この記事は6月4日(金)発売の『呪術廻戦』第16巻について書いています。
収録されるのは134話から142話です。
ネタバレの内容ですので、ご注意の上お楽しみください。
表紙が発表されています!
このチラ見せですねー
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『呪術廻戦16』集英社
それでは早速、16巻収録のあらすじをネタバレでお届けします!
呪術廻戦第134話 渋谷事変51
偽夏油は真人を黒い玉に変えてしまいましたが、これは、呪霊操術極ノ番「うずまき」によるものです。
偽夏油は「「うずまき」は、取り込んだ呪霊を1つにまとめ、超高密度の呪力を相手にぶつけるものだ」と説明します。
しかし、「うずまき」の真価は、準1級以上の呪霊を使用したときに「術式の抽出」ができることなのだ、と言い、真人の黒い玉を飲み込みます!
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真人の術式が抽出できるのか!
そこへ、新幹線で駆けつけてきた京都校のメンバーが現れます。
偽夏油の真上、空中では、ホウキに乗った西宮桃が合図を出します。
加茂憲紀が赤血操術の弓矢で、禪院真依が狙撃銃で偽夏油を攻撃しますが、回避されてしまいます。
偽夏油は「術師相手であれば通常兵器は積極的に取り入れるべき」と、余裕でその攻撃を評価します。
偽夏油の背後を狙うのは三輪霞。渾身のシン・陰流「抜刀」で偽夏油を攻撃します。
が、三輪の刀は偽夏油に折られてしまいます。
偽夏油は三輪に対して「うずまき」を発動!
西宮・歌姫と日下部が三輪を守ります!
西宮は歌姫に対して「先生が前出て来ちゃ意味ないでしょ!」と言いますが、これは歌姫の術式を暗示するものでしょうか?
虎杖を助けに来たのはパンダと脹相とです。
この時、偽夏油・虎杖を見ながら、脹相の心臓はドクン、ドクンと高鳴ります!
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ついに額の縫い目の謎が語られるのね!
脹相は自分には3人の親がいたことを思い出すのです。
母と、母を孕ませた呪霊。
そしてその間に血を混ぜた、母を弄んだ憎むべき加茂憲倫。
脹相は、加茂憲倫の頭に偽夏油と同じ縫い目があったことを思い出します。
そして脹相は偽夏油の正体が加茂憲倫であったことを知るのです!
しかし、偽夏油は、「加茂憲倫も数ある名の1つに過ぎない。好きに呼びなよ」と言うのです。
脹相は「よくも俺に虎杖を、弟を、殺させようとしたな!」と偽夏油に激怒します。
そこに現れたのが裏梅です。
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裏梅キター!
裏梅は「引っ込め三下」「これ以上私を待たせるな」と言い、
「どけ!!俺はお兄ちゃんだぞ!!」と叫ぶ脹相との戦いが始まります。
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呪術廻戦第135話 渋谷事変52
脹相は自身の術式「赤血操術」で、血の繋がった弟達の異変は感じ取れます。
ですので、以前に虎杖を殺そうとしたときに記憶があふれてきたのは、虎杖が弟だからだ、と考えたのです。
脹相は「全力でお兄ちゃんを遂行する」ために、裏梅と戦うのです。
脹相の「穿血(せんけつ)」はあまりにも速く、裏梅は掌で攻撃を受け止めます。
偽夏油、いや加茂憲倫も参戦し、脹相は、弟のために命を張った猛攻撃を仕掛けていきます。
パンダはそれを見て虎杖に「脹相は他人だよな?」と確認します。
虎杖は「他人どころか一回殺されかけてる」と返し、
パンダは「東堂といい、脹相といい、ヤバいフェロモンでも出てるんじゃないのか?」と疑っています。
脹相が裏梅と戦っている間に、パンダと加茂憲紀が獄門彊を奪いに行こうとします。
しかしその瞬間裏梅は氷の術式、「氷凝呪法(ひこりじゅほう)霜凪(しもなぎ)」を発動し、5人は一瞬で氷づけにされてしまいました。
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ひえええ!裏梅は料理人だと思っていたら、フリージングとは!
加茂憲倫はメッセンジャーが必要だから全員殺すな、と裏梅に注意を与えます。
裏梅は反転術式で穿血で傷ついた手を治します。
日下部は呪術のスケールの違いに帰りてぇ~と考えるのでした。
脹相が「赤燐躍動」で氷を溶かそうとしますが、裏梅は脹相に止めを刺そうとします!
が、虎杖が氷を割って脹相を救います!
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弟が・・・
宿儺の器である虎杖だけ、裏梅の氷結が甘かったようです。
虎杖は脹相に「味方でいいんだな?」と聞きます。
脹相は「違う」と否定します。「俺はお兄ちゃんだ!」
脹相は虎杖に「とりあえず1回呼んでみてくれないか?お兄ちゃんと」と頼みますが、虎杖が見ているのは西宮桃でした。
西宮は空中にいたため裏梅の霜凪を免れていたのです。
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西宮初の術式!箒は付喪神なのかな?
西宮は術式「付喪操術(つくもそうじゅつ)」を発動!
風の斬撃「鎌異断(かまいたち)」で加茂憲倫・裏梅を攻撃します。
しかし、加茂憲倫・裏梅にダメージを与えることはできません。
西宮は、虎杖に「歌姫の準備ができるまで時間を稼ぐ」と伝えます。
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庵歌姫、術式は何だろう?
裏梅はメッセンジャーは虎杖一人で十分、と「直瀑(ちょくばく)」を放ちます。
皆が死を覚悟するほどの強力な攻撃は、何者かに阻まれます。
そこにいたのは、九十九(つくも)由基。
九十九は加茂憲倫に尋ねます。「どんな女がタイプだい?」
呪術廻戦第136話 渋谷事変53
危機的状況に突然現れた特級術師、九十九由基!
九十九由基は「ラルゥが動く時間を稼がないとね」と考えています。
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ラルゥは0巻と渋谷事変に出てきたオカマちゃんだよね
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『呪術廻戦0』ジャンプコミックスより
そして加茂憲倫に「覚えているかな?世界から呪霊をなくす方法を」と問いかけます。
九十九は、「呪力からの脱却」が人類の未来だと語ります。
加茂憲倫は「呪力の最適化」だと言います。
九十九由基は、加茂憲倫の言う最適化プランでは①海外では呪術師が非常に少ない②天元の結界が必要なため、呪力というエネルギーをほぼ日本が独占することになる、と指摘します。
呪力の独占は海外諸国の反感を招くでしょう。
加茂憲倫が追及しているのは「人間の可能性」です。
「非術師」「術師」「呪霊」は、人間という呪力の形の可能性。
人間の可能性を自ら生み出そうともした(呪胎九相図)。
本当の可能性は混沌の中から生まれると考えています。
加茂憲倫は、地面に向けて真人の「無為転変」を発動します。
マーキング済みの二種類の非術師に、遠隔で「無為転変」を発動したのです。
これによって、寝たきりだった伏黒の姉、伏黒津美紀も目を覚まします。
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津美紀!いつか登場すると思ってたけど、このタイミングとは!
マーキング済みの二種類の非術師とは。
1.虎杖悠仁のように、呪物を取り込ませた者。
2.吉野純平のように、術式を所持しているが、脳の構造が非術師の者。
その両方の脳を術師の形に整え、封印を解いたというのです。
加茂憲倫が紐のようなものの結び目を解きます。
そして、彼らには呪力への理解を深めるため、殺し合いをしてもらうと言います。
加茂憲倫が話しているとき、虎杖たちを凍り付かせていた氷が突然溶けます。
裏梅はしゃがみ込んで呼吸を荒くし、苦しんでいます。
傷を治しても「穿血」で脹相の血が混じったため、毒のようなダメージを受けていたのです。
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最大のピンチは去ったみたいね!
ここにはいない東堂葵、禪院真依、三輪も、すでに九十九の仲間が保護しているようです。(これがラルゥのことでしょう)
加茂憲倫が配った呪物は、千年前から契約した術師たちの成れの果て。
加茂憲倫は、契約したのは、術師だけではないと言い、大量の呪霊を解き放ちます!
そして、獄門彊を手にしたままその場から立ち去ります。
「聞いているかい、宿儺。始まるよ、再び呪術全盛平安の世が」
呪術廻戦第137話 堅白
渋谷事変後、東京は混乱していました。街の灯も消え、暗黒の中にあります。
東京23区はほぼ壊滅。加茂憲倫が放った呪霊はその数1000万。
総理や官房長官も安否不明となり、政治的空白が発生しています。
呪霊は東京にのみ存在すると公表し、人々の恐れを東京に集中させることで、各地での呪霊の大量発生を防ごうと言う者。
東京の結界を広げようと言う者。
他国の軍事介入を心配する者など様々な意見を言うもので混沌としています。
国の中枢部では呪術師の役割、存在を把握し、支援しているようです。
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まさに混沌(カオス)が出現した!
東京・銀座、深夜。
無人のコンビニで、子どもが一人で食べ物をあさっています。
すると不審な影が子どもに話しかけます。
「おいで、おいで、ここは危ない。お母さんも、お父さんも、お姉ちゃんも、弟も、先生もいるよ」
「私に弟はいないよ。あと先生は嫌い」
「弟はイナイ 先生はキライ…」
様子のおかしい人物に水をあげようと、女の子がコンビニの外に出ると、呪霊が大きな口を開けて待ち構えていました!
しかし次の瞬間、空中から呪霊の頭を刀で突き刺し、一撃で子どもを助ける人が!
それは、特級術師「乙骨憂太」でした。
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乙骨憂太!待ってました!
やっぱり刀持ってるのね!
「大丈夫だった?」と女の子に声をかける乙骨憂太。
呪霊は再び襲ってきますが、一瞬で消滅します!
「ダメだよリカちゃん、やりすぎは」
祈本リカが一緒にいるようです。
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リカちゃんは解呪したのかと思ってたけど、相変わらずすごいな!
その後乙骨憂太は呪術界上層部と接触します。
「これで僕がアナタたちの命令に従うとわかったでしょう」
「信用できないなら”縛り”でも何でも結んだらいい」
「虎杖悠仁は狗巻棘の腕を落としたので、自分が処刑します」と言うのです!
乙骨憂太は虎杖悠仁の処刑執行人として現れたのです。
その後、上層部から5つの指令が出されます。
1:夏油傑生存を確認、再度死刑を宣告。
2:五条悟を渋谷事変共同正犯とし、呪術界から永久追放。封印を解く行為も罪と決定。
3:夜蛾正道は五条と夏油を唆し渋谷事変を起こしたため死罪認定。
4:虎杖の死刑執行猶予は取り消し、速やかな執行を決定。
5:虎杖の死刑執行役として乙骨憂太を任命
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このシーン、ゼーレみたいで笑うよね!
呪術廻戦第138話 禪院家
禪院家。
「で死んだん?真依ちゃん」と話すのは、特別一級術師禪院直哉。
従者の女性は「今は当主の心配を。死にかけているのは真希です」と言います。
すると直哉は、真希はアカン。真依は自分が女性やと心底理解しとる、と言います。
従者の女性は直哉を禪院扇、禅院甚一の二人が待つ部屋へ案内します。
特別一級術師の禪院扇は直哉に「遅いぞ」と文句を言います。
特別一級術師の禪院甚壱は黙ったままです。
直哉は二人に言います。
・自分が禪院家次期当主であること。
・自分の兄たちはポンコツ。
・叔父(直毘人の弟・扇)はパッとしない。扇の娘たちは論外。
・甚壱は顔がアカン。
怒った甚壱は直哉に殴りかかり、扇も直哉に刀を突きつけます。
その時、「フルダテ」という人物が直毘人の死を伝えに来ます。
フルダテは直毘人から預かった遺言を持参していると言い、読みあげます。
1つ。禪院家27代目当主を禪院直哉にする。
2つ。高専忌庫・禪院家忌庫に保管されている呪具を含めた全財産を直哉が相続し、禪院扇・禪院甚壱のいずれかの承認を得たうえで直哉が運用
3つ。なんらかの理由で五条悟が死亡、または意思能力を喪失した場合、伏黒甚爾との誓約状を履行し、伏黒恵を禪院家に迎え同人を禪院家当主とし、全財産を譲るものとする。
直哉は「二人まとめて殺したる」と、伏黒恵と宿儺の器・虎杖悠仁を抹殺しようと企てます。
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禪院直哉、性格最悪だな!
九十九由基は「すまない」と謝っています。
加茂憲倫に襲われていた時、すぐに助けに入らなかったことです。
呪霊が解き放たれここまで事態が進んでしまったのであれば、一度泳がせて様子を見るべきなのではないかと考えていたから。
九十九由基は虎杖たちの味方ではない。
ただ世界から呪霊をなくしたいだけのしがない美女なのさと、語ります。
お詫びとして、九十九はあの場にいた京都校等のメンバーを安全な場所に送り届けるという。
そして九十九は「私もいい加減、天元と向き合わないとね」と呟くのです。
最後に、九十九は虎杖に「君はどうする?」と聞くのでした。
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九十九由基の「天元と向き合う」が謎だよね!呼び捨てにしてるし…
脹相は階段で座り込む虎杖に、ケガの具合はどうかと尋ねます。
虎杖は黒閃を喰らった所以外は平気で、宿儺の指の力でダメージが少ないようだと答えます。
脹相は虎杖に「高専に戻っていいんだぞ。俺も焼相達の亡骸を回収したいし」と言います。
焼相は一番下の弟ですね。
1 脹相(ちょうそう)
2 壊相(えそう)
3 血塗相(けちずそう)
4 膿爛相(のうらんそう)
5 青瘀相(しょうおそう)
6 噉相(たんそう)
7 散相(さんそう)
8 骨相(こつそう)
9 焼相(しょうそう)
しかし虎杖は、考えています。
宿儺が伏黒を使って何かしようと企んでいるから。
そして、虎杖は渋谷事変で大勢の人間を殺してしまったから。
虎杖は責任を感じて「もうみんなとは一緒にいられない。」と思うのでした。
虎杖は、脹相にも、壊相と血塗を殺した自分と一緒にいていいのかと聞きます。
しかし、脹相はあの二人の事は事故だと思っていること、虎杖は弟なのだから、と言うのでした。
「行こう。今はとにかく呪霊を減らさないと」
虎杖は脹相と共に出発します。
呪術廻戦第139話 狩人
街に呪霊を狩りに来ている虎杖悠仁。
虎杖が何度も手を叩くと、呪霊が群れをなして寄ってきます!!
呪霊を引き連れて走り出した先には脹相が待ち受け、呪霊を「穿血」でまとめて祓います!
残った呪霊は虎杖が一撃で祓います。
それを見た脹相は、「凄まじいな。パワフルさに繊細さが加わっている。淀みない呪力操作、桁違いの膂力、まさに鬼神」と感じ、「さすが俺の弟だ」と言います。
虎杖が「まだ言ってんの?」と返すと、こう言うのです。
「思い出せ。あったハズだ。オマエの父の額にも縫い目が」
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虎杖は父ちゃんのことはうっすら覚えてる、と言っていたからね。
脹相は「お兄ちゃん」だから、弟の親はやはり同じ脳男だろうと考えているんだね
するとそこに現れたのが禪院直哉です。
禪院直哉は虎杖が死刑の対象になっていること、自分は伏黒恵を殺すつもりであることを話します。
そして一瞬で虎杖、脹相の前に現れ、仕掛けてきます。
二人がすかさず反撃すると、なぜか空振りになってしまいます。
虎杖はただ速いだけではないという違和感を感じ、脹相は術式だろうと推理します。
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これ、禅院直毘人が使っていた投射呪法だよね!
直哉が「もうちょい速うしてみるか」と言っている時、3人は巨大な呪力を感じます。
乙骨憂太の登場です!
呪術廻戦第140話 執行
虎杖、脹相、禪院直哉の前に現れた乙骨憂太は、高所から地面に降りてきます。
それだけで地面を粉砕するパワーにビックリです。
直哉は、自分は乙骨の味方で、真希のいとこであり、虎杖を殺せと言われている、と言います。
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直哉は伏黒を殺すついでに虎杖を殺そうとしているんだから、これは嘘だね!
そして直哉は乙骨に、君の邪魔はしないから、虎杖を殺してもそのことを上に黙っていてくれと頼みます。
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兄弟のピンチ!
脹相は虎杖に
「逃げるぞ悠仁」
「金髪(直哉)は種のあるスピードタイプ、俺が足止めする」
そして「黒髪(乙骨)から逃げ切ることだけを考えろ。五条悟と同じタイプ、戦ったら死ぬぞ」
と注意します。
次の瞬間、直哉が脹相、乙骨が虎杖に襲いかかります。
脹相は虎杖をかばおうとしますが、あまりの速さに届きません。
乙骨と虎杖はお互いの速さに驚いています。
直哉は脹相に、「赤血操術やろ」
それなら穿血以外怖くないと言います。
虎杖に斬りかかって、かわされた乙骨は「真希さんみたいだ」と呟きます。
虎杖は自動車を乙骨に投げつけ(!)屋内に逃げ込もうとダッシュします。
しかし車を投げ飛ばして防ぐ乙骨。
もともと非力な方なのに、莫大な呪力、五条先生よりも多い呪力量で補っているのです。
ここで五条悟の六眼の解説が入ります。
「先生には「六眼」があるから術式を発動した時のロスエネルギーが限りなく0なんだ」
虎杖は、東堂の「一流の術師ほど呪力の流れが読みづらい」と言う言葉を思い出します。
「一流ほど呪力操作の精度が高いから、直前まで攻撃が予測できないという意味だ」と知るのです。
目の前で全身から呪力をみなぎらせる乙骨を見ながら、七海の「後は頼みます」を思い出します。
「悪いけど、まだ死ぬわけにはいかねぇんだわ」
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呪術廻戦第141話 うしろのしょうめん
虎杖は乙骨の攻撃をかわしながら、近くの車からサバイバルナイフを手に入れます。
ナイフに呪力を篭めようとしますが、五条先生からはまだ習っていなかったようです。
乙骨は「刀を意識しすぎ」と前蹴りを繰り出しますが、これも強力です。
そして乙骨は虎杖のナイフを折り、刀で突きを入れます!
すかさず虎杖は、乙骨の刀を蹴り、折ることに成功します!
ところが虎杖の背後からリカちゃんが…(怖い)
リカが虎杖を押さえつけている間に、乙骨は虎杖の心臓に折れた刀を突き刺したのでした。
「ごめんね、虎杖くん」と乙骨が謝ると、宿儺が何やらにやりと笑っています。
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死刑執行?でも裏がありそうな…
脹相は直哉の攻撃を食らっています。
直毘人と同じ、投射呪法のようです。
脹相は直哉の攻撃の速さに圧倒されながらも「赫鱗躍動 戴(さい)」を発動します!
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呪術廻戦第142話 お兄ちゃんの背中
脹相と直哉の戦い。
脹相は「俺は10人兄弟のお兄ちゃんだ」と言い、直哉の攻撃をかわします。
しかし直哉は、「赫鱗躍動」が眼の動体視力を上げていると見切り、カウンター攻撃。
しかも、刃物を隠し持っていました。
脹相は、兄弟の悪口を言う直哉に、出血しながら「兄弟が嫌いなのか?」と聞きます。
「その兄弟たちのおかげで今のオマエがあるのかもしれんぞ」
「デキが良かろうと悪かろうと兄は弟の手本なんだ」
「俺は弟の前を歩き続けなければならん。だから俺は強いんだ」と語ります。
直哉は大量の失血をしているのに動ける脹相に驚きを隠せません。
脹相は呪力を血液へと変換できるのです。
直哉は脹相の攻撃を回避しますが、下半身に脹相の血を浴びてしまいます。
そして脹相のオリジナルの術式、「超新星」が繰り出されます。
しかしここに虎杖を引きずった乙骨が現れ、脹相を一撃。
「辛そうですね 直哉さん」と声をかけるのです。