『文スト』42話『完璧な殺人と殺人者(其の二)』感想・あらすじと考察ネタバレあり

『文豪ストレイドッグス』14巻カラー扉絵 文豪ストレイドッグス

アニメ『文豪ストレイドッグス』第42話は『完璧な殺人と殺人者(其の二)』。

新しい登場人物、ゴーゴリをご紹介しつつ、第42話のあらすじをネタバレありで感想とともに考察していきます。

『文豪ストレイドッグス』14巻カラー扉絵

『文豪ストレイドッグス』14巻カラー扉絵

今回の主役は太宰や敦ではなく、江戸川乱歩、ポオ、虫太郎という個性派ぞろい。

このイラストの顔合わせ、妙にお洒落で楽しそう!イラストの色味もきれいです。

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『文スト』42話|小栗虫太郎の車に乗り込んだ乱歩の狙いは?

『文豪ストレイドッグス』42話『完璧な殺人と殺人者(其の二)』は原作『文豪ストレイドッグス』14巻から。
『隠滅屋』小栗虫太郎の逃亡用の車にムリヤリ同乗した乱歩が推理を披露する場面からスタートします。

犯人を特定するカギは『紅色の封筒』
ポオに原稿を買わせるように仕向け、封筒を手に取る瞬間に『隠密屋の身投げ』の瞬間を見せようとしていました

では紅色の封筒の中身、最終回の原稿はどうやって手に入れたのでしょう?

乱歩は犯人が小説家を●害して奪ったと言い切ります。

ガンダムくん
ガンダムくん

こんなにペラペラしゃべっていいのかね・・・?

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『文スト』42話|箕浦刑事がポオに事件の模様を語る

マリンタワー、事件現場。
箕浦刑事がポオに

  • 小説家が執筆中の旅館で●害されたこと と
  • その●害状況が小説『金田一●し』と酷似していたこと を説明します。

ポオは最終話を読めば犯人がわかると思っていたのですが

  • 犯人は被害者と旧知の仲
  • 同機は積年の怨恨  と、乱歩の推理通りであるとつぶやきます。

しかし、ふと最終ページで手が止まると、文字のインクが滲んでいることと、最終ページだけがコピーであることに気づきます。

そこで、ポオの携帯電話に着信が。

エアリアル
エアリアル

ポオって愛すべきキャラに見えてきた!

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『文スト』42話|小栗虫太郎の車に乗り込んだ乱歩の運命は?

虫太郎は「隠滅屋と金田一殺しが同一犯?」と疑わしそうに聞き返しますが、乱歩は「証拠はこの原稿のシミだ!」と言います。

乱歩は最終ページがコピーであることに気づくと、近所の文房具屋でコピー用紙が一致することを確認し、土産物屋に隠されていた本紙を回収します。

ガンダムくん
ガンダムくん

すごいな乱歩!いつの間に?

乱歩は小栗虫太郎に名前を聞くと、「君が二つの事件の犯人だ、小栗虫太郎君」と告げるのです!

運転手=『逃がし屋』は車を止めると乱歩に銃を向け、車を汚したくないから降りろ、と言います。

銃って面白いよね。持つと何故か全員莫迦になる

江戸川乱歩『文豪ストレイドッグス』14巻p.43

乱歩はポオの携帯電話と通話中のままにし、社内の会話を聞かせたため、逃がし屋の止めた車はいつの間にか盾を構えた警官たちにぐるりと取り囲まれていました!

「最初からこの状況が目的だ」と乱歩。

『逃がし屋』はロシアの外交団の一員である自分には、刑事裁判権が免除される、と主張しますが、
ポオは●人未遂の現行犯なら外交官特権は剥奪される、と言います。

しかし逃がし屋は拳銃に弾が入っていないことを示したので、乱歩はあっさり「行っていいよ。ドストエフスキーの入れ知恵だろう」と、小栗と逃がし屋を解放します。

エアリアル
エアリアル

危ない!と思ったけど、電話でポオに情報を流せば箕浦刑事が一緒にいるわけだから、警察を呼べるのか!これが乱歩の狙いだったんだね!

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『文スト』42話|発動!エドガー・アラン・ポオの異能

車に落ち着いたポオの携帯に外国語の文章が現れ、乱歩の声が届きます。
次の瞬間、虫太郎は旅館の一室で小説家の横溝に首を絞められていました!

ポオの小説空間に●害現場を再現したのです。

小栗虫太郎は、小説家・横溝とは学生時代からの友人でした。

乱歩は「僕の話を聞いた後、君は自首する」と虫太郎に告げます

乱歩は横溝が虫太郎に自分を●させたこと、つまり横溝は自●だったことを言い当てます。
横溝は病に侵されており、余命宣告を受けていたのです。
横溝は最後の傑作、究極のミステリーを準備したが、「犯人」が必要なので、それを虫太郎に頼みたい、と言ってきたのです。

開き直った虫太郎は、依頼されて横溝を●し、その上原稿を売却した金まで手に入ると笑って見せましたが、乱歩に原稿のシミを「涙」であったと言い当てられてしまいます。

怨恨でなく友の死に手を貸したことが公になれば、大切な友の遺作が推理小説として成立しなくなる。

ここで乱歩はドストエフスキーから学んだ「魔人の操心術」で虫太郎にプレッシャーをかけ、虫太郎はとうとう自首を決意します

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『文スト』42話|国木田の解放へ

小栗虫太郎の異能『完全犯罪』が解かれたことで、国木田に不利な証拠が消滅しました。

これで国木田は留置場から出ることができるでしょう。

逮捕された虫太郎に、乱歩は特務課の仕事を紹介します。
「君の異能力の強さを知れば三顧の礼で採用だろう」

ガンダムくん
ガンダムくん

ああ!仕事紹介するって言っていたな

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『文スト』42話『完璧な殺人と殺人者(其の二)』|登場人物:ゴーゴリ

小栗虫太郎の前に突然現れたのは、ドストエフスキーの仲間、ゴーゴリ。

虫太郎は乱歩に電話をかけ、探偵社に間もなく仕事の依頼が来るだろうが、絶対に受けるなと警告します。

ニコライ・ゴーゴリ(26歳)、『道化師』
声優: 子安武人
異能力:外套(最大30メートルの範囲で、外套の布面と離れた空間を接続する異能)

パトカーに乗った小栗虫太郎の前で、何もない虚空から銃を持った手が突然現れ、運転手を襲います!

ゴーゴリ『文豪ストレイドッグス』14巻p.95

ゴーゴリ『文豪ストレイドッグス』14巻p.95

「天人五衰」を名乗るゴーゴリたちはこれからどんな事件を起こそうとしているのでしょうか?

続きは次週『悲劇なる日曜日』で!

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