『スタンド・バイ・ミー』は実話?フィクション?彼らの現在は?

映画

少年たちの冒険と友情を描いた名作として有名な『スタンド・バイ・ミー』。

これは実話なのでしょうか?

それともフィクションなのでしょうか?

よく考えると、「死体を見に行く」という設定からしてちょっと怖いですね。

『スタンド・バイ・ミー』は実話なのか?

実話だとすると、彼らは現在どうしているのか?について調べてみました。

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映画『スタンド・バイ・ミー』の原作は小説

映画『スタンド・バイ・ミー』の原作は小説『恐怖の四季 秋(原題:THE BODY)』

作者はスティーブン・キングです。

スティーブン・キングといえばホラー小説の大家ですが、この『恐怖の四季』は非ホラー小説です。ちなみに『恐怖の四季 春』は映画『ショーシャンクの空に』の原作です。

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簡単に言えばストーリーはフィクションです。

しかし、主人公の設定はほぼ作者スティーブン・キング自身であること、彼自身の幼少期の体験がもとになっていることを考えると、実話をもとにしたストーリー、ということになります。

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『スタンド・バイ・ミー』あらすじ

登場人物 役名 俳優
ゴーディ・ラチャンス

小説家になる

ウィル・ウィートン
クリス・チェンバース

弁護士になる

リヴァー・フェニックス
テディ・ドチャンプ コリー・フェルドマン
バーン・テシオ ジェリー・オコネル

作家ゴードン・ラチャンスは、新聞で「弁護士クリストファー・チェンバーズ死亡」の記事を見つけ、少年時代の記憶を思い出します。

オレゴン州の田舎、キャッスルロックで友人たちと4人で冒険したことです。

ある日、バーンは兄たちの不良グループが、森の中に死体がある、と話すのを盗み聞きしてしまいます。兄たちは、列車に轢かれたその死体を盗難車に乗っているときに見つけたので、警察に届けられないのです。

仲良し4人組は30㎞先の森の奥まで、親には内緒でその死体を探しに行くことにしたのです。

喧嘩をしたり、助け合ったりしながら歩き続けます。そして悩みを打ち明け合ったりします。

ゴーディは兄を亡くし、両親はその悲しみが癒えぬまま。親に疎まれていると思っています。
しかしクリスはゴーディに物語を書く才能があるのだから作家になるよう励まします。

一方でクリスは家庭環境が悪いので将来を悲観しています。ゴーディは頭のいいクリスに、進学するよう勧めるのです。

成長してゴーディは作家に、クリスは弁護士になるのです。

ストーリーの元になっているのはここ!
スティーブン・キング自身も兄が先に亡くなり、また、子どものころから物語を作る才能に恵まれ、小説家になりました
彼が4歳くらいの時、友人の家で遊んでいた時、その友人が近くにあった線路で電車に轢かれてしまったという体験をしています。
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『スタンド・バイ・ミー』と小説『THE BODY』のストーリーは違う

ゴーディとクリスが銃を撃ってしまった後、不良に脅されてクリスが負けるシーンがありますが、原作にはこれはありません。

また、作家になったゴーディが昔書いたストーリーが挿入されていて、ゴーディがどんな家庭で育ってきたか、想像することができますが、これも省略されています。

また、ゴーディとクリスが不良と対決するシーンでは、役割が逆になっています。

映画ではクリスの死亡記事がありますが、原作ではテディは交通事故で、バーンは火事で亡くなってしまいます。

食料調達に行く係を決めるコイントスで、ゴーディは自分以外の3人が「裏」を出したことを不吉に感じます。これが小説のラストの生死に繋がるのはやはりホラー作家の性なのでしょうか。

映画版では、この部分は救いがありますね!

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映画に出演した俳優たちの現在は?

ウィル・ウィートン

コリー・フェルドマン

ジェリー・オコネル

リヴァー・フェニックス 1993年10月31日没。本当に惜しい人を亡くしました。
死因は薬物過剰摂取。

『スタンド・バイ・ミー』最後の英文の意味することとは?
映画『スタンド・バイ・ミー』のラストシーンで、小説家のゴーディが書いている文章。 これは、小説の中には見られない、映画オリジナルの文章なのです。 では、その文章とは? 翻訳と、その文章の意味するところを考えてみました。
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『スタンド・バイ・ミー』は実話?フィクション?彼らの現在は?まとめ

『スタンド・バイ・ミー』は原作の著者スティーブン・キングを主人公ゴーディ・ラチャンスに投影した自叙伝的なものではありますが、ストーリーは創作です。

映画でクリス役を演じたリヴァー・フェニックスが若くして亡くなってしまいましたが、他のメンバーは現在も俳優として活躍中です。

 

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