『キングダム』66巻ネタバレあらすじと感想|李牧・信・岳雷・愛閃

信『キングダム』66巻P.61 キングダム

『キングダム』66巻は李牧の凄み全開!李牧こわ!!

これに対して秦軍は、飛信隊はどう動く?のっけからぐいぐいと引き込まれ、息をつく暇もない怒涛の展開です。

この記事では、ネタバレありでのあらすじ感想を記していきます。

巻末マンガも面白すぎるので、ゼヒ!『キングダム』66巻を手に取ってみてください。

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『キングダム』66巻は何話から何話まで?

『キングダム』66巻は第714話『思いを力に』から第724話『四つの大戦』までです。

『キングダム』は11話で1巻が標準なので、前巻65巻が12話だったのは714話を66巻の巻頭にするためであったかと思われます。

65巻 702~713話(12話)
64巻 691~701話(11話)
63巻 680~690話(11話)
62巻 669~679話(11話)
61巻 658~668話(11話)

ガンダムくん
ガンダムくん

間違いない!最高の区切りだよ

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『キングダム』66巻ネタバレあらすじ

宜安城には総大将・李牧、副将・馬南慈、副将・舜水樹はじめ、李牧の側近青歌の将らが集結し、城外へと討って出ます。
李牧の檄により、趙軍の士気は最高潮です。

宜安に攻めてきた秦軍14万は、宜安城から出て来た趙軍31万に絶句します。

李牧は半年の間に北部の兵を総動員し、気づかれぬよう宜安に集結させていたのです。
その上で太原から来た20万の秦軍を5万に減らし、宜安に誘いこむ周到さ。
そのことに気付いたのは蒙恬です。

左翼楽華隊、右翼飛信隊、中央前方の壁軍がみるみるやられる中、本陣の桓騎軍は動きません

この状況を変えたのは、飛信隊・信です。

持ち場を離れ左翼の楽華隊と共闘します!
飛信隊は岳雷を失いながらも、羌瘣が囲みを突破!
そして囲みの内と外から攻め続け、ついに飛信隊・楽華隊を李牧の囲みの外に逃がすことに成功するのです。

一方、李牧の罠の中に残された桓騎軍。
李牧は「奇襲だけで勝ち続けてきた桓騎は正攻法を知らない。それが桓騎の弱点だ」と分析しますが、その桓騎は、見た事もない十字型の陣形を囲みの中で完成させていました

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『キングダム』66巻ネタバレ感想

『キングダム』66巻は宜安での開戦から戦闘シーンの連続です!見どころについての感想をまとめてみました。

李牧の読みの深さに震える

65巻から李牧の作戦について知っているはずの読者ですが、蒙恬の口を借りてあらためて李牧の計略を知ると、その間口の広さと細部までの緻密さに怖くなってしまいます。

  1. まずは閼与(あつよ)の戦いで王翦軍にダメージを与え、主力のはずの王翦軍を閼与に足止めした。
  2. 太原から合流してくる秦軍20万を、狼孟で5万に削る。
  3. 残りの14万人なら宜安攻めを決行するだろうという読みをしている。
  4. 14万という秦軍に対し、北部軍31万を総動員し、しかも気づかれぬよう宜安に配置した。
  5. 宜安城まで攻めて来た秦軍14万を、宜安城から出て一気に包囲して逃げ場をなくした

宜安城の前で『しまったぁ…』と立ちすくむ河了貂はじめ飛信隊や桓騎軍の面々、そして蒙恬。
桓騎一人だけが落ち着き払っているのが印象的です。

信と蒙恬が左翼で優勢になりかけても、強力な青歌軍が待ち受けていたのにはゾッとしました。

李牧という人間の描く壮大な計画と仕掛けた罠に必ず招き入れる周到さがスゴイです!

『本能型』信の力が発揮される!

65巻の信が龍白公を討つシーンも、信の武力将としての器に惚れなおしましたね。

今回は、全く戦力を動かしてくれない桓騎を放置して、自分で『火の起こしどころ』を作りに行く信の姿に、麃公を彷彿とさせるものを覚え感動しました!!

信『キングダム』66巻P.61

信『キングダム』66巻P.61

『黒飛麃』岳雷の最期

しかしこの直後、麃公軍から飛信隊に移って来た『黒飛麃』岳雷が、青歌の猛将・上和龍(じょうかりゅう)によって討たれてしまうのです。

岳雷はかつて麃公のもとで少年だった我呂の面倒を見てやり、二人は敬愛と信頼の絆で結ばれて来ました。

我呂とは、岳雷を討った上和龍に向かって行きますが、上和龍の手下の雲玄、雲慶に阻まれてしまったのが悔しく思われます。

愛閃の蒙恬LOVEが噴出

『キングダム』65巻でも蒙恬に熱い視線を送っていた愛閃です。

愛閃『キングダム』65巻p.198

愛閃『キングダム』65巻p.198

66巻では、窮地に追い込まれた愛閃を、羌瘣が救いに駆けつけます。

愛閃は、羌瘣の強さと愛らしさを目の当たりにして、「あの娘は蒙恬様に近づけてはならん」「私の蒙恬様が」と思っていました!

愛閃『キングダム』66巻p.89

愛閃『キングダム』66巻p.89

幼い日の蒙恬に魅了された少年・愛閃は、自らの意思で蒙武軍から楽華隊に来ていたのです。
「いつか蒙恬様を助ける存在になりたい」という一心で。

だから、今回蒙恬が生命の危機に陥ったときには、すべてをなげうって助けに駆け付けた愛閃なのです。自分で名乗りを上げる、このセリフがカッコいいです!

剛将蒙武が元側近”灼熱の愛閃”の底力
見せてやろう

愛閃『キングダム』66巻P.152

灼熱の愛閃『キングダム』66巻P.152 (

灼熱の愛閃『キングダム』66巻P.152

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おまけマンガ 『信と羌瘣 鍛冶屋へ行く』

信と羌瘣が立ち寄った鍛冶屋での出来事。
旅人から研ぎ賃をぼったくってやろうとしている鍛冶屋は、信の剣を見て「あんた相当人を斬ってるね…三人、イヤ五人!などと話しかけます。

この言葉を羌瘣は「店変えたほうが良くないか」と冷静に受け止めるのですが、鍛冶屋が「私には剣の声が聞こえるのだ」と言うのを聞いて信は「すげえ!」とノリノリです。

しかし鍛冶屋は、信の剣に刻まれた「秦王嬴政ノ剣」の刻印を見て、ぼったくるのを止めておきます。

くるりと羌瘣の方を振り向き「そっちのお方の剣を研いでしんぜよう」と矛先を変えます。
すると鍛冶屋の手の中で羌瘣の剣・『緑翠』が「触るな…●すぞ」と語りかけるのです。

鍛冶屋は「ギャアア!何か聞こえた!か、帰ってくれ!」と結局ぼったくりは出来なかったという小話です。

とぼけた鍛冶屋といい、冷静な羌瘣と鍛冶屋に乗せられてやる信、さらに緑翠が最高です!

「剣の声が聞こえるのだ」などとインチキを言っているくせに、いざ聞こえると取り乱す鍛冶屋がおもしろいですね!

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『キングダム』66巻ネタバレあらすじと感想|李牧・信・岳雷・愛閃まとめ

『キングダム』66巻のあらすじと感想をネタバレありでご紹介しました。

今回特に印象的だったのは李牧・信・岳雷・愛閃ですが、他にも河了貂、羌瘣、仁と淡の弓矢兄弟など、見どころ満載です!

巻末のおまけマンガまで面白かったので、内容をご紹介しました。

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長ーい友達、キングダム全巻セットです。

『キングダム』65巻ネタバレあらすじと感想|李牧、カイネ、楊端和

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