ジェニファー・ローレンス主演の映画『Don’t look up』に出演するヒメーシュ・パテル(Himesh Jitendra Patel)。
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彼のプロフィールと、主演映画『イエスタデイ』のあらすじと感想をご紹介します。
ヒメーシュ・パテル(Himesh Jitendra Patel) プロフィール
名前 | Himesh Jitendra Patel |
生年月日 | 1990年10月13日 30歳 |
出生地 | イングランド・ケンブリッジシャーソウトリー |
国籍 | イギリス |
民族 | 両親はインド系、(父はケニア生まれ・母はザンビア生まれ) |
身長 | 180cm |
学歴 | ケンブリッジにある演劇学校 |
活動歴 | 2007年ー |
ヒメーシュ・パテルが小学生の時、学校の先生が演技の才能に気づき、両親に演劇学校への入学を勧めたようです。
2007年、演劇学校在学中の16歳のとき、ドラマ『イーストエンダーズ』でTVデビュー。
幼いころから人目に付くほどの才能に恵まれていたのですね!
『イエスタデイズ』ネタバレあらすじと感想
ヒメーシュ・パテル演じる主人公ジャック・マリクはイギリスの田舎町の売れない歌手。ある夜、世界中が謎の大停電に陥り、ジャックはバイクで事故に遭ってしまいます。
この事故でジャックはバイト先で剃れと言われ続けても守って来た口髭と前歯を2本、失ってしまいます。
このときの、エリーの伝え方が優しくて素敵だよね
バイクで事故って前歯を折るって、ポール・マッカートニーへのオマージュなんだって
このときジャックは「俺が64になっても」と語りかけ、エリーが『When I’m64』に反応しないことに違和感を覚えます。
退院したジャックに友人たちはギターを贈ります。ジャックのギターは事故で壊れてしまったからです。その場でお礼にと『Yesterday』を歌うジャック。
友人たちが初めて聞く曲のように絶賛するのを聞き、ジャックは混乱します。
前歯のかけたジャックが歌う『イエスタデイ』心に沁みるよね!凄くいい!
この時の前歯、どうやって撮影したのかと思えば特殊メイクとCGだって!リアルだったよね
ジャックが自分の部屋で「Beatles」とググってみても出てくるのは昆虫だけ。持っていたはずのビートルズのCDもない。どうやら自分はビートルズのいない世界にいるらしいと、ようやく気付くジャック!
コカ・コーラも、ロックバンドのオアシスも存在しない世界!
その日から、ビートルズの曲を思い出す作業が始まります。部屋の壁には曲名を書いたカラフルな付箋がどんどんたまっていきます。
マネージャーのエリーは小学校教師。ジャックは「新曲を作ったから次のライブを」と頼みますが、ここでも『Maxwell’s silver hammer』を思い出し、急いで帰宅します。
『Nowhere man』『A day in the life』『With a Little Help from My Friends』日常生活の中、どこにでもビートルズの歌は浸み込んでいます。
居間のピアノで両親に聞かせる『Let it be』は鳥肌ものだよね!
邪魔が入りまくって歌いきれないとこもコミカルだよね。でも、ジャックが歌手としては軽く見られていたこともよくわかるな
ビートルズの歌『I wanna hold your hand』『Let it be』『She loves you』等を歌い始めると、友人のギャビンが「無料でいい、うちのスタジオを使ってくれ」。と申し出ます。
エリーもコーラスやハンドクラップで協力してくれます。
『She loves you』の曲と表情でエリーがジャックを好きなことがわかるよね
ギャビンがエリーを好きになってくのもわかるよね。
サフォーク州のスーパーの店員が無料でCDを配っていると話題になり、地元のTVに出演し、『in my life』を歌います。
それを聞いたエド・シーラン(本人!)から電話があり、自宅を訪ねてきたエドの前座として、なんとモスクワへツアーに行くことに!!
エド・シーランは曲のすばらしさに気づき、『Yedterday』に感動したと言ってくれます。
エド・シーランの『Shape of you』が流れる自家用機でモスクワに向かいます。
エリーは学校の授業があるので代わりに友人のロッキーがマネージャーとしてついてきてくれます。
モスクワではもちろん『Back in the U.S.S.R』を歌い大受け!!
エド・シーランはジャックの作詞・作曲の才能に疑いを持ち、10分間の即興作曲対決を申し入れます。
エド・シーランは『Penguins』、ジャックは『The long and winding road』をピアノで静かに弾き語ります。
負けを認めたエドは「君はモーツァルト。僕はサリエリだ」と部屋を出ていきます。
エドの敏腕マネージャー、デブラの申し出でジャックはロサンゼルスでレコーディングをすることに。
デブラが「海辺の小屋」と呼ぶ豪邸で、見た目もスタイルもイケてないジャックがお金と名声という「世界一甘い毒杯」を飲みたいか?と問われます。
「飲みたいです」『Here comes the sun』『Something』『A hard day’s night』『Carry that weight』『You never give me your money』ジャック・マリクの歌はネットで配信され、急激に人気が高まっていきます。
しかし、ジャックは『Eleanor Rigby』の歌詞がどうしても思い出せず、歌の舞台、ビートルズの故郷であるリバプールに行かせてくれとデブラに頼みます。
リバプール駅でジャックはファンに囲まれますが、ロッキーと共にタクシーでストロベリーフィールド孤児院、ペニーレインの床屋、エリナー・リグビーの墓を回ります。
駅で、墓地で、ジャックを見守る年配の女性が意味ありげです。
そして、リバプールのホテルにエリーが訪ねて来てくれました。食事して、散歩ではしゃいで、ホテルの部屋でいい雰囲気に…なりそうなところでしたが、エリーは一夜の関係は嫌だと出ていくのです。
子どもの時からジャックを支え続けてきたくれたエリーを思い、ようやく自分の気持ちに気づいたジャック。
翌朝、ジャックとロッキーは飛行機の時間が迫る中、エリーを追って駅へと走り、ようやく追いつくことができましたが、デブラからの電話がまたもや二人を引き離します。
デブラがロスに追いかけていくっていう選択肢はないの?
仕事は大事だからね・・・
ビートルズの歌を残す、という使命感と本当のことを人に言えていないという罪悪感がジャックを引き裂きます。
曲の盗作がばれるのでは、という恐れもだんだん大きくなります。
エド・シーランとデブラに『Hey Jude』をヘイ、Dude(相棒)と変えたら?と提案され、渋々録音しようとするところへエリーから電話がかかってきて、ギャビンと付き合っていると聞かされます。
デブラたちに対してついにキレるジャック。
しばらくして戻って来たデブラたちと話し合い、ジャックのファーストアルバム発表記念コンサートは、故郷サフォークの「ピアホテル」で行うことにするのです。
ピアホテルはライブをするために行ったらつぶれていた因縁のホテル。ジャックはこの時もエリーが歌を辞めないように力づけてくれたことを思い出しました。
今ではスタイリストも付いたジャックは青いスーツに身を固め、見違えるほどきちんとしています。
屋上でのコンサートでジャックが歌ったのは、本心からの『Help!』
舞台がイギリスの海辺ってすごくいいよね
コンサートの後、楽屋に二人連れが訪ねてきます。
リバプールでジャックを見張っていた女性です。
この二人はビートルズの記憶をなくしていませんでした!
しかし、非難するどころか、彼らの歌をこの世界に遺してくれて嬉しい、と言ってくれるのです。
ビートルズのいない世界はたまらなく退屈。ありがとう。正しく使ってね。
ジャックは「カネに名声、詐欺師になった気分だ」と初めて他人に心情を打ち明けることができました。
二人はジャックにメモを渡し、その場所へ行ってみたジャックは、78歳のジョン・レノンが海辺のアトリエで絵を描いているのを知るのです。
幸せだった。それ以上の勝ちはあるかい?
幸せになる秘訣を知りたいか?
愛する女に愛を伝え、ウソをつかずに生きることだ
ジャックはエド・シーランに「一生の頼み」と電話して、イギリスでのエドのコンサートに飛び入りさせてもらうことにします。
エドのショーの最後に、昔のTシャツとジーンズで現れたジャックは『I saw her standing there』『Here comes the sun』『Back in theU.S.S.R』『All you need is love』を歌います。
そして舞台裏に呼んだエリーに対し大観衆の前で愛を告げるのです。それとともに、自分はザ・ビートルズの歌を歌っていただけだと告白します。今後は無料でダウンロードできるようにすると。
ギャビンは物わかり良く身を引いてくれ、勝手なことをしたジャックを責めるためにデブラが追ってきますが、ロッキーが止めてくれて、二人はエリーのミニ・クーパーに乗って逃げだすのです。BGMはエド・シーランの『One life』。
ジャックとエリーのウェディング風景と『 Ob-La-Di, Ob-La-Da』『Hey Jude』で幕を閉じます。
見た。とても良い作品だと聞いていましたが、良かったよー。主演のヒメーシュパテル歌うまい。マジ上手い。改めてビートルズは偉大だ。ありがとうビートルズ。彼らがいて後に続く名作も生まれた。ビートルズもオアシスもない世界なんて。 pic.twitter.com/K4KSZVvoUH
— lium (@LIUMdesu) March 13, 2021
まとめ
ヒメーシュ・パテルの歌、声の良さで素晴らしい映画になっていますね!
ビートルズの名曲の数々にいろどられて、イギリスの田舎町の魅力も伝わってきます。
見終わると、ビートルズ聞きたいな、楽器を出して歌ってみようかな、と言う気持ちになれる爽やかな作品です!