葬送のフリーレン25話『致命的な隙』あらすじと感想|フェルンが知っているフリーレンの隙とは

葬送のフリーレン

アニメ『葬送のフリーレン』25話『致命的な隙』は、原作『葬送のフリーレン』6巻52話『作戦会議』から53話『人間の時代』まで。

あらすじをネタバレありで予想します。

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『葬送のフリーレン』25話あらすじ|ダンジョンの主の情報を集める

エーデルのパーティーから逃げのびたドゥンストが作戦会議に加わり、『複製体には心がない』という情報を伝えます。

また、ラヴィーネとカンネが合流し『複製体に弱点はない』ことと『複製体を操っているのは水鏡の悪魔(シュピーゲル)という神話の時代の魔物であるという情報をもたらします。

ラヴィーネの兄が大陸魔法協会の『零落の王墓先遣隊』の一人だったため、ラヴィーネはこの情報を持っていたのです。

さらにラヴィーネは、シュピーゲルは扉の向こうの宝物庫。
本体は、攻撃手段を持たない、脆弱な魔物で、それさえ倒せば複製体はすべて消えるとのこと。

しかし、扉にかけられた魔法は強力で、フリーレンの複製体を倒すまで、開くことはありません。

結局こうなるなら、デンケンが言うように話し合って情報共有したら余計なけが人を出さなくて済んだのでは?

いやいや、『自分は捨て駒にされるのでは?』っていつも考えなきゃならないのはストレス大きすぎるだろ(笑)

しかも、まだヴィアベルたちは合流してないし。

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『葬送のフリーレン』25話あらすじ|フェルンが知っているフリーレンの隙とは

フェルンは皆にフリーレンの弱点を教えるため、フリーレンに一撃をくらわせます。
防御魔法で対応したフリーレンですが、その場にいたメトーデとデンケンは気が付きます。

魔法を使う瞬間に、一瞬だけ魔力探知が途切れるのです。

初歩的なミスなのに、なぜかフリーレンは苦手なよう。
さっそく作戦会議です。

皆で作戦を話し合っている間、フリーレンは生き生きとして楽しそうです。

フリーレンはまた、ヒンメル、アイゼン、ハイターとの作戦会議を思い出していたのです。
「ハイターは二日酔いで駄目な日」とヒンメルが言っていたこと…
いざとなるとハイターは立派に戦いに参加していたこと…
そしてヒンメルは勇敢に剣を振りかざしてダンジョンの主に挑みかかっていたこと…

いざ、広間へ。

「勝てるのか?」と不安な様子のデンケンに、フリーレンはこう言います。

大丈夫。攻略できない迷宮なんか存在しない。
私は歴史上で最も多くの迷宮を攻略したパーティーの魔法使いだよ。

フリーレン『葬送のフリーレン』6巻52話

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『葬送のフリーレン』25話あらすじ|いざフリーレンの複製体との戦闘へ

フリーレンの複製体と闘うのはフリーレンとフェルンの二人だけ。

デンケン、リヒター、ラオフェン、メトーデ、ラヴィーネ、カンネ、ドゥンストは、他の複製体の足止めを担当します。

フリーレンの複製体は『破滅の雷を放つ魔法(ジュドラジルム)』『地獄の業火を出す魔法(ヴォルザンベル)』といったド派手な魔法を繰り出してきます。

これをフリーレンと一対一で打ち合い、フェルンは気配を消し、魔力探知が途切れた一瞬にゾルトラークの一撃をくらわそうと待ち構えています。

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『葬送のフリーレン』25話あらすじ|フリーレンの回想:ゼーリエ

大魔法使いフランメが亡くなった時、フリーレンはゼーリエに会いに行きました。

フランメの遺言状を手渡すためです。

フランメの働きかけによって人間の世界で魔法の研究が認可されました。
フランメは宮廷魔法使いの教育をしていたのを、ゼーリエに引き継いでほしいと考えたのです。

しかしゼーリエは、人類が魔法の軍事転用をするであろうと考え、魔法は誰でも使えるものではなく、才あるものが扱うべきだと考えています。

ゼーリエが遺言状を破り捨てると、フリーレンはフランメが「ゼーリエは怒って遺言状を破り捨てるだろう」と言っていた、と言います。

それでも伝えておきたかったんだって。
夢が叶ったよって。

フリーレン『葬送のフリーレン』6巻53話

この言葉を伝えて去ろうとするフリーレンを、ゼーリエは呼び止め、散歩に誘います。

ゼーリエはフランメのお気に入りの魔法が『花畑を出す魔法』だと知っていました。

人類のため、とか、魔王軍に抗う力とか、そんな事は考えていなかったのでしょう。

フランメはゼーリエにとっては無にも等しい短い人生で、人類の魔法の開祖にまで上り詰めました。
それは、人間には寿命があるから。
決断を先送りにできないからです。

エルフが百年後、二百年後へ先送りすることを、人はその限られた時間で決断しなければならない。

ゼーリエはこう言います。

エルフは人間に追い抜かれる。
鍛錬を怠るなよ、フリーレン。
お前を●すものがいるとすればそれは魔王か、
人間の魔法使いだ。

ゼーリエ『葬送のフリーレン』6巻53話

人間の魔法使い…そうか、フェルンか!

フェルンはさ、ハイターが亡くなるまでに大岩を打ち抜くと決めて、雨の日も風の日も鍛錬を続けていたよね。

『時間がない』のは人類の弱点であると同時に、大きな力を得るための要因でもあるのかもしれないね。

フリーレンは「楽しみだね、ゼーリエ。この先沢山の魔法使いといろいろな魔法が見られるんだね。」と笑顔を見せます。

フリーレンの民間魔法のコレクションの原動力は、この時のワクワクだったんだな!

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『葬送のフリーレン』25話あらすじ|フェルンが撃つ!

物陰から、フリーレンの複製体に強烈なゾルトラークを叩き込むフェルン!

この一撃で倒すことができたのか?

次回に続きます。

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