す大事な人間になっていたんだろうな。
土方歳三はここで、藩主の妻を斎藤一、松本捨吉の二人に江戸まで送らせます。
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ここまでついてきてくれた隊士を、無事に江戸に帰らせるためだよな。
土方が自分の運命をわかっているようで、泣けるー
『燃えよ剣』市村鉄之助の年表・1869年(明治二年)
1869年5月 土方の遺品を託され江戸へ脱出。
鉄之助は泣いて残留を乞い、腹を切る、とまで言った。
この時託されたものが、現存する唯一の土方歳三の写真と和泉守兼定です。
土方から「頗る勝気、性亦怜悧」と評された市村鉄太郎は、横浜行きの外国船に乗ります。
小説『燃えよ剣』の中では、土方の恋人・お雪と一緒に乗船したと書かれています。
1869年7月 官軍の包囲を掻い潜り、土方の親戚・佐藤彦五郎家に到着しました。ここで土方の戦いや新選組の様子などを語ったものが、後世に伝わっているようです。
『燃えよ剣』市村鉄之助の年表・1871年(明治四年)
鉄之助は約2年ほど佐藤家に滞在し、後に実家に帰って兄と再会します。
『燃えよ剣』市村鉄之助の年表・1873年(明治六年)
市村鉄太郎、大垣で病死。享年20。
『燃えよ剣』森本慎太郎演じる新選組・市村鉄之助ってどんな役?
土方歳三の小姓として函館まで付き従い、忠実に勤め上げた市村鉄太郎。
入隊した時はすでに新選組の一番いい時代は過ぎてしまい、未来もなく、危険と苦労の多い隊務に兄は耐えきれませんでした。
年若すぎる市村を「沖田に似ている」と言って採用し、かわいがってくれた土方歳三は、市村にとって尊敬する上司というだけでなく、父親のように敬愛する存在であったでしょう。
土方に申しつけられた最後の任務を立派に果たし、その後短すぎる生涯を閉じたのは、土方の元へ逝きたいという気持ちがあったのかもしれません。
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