アニメ『文豪ストレイドッグス』第41話は『完璧な殺人と殺人者(其の一)』。
原作は漫画『文豪ストレイドッグス』13巻。とうとうアニメ4期の本筋に入りました。
第41話の登場人物の解説とあらすじ、4期のストーリーの中のこの回の位置づけについてネタバレありで考察していきます。
『文スト』41話『完璧な殺人と殺人者(其の一)』登場人物:江戸川乱歩
声優:神谷浩史
異能:超推理
武装探偵社の頭脳・江戸川乱歩についてはアニメ38話~40話でたっぷり紹介されていましたね!
乱歩の鋭すぎる観察力、推理力を制御するために、福沢諭吉は『異能をオン・オフできる眼鏡』を与えました。
今回も乱歩の推理が冴えわたります!
『文スト』41話『完璧な殺人と殺人者(其の一)』登場人物:エドガー・アラン・ポオ
声優: 森川智之
異能:モルグ街の黒猫
ギルドの異能力者。
乱歩とは推理の勝負で二度も負けた因縁がありますが、乱歩がポオを認めているため、仲良しになっています。
お気づきと思いますが、実在の小説家「江戸川乱歩」のペンネームは、エドガー・アラン・ポーをもじったものです。
『文スト』の中でも、元は敵同士でありながら友好的な関係になっているのは嬉しいことですね。
『文スト』41話『完璧な殺人と殺人者(其の一)』登場人物:小栗虫太郎
声優:草尾毅
異能:完全犯罪
ドストエフスキーの協力者。
友人の作家「ヨコミゾ」の最新作の未発表原稿を地下競売場に流し、ポオがそれを落札します。
『文豪ストレイドッグス』4期38話~40話はこのエピソードへの前振りだった!
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『文豪ストレイドッグス』4期のスタートとなる38話~40話は、武装探偵社社長の福沢諭吉と、江戸川乱歩の出会いを描いたエピソードでした。(原作:小説『文豪ストレイドッグス 探偵社設立秘話』)
まさに41話での乱歩の推理力、そして眼鏡の意味を説明するための3話であったと言えるでしょう。
武装探偵社設立の由来を説明されたことで、エンドロールで流れる探偵社の風景も、ひときわ愛しさを増して見えてくるから不思議です。
『文豪ストレイドッグス』41話あらすじ(ネタバレ)と考察
留置所に囚われた国木田の元に、ヘンな着ぐるみがやって来ます。
それは江戸川乱歩。
乱歩は国木田を絶対無罪にしてやると言いに来たのです。
乱歩が探しているのは、『死の家の鼠』ドストエフスキーの協力者、証拠隠滅の専門家です。
着ぐるみを着ているのは、前の作戦で福沢社長の言いつけに背いたから、バイトさせられているらしいよ!サボってるけど…
エドガー・アラン・ポオは日本の推理小説の謎を誰より早く解きたくて、その原稿を地下競売で2000万円で落札していました。
なぜなら、その小説は3話目まで雑誌に掲載され、作家はその小説と同じ方法で●されてしまったのです。
最終話4話目にはその謎解きが書かれているはず。
ギルドの上層部に位置するポオにとって2000万円は安いものなのです。
横浜マリンタワーの展望台が、その原稿の受け渡し場。
ポオは待ち合わせの目印に、アライグマ『カール』を連れていますが、取引相手はなかなか現れず、偶然そこに現れた江戸川乱歩に出会ってしまいます。
乱歩は『隠滅屋』が展望台に現れるという情報から、この場に来たのです。
ポオが相手の目印と聞いていたのは紅色の封筒。
乱歩がガラス張りの展望台の一角に置き去られた封筒を見つけ、手に取ると、二人の目の前を『隠滅屋』と思われる男が落下していくのを目撃してしまいます。
二人が急いで地上に降りていくと、ちょうど警察が到着したところでした。
乱歩の推理は、この死体は『隠滅屋ではない』というもの。
隠滅屋の靴を履かされた、別人だったのです。
その推理を近くで聞いていたのが『隠滅屋』小栗虫太郎です。
異能力『完全犯罪』を発動し、犯罪の痕跡を消し去ってしまいます。
そのため、乱歩が犯人の正体を推理しようとしてもわからなくなって…いたようですが?
乱歩はさらになんても先を読んでいたのでは?
小栗虫太郎は、これで国木田の冤罪を晴らすことも、ドストエフスキーがわざと捕まった理由を知ることも、探偵社にはできない、と勝ち誇ります。
あれは2か月前のこと。
ある組織に囚われていた虫太郎を、ドストエフスキーが異能を使う仕事と引き換えに解放したのです。
虫太郎は作戦終了後1週間で海外に高飛びさせるよう要求します。
その1週間である男を●さなくてはならないから、と。
そして今。
虫太郎が逃亡用の車を待っていると、乱歩がタクシー乗り場の場所を聞くために声をかけてきました。
乱歩を振り切って車に乗り込もうとする虫太郎ですが、乱歩は勝手に車に乗り込んできて「お礼に、職に困ったら仕事を紹介する」と言います。
さらに、
- 犯人は靴が小さい
- 犯人は現実改変系の異能力者
- 犯人は作家本人を殺して原稿を奪った
と言い当てる乱歩!どうする、虫太郎?
『文スト』41話『完璧な殺人と殺人者(其の一)』あらすじと考察・まとめ
アニメ『文豪ストレイドッグス』41話のあらすじ、登場人物、考察をネタバレありでご紹介しました。
小栗虫太郎が「一週間」のあいだにしたこととは何だったのでしょうか?
乱歩はこの事態の謎を解き明かせるのか?
この後、武装探偵社を待ち受けるさらなる陰謀。
探偵社の一人一人が持てる力を終結して、どうやって事態を乗り越えていくのか?
ますます目が離せなくなっていく『文スト』です!
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