三國志は小説、映画、ゲーム等でも大人気のテーマ。
ちょっと詳しいぜ！！という方も少なくないでしょう。
そんな三國志観に風穴を開けるのが、福田雄一監督による『新解釈・三國志』。
いったいどんな三國時代の風景が飛び出すか？大いに楽しみです！
『新解釈・三國志』のあらすじを、豪華キャストの立ち位置がよくわかる相関図で解説します。
ネタバレありの内容ですので、内容を知りたくない方はご注意ください。
『新解釈・三國志』三國時代とは？
1800年前、中国では漢王朝の終わり。
乱世に頭角を現した男たちがいました。
ここでは「知られざる三國志」が語られていきます。
『新解釈・三國志』キャスト相関図・こんな劉備は観たことない！
皇族の末裔・劉備玄徳が、民を救うために乱世を平定し、蜀を建国し、初代皇帝になるのは有名な話。
でも、劉備（大泉洋）が「義兄弟なんて言った？マジごめん、それ酒の勢い」と戦から逃れようとするチャラい小心者だったというのが、この新説。
関羽（橋本さとし）と張飛（高橋努）は、酒に酔った劉備に惚れ込み、義兄弟の契りを交わします。
黄巾党との初陣、黄巾の人（山田孝之）は劉備の顔の黄金比が中途半端と力説を始めます。
しかし、関羽と張飛の強さであれよあれよと勝ち進む劉備です。
『新解釈・三國志』キャスト相関図・虎牢関の戦い
幼い皇帝を擁した董卓（佐藤二朗）は呂布（城田優）を従え、暴君として君臨していました。
反董卓連合軍の曹操（小栗旬）・夏侯惇（阿部進之介）は虎牢関（ころうかん）に集結しました。
劉備軍も加勢しますが、呂布の強さに、董卓まで手を伸ばせないままです。
戦はサボる劉備ですが、呂布と董卓を絶世の美女で篭絡したら、と思いつきます。
そのミッションに手を挙げたのが趙雲（岩田剛典）。鼻につくイケメンです。
趙雲が連れて来たのは貂蝉（ちょうせん・渡辺直美）。
見事な踊りで董卓と呂布を三角関係に陥れます！
見事呂布に董卓を討たせると、貂蝉は真の「醜い姿（広瀬すず）」を曝し、呂布に殺されてしまいます。
軍師がいたら軍が強くなるかと、諸葛亮孔明（ムロツヨシ）の家を訪ねる劉備たち。
お昼寝中の孔明でしたが、仕事のオファーを軽ーく受けてくれました。
家の中からは、鬼嫁の怒鳴り声が響いています……
『新解釈・三國志』キャスト相関図・曹操はしゃぎすぎ！
帝に次ぐ最高位の地位、丞相（じょうしょう）に上り詰めた曹操（小栗旬）。
女の子たちを集めて楽しく遊んでいましたが、夏侯惇（阿部進之介）や荀彧（磯村勇斗）に叱られてしまいます。
帝から劉備と孫権を逆賊として討つという勅命を得た曹操。
曹操に追われる劉備軍。
趙雲（岩田剛典）が、逃げ遅れた劉備の子を救い出すという英雄的活躍を、存分に見せてくれます。
RPGゲームかと思う程です。
『新解釈・三國志』キャスト相関図・劉備と孫権の同盟
劉備軍は、曹操軍の余りの強さに、孫権軍との同盟の可能性を探りに南下します。
孔明が孫権との同盟を申し入れると、その場に現れたのが周瑜（賀来賢人）です。
孔明は「曹操は小喬にご執心」との情報を周瑜に聞かせ、小喬の夫・周瑜の疑惑に火をつけます。
『新解釈・三國志』キャスト相関図・赤壁の戦い
小喬が曹操のもとに行こうとしているのを見て、逆上する周瑜の一人芝居が笑えます。
孔明に騙されたと気づいた周瑜は、孔明に3日間で矢を10万本作るよう命令します。
翌日100本しか矢を作れなかった孔明は、鬼嫁・黄夫人（橋本環奈）に知恵を借ります。
嫁のアイディアで藁を盛った小舟を、霧の中曹操軍の近くに漕ぎ寄せ太鼓を鳴らし、大量の矢をゲットするのでした。
矢を奪われた曹操は、士気を上げるため酒盛りを開きました……が、三日後、出陣前に兵士たちは疫病に倒れてしまいます！
黄夫人の知恵で「風向きが変わったら火攻め」を孫権・周瑜に進言した孔明は、斬首される寸前に追い風に恵まれます。
曹操軍に火を放ち、退路を断って攻め入ったのは劉備軍でした！
「敵を欺くにはまず味方から」と、戦線離脱のふりをしたのです。
関羽・張飛・趙雲の活躍以上に、「酔っぱらった長兄は誰よりも強い」と言われる劉備の活躍が見ものです。
「平和な国で暮らす民の笑顔が見たい」という締めのセリフも素敵です。
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定番は吉川英治センセイ！
血がたぎる！北方謙三センセイ版は絶対オススメ
この超大作も、読み始めると一気に読める面白さ！
ゲーム『三國無双』等で武将のイメージヴィジュアルに親しんでいると、さらに面白く読めるかも。
『新解釈・三國志』キャスト相関図で丸わかり！安心して楽しもう！！まとめ
魏・呉・蜀三國が確立する前の物語を、「実はこんなだったりして」とギャグ満載の人間臭いストーリーに仕立ててみたこの作品。
豪華キャストの振り切りっぷりが最高です！
楽しんで演じているのが伝わってきます。
これがきっかけで三國志を読んでみようと思う人もいたりしそうですね。
愛すべきキャラクターと化した歴史的偉人たちに、もう一度会いたいですね。
そう！続編に期待してしまいます。
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