『グーニーズ』は1985年、スティーブン・スピルバーグ制作の映画。
4人の少年たち『グーニーズ』と、メンバーのお兄ちゃんやそのガールフレンドたちが、伝説の海賊の財宝を探す大冒険の物語です。
敵役の一員として登場するも、最後にはみんなが大好きになってしまう “スロース” 。
スロースを演じた俳優さん、そして、そもそも“スロース”の意味について調べてみました。
『グーニーズ』で ”スロース” を演じた俳優さんは誰?
“スロース”を演じたのは元アメフト選手の 俳優、ジョン・マトゥザック(John Daniel Matuszak)さんです。
なるほど、体格がいいと思ったら、アメフト選手だったんですね!
撮影前の特殊メイクには、5時間かかったそうです!!
ジョン・マトゥザックさんは1950年生まれ。
ミズーリ大学在学中からアメリカンフットボール選手として頭角をあらわし、プロデビュー。
のちにプロフットボール殿堂入りを果たします。
1979年の俳優デビュー以来コンスタントに映画出演を重ねていましたが、1989年、38歳の若さで薬物過剰摂取のため亡くなっています。
『グーニーズ』の “スロース” ってどういう意味?
スロースは英語で ”sloth” 。
”動きののろい、怠け者の動物”とでもいうような、ちょっとヒドいあだ名です。
『グーニーズ』の “チャンク” ってどういう意味?
ついでに言うなら、スロースと仲良くなる “チャンク” (俳優:ジェフ・コーエンちょっと太めの少年のあだ名ですが、英語でchunk= ”肉の塊” という意味です。
食欲旺盛で、オオカミ少年のような虚言癖があるので、親しみを込めて呼ばれていたのかもしれません。
そもそも『グーニーズ』 ってどういう意味?
彼らの住む町の名「グーンドックス(Goon Docks=ならず者の波止場)」に、「まぬけな、野暮ったい連中(goonie)」という意味をかけたもの。
4人の子どもたちにはイカすネーミングだったのでしょう!
80年代には笑って済ませられたあだ名の数々ですが、2020年代の今となっては、ハラスメントととられてしまうかもしれませんね。
『グーニーズ』の “スロース” 登場場面
“スロース” はフラッテリー家の三男ロトニー・フラッテリーのあだ名。
幼い時母親に虐待されて、顔の半分が崩れています。
スロースは地下室で鎖につながれてテレビを見ています。
そこへ監禁されることになったチャンクが、おやつのチョコレートバーを落としてしまいます。
するとお腹を空かせたスロースは、なんと怪力で鎖を引きちぎってしまいます!
チャンクとスロースは1本のチョコレートバーを恐る恐る分け合って食べるうちに、すっかり仲良しになってしまうのです。
食いしん坊同志、あっという間に仲良くなるのは微笑ましいシーンです。
その後、チャンクの仲間であるマイキーたちがフラッテリーママ、兄たちに追われているのを知ると、チャンク達の味方になって戦い、脱出できるように巨大な岩を押さえていてくれるのでした。
海賊船でスーパーマンのTシャツを着ているのを見せるところもキュートでした!
『グーニーズ』の ”スロース” 俳優は誰?名前の意味は?まとめ
『グーニーズ』で ”スロース”を演じたのは元アメフト選手の俳優ジョン・マトゥザックさんでした。
スロースは英語で ”sloth” 、動きののろい、怠け者の動物というヒドい意味のあだ名です。
スロースと仲良くなるチャンクは ”chunk ” 、肉の塊ですし、そもそもグーニーズ ”goonies”
も間抜けな連中という意味。
彼らの仲間内ではクールな呼び名であったのかもしれません?