ウェス・アンダーソン監督の第10作目『フレンチ・ディスパッチ』の日本公開日が2022年1月28日(金)に決定しました。
第74回カンヌ国際映画祭で9分間ものスタンディングオベーションで称えられたこの作品の楽しみ方をお伝えします。
『フレンチ・ディスパッチ』はどんな映画?
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』はウェス・アンダーソン 監督の最新作。
映画「フレンチ・ディスパッチ」試写会。
どこを切り取っても上品な絵本
、みたいな映像が延々と続く、美術チームが地獄を見そうな映画。ハイコンテクストだけど、映像が軽妙洒脱で、見てて飽きなかったです。>予告編 https://t.co/DrP9TAdJP1 pic.twitter.com/4n2HMFsii4
— yokotaro (@yokotaro) November 10, 2021
最大の特徴はお洒落で可愛い独特の映像美。
音楽のセンスも含め、古き良き時代への愛を感じます。
フレンチディスパッチのTVスタジオ、犬ヶ島のと色違いでかわいいんだよね>RT pic.twitter.com/lng6Ja6Wiz
— 木梨柳月 (@tativillehabit1) January 15, 2022
『フレンチ・ディスパッチ』豪華キャストの競演が楽しみ!
オーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイ、ティルダ・スィントン、フランシス・マクドーマンドら豪華な 常連キャストに加え、ティモシー・シャラメ君の登場がめっちゃ楽しみです。
2017年の映画『君の名前で僕を呼んで』で一気にブレイク、『わたしの若草物語』『DUNE砂の惑星』『ドント・ルック・アップ』等話題作での演技が高評価を受けています。
こんなにセクシーなティモシーが見られる「フレンチ・ディスパッチ 」
公開まであと2週間❗#ティモシーシャラメ#TimotheeChalamet #timothéechalamet #TheFrenchDispatch #フレンチ・ディスパッチ pic.twitter.com/d5kysDr1i1— fuzu (@milkymilky7) January 15, 2022
ルックスだけでなく歌もキュートなティモシー君、名前はフランス風に「ティモテ」と発音するんだって。
ティモテって懐かしいな…… と思ったら、まだ売ってた!ウソみたい!
ウェス・アンダーソン監督のこれまでの作品
話を元に戻して、ウェス監督のこれまでの作品をご紹介しましょう。
犬ヶ島(2018年)
日本大好きのウェスはとうとう日本を舞台にした作品『犬ヶ島』を作りました。
見て見て、このキッチュな可愛い世界を!
ヘタウマな漢字、サンダーバードか?と突っ込みを入れたくなるキャラクターの動き!
この3分間の中で、世界的大スターの名前がいっぱいクレジットされていることに驚くでしょう!
グランド・ブダペスト・ホテル(2014年)
『グランド・ブダペスト・ホテル』はアカデミー賞美術賞 ・衣装デザイン賞 ・メイキャップ&ヘアスタイリング賞 ・作曲賞を受賞しています。なるほど!ですね。
ほかにも数々の賞に輝いたこの作品、ウェス・アンダーソンの代表作といわれています。
グランド・ブダペスト・ホテルを見たなら、こちらもおすすめ!
ウェス・アンダーソンは俳優として出演しています。
カーライルはセレブがお忍びで訪れるニューヨークのホテル。
1泊最高200万円もするこのホテルにどんな人が泊っているのか、知りたくないですか?
ここのホテルのバーも、夢のように素敵で、行ってみたいと思ってしまいます。
ムーンライズ・キングダム(2012年)
乃木坂46のMV「口ほどにもないKISS」はウェス・アンダーソン監督の『ムーンライズキングダム』のオマージュであると話題になりました。
『ムーンライズキングダム』
恋に落ちた子供達が駆け落ちする物語。
画面に映る全ての物が可愛らしくて、そのまま絵になりそうな程!
物語も暖かくて良かった。誰も悪い人間はいなくて、癖は強いし欠点はあるんだけど、心の奥底では優しいっていう事を信じさせられた。
駆け落ちした二人がどうなるかは pic.twitter.com/ViNhTtZu1v— shineroad(シャイン) (@shineroad21) January 26, 2020
ファンタスティック Mr.FOX(2009年)
この可愛さにハマって欲しい!
こんなヌイグルミの声の出演がジョージ・クルーニーにメリル・ストリープ、ウィレム・デフォーと無駄に豪華(失礼)なのも笑っちゃいます。
ダージリン急行(2007年)
昨日ウェスアンダーソン監督のお誕生日だったんですね🎂
旅に出たくなるダージリン急行 見ようかな🚃ブダペストもいいな pic.twitter.com/Lcr8BY93O4— あやみ (@tetsucolor6060) May 2, 2020
「旅に出たくなるダージリン急行」って、いいですね!
ライフ・アクアティック(2004年)
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年)
日本で初めてウェス・アンダーソンの作品が公開されたのはこの『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』です。
この映画に登場するアンジェリカ・ヒューストン演じるエセル・テネンバウムのモデルは、ウェス・アンダーソンのお母さまなのだそう。
天才マックスの世界(1998年)
あまりにも大絶賛なので(笑)こちらで解説を聞いてください。
アンソニーのハッピー・モーテル(1996年)
アンソニーのハッピー・モーテル
ウェス・アンダーソン監督の長編デビュー作
退院して速攻強盗をしようとする文字だけなら殺伐的な内容をゆるく描く
最近の作品ではお馴染みのこだわりぬかれた配色・構図もその片鱗が感じられる
テンポ感や独特のゆるさ、コメディ感があるのは変わらない部分なのかも pic.twitter.com/bDxQyaS6gc— SAR (@Zofo25911038) July 23, 2021
25年前からもうこの映像なんですねー!ちょっと驚きです。
ウェス・アンダーソン新作映画『フレンチ・ディスパッチ』の楽しみ方まとめ
『フレンチ・ディスパッチ』を観る前に、ウェス・アンダーソン監督作品ってこんな感じ!という画像・映像をご紹介しました。
独特の色彩、音楽、そして古き良き時代へのオマージュにあふれた愛すべき作品の数々。
ウェス・アンダーソン監督作品に、あなたもぜひ触れてみてください。
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ウェス・アンダーソン新作映画『フレンチ・ディスパッチ』の楽しみ方
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