アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』19話『一番じゃないやり方』のあらすじと感想をネタバレありでご紹介します。
総裁選に有利になれるよう、地球の抗議活動を対話で治めるつもりで地球に降りたミオリネ、グエル、プロスペラたち。
ところがプロスペラの思いもよらない行動が…
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!地球に降りるミオリネとグエル
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!プロスペラはエアリアルに乗って
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!アスティカシア学園・マルタンはセセリアのしもべに
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!クイン・ハーバーに到着
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!宇宙議会連合フェン・ジュンの女子会
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!ミオリネ、反乱軍との交渉①
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!ノレアの涙
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!ミオリネ、反乱軍との交渉②
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!一番じゃないやり方
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!シャディクとフォルドの夜明けのつながりが明らかに
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!エアリアルのパーメットリンクで戦車を操る
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!ゴドイ、フェン・ジュンを襲う
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!スレミオの反応
- 『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!まとめ
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!地球に降りるミオリネとグエル
ミオリネ、グエル、プロスペラの一行は「トランスアースライン」の機体を利用して軌道エレベーター中継ステーションへ。
「地球が近い…」ずっと来たがっていた地球まであと2時間の所まで来たミオリネは窓の外に広がる光景をじっと見ています。
広々とした客室にいるのはグエル。そしてケナンジ・アベリーが入ってきます。
ケナンジは地球を嫌いと言いますが、それは肥満した体が地球の重力で重く感じるからでしょう(笑)
グエルは地球の状況をもう一度見たいのと、ミオリネ一人では交渉が不安だと言います。
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!プロスペラはエアリアルに乗って
ゴドイがモニターに映り、「位置情報を送りました。裏も取れています」とエアリアルに乗っているプロスペラに報告します。
なるほど、オックスアース社の場所の情報はゴドイが手に入れたのね
「お友達が多くて助かるわ」って…内部に協力者、あるいはお金で転ぶ奴がいるんだな?
もしゴドイがオックスアースの人間だったとすると…ナディムと関係があったのかも?
「それと、議会連合にかぎつけられた可能性が」とゴドイが言いますが、これは前話で出て来たフェン・ジュンのことでしょう。
エアリアルを格納しているらしい箱は地球へ向けて降下中…
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!アスティカシア学園・マルタンはセセリアのしもべに
スレッタは食欲がなく、自室にこもって寝てばかり。地球寮の仲間たちは心配しています。
そこへティルが「厩舎の掃除されてない」と言いながら入って来て、マルタンがいないことに気づきます。
マルタンはといえば、セセリアの足元にひざまずいて、セセリアの足の爪に白いペディキュアをしています!!
あー!懺悔室!
セセリアちゃん、脚キレーだなあ
セセリアはマルタンを「チクられた奴復讐しにくるかなあ?」とからかいながらも、マルタンがニカと話すことを諦めた、と指摘します。
マルタンが「あの時はみんなを守る一番の方法だって思った」と必死に弁解すると、マルタンの口に自分がなめていたチュッパチャプスを突っ込み、「だったらそう言えばいい」と意外と優しい顔で言うのでした。
セセリアちゃん、懺悔聞いて導く聖職者みたいじゃん(笑)
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!クイン・ハーバーに到着
ミオリネはリムジンで移動しながら「何でウチのモビルスーツが護衛してるのよ?」とご機嫌斜め。
上空からは武装解除したエアリアルを操縦するプロスペラが合流します。
その様子をモニターで見ているペイル社のCEOとエラン、シャディク。
「ガンダムでアーシアンをつぶせばミオリネへの支持、増えたりしてね」と皮肉っぽくつぶやくのはリアルエランです。
シャディクは「あり得ませんよ。もとよりミオリネが許さない」と言い切ります。
シャディクがミオリネを大切に思う気持ちは、変わっていないんだな。
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!宇宙議会連合フェン・ジュンの女子会
フェン・ジュンはテーブルいっぱいにスイーツと紅茶を並べ、ベルメリアに「女子会でもどうかと思って」と話しかけます。
ベルメリアは、技術者の自分は情報など持っていない、と言いますが、宇宙議会連合の理事会はベネリットグループを押さえつけようとしているとのこと。
フェン・ジュンは「グループが不利になれば、協約違反のスケープゴートにされるのはあなたよ」と指摘し、「だからお願い。あなたの知っていることを教えて」とベルメリアの手を握ろうとします。
ベルメリアはその手を振り払い「私には関係ない」と立ち去ろうとしますが、グストン・パーチェが立ちふさがります。
わあ!拷問か?
ベルの技術的な知識が欲しいのか、それともプロスペラの狙いを探りたいのか?
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!ミオリネ、反乱軍との交渉①
地球の反乱勢力はプラカードを持ってスペーシアンの公邸を取り囲みます。
ミオリネは「彼らはただ意見を聴いて欲しいのよ」と言い、グエルは車を降りて外に出ます。
グエルのもとに走り寄ってきたのは、『フォルドの夜明け』に監禁されていた時の子ども、セドです!
グエルはセドが落とした帽子を拾い上げると、交渉をミオリネ一人に任せ、セドを探しに行きます。
護衛はグエルにケナンジ、ミオリネにはケナンジの部下と、やむなく二手に分かれて対応します。
集まっている地球側代表はミオリネと握手すらしようとしません。
ミオリネは、ベネリットグループは新たな工場を作り雇用を創設する意向を話します。
しかし彼らは「1529人。プラント・クエタの後、あんたたちの犯人捜しで生死不明になったアーシアンの数だよ」と聞く耳を持ちません。
指示していない、と弁解しようとするミオリネに「知らないだけだろう」と冷ややかな声が浴びせられます。
「パーメットの独占、戦争シェアリングによる代理戦争の肩代わり、さらに法律すら無視して我々を苦しめると言うなら、こちらも同じことをするまでだ。スペーシアンは全員地球を出て行け。それが我々の要求だ」
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!ノレアの涙
監禁された部屋で絵を描いているノレア。
極限までイラついているのは狭い部屋に閉じ込められているせい?
ノートを投げ捨てますが、エラン5号がノートを拾ってスケッチを見始めると「触るな!」と激高します。
エランに手を取られ、興奮が収まると「ソフィ…どうして死んじゃうの」と涙を流し始めます。
「一人はイヤだよ…死ぬのは怖いよ…」
ニカが何なのかと聞くと、エラン5号は「君にはわからないよ…絶対」と静かに言います。
ノレアのこと「ヤベー奴」と思ってたけど、寂しかったし、怖かったんだな…
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!ミオリネ、反乱軍との交渉②
交渉が再開されると、ミオリネは株式会社ガンダムの医療装具を見せ、説明します。
「設計、開発したのはアスティカシア学園に通うアーシアンの生徒たちです」と話し、アーシアンの生徒たちは大事なパートナーなので、分断は拒否する。対話を望むと訴えます。
しかしアーシアンは「決定権を持たないあなたの言葉をどう信じろと?」と痛いところをついてきます。
最終的にはミオリネの熱意で、総裁選の結果が出る10日後まで、抗議活動を休止してくれることになりました。
ミオリネお手柄!
スペーシアンとアーシアンの分断を避けて、対話しようと持ち掛けたね
10日も沈静化してくれたら、これは立派な『実績』だよね、総裁選にグッと有利に働くよ
ガンド医療の装具に興味を示した代表は「私は医者だから」とミオリネと握手をしてくれました。
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!一番じゃないやり方
ついに空腹に負けて冷蔵庫につまみ食いに来たスレッタ。
(人里に降りて来たタヌキと話題沸騰)
#水星の魔女
スレッタつまみ食い見つかった pic.twitter.com/kX3T4mIsCT— ユズキ (@gmyzsionrp) May 28, 2023
通りかかったチュチュに見つかり、みんな揃って朝食の始まりです。
アリヤからティコの乳のスープを注いでもらい、一口食べると、ポロリと涙がこぼれます。
和やかな朝食が始まりそうでしたが、そこへ現れたのがマルタンです。
ニカの件を皆に話したようで、チュチュに胸ぐらをつかまれています。
セセリアに言われたからな…
「ニカはテログループに協力していた。だから僕は管理者に通報した」
するとスレッタが、ニカはソフィとノレアを止めようとしていたので、学園を壊そうとしたわけではないと言います。
ティルが「ニカのことはニカに聞くしかない」と言い、ヌーノは「俺マルタンと同じことするわ」と言います。
結局マルタンがセセリアのアドバイスに従って、正直に話したことから対話ができたのです。
リリッケが「一番いいやり方じゃないってわかっていても、そうするしかない時ってあるんじゃないでしょうか」と纏めます。
地球寮みんなが意見を出し合う中で、スレッタは何かに気づいたようです。
スレッタは、ミオリネも、エアリアルも、自分を要らないと言ったことで深く傷ついていたよね
「その時はそういう言い方しかできなかったんだ」って、気づいたかもしれないね
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!シャディクとフォルドの夜明けのつながりが明らかに
グエルとケナンジはセドと話しています。
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セドはグエルに、シーシアを弔ってくれたことの礼を言い、また、自分もアスティカシア学園に行きたいと訴えます。
ケナンジは、グラスレーの育成プログラム「アカデミーのことでしょうな」と言い、シャディクと5人のパイロット科生は皆そこの出身だとグエルに説明します。
「グラスレーのOBを頼れ」と突き放すグエルにセドは「俺もプリンスみたいになりたいのに」とむくれれた顔を見せます。
ケナンジが険しい顔を見せますが、セドは「プリンスはアーシアンを支援してくれるすっげー人だ。ソフィやノレアみたいにモビルスーツ乗るより学校の方が興味ある」と言い、ケナンジに「その話誰から聞いた」と問い詰められます。
セドは「大人はみんな知ってる」と言いますが、ケナンジはそんな話は聞いていません。
ケナンジはシャディクがプリンスと呼ばれていたことを知っていたので、これによって、シャディクがフォルドの夜明けとつながっていたことが明らかに!
ケナンジがいなければシャディクのしっぽを掴めなかったかもな!
グエルはミオリネに電話し、「シャディクだ!プラント・クエタも、オープン・キャンパスも、みんなあいつが仕組んだ狂言だ!今すぐとらえて締め上げる!」とアツくなっています。
ミオリネから証拠として学園でサリウス代表を押さえるようアドバイスされ、ケナンジとグエルは学園へ戻ることにします。
ケナンジはプロスペラにその旨電話します。
プロスペラは静かに「始めましょう。エリィ」と言い、エアリアルのパーメットリンクは赤く輝きます。
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!エアリアルのパーメットリンクで戦車を操る
コンテナの天井を突き破ってエアリアルのガンビットが飛び出します。
パーメットリンク6。
青色のドームが出現し、パーメットリンクによって操られた戦車から、エアリアルの間近に発砲されます。
「何してる!指示は出してないぞ」と上から連絡があると、戦車のオペレーターは「違う!俺じゃない!」と主張します。
プロスペラは「駐留部隊本部へ。デモ隊より攻撃を受けました。非武装であるためここより退避します」と連絡を入れ、次に、あの巨大なビームライフルを装着しに行きます!
攻撃されてないだろ!自分で戦車を操ったのに…
オイ!何するつもり?ほんとやめてー
プロスペラはオックスアース社のモビルスーツ工場に入り込み、ソフィーとノレアの搭乗機を探し始めます。
そのころ、ベルメリアもフェン・ジュンからプロスペラがオックスアース社を攻撃していること、そこがルブリス・ウルとソーンの出どころであることを聞かされます。
一度壊滅させたオックスアース社を、宇宙議会連合の理事会は工作組織として支援しているのです。
ベネリットグループをおさえるために。
プロスペラはガンビットライフルで攻撃を始めます。
「ガンドの理念を踏みにじった大罪人が、今度はエリィの未来を邪魔するなんて、許せないわよね」
ガンビットライフルのビームは実戦用の青色!恐るべき破壊力です。
その物音を聞いてアーシアンたちは「やりやがったな!スペーシアンどもめ」
街は一瞬にして全面戦争へ。
フェン・ジュンはベルメリアに「私たちに力を貸して」とお願いモードです。
また、「攻撃の許可は出ていない」と連絡を受けたモビルスーツも、勝手に攻撃するのを抑えることはできません。
ミオリネは茫然と窓の外を見ていますが、アーシアン代表は「我々をはめたのか」と怒って退出してしまいます。
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!ゴドイ、フェン・ジュンを襲う
ベルメリアはフェン・ジュンにプラント・クエタにプロスペラが取りつかれているものーークワイエット・ゼロを構成する一部があると話します。
「プラント・クエタへ急ごう」と移動するベルメリア、フェン・ジュン、グストン。
しかし銃弾がフェン・ジュンを襲います。プロスペラの手下のゴドイが撃ったのです。
フェン・ジュンはベルメリアをドアの外へ押し出し、プロスペラを止めてと叫びます!
地球のニュースを見て怒り狂うのはノレア、そしてラウダ。
リアルエランは手を叩いて「俺の言ったとおりになったけど?」と喜んでいるようです。
シャディクとエナオ・ジャズは「プロスペラはやはり気づいていた」と話しながら、退去の準備をしているよう。
シャディクは怒っています。
「グエル。汚したな。ミオリネを」
地球では攻撃を指示したのがミオリネみたいなニュースになってるからね。
本人の意志とは真逆のイメージを植え付けられてしまう結果になっちゃったんだ
これもプロスペラの復讐の一部なのでしょうか?
デリングがこれまで守ってきた大切な娘を「血塗られたデリングの娘」に堕としたのですから!
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!スレミオの反応
スレッタは戦火に燃え盛る地球とエアリアルの映像を見ながら、エアリアルの一言を思い出しています。「だから、もうこれ以上すがっちゃいけない。ボクにも。おかあさんにも」
「エアリアルはマルタンさんと同じだったんです。
お母さんならきっとこうするってわかってたから、
一番いいやり方じゃなくても、ああするしかなかったから。
私、何もわかっていなかった」
スレッタ『水星の魔女』第19話より
ミオリネはたった一人「あたしのせいだ…あたしが、これを…」
『水星の魔女』19話あらすじ感想ネタバレ!まとめ
ベネリットグループ総裁選に有利になるよう、『実績』を手に入れるために地球へ行ったミオリネ。
それは父のやりかけた「クワイエット・ゼロ」を引き継ぐため。
しかし地球ではグエルとケナンジが、プラント・クエタとオープン・キャンパスの黒幕がシャディクであることに気づいてしまいます。
プラントクエタでは、グエルはみずから父を●めてしまい、ミオリネの父も襲われ昏睡状態です。
さあどうなるシャディク?
そしてプロスペラの怒りの矛先はどこへ?
徐々に終わりの構図が見えて来たので次の記事は一気に最終話までの予想をしていきましょう!
『水星の魔女』最終話予想!プロスペラは何がしたい?その時スレミオは?
『水星の魔女』全話ネタバレあらすじまとめ!あのエピソードは何話だっけ?
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