御岳山に小説家浅田次郎さんゆかりの宿坊があるらしいけど、どんなお宿なのでしょうか?
浅田次郎さんと宿坊「山香荘」の関係、「山香荘」が登場する小説、宿泊しての感想をご紹介していきます。
浅田次郎さんと「山香荘」の関係
小説家浅田次郎さんのお母様のおじい様が、御嶽神社の神主さんだったため、修行僧や講の一行を泊めることができる「宿坊」をやっていました。
現在でも御岳山の「御師集落」にはいくつもの宿坊があり、多くは観光客を受け入れています。
「山香荘」が登場する浅田次郎さんの小説
「神坐す山の物語」
「あやし うらめし あな かなし」
どちらも、少年浅田次郎の目に映った風景を舞台に、おばさまから聞いたお話を基にしたファンタジーです。
「山香荘」に宿泊してみて
食事が美味しい
とにかくお食事が美味しい!このお膳の他に、イノシシのお肉の鍋(みそ味)、
鮎!じっくり焼き上げたアツアツの鮎は、頭からしっぽまでいただきます。
鹿肉のシチュー、パイ包み。ビーフシチューに似た濃厚なルーにタップリの鹿肉が!
このあと飛竜頭、天ぷら、筍ときのこの炊き込みご飯。
量も多いのですが、限界まで食べてしまいました♡
お酒もオリジナルの日本酒等揃っています。
朝ごはんをおいしくいただくために、朝は6時にお風呂に入ってから御嶽神社をゆっくりお詣り。
清々しい空気を吸って歩き回り、本当に美味しいご飯をいただきました。
また、夜のうちにお願いすると、翌日のお弁当用のおにぎり2個を作ってくれます。
山の上でお弁当を開いて、あまりの大きさにまたびっくりですよ!!
お風呂がいい
ヒノキのお風呂と大理石風呂、夜のうちに男女チェンジするので、朝夕入れば両方楽しめます。
山歩きで疲れた体を効果的にほぐしてくれます。
他の宿坊ではそれほど立派なお風呂は期待できませんので、ありがたいです。
お部屋がきれい
上記同様、質素な宿坊が多い中、改装もされているようでお部屋、トイレ等の設備がきれいです。
「民芸の宿」とうたっているように、民芸品が飾られていたり、お土産物が充実していたり。
ジャズが流れているところも、他の宿坊とは違うイメージです。
まとめ
浅田次郎氏ゆかりの「山香荘」はいいお宿です。
御岳山へ行かれるときにはぜひ泊まってみていただきたいです。
小説を読んでから行くと、さらに味わい深い体験ができるのではないでしょうか。
お食事と温泉セットなども用意されていて、日帰りの方でも利用することができます。