実写映画『キングダム』で玉木宏さん演じる『昌平君(しょうへいくん)』。
『キングダム2』ではチラ見せだったので、『キングダム3』での活躍が本当に楽しみですね!
昌平君のカッコいいシーン、そのセレブな生まれ、また史実から考えられる今後の展開を予想していきます。
『キングダム』玉木宏さんに言って欲しい昌平君の名言集
理性的な昌平君は考えぬいたような短いセリフで決めてみたり、かとおもうと情熱を感じさせる熱いセリフで圧倒したり、様々な面を見せてくれます。
「百戦中秦軍二十勝合従軍八十勝」
中華の六国が一斉に秦を攻めて来る!
紀元前241年、合従軍の脅威に思考停止せず、不眠不休で考え続けた昌平君と昌文君でした。
函谷関で敵を迎え撃てば、わずかな勝機が見出せるかもしれない、とわかった瞬間です。
いつも清潔感を漂わせている昌平君の無精ひげがレア!
このセリフ、玉木宏さんに絞り出すように言って欲しいです。
勝率2割でも呂不韋は「上出来」と評していました。
「世話になった」
紀元前238年。加冠の儀で呂不韋と袂を分かつ昌文君。
”呂氏四柱”の一人として支え続けた呂不韋から、離れる瞬間の言葉です。
こんなに簡潔にすべてを語りつくす名台詞!一度使ってみたいですね…?
余計な問答は必要ない
察しの通りだ
世話になった昌平君『キングダム』39巻p.92
「一撃必殺!命にかえても戎翟公の首を取るぞ!」
紀元前238年、加冠の儀から馬を飛ばして咸陽へ!
情熱の赴くままに、眠っていた武を呼び覚ました昌平君がカッコいい!!
『キングダム』玉木宏さんに演じて欲しい昌平君の名シーン
では昌平君のカッコいい場面をご紹介しましょう!
馬陽戦総大将を王騎に
呂不韋が総大将は蒙武に、と言うと昌文君は反対し、反対された蒙武は怒りをあらわにします。
昌平君はもっとスゴイ。だって王騎将軍を呼んじゃってるんですから!
「これは軍総司令としての私の決定だ」
クールでかっこいいです。
山陽に現れた黒ずくめの旅団
紀元前242年。
山陽は戦の後『東郡』と地名を変え、秦からの移住者を迎え入れます。
山陽城で行われたその宣言は、秦国が領土拡大を目指す宣戦布告ともいえる重大なもの。
『黒い旅団』で到着する昌平君、という図が、想像するだけでカッコいいですね!
斜陣がけ
紀元前241年、合従軍の戦いで蒙武が見せた『斜陣がけ』は昌平君が蒙武に授けた『汗明への道』でした。
何だかこの二人が力を出し合うこの絵がイイです。
包雷(ほうらい)
紀元前238年、毐国の反乱から咸陽を救うために駆け付けた昌平君。
戎翟公ワテギを討つための作戦『包雷』とは、左右・後方に壁を作り敵将の動きを封じ、中央の刃で首を取る一撃必殺の術。
この場に昌平君の軍師学校の教え子、蒙毅と河了貂がいます。
先生の意図に気付くとすかさず軍を動かし協力する河了貂が頼もしい!
『キングダム』玉木宏さんだから醸し出せる王族の気品
昌平君は秦の右丞相ですが、そのルーツを探ると、なんと王族なのです!
昌平君の父君・楚の太子完(後の考烈王)は、人質として秦で暮らしていました。
太子完と昭襄王の娘の間に、紀元前271年に生まれたのが昌平君です。
姓は羋、氏は熊。諱は啓。
両親とも王族なんだ!
昌平君のキャストに玉木宏さんが選ばれた理由は、気品があって昌平君のノーブルな生まれをムリなく演じられるからではないでしょうか?
『キングダム』昌平君の史実から予想する今後の展開
楚王家の血を引く昌平君。
秦の中華統一に伴い、楚は紀元前224年秦の王翦(おうせん)軍に敗れます。
楚王が俘虜となると、項燕将軍は昌平君を楚王として擁立します。
なんと!今秦国の総司令、右丞相を務めている昌平君は楚の王さまになるんですね。
歴史的には、その翌年の紀元前223年、昌平君も項燕将軍も王翦に討たれ、楚は滅亡するのですが。
基本的には史実に忠実な『キングダム』ですから、このくだりはこのまま生かされると思います。
『キングダム』昌平君(玉木宏さん)名言・名場面・史実から予想する今後の展開は?まとめ
昌平君の名言・名場面をご紹介しました。
楚と秦との王族の子である昌平君は、秦が他の国を滅ぼし始めるとやはり楚に行ってしまうのでしょうか?
王翦に討たれる、ではなくどこへとも知れず逃げ伸びた…的なカタチにして欲しいですね!
コメント