『キングダム』66巻は、李牧に囲い込まれた桓騎が十字型の陣形を組んだところまででしたね。
『キングダム』67巻は桓騎が主役!表紙も桓騎!おまけマンガも桓騎!
桓騎の現在と過去、砂鬼一家との関係が語られていきます。
宜安の戦場をめぐる攻防も息をのむ展開に!
- 『キングダム』67巻の発売日は1月19日(木)!
- 『キングダム』67巻桓騎の陣形は?第725話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻無敵のゼノウ一家! 第726話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻囲みの外はまた囲み 第727話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻桓騎軍との遭遇 第728話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻 第729話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻紅春宜安城へ 第730話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻宜安城門の攻防 第731話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻怪力三人衆砂鬼一家の治療を受ける 第732話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻桓騎の過去 第733話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻桓騎の原点 第734話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻桓騎の憎悪 第735話ネタバレあらすじ
- 『キングダム』67巻おまけマンガ『ビフォア桓騎一家』
- 『キングダム』67巻桓騎の陣形は?秦軍最大のピンチをどうしのぐ?まとめ
『キングダム』67巻の発売日は1月19日(木)!
直近の発売日を調べてみました。
『キングダム』66巻 2022年9月16日(金)発売
『キングダム』65巻 2022年6月17日(金)発売
『キングダム』64巻 2022年2月18日(金)発売
65巻は通常より1話多く収録されているのでちょっと遅れたと考えると、次は12月。
発売は第3金曜日のようなので、2022年12月16日(金)と予想していましたが……発表されたのは1月19日(木)という日付でした。
待ちきれないな!桓騎がどうなるのか気になってたまらないよ。
桓騎好きなんだよな…
『キングダム』67巻桓騎の陣形は?第725話ネタバレあらすじ
桓騎の陣形は地上からは見えません。
見えているのは高所にいる李牧くらいのもので、桓騎軍の側近たちにも桓騎の意図はわかりません!
この動きで趙軍の動きは止まり、李牧の指示待ちになります。
李牧は「陣形に意味はない。十字の谷を避け、四本の足先から食い尽くせ」という指示を出します。
すると桓騎は「黒桜を出せ」。怪しい動きにまたも止まる趙兵。
桓騎は何もしないまま「もういいぞ」と黒桜を下げると厘玉(りんぎょく)、朱摩(しゅま)と出しては引っ込めを繰り返します。
摩論がついに「こんなふざけたこと続けてたら…」と意見を言うと、桓騎は「おれはずっと時間の無駄遣いをやってた」と説明するのです。
思い出すな、黒羊戦を…
相手が強そうだから夜になるまで時間稼ぎ、なんて味方に漏らしたら失敗しそうだもんな。『敵を欺くにはまず味方から』ってことか?
『キングダム』67巻無敵のゼノウ一家! 第726話ネタバレあらすじ
日は落ちてきて、野盗の得意とする夜が近づいてきます。
李牧が感づいた通り、黒桜や厘玉を出したり引っ込めたりしながら、趙軍の動きの鈍い場所を探り、そこから全軍での一点突破をかけていきます。
李牧は総攻撃で包囲からの突破を阻止します。
壁軍も共に右からの突破を目指しますが、ここで桓騎軍の最大戦力・ゼノウ一家の登場です!
ゼノウ一家の恐るべき突破力に、李牧の側近は「馬南慈を出さないのですか?」と慌てふためきますが、無言の李牧。
桓騎自ら「ジャマ」と敵を討ち取りながら、進んでいく桓騎軍です。
桓騎まさかの突破成功?ゼノウ一家が頼もしすぎるー!
『キングダム』67巻囲みの外はまた囲み 第727話ネタバレあらすじ
趙軍は包囲突破の先頭を行くゼノウ一家を集中攻撃。
しかし大量の矢に射抜かれても、なんとゼノウ一家の前進は止まりません!
趙軍を叩き潰しながら桓騎軍を囲みの外に導き出すことに成功するのです!
…しかし囲みを抜けたあたりから、一人また一人と落馬するゼノウ一家。
とっくに彼らの力は尽きていたのです(涙)
囲みを抜けられてしまった李牧はゼノウ一家を『蒙武に匹敵する』と称賛し、馬南慈を温存するためにあえてぶつけなかったことを明かします。
李牧は舜水樹と虎白に、桓騎軍の後続を掃討するよう指示し、「秦軍の作戦は失敗した」と宣言するのです。
一方、先に囲みを抜けた飛信隊も、その外側にもまだ包囲線があることを知り、李牧の囲みの強力さに驚いています。
ただ者ではないと思ったけど、やることが徹底しているんだ!
傷ついた蒙恬を救い出した愛閃達・楽華隊も合流し、小休止をしている飛信隊の前に現れたのは、何と『紅春』でした!
『キングダム』67巻桓騎軍との遭遇 第728話ネタバレあらすじ
今週のキングダム🔥
紅春がとともに宜安城を攻める策を思い付く信とテン⚔️
そこに砂鬼一家がゾゾッと現れる。
砂鬼一家の悪行を知ってる信は失せろとガチギレるも那貴の提案で宜安行き同行条件で砂鬼から桓騎の根源を聞き出す事に。
桓騎さんはもともと砂鬼一家…💥 pic.twitter.com/C10EQcGTAI— ミルティ (@miltino_) July 28, 2022
暗闇の中から現れたのは桓騎軍の氾善。乱戦を避けて宜安城を目指していたと言います。
信と河了貂は、氾善の井闌車(せいらんしゃ)『紅春』があれば、囲みに重点を置いている趙軍を出し抜いて宜安城が取れるかもしれないと考えます。
蒙恬にも相談しようと思ったその時、ものすごい死臭とともに現れたのが、砂鬼一家です!
氾善は、桓騎の指示で砂鬼一家と行動を共にしてきたこと、城を落としたらすぐに拷問担当の砂鬼一家に聞き込みをさせるつもりだったことを話します。
信の怒りが爆発。
「今すぐ失せろ」と言い放ちます。
砂鬼一家は「宜安城に行く」と言い張り、争いになりそうになりますが、そこへ割って入ったのが那貴です。
元桓騎一家の那貴は、「桓騎一家の最古参の砂鬼一家に聞きたいことがある。お頭のことだ」と話しかけ、敵の包囲の中にいる危険な状況から「話をすれば宜安に連れていく。一家の長は顔を見せろ」と取引を持ち掛けます。
顔を隠す面を取った若い美女が前に進み出て「桓騎一家の最古参が砂鬼一家ではない。砂鬼一家の最古参が桓騎なのだ」と衝撃の告白をします。
えっこれって前に桓騎と一緒にいた砂鬼・・・?
『キングダム』67巻 第729話ネタバレあらすじ
砂鬼一家の長は衣央(いお)という名の美女でした。
尾平は「砂鬼一家は全員女?」などと妄想しますが、傷だらけの顔の男が顔を見せ、そうではないことを示します。
尾平のキャラがほっこりさせてくれるね!
那貴は「桓騎が砂鬼一家の最古参とはどういうことだ?」と問いただし、衣央は桓騎が13歳の時、姉が雨の中で倒れていた桓騎を拾ったと話します。
しかし桓騎は普通の人間ではなく、やがて砂鬼一家は桓騎によって今のような人間たちに変えられていったのです。
そして、ある出来事があって桓騎は砂鬼一家を出ていきました。
その後は大きく膨れ上がる桓騎一家に、砂鬼一家は属さず横にいるだけであると。
衣央の話はここまで、続きは宜安の城内でする、ということです。
13歳より前の桓騎は何者なんだろう?「秦に追われて」っていうセリフもあったからほかの国から逃げ延びてきた可能性もあるね!
一方李牧軍は桓騎の残党狩りをしますが、肝心の桓騎の姿を捉えることができません。
桓騎軍は夜中に甲冑を着たままの河渡りをしていました。
溺れそうになる黒桜を厘玉や摩論が励ましていますが、不安な様子を隠せません。
そんな中でも桓騎一人は「最後は俺が勝つ、フフッ」と不敵な笑いを漏らしています。
宜安城。夜明け間近の見張りが発見したのは、近づいて来る『紅春』でした!
ジャニーズのコンサート見てからキングダム読むと、紅春がトロッコに見える pic.twitter.com/xrY0facQOg
— 旅人 (@Hasshin2019) August 28, 2022
『キングダム』67巻紅春宜安城へ 第730話ネタバレあらすじ
信たちは負傷して眠っている蒙恬を起こし、宜安攻めの相談をします。
井闌車があると聞いて、蒙恬は考え込み「二つの条件が重なれば可能だろう」と結論を下します。
二つの条件…それって何だろう?
李牧軍本陣。
傅抵(ふてい)らは「桓騎あっけなかったな」と拍子抜けしていますが、カイネや虎白は「油断禁物」と反論します。
さらに虎白は、桓騎だけに集中せず飛信隊の行方も確認するべきだと主張します。
自分は散々痛い目にあってるからな
宜安城。
氾善は宜安城の見張りに気付かれたと知り、紅春を牽く牛を急がせ、城壁にぶち当てます。
井闌車の上の箱が開き、中から信、崇原、干斗ら白兵戦の手練れが城壁の上からなだれ込みます!
しかし城壁を手厚く守られ、状況はだんだん飛信隊不利に…
信は田有・竜川・中鉄の「飛信隊怪力三人衆」を呼び集めます!
そして城門を内からこじ開けるため、一気に力業での突破を図ります!!
『キングダム』67巻宜安城門の攻防 第731話ネタバレあらすじ
城門の外で待機している者たちには、狼煙や早馬で援軍を呼ぶ様子がわかり、中はどうなっているのか、じりじりしたムードが漂います。
「怪力三人衆」の威力はすさまじく、なかでも竜川は階段の下に犇めく趙兵の群れに自らダイブし体を張って信と田有、中鉄を城門まで導こうとします。
竜川!死なないでくれ!
集中攻撃を浴びた竜川に向けられた敵の刃を中鉄が叩き落し、信と田有は群がる趙兵を次々となぎ倒していきます!
信たちの経験値は高いから、この位の敵でビビったりはしないんだな!
崇原に率いられて干斗や惇角、惇告の惇兄弟はじめ、新兵たちも力の限り戦いますが、田有千人将の貫禄には遠く及びません。
身体を張って開門装置を確保した田有の働きでついに宜安城の門が開き、楚水率いる騎馬隊が城内になだれ込みます。
田有~!まるで悪夢のようだよ!頼むから生きていてくれ!
『キングダム』飛信隊メンバー登場順一覧!どこから加入か丸わかり!
『キングダム』67巻怪力三人衆砂鬼一家の治療を受ける 第732話ネタバレあらすじ
宜安城に突入した騎馬隊の働きで、間もなく城を制圧した飛信隊。
しかし、信とともに城門を開いた怪力三人衆は満身創痍、虫の息です。
干斗や信が「俺のせいだ」とうつむく中、やって来たのは砂鬼一家。
宜安入場の礼に三人を「治療」してくれると言うのです。
清潔な部屋、水と熱湯を用意させ、砂鬼一家の治療が始まります。
砂鬼一家が医術?これは驚きの展開だ!
宜安城を落とした今、蒙恬は二つの条件について話し始めます。
一つは赤麗城が趙に奪い返されず確保され、そこで桓騎の残党が息を吹き返すこと。
もう一つは桓騎が生きていて、宜安か赤麗に入城することだというのです。
砂鬼一家の治療によって田有・竜川・中鉄は三人とも命をとりとめました。
信は砂鬼一家に礼を言い、砂鬼一家は「我々が死体を弄んで得た知識と技術のおかげだな。桓騎のすることにはいくつも意味がある」と言います。
そして桓騎の過去が語られていきます。
『キングダム』67巻桓騎の過去 第733話ネタバレあらすじ
桓騎が拾われてきた砂鬼の村の女頭領は偲央(しお)といいました。衣央の姉です。
この集落には子どもばかり。
売られ、傷つけられ、逃げたり捨てられたりした似たような境遇の子どもたちを、偲央がまとめていたのでした。
男手が少ないようですが、竹耳という男は桓騎に嫉妬しているようで、いい顔をしません。
子どもながらも野盗団で生計を立てているようです。
その中にいつも頭巾をかぶっている召(しょう)という子どもがいました。
下僕だった召は、領主の趣味で顔を焼かれたり、皮を剥がれたりしていたとのこと。
ちょうどその時、兵隊に守られたその領主がそこを通りかかりますが、強そうな一行に守られた領主に手出しをすることは出来ませんでした。
やがて桓騎も野盗として通行人への盗みを始めますが、偲央は宝石や馬など、差し出されても必要以上に奪おうとはしません。
偲央の集落には狼甫(ろうほ)一家の者が来て、偲央達の物を奪い、ついでに偲央も弄んでやろうと思いつきました。
剣に手をかける桓騎を止めた偲央は、自分が我慢すれば済むことだからと言いますが、その手は震えていました。
桓騎は、偲央を小屋に連れ込もうとする狼甫一家の男を呼び止めると、ためらうことなく男の目に短刀をつきさすのでした!
桓騎の原点だな!
『キングダム』67巻桓騎の原点 第734話ネタバレあらすじ
桓騎は狼甫一家5人のうちの一人の目を刺し、もう一人は股間、三人目は首に短刀を投げて差し、四人目は刀で肩口から袈裟懸けに斬り付けます!
五人目は言葉で威嚇してきますが、その目の前で四人目の止めを刺す桓騎。
「ん?言わなかったか?あいつらも 助けてくれって」
「桓騎の原点は怒りだ」って本当だな。
子どもたちがやられたことを、大人にやり返すのが桓騎だったんだ!
五人目には側頭部から短刀を刺し、止めを刺すのは子どもたちに任せてしまいます。
報復を恐れて「なんてことをしたの」という偲央ですが、桓騎はそんな偲央に
「助けてくれてありがとうは?」と聞きます。
「奪われることに普通になっちまってるお前らがおかしい」
「私たちは弱いから」という偲央に桓騎は言うのです。
「俺に任せておけ。全部上手くいく」
おおー、これが桓騎の「全部上手くいく」の原点か!
桓騎は狼甫一家のアジトに忍び込み、酒に薬を混ぜ、頭目と幹部を●し弱体化させました。
その後、残党から逃れるために住処を捨てますが、執念深く追手が付きまとってきます。
ある日桓騎は追手を殺し、その臓物を引きずり出して木に張り巡らせ、見るだけでおぞましいものを作り出しました。
「頭がおかしい」と思わせるような、誰もやらないことをやる。
桓騎はそれが砂鬼一家の生き延びる術だと教えたのです。
桓騎は砂鬼一家を守るため、仲間をもう誰も死なせないために考えたんだ…
そして桓騎の怒りの根源を召が語り始めます。
『キングダム』67巻桓騎の憎悪 第735話ネタバレあらすじ
「桓騎の根っこに流れる怒り」について、召が語った話です。
召の顔を焼いた領主の家に盗みに入った砂鬼一家。
領主の眠る部屋を使用人を斬って聞きだし、眠っている間に猿ぐつわをして動けないように縛り付けると、たいまつで顔を焼き始めます。
召がやられたように…
奪われる側はもう終わりで、これからはきっちり取り返しに行くという桓騎。
この世には高いところに立って好き放題やるバカ共と
そいつらの犠牲になる底辺の者たちと
その中間の者達がいる。底辺が本当に”怒り”を向けるべき相手は無関係を決め込んでいる”中間の奴ら”だ。
そいつらが何もしねえから世の中の構造が変わらねえんだよ。
桓騎『キングダム』第735話より
何だか…現代の俺たちに向けられた言葉みたいだな
無関係を決め込んでいる中間の奴らって、ほとんどの人間がそれになるよなあ
偲央は驚いて、この世のほとんどの人間を憎悪するつもりなのかと桓騎にたずねます。
さて、現在の宜安城。
信と衣央たちがこの話をしているうちに知らせが入り、なんと桓騎が宜安城に入城するようです。
しゃべりすぎた、と衣央はいい、その場にいるものすべてが、流れが変わるのを感じていました。
『キングダム』67巻おまけマンガ『ビフォア桓騎一家』
昔々…雷土と摩論、黒桜はそれぞれの野党団を率いて小競り合いを繰り返していました。
そこへ流れてきた噂は、新顔の野党団が勢力を伸ばしているというもの。
ある日、黒桜のもとに新顔の野党団の頭目が会いに来ると使いが来たのです。
黒桜はすかさず「そいつが現れたらぶっ●せ」と命令しますが…現れた光輝くばかりの美男・桓騎を一目見て「(暗●は)止め!止めー!」とほほを染める黒桜でした♡
おまけマンガはコミカルなのにちゃんと本編の補足説明になっているから読み飛ばせないね!
黒桜の桓騎ラブは一目ぼれだったんだな!なんか可愛いな。
『キングダム』67巻桓騎の陣形は?秦軍最大のピンチをどうしのぐ?まとめ
李牧の罠から命からがら逃げだした秦軍。
偶然から砂鬼一家に出会い、桓騎の過去を聞いた飛信隊、楽華隊の幹部たち。
そして蒙恬が予想した通りに、桓騎が宜安城に入城してきたことから、どんな風に流れが変わってくるのでしょう?
『キングダム』の謎は一つ解けるとまた一つ浮かぶようで、今度は偲央の身に何が起こったか、気になってたまりませんね!
また、桓騎を応援したい気持ちがさらに強まってしまいました。
このストーリーを呼んだ後、改めて過去のエピソードを読み直してみたくなりますね!
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