ケーブルカーを使わないで御岳山に登るなら?
登山ルートはいくつかありますが、コロナの影響で密を避けたい方に特におすすめのルートがあります。
私たち初心者3人が大塚山から登ってみました。
レポートしますので、山行き計画のご参考までにどうぞ!
結論から言えば、かなり大変でした。
古里駅~大塚山
4月10日朝9時、JR青梅線古里駅からスタートです。
まずは車道に沿って歩きます。
多摩川に架かる橋を渡ると、渓谷にはウグイスの鳴き声が響いていました。
道沿いに立派な土塀と茅葺民家が見えてきました。立派な長屋門は「丹三郎」というお蕎麦屋さんのもの。
南北朝時代このあたりを開拓した「原島丹三郎」氏の末裔が江戸時代に建てたもので、「丹三郎」の名は地名になって残っています。
登山道の入り口にはイノシシ・シカ除けの金網が設置してあり、出入り口を開け閉めして入山します。
トイレもあるので、駅で寄ってこなかった人はここで立ち寄っておきましょう。
「初心者に最適」と言われるコースですが、登山道は木の根や石の段差が多く、登りが続きます。
桜は終わっているだろうと思っていましたが、向かいの山に満開の大木を見つけて気分が上がります。
都内では3/22満開でしたので、2週間以上経っています。嬉しいですね!
汗をかきながら登って行くのは杉林の中。
夏でも陽を遮ってくれるので暑くないでしょう。
木漏れ日が綺麗です。
途中、舗装路を横断する時出会った人が「このあとは楽だよ」と言ってくれたので安心したのもつかの間、階段の連続です。
しかし、次々に現れる花と新緑が目を楽しませてくれます。
今回大塚山~御岳山~日の出山とどこへ行っても美しく咲き誇っていたのがミツバツツジ。
青みを帯びたピンクが綺麗です!
広場があったのでまもなく頂上か?と一休み。
お菓子を食べていると桜の樹からシジュウカラやウグイスの声が聞こえてきます。
やはり別天地です。
ようやく登頂!
ここまでで約3時間かかっています。
途中花の写真を撮ったり、休憩したりとのんびりしてるんですけどね・・・
大塚山山頂~御岳山へ
ここから御嶽山に向かいます。
この日は宿坊泊なので、御岳山のロックガーデンに行く予定でしたが、体力的にかなりキツイです。
ついに御岳山着。お昼はいつもの駒鳥売店です。
窓際の席に座れればヤマガラの食餌風景が見られるのですが、意外なほど混んでいます。
目当てのかつ丼も、注文する前に最後の一つが売り切れてしまいました。
御岳山長尾平
長尾平、長尾茶屋前。
満開の桜を見られて幸せな気持ちになりました。
ピクニックテーブルでコーヒーを飲んでいると、不思議な動物が。
リードを持つ飼い主さんに「何という動物ですか?」と聞くと「ミーアキャットです」ですって。
そういえば、動物園で見たことあるかも!ペットにできるのか…
展望台から双眼鏡で都心~神奈川方面を見てみましたが、春霞のためあまりよく見えず。
体力と相談して、ロックガーデンは取りやめ。
今夜の宿に向かいます。
まとめ
御岳山宿坊一泊の計画で、古里駅から大塚山登頂、御岳山まで来ました。
展望を楽しんだところでロックガーデンは中止しました。
予想以上に大塚山の登りがきつかったです。