アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第11話のあらすじをご紹介します。
内戦中の国の最前線からの依頼。
とても重い内容ですが、ヴァイオレットが使命を感じたものはなんだったのか、先立つ者と残される者の思いはどんなものなのか、ということを考えてしまいました。
物語の舞台は違っても、10話の続きの物語であると感じました。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第11話/戦場からの依頼
C.H郵便局に届いた自動手記人形サービスの依頼の中に、内戦中の国の最前線、メナス基地からのものがありました。
カトレアと一緒にその依頼の手紙を読んでいたホッジンズ社長は「危険すぎる」と依頼を断ろうとしています。
しかし翌朝、依頼の封書とともにヴァイオレットがいなくなっていました。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第11話/最前線への移動
ヴァイオレットは一人でクトリガルへ来ました。
ここでは、山も森も雪に覆われています。
前線まで行くのにヴァイオレットが考えた方法は、郵便社の飛行機で山を越えて運んでもらうルートです。
兵士の思いを届けたいというヴァイオレットの熱意が郵便社のボスに伝わり、運搬してもらえることになりました。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第11話/最前線
依頼主のエイダンの小隊は敵の待ち伏せに遭い、たちまち全滅させられてしまいます。
傷ついたエイダンも敵兵5人に囲まれ、とどめを刺されて終わりかと思いきや、上空に複葉機が現れます!
飛行機からは金髪の少女がパラシュートを使って落下してきます!
地表に降りるなり3人を倒したヴァイオレットのことを、敵は知っていました。
「ライデンシャフトリヒの少女兵だろ?行こう、相手が悪い」
そう言って、エイダンを置いて退却してくれたのです。
ヴァイオレットちゃん、スゲー戦士なんだ!
速いし強いし勇敢だし。
ああ、ヴァイオレットちゃんに操縦されたい!
ヴァイオレットちゃんの方は、別にモビルスーツ要らないと思うな
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第11話/手紙
ヴァイオレットは山小屋で火を焚いてエイダンの手当てをしようとします。
しかしエイダンは自分の死を悟り、手当てを拒んで手紙を口述し始めます。
タイプライターはありません。
エア・タイプ!指の動きで文章を憶えていきます。
最初は父母への手紙です。
これが最後の手紙になるかも
もし二人がまた生まれ変わって夫婦になるなら
また俺を産んで欲しい。お願いだよ。
……
こんな風に終わるはずじゃなかったんだ
もっと幸せになって、その姿を二人に見せるはずだったんだよ
だから父さんと母さんも祈って
また俺を息子にしてよ
お願いだよ
若者よ!オレは悲しい!
生きろ!悔いなく生きるのだアアア
覚えているかな 俺に告白してくれた時のこと
オレはすごく すごくすごく嬉しくて
マリア マリア 帰りたい 君の所に
死にたくない 帰りたい 君の所に
待ってて
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第11話/業務連絡
御社の荷物は無事回収した。
つつがなくそちらにお返しする
郵便社のみんなもほっとしただろうな!
ヴァイオレットちゃんが優秀な生物兵器だからって、戦場では何が起きるかわからないからな。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第11話/エイダンの故郷
初めのころなら表情にもださなかったろうな。
ヴァイオレットちゃんは、人間らしく成長しているんだ。
お母さんは「ありがとう。息子を返してくれて」、
マリアは「ありがとう。ありがとう」とヴァイオレットに感謝します。
ヴァイオレットはただ、「いいえ。守ってあげられなくてごめんなさい。死なせてしまってごめんなさい。」
そう繰り返すだけでした。
「もう、誰も死なせたくない」
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第11話/まとめ
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